第120号 報告します
こんばんは。パピーいしがみです。
先般、変わりたい・・・でも変われない。というメルマガを配信しましたね。
(詳しくは⇒https://www.age18.jp/back115.html)
その時、自分を振り返ってみて「あれ?私って・・・?」と思ったら『報告します!』ってメールくださいね。ってお願いしてありました。
そうしたら、メールを頂きました。
なんと、アメリカで学ばれているブルースターさんです。
ブルースターさんはちょっと引っ込み思案の方でした。日本で生まれ育ったのですが、国際結婚をされて、知り合いが誰もいないアメリカで生活されています。
寂しい事も多かったと思います。子供さんは3人おられますが、お悩みもありました。
そんなブルースターさんが、「報告します!」とメールを下さった。
それが私にはとっても喜びでした。
すご~い♪
今日はそのブルースターさんのメールをご紹介させて頂きます。
ココから・・・
パピーさん、アメリカ在住3人の子持ちのブルースターです。
いつもパピーさんのメルマガを読んで、じーんと感動しつつも、ジレンマがありました。
できなかったんです、私も。
読んだあと何度も質問のメールを送ろうとしたけれど、頭の中でもやもやしていたものが文章にならず送れませんでした。
私が母親になって子育てをしていくなかで、常に思い出すようになったのが自分の子供のころのことでした。
両親が共働きで、家にいる祖父母が私と妹の面倒をみてはくれましたが、
かわいがられたということはなく、自分がどんなに寂しい思いをしたか、どんなに不安だったかということばかりが思い出されました。
もともとは内気な私が、アメリカ人と結婚して、アメリカで生活して、言葉や文化の違いに苦しみ、
何か間違ったりするとそんな自分がいやになり「自分は何もできないんだ」とどんどん萎縮していきました。
自分の中に二人の自分がいて、一人は「積極的にその人に話しかけてみよう、そうしたい、」と思っているのに、内気な自分が蓋をしてしまうのです。
自分でも「何やってるの?」と思うくらいひどかったです。
講座の第五章の宿題で私はパピーさんに、学校のボランティアに参加すると宣言しました。
はじめはちょっと怖かったし、「私に何ができるんだろう」という思いもありました。
でもイベントのたびに参加することにしたんです。
実際やってみると、子供相手のことなので、自分が普段の生活でしていることと大して変わりありません。
3人子供がいるので、「○○ちゃん(君)のおかあさん」とたくさんの子供たちが私に親しみを持ってくれました。
個人的にほかの親御さんたちと友達になろうとするのは難しいけれど、
ボランティアで顔をあわせ、ほかの人たちの話に相槌をうったりしていると、自然に顔見知りになり、
挨拶をするようになったり、話をするようになったりしました。
アメリカ人の人たちはほめ上手なので「手伝ってくれてありがとう、本当に助かったわ。」と言われるととてもうれしかったです。
それがやみつきになり、イベントのたび欠かさず行っていたので、PTAの役員さんたちに「今度○○があるんだけど、来れそう?」と期待されるまでになりました。
そして『なあんだ、私って結構やるじゃん、』と思えるようになったのです。
そしたら、今まで人に話しかけるにも躊躇していたものが、少し自分から話しかけられるようになったのです。
今でもまだ内気な部分は多分変わりません。でも、失敗を前ほど恐れなくなりました。
それで、子育てでも、やらなくちゃ、こうした方がいいのに、と言う自分がいる反面、
でもできない、と蓋をしていた自分が弱まり、自然にできるようになってきました。
具体的に言うと、男、女、男の順番の子供たちの2番目、6歳の私の一人娘をうまく扱えなかったのです。
まえのメルマガでもあったと思いますが『甘えさせる』ということ。
「今、べたべたしたいんだろうな」と思っても、うっとおしくて避けていたのです。
娘も「ママは私のことが嫌いなんでしょ。」と言い出す始末。
そのたびに、自分の子供のときの寂しさを思い出し自己嫌悪という悪循環に陥っていました。
でも、なんだか自然に娘をひざに乗せてだっこしてあげられるようになったのです。
たったそれだけのことなのに、できたことがうれしくて『私ってすごいな』って思えました。
それで、今回のメルマガを読んで、
そうだ、私は確かに「完璧に英語を話せて、文化も理解したアメリカ人並みの人間じゃないと自分はただのクズで、そんなものに絶対なれない自分は価値がない」と思っていたな、と気づいたのです。
でも、ハードルを低くするというのは、
「そうか、考えてみれば、とにかく英語で意思の疎通はできる、車も運転が上手になってる、ボランティアだってできて、ママ友も増えてきてるじゃないか、」
って、自分がすごいんだって思えて「こういうことか、」としみじみ、今までのもやもやがとれたんです。
パピーさんの講座のタイトルが、どうして「幸せなお母さん」なのかっていうのが良く分かりました。
今までも頭で分かってはいたけれど、今回は自分の肌身で感じたんです。
パピーさん、包んでくれてありがとう。
よちよち歩きの赤ちゃんの手をとるように、少しの進歩に喜んで、はげましてくれてありがとう。
私は少しづつ幸せなお母さんになっています。
ココまで・・・
ブルースターさん。ご報告ありがとうございます。
まず、素晴らしいのは、第5章の宿題。これをキチンと実行されたという事。
有言実行という言葉がありますが、この実行する事が本当に難しい。でも、よくがんばりましたね。
第一歩を踏み出す事にとても勇気が必要だった事でしょう。怖かったでしょう。だって未知の世界ですものね。
でも、踏み出した事で明るい道が開けましたね。
未知の世界にはあなたを待っていた人。そして手を差し伸べてくれる人も沢山いたのだと思います。
そして、ふと振り返った時、最初の一歩から始まった道に残った沢山の足跡。
それから乗り越えてきたいくつもの山々が見えたのですね。素晴らしいです。よくがんばりました。立派ですよ。
その実績。そして乗り越えた山々を見る事で自分で自分を認めてあげることができたのですね。
これが自信ですね。
そしてその自信を少しづつ蓄積する事で娘さんに感じていた壁を自然に取り払う事ができたのですね。
こんな報告を頂けて、本当に嬉しいです。力になります。
きっとこれから、うれしい事が次から次から起こります。そう。善循環に突入です!
ご興味のある方はこちらをお読みください。
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