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第1001号 HSCの子育て

こんばんは。パピーいしがみです。

先週のメルマガは1000号という事もあって、お祝いのメールや励ましの言葉を頂きました。ありがとうございました。

又、内容が『HSC(ひといちばい敏感な子)』という内容でもあったので、多くの方から、私もそうだった、とか我が子もそうでした・・・というご報告を頂きました。

その中で、もう今は4年生になった娘さんがいらっしゃるQPさんからメールを頂きましたので、ご紹介したいと思います。

ココから・・・

パピーさん、お久しぶりです。

メルマガが1000号に達したんですね。1回1回を積み重ね1000まで継続されるってすごい事だと思います。

メルマガでも、パピーさんが会員さん達に「是非、続けてくださいね♪」と言葉を掛けておられますが、実際にその「続ける」姿を見せてもらったような気がします。

そして・・・メルマガの内容も、それこそ娘の小さかった頃にそっくりで、初めての言葉でしたがすぐに“HSC”をパソコンでも調べてみました。きっと娘も“HSC”だったのだと思います。

パピーさんにもご相談をさせて頂きましたが、娘は生まれたころから本当に育てにくくて、怖がりで、いつも泣いている子でした。

乳幼児の頃は、子供の夜泣きで自分の睡眠時間がとれずフラフラで、2歳3歳の頃は、同年代の子と交われない。いつも私の陰に隠れて、親がいないと不安になって固まってしまうような子でした。とても敏感で育てにくいと感じていました。

その頃は周りから「甘えさせているからだ」とか「もっと厳しくしなくちゃだめだ」のように言われて、私も決して甘やかせているつもりはなかったのでこれ以上どうしたらいいんだろう?と真っ暗闇にいるようでした。

パピーさんのお返事は「もともと繊細な子もいますし、厳しい環境に置くことが良いわけではありません。子供の気持ちを聞きながら少しずつ新しいチャレンジを“親と一緒に”なさるようにしてみてください」とお返事を頂きました。

この“親と一緒に”が、子供にはとても安心できたようです。

それまでの私は「ほら○ちゃんが誘ってくれているから行ってきなさい」とか「どうしてみんなと一緒にできないの?おかしいよ」と子供に一人で行動するように促し、その度にメソメソしているので、どうしたらいいんだろう?と悩んでいましたが、

「ママといっしょならできる?」と聞くと子供は「うん」とうなづいて、それからできるだけ一緒に行動してみると、確かに私と一緒ならできる事もあるし、少々のチャレンジにも挑戦するようになりました。

最初は「怖い」と言っていた滑り台も一緒だったらなんとかできて、最初は引きつっていた顔も何度もやることで笑顔が出てきて「楽しい」と言ってくれるようになったり。

それまでの私は「なぜ一人でできないんだろう?」「なぜこんなに怖がりなんだろう?」「どうしたら親から離れられるのか?」とそればかり気になってとても不安でしたが、

『その子のペースに親が合わせてあげることが一番スムーズですよ』と言われたパピーさんの言葉で、私も覚悟を決めて「この子が自分から離れるまで付き合おう」と決意しました。

それともう一つ、大きく影響したのはテキストにも書かれていた「できなかったら小さな階段を作る」事でした。

例えばトイレトレーニング。トイレトレーニングも、多分誰より時間がかかったと思います。

特にウンチはオムツをしていなければできない・・・と泣き叫びました。

オムツをしていない方がウンチはしやすいと思うのですが、本人の気持ちの中でオムツをせずにウンチをすることが不安だったのだと思います。

それも無理をさせず、最初は「ぴったりのオムツ」で部屋の隅で力んでいましたが、ぴったりのオムツを少しずつゆるめるようにして、時間を掛けてブカブカの状態に。

ウンチがでた都度「良いウンチがでたね~」と褒めて、少しずつステップアップ。

これはできるかな?と聞きながら、ゆるめのオムツでオマルに座らせることに成功。

次はお尻の部分を切り取った“特性オムツ”に着替えてのウンチに成功し、最後はオムツを脱いでのオマルでウンチが成功しました。

トイレトレを始めてから、半年ぐらい掛かりましたが、小さな階段を作って1段1段上るようにして、できたらそれを褒めて・・・を繰り返すことでオムツを卒業する事ができました。

ただ、ひらがなは早くから興味を持ち、読めるようになって、眠る前の本読みは、私が読むより娘が自分から「読みたい」と言い出して、毎晩4・5冊の絵本を(私に)読み聞かせをしてくれるようになりました。

私は、話を聞いているうちに眠ってしまったりしましたが、そうすると娘は眠った私を起すことなく、そっと絵本を閉じて、私を寝かせてくれました。

途中「あ、やばい寝ちゃった」と気が付いて飛び起きると、娘も横ですやすや眠っていて、この子はただ育てにくい子なのではなくて、すごく優しい気持ちを持っているんだな~と、子供の新たな面を見つけたようで嬉しく思いました。

幼稚園も最初は大きな幼稚園で沢山の子供にもまれて慣れた方が良いだろう・・・と思っていましたが、その考えはやめて、できるだけ人数が少なくて、個人個人をよく見てくれる小規模な幼稚園にしました。

慣れるまでには時間がかかるだろうと思っていましたが、とてもアットホームな幼稚園で、園長先生に娘の特徴も話し、担任の先生も理解してくださって、とても親身になってご協力下さったことが集団生活に慣れるきっかけになって行ったと思います。

そしてある時先生に「家では私に絵本を読んでくれるんですよ」と話しましたら、幼稚園の先生が「じゃあ、みんなの前で読んでくれるかどうか、○ちゃんに聞いて、できたら報告しますね」と言ってくださいました。

私は「みんなの前でできるかな~?」「緊張しちゃって固まっちゃうかもしれないな」と思ったのですが、意外に本人は「やる!」と言って、子供たちの前で絵本を読んで、それが自信になったみたいです。

それをきっかけに友達ができて「幼稚園楽しい」「今日はこんな事をしたよ」と今まで苦手だった運動面でも少しずつ付いていけるようになって行きました。

それと一緒に、あれだけ怖がりで繊細で「育てにくい」と感じていた様子は影を潜めて行き「認める・褒める・包む」で本当に変化していくんだな~と感動しました。

幼稚園はそんな感じで楽しく卒業できたのですが、やはり心配は小学校。

同じ幼稚園からも何人かが行くのですが、人見知りも場所見知りも激しかった子なので、小学校に慣れるかな?一人で学校に行けるかな?と心配が尽きません。

そんな相談をパピーさんにしてみると「始めての事に躊躇してしまう場合は、予習をしてみるといいですよ♪学校が始まる前に一緒に通学路を登校してみたり“入学式ごっこ”をやってみると良いかもしれません」と言われて、

入学式の時に着るブレザーやスカートを着させて、私も入学式用に購入した服を着て、入学式ごっこを何度かやりました。

この“入学式ごっこ”のおかげか本番では(本人の緊張はありましたが)問題もなくスムーズに行われ、ホッと胸をなでおろしました。

学校への登校も事前に登校練習をしたのですが、こちらはやはり「一人では不安」と言うので、1年生の1学期は一緒に登校もしましたが、2学期の2週目ぐらいからは「一人で行ってみる」と自分から言いだし、一人登校ができるようになりました。

その娘も4年生になり、(活発ではないのですが)大人しい子のグループで自分の居場所を見つけ、楽しく過ごせているようです。

今回のメルマガを読んで(たぶん)HSCだと思う娘を育ててきて思ったのですが、やはり一番大事なのは、パピーさんの仰るように「子供の気持ちを理解してあげる」という事だと思います。そして常に安心できる親子関係でいる事が大事だと思います。

よくパピーさんが「子供はお母さんの笑顔が一番好き」と仰っておられますが、本当にその通りで、私の気持ちが落ち着いて、穏やかで、にこやかでいられる時、子供もとても安定し、又、力を発揮しやすいのだと感じます。

そして命令や強制など力づくでやらせようとせずに、子供の気持ちを良く聞いてあげる事。又、間違っている事があれば、それは正しくないよと冷静に教える事なんだと思います。

私も娘の事しか分からないので、偉そうなことは言えないのですが、私が「失敗した」と思った時はいつも私が先走っていたり、自分の都合で子供を動かそうとしたり、大声で感情的に叱ったり・・・という時でした。

やはりHSCは不安になりやすい部分があるので、叱責が強すぎるとそれを強く受け過ぎてしまう所があるように感じました。

そしてもう一つ、娘を見ていて思うのは「不安」や「怖さ」に対して耐性ができてきたなと感じる事です。

もともと持っている不安になりやすい傾向って、成長してもずっと持ち続けるのかな?そうだとしたら辛いな・・・と思っていたのですが、そうではなくて色んな経験をして自信を付けたり、辛い事も乗り越えることで変わってくるように思うのですね。

もし、ひといちばい敏感なお子さんを育てておられるお母さんがいらっしゃるのなら、今は大変かもしれないけれど、希望を持って育ててあげることで、きっと幸せな未来はやってくる・・・とお伝えしたいです。

ココまで・・・

QPさん、ご報告をありがとうございました。

実は、先週のメルマガをお送りしたすぐ翌日の月曜日にQPさんから「私の娘もHSCだと思います。でも今は4年生になって楽しく学校にも行けていますし、以前はいろいろ悩んだ事も多かったですが、今は幸せなお母さんを満喫しています」とメールを頂いて、

よろしければ、同様に悩んでいるお母さんの為に、どんなことに気を付けられたのか?どんな事があったのか?など教えて頂けませんか?とお聞きして今回のメルマガでご紹介することができたんですね。もし参考になる方がおられたら嬉しく思います。

そして・・・もしメルマガをお読みの皆さんからもHSCだけに限らず、もし「こんな事があったんですよ~♪」というお話がありましたら、是非、このメールで結構ですので、教えて頂ければ嬉しいです。

それともう12月もそろそろ中旬に近づき、年賀状の準備をされていらっしゃる方も多いと思います。

毎年、私宛にも送って頂くのですが、すみません。今年は義父が亡くなったこともあり、喪に服すつもりでおります。

ご連絡が遅くなり、すでに準備してくださった方には申し訳ありませんが、お知らせさせて頂きます。よろしくお願いします。

※ご興味がありましたら、ご覧ください。

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