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第1154号 本心でない言葉

パピーいしがみです。

今日は「本心でない言葉」についてお話ししたいと思います。

友達とケンカをしてしてる時に、つい本心でない言葉を発してしまい、

その後、自分が言ってしまった言葉に「まずかったな」「どうしよう」と後悔してしまう事は良くあります。

例えば「もう遊ばない!」「絶交だ!」とか、「お前なんていなくなれ!」とか、もっとひどい言葉を言ってしまうこともあります。

本当はそこまでの気持ちは無くても、口をついて出てしまって、その時は怒っているから平気でも

冷静になった時に「ああ、あんなこと言っちゃって、もう合わす顔がない」のように後悔してしまいます。

それで子供自身がその「本心でない言葉」を悔やんで「もう学校行けない」となってしまうこともあります。

ご相談を頂いたのはくまさん。

くまさんからは以前に

> 私が常にイライラ、主人や息子に小言が多く夫婦関係もケンカが絶えず、主人も私も息子に怒鳴っており、怒る時には手が出てしまうこともありました。

> いつしか息子も学校生活でケンカが多くなり、休み時間も一人で過ごすようになってしまいました。

> 子供は登校前に腹痛や頭痛を訴えお休みする事も度々・・・。

というご相談を頂いたことがありました。

でも今は「家族の雰囲気が変わってきたように思います」とご報告頂くようになって、

8歳の息子さんも、放課後にゴールキーパーにさせられて我慢していたのを「順番にしてほしい」とか「できないなら遊ばない」など言えるようになって、

たくましくなってきた・・・とご連絡を頂いていました。

そんな時、ちょっとトラブルがあったようです。こんなご相談でした。

ココから・・・

相談させてください。

運動会が行われるのですが「僕、リレー選手になりたい」と選手決めの前夜は普段より早く就寝し元気一杯のぞみ、見事選ばれ喜び一杯で帰宅してくれました。

一昨日、息子が声をかけリレーの練習する事になり、息子含めリレー選手4人の男の子が集まり練習したようですが、

息子ともう一人の子は一生懸命練習して、他2人はすぐにふざけて遊びはじめてしまったようで、泣いて怒って帰宅しました。

帰宅するなり「運動会出たくない、休む、あのメンバーで勝っても嬉しくない」と泣き、

私は理由もちゃんと聞かずつい「お休みはできないよ」と言ってしまいました。

また休む事になったらと思い、とっさに口をついて出てしまいました。

その後「一緒に練習できず悲しかったね」など聞いているうちに落ち着いてきましたが

「リレー選手にならなければ良かった」「補欠の子に代わってもらう」「練習しないことに僕怒っちゃったから・・・」と息子。

日頃、お友達の良いところを話してくれるので、伝えてみたら?あなたが楽しそうに走ってみたら?と言ってみましたが、どう声をかけてあげれば良かったのでしょうか。

ココまで・・・

と、こんな内容でした。

以前の息子さんでしたら「リレーメンバーになりたい」と努力することもなかったとは思うのですが、

今、縄跳びや、サッカー、今回のリレーメンバー選出などで向上心が高まっている息子さんには、他の子の真面目にやろうとしない姿勢にカチンときちゃったんでしょうね。

ですが友達とのいざこざは、あって良いことだし、こういう事を経験しながら成長していきます。

そこで私はこんな風にお返事しました。

ココから・・・

くまさん、こんにちは。メール拝見しました。

ご家庭の雰囲気が変わってきたとの事で、よかったです♪

> 相変わらず夫婦ケンカをしますが家族で笑う事が増えました。

> ちょっかい出された時にしばらく悩みましたが「やめろ」と言えその後は仲良くなれたようです。

> 放課後ある友達にサッカー遊びの際いつもゴールキーパーにさせられて我慢していたようですが順番にしてほしいこと「できないなら遊ばない」と言えるなどお友達との関わりもたくましくなってきました。

ともありましたね。

このように「やめろ」とか「ゴールキーパー順番にしよう」「できないなら遊ばない」って言えることがとても大事で、

それがちゃんと言える事(我慢しない事)で、友達づくりやコミュニケーションも上手になっていきますから♪

そして今回のご相談は息子さんのリレーの件でしたね。

まずリレー選手になれた事。子供さんも嬉しかったでしょうし、がんばって成果が出た、よい成功体験をされたと思います。

でも・・・メンバー全員が一生懸命に練習するわけではないようで・・・

> 息子ともう一人の子は一生懸命練習して他2人はすぐにふざけて遊びはじめてしまったようで泣いて怒って帰宅しました。

と書かれていましたね。この練習は自主練習だったのかな?

小学校3年生ぐらいだと、まだリレーの楽しさや、練習でどれだけタイムが良くなるか?なんて分からないので、

「練習を頑張る=結果が変わってくる」なんてなかなか理解できないのでしょうね。

でも(帰ってきた様子からすると)相当に頭にきたのだと思います。

そして「運動会出たくない、休む、あのメンバーで勝っても嬉しくない」「リレー選手にならなければ良かった」「補欠の子に代わってもらう」は、

その時の怒りに任せて言った言葉で、本心ではないと思うのです。

そして「練習しないことに僕怒っちゃったから・・・」ともあって、きっと言い過ぎてしまったことを後悔しているのではないかな?とも感じました。

ですが多分、運動会までには先生からも練習するように言われるでしょうし、みんなの前でも走るように言われることもあると思います。

確かにリレーは、皆で協力して結果を出すチームプレーでもあるのですが、その中でもリレーは「一人一人の力が見える競技」でもあって、

「一生懸命走ってた」とか「一人抜いたね」のように、そのチームの中でも誰が素晴らしかったかが結構目立ちます。

ですからもし私だったら

「まじめにやらない子がいても、見ているみんなには、一生懸命やっている姿が分かるし、他の子と比べて早かった!って見てもらえるから、自分だけでもいいから思いっきり走ってね。お母さん楽しみにしているよ♪」

と言ったかな?と思います。

スポーツは勝ち負けだけが目立ちますが、頑張っている姿はよくわかります。

特にリレーは運動会でも花形種目ですから。

「他の子はどうでも、頑張るあなたがお母さんは好きだよ♪」のように言ってあげてもいいかな?と思います。

できれば先生がちょっと見てくださって、バトンパスなどを指導してくだされば ありがたいのですけどね。

もしかしたらそこまで先生に知識がないかもしれませんし、それほど運動会で結果を出したいと思っていないかもしれません。

なので先生にはお願いもできないのですが「あなただけでも頑張って♪楽しみにしてるから」のような言葉がけでも良いと思いますが、どうでしょうか?

ココまで・・・

くまさんは、息子さんが以前、学校を休みがちだった事もあって、このリレーの事でまた学校に行かなくなったらどうしよう?という心配事もあったのですが、

運動会を休む、休まないではなく「誰にでもある事。大丈夫」という雰囲気で包んでくれれば問題ない、と思ってのお返事でした。

その後、こんなご報告を頂きました。

ココから・・・

パピーさん、こんにちは。

いつも大変お世話になっております。先日は運動会のリレーの件、相談にのって下さりありがとうございました。

リレーの練習は息子が思いつき自主練でした。

パピーさんの勉強をさせて頂いてから、息子は縄跳び、図工の絵やリコーダーなど(毎回ではありませんが)練習する大切さを身をもって少しずつ感じているんだと思います。

教えて頂いたように息子に

「まじめにやらない子がいても皆には一生懸命走っている姿がわかるんだって、おもいっきり走ってね。」

「他の子はどうでも、頑張って走る息子がママは大好きだよ。」と話しました。

下を向いて黙って聞いていた息子が「僕、頑張る」と顔を上げ言ってくれました。

その後ケンカしてしまったお友達とは何事もなかったように遊びましたし、学校でも何度か担任の先生が主導でバトンの練習をしてくださり無事運動会を迎える事ができました。

「運動会休む!」と言われた時は「ええ!どうしよう」と思いましたがパピーさんがおっしゃったように怒り任せで出た言葉だったんですね。

すぐにメールを下さりお陰さまで「そうかぁ」と落ち着けました。

運動会当日、アンカーに立候補した息子は一生懸命走りました。

クラス対抗リレー、結果は最後にゴールでしたがその後の踊りでも笑顔で一生懸命踊っている姿が見れました。

リレーでお友達がバトンを落とした時「ドンマイ」と声をかけたようでお友達との距離もぐっと縮まったようで、帰宅後、沢山褒めました。

お陰さまで素晴らしい運動会になりました。パピーさん本当にありがとうございます。

ココまで・・・

リレーの結果は残念だったみたいですが、楽しく運動会ができたみたいでよかったですね♪

失敗してしまった友達に「ドンマイ」って言えた事も、きっと言われた子はホッとしたと思います。

その友達との距離も縮まった、ともありとても微笑ましく拝見しました。

これらの経験はやってみなければ得られなかった事です。貴重な経験が積み重なっていますよね。

子供が放つ言葉って、親にとってドキッとする事もありますが、本人が「言い過ぎちゃったな」と思っていたら心配ありません。

すぐに「ごめんね」が言えなくても、会えばまた仲良くなれますから♪

くまさん、ご報告ありがとうございました♪

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パピーいしがみ 人材育成の現場から、育児・子育てこそが、本人の一生のベースになると痛感し、吸収したノウハウやアイデアを自分の3人の子育てに応用。子供達が喜びと自信を持って成長していく中で、親としての充実感と予想をはるかに上回る結果に驚愕する。2003年あまりの少年犯罪の多さ、幼児虐待の事件に心を痛め、その子育て育児方法をインターネットで公開。熱烈なサイトのファンからの要望で、テキストを作成し通信講座として紹介。著書も好評で現在は会員さんから毎日届く悩みや相談に応えている。

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