第1133号 しんどいが楽しくなる
パピーいしがみです。
大谷翔平くんがメジャーリーグで大活躍していますね♪
なんとホームランダービー(メジャーリーグのオールスター前に行われる8人のホームラン競争)にも選ばれて、日本人初だそうです。
世界で活躍する日本人は珍しくなくなっていますが、私が大谷選手を「いいな~」と思うのは、その実力だけでなく道具をとても大事にする事。
絶対にバットを振り投げる事はないし、右ひじに付けているプロテクターを外すときも、必ず手渡しか、そっと芝の上に置く。
その所作がとても丁寧なんですね。
又、今週は世界柔道で優勝決定戦を行った朝比奈選手が負傷した富田選手を背負って会場を後にして、畳に一礼した・・・なんていうとてもカッコいいシーンが世界で賞賛されているそうです。
道具を大切にする、相手に敬意を払う、う~ん、カッコいい!子供達には是非、こういうところを見てほしいな~と思います。
さて、前回のメルマガ「怒りたくない」では、怒りを鎮める為の考え方やアプローチは沢山あるが、
実際は、本を読んでも、セミナーを受けても、なかなか改善しない方が多い、というお話をしました。
そして「褒めメモ」の話も少し書かれていましたよね。
この「褒めメモ」は、キキララさんから「2人の姉妹がいると、片方を褒めると片方がいじけたり、“私の事は褒めてくれない”のような言い方をする」との相談から、
誰にどれだけ褒めたのか、簡単でいいので記載するようにしてみてください、とお願いしたものでした。
この「褒めメモ」と似たもので「褒め日記」ってお聞きになったことがあると思います。
もともと「褒め日記」は、なかなか褒められる事のない私たち親に「自分の事を褒めちゃおう!」「自分で自分を肯定しよう!」という事で始まったものなのですが
(最初は私のオリジナルだと思っていましたが、私よりも先に本で紹介している方がおられましたので、今はその方のネーミング『褒め日記』で統一しています)
実際、これによって自己肯定感が高まり、とてもポジティブになった、と言われる方もおられますし、漠然とした不安がなくなった・・・とご報告頂くこともありました。
ですが、やはり万人に最適なわけではなく「わざとらしくて書けない」とか「挫折しました」というご報告も頂いていました。
まあ「すべての方に受け入れられる」ものなんてないので、無理だったらしょうがないかな・・・と思っていたのですが、
今回、「最初はしんどかったけど、考え方を変えたら楽しくなった」というご報告を頂きました。
それが私も「なるほど♪」と思ったので、ご紹介させて頂こうと思います。
その方からはこんなお返事を頂きました。
ココから・・・
パピーいしがみさま
こんばんは。お返事ありがとうございました!「ほめ日記」のご紹介ありがとうございました。
パピーさんの記事を以前読んで、本も買って実践していました。
実は、最初はなかなか効果を感じらませんでした。
毎日同じようなことを書いているし、無理やり書いている感覚があってすごくしんどかったんです。
それでもつけ続けて半年ほど経ったある時、なんでこんなにしんどいのか考えた時に『もっといいことを書かないといけない』と思っていたことに気付きました。
ほめ日記を書きながら『こんな内容じゃ本当はいけない』と自分のことを責め続けていたんです。
それじゃ自己肯定感なんて上がらないですよね。半年経ってやっと気付きました。
今の自分、できてない自分もオールオッケーなんだ、と思えて、初めてほめ日記をつけるのが楽しくなって、
自分のことも、少しずつ認めてあげられるようになりました。
半年かかってしまったけど、ほめ日記をつけ続けたから気づけたことだよなと・・・つけてみてよかったです。
そして今日、夫から『前より落ち込む姿を見なくなったよ』と言ってもらえて嬉しかったです!
周りからもそう言ってもらえると自信になります。
サボっちゃうと、やっぱり落ちてしまうことが多いので、これからもつけ続けようと思います。ありがとうございます!
それと、今日も嬉しいことがありましたので報告させてください!
1歳5ヶ月の息子についてですが、先日、少し高い台に登ることができたことをお伝えしたかと思います。
けれど、まだ降りることができていませんでした。
最近はその台に登って棚に置いているおもちゃを取るのが楽しいみたいで、
今までなら、しばらくその台の上でおもちゃを選別したら、満足して『降ろして~』と私を呼んでいました。
ですが今日は、登ったらすぐ降りたそうにして、泣く。
降ろしたらすぐ登ってまた泣く、というのを繰り返していて、
『すぐ降りるのになんで登りたがるの?』と、私たち夫婦は息子のしたいことがしばらくわからないでいました。
けれどふと『もしかして自分で降りたいのかもしれない』と思って、
『父さんと母さん見てるから1人で降りてみようか!』と声かけしてみました。
そして全力で応援!そしたら、泣きながら自分でおりることができました~!
また達成感に満ちた顔!そのあと私のところに走って来てくれて『ギュー』してくれました。
夫婦で息子の応援をして、家族が一つになった感じでした。
一回できてからはもう余裕で、何回も登っては降り、登っては降り、を繰り返し、降りるたびに私のところに来てギュー、してくれました(^^)
こどもはできるようになったら、何度も『見て~!』とやる、と、これもパピーさんのメルマガに載ってましたよね。あれだ!と思いました。
息子も私たちも幸せな時間を過ごしました。
『また変なことやって・・・』と見過ごさなくてよかったぁ!気づけてよかったです。
長くなって申し訳ありません。嬉しかったので、ぱぴーさんに報告したくなっちゃいました。
ココまで・・・
という内容でした。
1歳5ヵ月の息子さんが、どんどんできる事が増えて活発になり、それをお父さん、お母さんが、ニコニコ顔で応援している・・・そんな雰囲気がとても微笑ましいです。
でもそんな中「褒め日記」を半年間つけているのに、とてもしんどくて、あまり効果が感じられなかった・・・ともありました。
もし私がそれを聞いていたら「しんどかったらやめてもいいんですよ」と言ったと思いますが、考え方を変えたら辛さがなくなり、効果も出てきた・・・と聞いて、
「あ、これは皆さんにシェアできるかもしれない」と、今回、ご紹介させて頂くことにしたのでした。
変わった考え方とは
『もっといいことを書かないといけない』『こんな内容じゃ本当はいけない』
↓
『今の自分、できてない自分もオールオッケーなんだ!』
でした。
そうなんです。「できなくてもいい。できればもっといい」がすべてのスタンスの基本になるので、
“今の自分でいい、できてない自分もオールオッケー”
でいいんです。そしてこう考えて頂くと、すごく楽になりますよね。
どうでしょう?この考え方ですと、今まで褒め日記で挫折したり「褒め日記、つけた事が無かった」方も、チャレンジしやすくなるのではないかな?と思います。
この考え、私も目から鱗だったので、メルマガでご紹介させて頂けますか?とお聞きしましたところ、こんなお返事を頂きました。
ココから・・・
はい!私も気づいた時嬉しかったので、ぜひ掲載してください(^^)
最近は、『ほめ日記書こうとした!』とか、『ご飯作った!』とかそのレベルで書いています。
一度自分にオッケーしたら、どんどん書くのが楽しくなってきて、色んなことを書いています。
そうなったら、息子や夫、職場の同僚のいいところやすごいところも見えてきて!面白いです。
先日、職場で落ち込んでいる後輩がいたので、ほめ日記をすすめてみました(^^)
おっしゃるとおり、全員が全員効果を感じる特効薬のようなものはないと思うので、
ほめ日記も「合う・合わない」があると思いますが、私の体験がどなたかのお役に立てるのであればとても嬉しいです!
ココまで・・・
いいですね~(^^)
“一度自分にオッケーしたら、どんどん書くのが楽しくなってきて、色んなことを書いています”
“そうなったら、息子や夫、職場の同僚のいいところやすごいところも見えてきて!面白いです”
だそうです♪
楽しくなったら、かならずプラスに向かいます。
息子さんだけでなく、ご主人や、職場の同僚にまで、それぞれの良さ、素晴らしさを感じるようになると、どんどんポジティブ思考になって、
そんな新しい自分にも「私っていいじゃん♪」って思えますよね♪
この変化、必ず良い影響をもたらせてくれるはずです(^^)又、ご報告をお待ちしていますね♪
「褒め日記」については下記の記事でも紹介していますので、よろしかったらご覧くださいね。
【褒める参考書を紹介します】https://www.age18.jp/back763.html
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【 パピーいしがみ 】人材育成の現場から、育児・子育てこそが、本人の一生のベースになると痛感し、吸収したノウハウやアイデアを自分の3人の子育てに応用。子供達が喜びと自信を持って成長していく中で、親としての充実感と予想をはるかに上回る結果に驚愕する。2003年あまりの少年犯罪の多さ、幼児虐待の事件に心を痛め、その子育て育児方法をインターネットで公開。熱烈なサイトのファンからの要望で、テキストを作成し通信講座として紹介。著書も好評で現在は会員さんから毎日届く悩みや相談に応えている。