第116号 自発的に、興味を持って、楽しく
こんにちは。パピーいしがみです。
いつもはお母さんへのお返事を紹介していますが、今日は「おとうさん」からのメールへのお返事を紹介します。
けっこうこのメルマガ、男性も読んでいらっしゃるようです。
あまり頻繁にメールを頂くわけではありませんが、ご主人が理解してくださると、お母さんもとっても楽になります。
それではご紹介しますね。
「アッキー」さんです。
ココから・・・
パピーいしがみ様
こんにちは。アッキーと申します。
妻も講座に興味を持ちましたが、私の方がやってみたくなり始めることにしました。これからよろしくお願いします。
3歳になる男の子が1人います。子供は後一人欲しいと思っています。
ホームページをみた時は『こんな人がいるのか?』と衝撃を受けました。
この1年間会社のシステム入れ替えのため、仕事で毎日夜1時近くに帰り
朝は、8時半からシステム会社とのうち合せをしていたため、我が子の2歳の間の子育てを妻一人にまかっせぱなしになり、かなりの危機感をもっていました。
妻もかなり煮詰まり深夜の言い合いは数知れずでした。
子供が一人目ということで手探りの状態で妻もよくやっています。
が、私自身うまいアドバイスが出来てきていませんでした。
親としてはやはりすばらいしい子になって欲しいと願わずにいられません。
1年間で自分の考え方と行動が、1歩1歩知識を吸収しながら実践していけたらいいと思っています。
よろしくお願いします。
ココまで・・・
男性からのメールは珍しく、「妻も興味を持ちましたが、私の方がやってみたく・・・」のフレーズが嬉しくて、こんなメールを差し上げました。
ココから・・・
(前略)
でも、男性が子育てに興味を持ってくれるのは私にとってはものすごく嬉しいです。
というより、子育てってめちゃめちゃ面白いんです。
これを「女性だけに任せちゃう」なんて私達男性にとって楽しみを半分すてちゃったようなものです。
是非、「いつもお前にばかり子育てさせているから今日は俺が一日面倒見るよ」なんて言って、
日曜日とか「一人子育て」をチャレンジしてみて欲しいのですね。
もちろん、最初のころは大変かもしれませんが、ものすごく沢山の発見があって本当に面白いです。
これから色々と学んで頂くのですが、一つ、是非お願いがあるんです。
それは「奥さんを褒めてあげて欲しい」という事です。
女性も男性も、いくつになっても認められたい。いくつになっても綺麗でいたい。いくつになっても褒められたいのです。
服装でもいいです。髪型でもいいです。料理でもいいです。
「ちょっといいな?」とか「違うじゃん?」と思ったらすかさず、「それ、いいじゃない?」とか「似合うよ」とか言ってあげてほしいのですね。
何気ない「ねぎらいの言葉」は必ず、お互いの関係を円満にします。
「夫婦円満」これこそ素晴らしい子育ての基本なのです。(これについては『包む』でも述べています)
そうそう。
奥さんの変化に何も気がつかなかったら「あれ~?ちょっとやせたんじゃない?」って言ってみるもの手です。(実は、これはいつでも使えます。)
言われた方は決して悪い気はしないのです。楽しく、そしてゆっくり行きましょう。
これからもどうぞよろしく!
ココまで・・・
そうしたら、こんなメールを頂きました。
ココから・・・
パピーいしがみ様。
おはようございます。アッキーです。朝の早い時間は気持ちいいですよね。
私も今朝は東京から夜行高速バスで大阪に帰ってきたのですが、大都市の真ん中はまだ静かで気持ち良かったです。
第2章を読んで思い出したことがあります。
小学校6年生の時なのですが、担任の先生の経歴が田舎では当時は珍しかったですが
社会人を経験して30代でどうしても先生になりたくて試験を受けて先生になった方でした。
ある時期、面白いことをやらせてくれました。
私もあまのじゃくで自分が納得しないとやらないのですが、日本の47都道府県の各県の地名について『10問漢字テスト』を毎日やるのです。
これがおもしろくて朝5時位に起きて覚えるとか、地図をよくみていた気がします。
楽しくて楽しくて10点満点で平均8点位とれていたと思います。
結構地名は難しい漢字もあったり、読み方も特殊なものが多かったと思います。
結構1つの県だけで地名もたくさん数があったのですが、全然苦になりませんでした。
頭に浮かんでくるものもありますが、「おじかはんとう」や「おじかし」の『おじか』はそれぞれどう書くと思いますか?(答えは最後)
それで自信を付けたのか、その後は自分でいうのもナンですが、学期中の算数6回分を“すべて満点”を取るという経験もしました。
それまでは、通信簿も5段階で「2」とか「3」しかもらってないような成績でしたが、はじめて『5』をもらったと思います。
『好きだと思うと出来る』という体験はその時初めて経験しました。これが大切ですよね。
うちの子に活かそうと思います。
これからも1章ずつじっくりとやっていこうと思います。
それから、これは失敗してしまったのですが、パピーさんからもらったメールを妻も見ていて
「奥さんをほめてあげる」のフレーズに、妻も「そうそう」と言っていたのですが、
2日位前に髪を切ってきたのに、すぐに気付いてあげなくて、すごく不評をかいました。
「実践できてないわ~」と反省しつつ今度は見のがさないようにしようと思っています。(笑)
「おじか」の答え
=「牡鹿」半島(宮城県)・「男鹿」市(秋田県)
ココまで・・・
アッキーさん。メールご紹介の許可を頂きましてありがとうございました。
まずは、奥さんが髪を切った時、すかさず違いを見つけられなかったのは失敗でしたね(^^)
はっきり言いますが、これは私達(男性)にとっては『チャンス』なのですからね(笑)。
でも、失敗は次の成功の為にあるのですから、次は目を皿のようにしていいところや変化をさがしましょう。
(結構これが面白かったりする)
そして小学校時代のサプライズについて、面白い体験を教えてくださってありがとうございます。
テキストの第2章は「自発的に、興味を持って、楽しく」となっています。
これは、自分から、興味を持ったり、楽しんだりして学んだり吸収した事は、ものすごいスピードで又、非常に正確に記憶され、その上、忘れない。という事が書いてあります。
ほんの短い時間で、正確に記憶され、なおかつ忘れなければテストでも簡単に良い点が取れますし、様々の事が非常に効率的に行われるわけです。
・・・と言う事は、この特徴を理解して、あらゆる場面でこれを利用していくとどうなると思いますか?
又、それを親が知っていてそんな環境を与えられた子と、そうでない子。
この差は大きいと思いませんか?
(はっきり言ってめちゃめちゃ大きな差が出るのです)
アッキーさんもそれにお気づきになったようで、過去ご自分に起きた『サプライズ』を教えてくださったのですね。
これが応用できるようになると、すごいですよ!本当にびっくりします。
ご興味のある方はこちらをお読みください。
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