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第1229号 今、注目している事

こんばんは。パピーいしがみです。

いよいよゴールデンウィークが始まりましたね。

コロナがおさまってきて、各地に繰り出された方も多いみたいです。私も今年は少し動きたいな、と思っています。

ここ3年。本当に大変でした。医学が進んだ現代において、初めての世界的なパンデミック。これは長期化するのではないか?と半分諦めていましたが、

ワクチンが良かったのか、人に抗体ができたのか、ウイルスが弱体化したのか、何が功を奏したのかわかりませんが、今こうやって日常が戻りつつある事。本当に喜ばしいです。

この3年で事業が続けられず撤退された接客業の方々。本当に沢山おられます。それでも頑張って続けてこられた方は是非、ここから息を吹き返してほしいです。

そしてこのゴールデンウィークが終わって、感染が爆発的に増えなければ、本当に収束に向かうと思います。

まだもろ手を挙げて「良かった」と言うには早いですが、海外からのお客様も増えているのに大きな変化がありませんから、大丈夫じゃないのかな?と思っています。

実は今、私は注目していることがいくつかあって、このコロナもその一つでしたが、他にはもちろんロシア・ウクライナと、それに関わる食料・エネルギー関連。

そして世界的な(自動車の)EV化と中国の覇権。(日本の人口の10%が何かしら自動車産業に関わっていると言われていますので、本当にEV化が進んだら、日本経済は大変な事になりますが、最悪の方向からは少し脱しています)

そしてもう一つ、今日お話ししたいのはオープンAI(チャットGPT)です。

あ、そうそう。これはそれから比べれば小さな話なのですが、今、ちょっとフリマサイトでトラブルが起きています。これは皆さんも知っておいてほしいことなので、サイトに記載するようにしました。

詳しい内容は下記をご覧になっていただきたいのですが、こういうことが起きるから「やめてね」って言ってるのに・・・って感じです。

https://www.age18.jp/ichiran/onegai.html

でもこれは「幸せなお母さん」に興味のある方々に気を付けて頂ければいいので心配はしていませんが、もしかしたらバッサリHP閉鎖!なんて事もありうるので、読んでおいてください。

https://www.age18.jp/ichiran/onegai.html

さて話はオープンAI(チャットGPT)に戻ります。

チャットGPTについては、耳にしたことがある方は多いと思います。AIというと「アレクサとか、シリとか・・・あれね」と思われるかもしれません。

でもこのチャットGPTは、その精度が今までのAIのさらにさらに先を行っています。

どう例えたらいいか?というと、IT関連の名だたる大会社の社長達が「開発を半年先送りにすべき」と連名で意見書を提出するぐらいです。(専門家が恐れおののいている訳です)

もっと具体的な話をすると、利用者100万人到達までの期間で表すと、フェイスブックが10カ月。(これだってすごいスピードで広まったのです)

スポティファイはその半分の5カ月。インスタグラムはさらに半分の約10週間(2か月半)でした。

ではこのチャットGPTはどれだけかかったと思いますか?

正解は・・・なんと5日。半分の5週間ではなく5日です。どれだけのスピードで広がっているかお分かりになりますよね。

そして実績もすごくて、アメリカの医師国家資格の試験に合格するレベルに達していたり、詩や小説の創作、文章の添削・要約、翻訳、プログラミング・・・。

そして絵画ソフトと連携してあたかも現実にあるような写真、芸術性の高い絵画を作り出してコンテストで優勝してしまう。

『シンギュラリティ』と言って、「AIが人類の知能を超えてしまう転換点が2045年に起きる」と言われていたのですが、それがこのチャットGPTの出現によってほんの数年後になってしまうかもしれないとも言われています。

私もチャットGPTの存在を知って、すぐに試しました。

でもその頃は「確かに優秀だけどどうかな?」と思っていたのですが、このAIはどんどん学習していくので、今は当時より数段よくなっているみたいです。

「みたいです」というのは、今は登録者が多すぎて利用が難しくなってしまったから。そして当時(と言っても数か月前ですが)日本語に対する開発が英語の1/10の精度だったからのようです。

そのチャットGPTを開発したのが「オープンAI」という会社なのですが、マイクロソフトはこのオープンAIに2019年に10億ドルの出資をしていて、さらに今年1月にはさらに100億ドル(約1.3兆円)の投資をしました。

その驚異的な拡大をしているチャットGPTの企業のトップが日本に来て、岸田さんと面会しましたね。4月10日の事です

全部で17カ国訪問する予定だったCEOのアルトマンさんは、なぜ日本を1番に選んだのか?また、なぜまだ小さい海外の小さな会社の社長が一国の首相と面談できたのか?

それは企業と国が、相互に利益を得る条件が合致したからです。

ご存じのように日本の経済は他国からするとかなり遅れています。G7では最下位。物価だってとても低い。岸田さんは何とかして豊かな国にしたいと模索していたはずです。

そこでこのチャットGPT。岸田さんがそれだけの情報を得られるとは思えませんから、多分、その専門家からの進言があったのだと思いますが、

このチャットGPTをいち早く導入し、日本用にカスタマイズ(今の主流は英語です)することで経済の発展が見込めると判断したのでしょう。

そして早速、各省庁が導入をしましたね。都知事の小池さんも「多様な活用の可能性がある」と言っています。

きっと岸田さんは日本国内で、もっとこのシステムを利用するようにしていくはずです。

ここで私は思い出したことがあります。まだ電子計算機が一般的になる前の事です。(今から40年以上前)

当時は計算が早く正確な事(マンパワー)が大きな能力でした。どこの会社でも経理は必要で、【そろばんや計算が早くて正確】という特技が就職に有利だったのです。

私の知り合いで、商業高校卒で珠算の段を持っている女性が、日銀に採用されたほどです。その時はそれほど「計算に強い」事がステータスだったのです。

ところが電子計算機ができたら、誰もが早い計算ができるようになりました。

もともとは大きく高価だった計算機はどんどん小さく安価になり、誰でも練習次第で早い計算ができるようになりました。

計算機の次はパソコンの台頭です。珠算が得意な方も計算機を早く打ち込める方も不要になり、新人でもゆっくりパソコンに打ち込めば正しく経理ができ、また、ワープロなど文書作成ソフトもできて、事務の簡略化が進みました。

この時、事務・経理担当者は自分たちの仕事を失わないように、わざと仕事を増やしたり、過去の帳簿のつけ方にしがみついたりしました。

実は、これって今でもあります。河野大臣が「ハンコの廃止」をしましたよね。

でも現実はご存じですか?事務作業はその時以上に煩雑になり、本人確認やら添付資料が増えたのです。(みんな自分の仕事を失いたくなので簡略化したのにわざと複雑にして自分の居場所を確保するのです)

さて、そろばんが電子計算機になり、計算機がパソコンになり、そしてインターネットが普及しました。ここで大変革が起きました。

このインターネットの普及が、世の中を変えるきっかけになっています。産業革命に近いAI革命を起こしたのでした。

「ググる」という言葉が一般的になって、正しい情報が瞬時に手に入るようになりました。調べれば何でも分かる時代、知らないことや初めてのことも調べれば簡単にこなせるようになりました。

そしてスマホが現れて、パソコンでしかできなかったインターネットも、片手で扱えるようになり、パソコン以上の性能を持ち歩き、あらゆる面で日常に活用されるようになりました。

あ。そうそう。銀行業務はネット銀行は24時間365日なのに、通常の銀行は3時で終わり。それにお昼に対応しない銀行もありますね。又、振込手数料はもうすぐ1000円に届きます。

結果、店舗を持つ銀行はどんどん衰退・統合していますよね。私もあまりにも使いにくくて、どんどんお金をネット銀行に移しています。支払いもここ数か月現金を使っていません。

会社に行かなくてもいい時代になり、YouTubeやらインスタで、莫大な富を得る一般の人も増えてきて、働き方、生活の仕方、住む場所、お金、今までの常識が目まぐるしく変わっています。

そして今、次に表れたのがチャットGPTです。そして日本がその1番手に選ばれた。国も積極的に導入をしようとしている。

としたら・・・今までになかったような大きな変革が起きることは間違いありません。

え、怖いですか?はい、知らない世界は怖いですよね。だから知っておいてほしいのです。

私は今、とんでもなくワクワクしています。きっとチャットGPTを上手に使いこなす人もいれば、使う事を拒んだりうまく使えない人もいるでしょう。その差は歴然としてくるのは明白です。

イタリアでは、早々にチャットGPTの使用を禁止しました。理由は個人情報・セキュリティ崩壊の懸念と、使用年齢の記載がないことだそうです。でも今は、それが改善され、早くもイタリアは解禁しました。

日本ではいち早く鳥取県が「チャットGPTは使わない」と明言しています。その理由は「地べたをはって集めた情報にこそ価値があるから」だそうです。

地べたをはって情報を集めていたことが数秒でできるのに、まだそんなことに時間を使うとしたら・・・

残念ながら鳥取県の公務員の方々は、他県から比べたら大きく遅れをとるかもしれませんし、もしかしたら今後他県と差が開きすぎ、鳥取県からさらに人が流出するかもしれません。(鳥取県は日本一人口が少ない県です)

その「地べたをはって集めていた時間」を短縮して、余った時間を県民の為に使えば効率的なのに。イタリアとは禁止する理由が全く違っていて「う~ん」です。

ちなみにチャットGPTに何ができるか?というと(使い方は無限大ですが)例えばアイデア出し。

これは今まで会議室で長時間を使い、みんな頭を抱えて、悩みながらアイデアを出していました。

でもチャットGPTに「〇〇をもっと知ってもらうためにはどうすればいいかな?10個ほどアイデアを教えて」と入力するだけで・・・

ほんの数秒で10個のアイデアを出してくれます。そこでさらに「もう少し提案してください」と入力すれば、さらに新たなアイデアをいくつか出してくれます。

今まで会議室で何人もの人が時間をかけていた仕事が、たった数秒、たった1人のデスクの上で、今まで以上に提案されます。

もちろん、何を採用するか、どうしていくかは人の仕事で、今度はそのアイデアを持ち寄って、みんなで考えればいいのです。

でも一番重要で時間がかかる「たたき台」をチャットGPTが作ってくれるんですね。
その為、貴重な時間は大きく削減されるのです。

又、チャットGPTは文章を作るのも得意。

例えば、何かミスをしてしまい、お客様に迷惑を掛けてしまった。それに対するお詫びの文章なんて、本当に作るのが大変です。

でも、「このような場面で、こんなミスをしてしまった。謝罪をするためにお詫びの文章を作ってほしい」と会話するように、文字を入力するだけで、心情に響くような素晴らしい内容の謝罪文を作ってくれるのです。ものの数秒で。

もちろん、その文章をそのまま出すのではなく、内容は正しいか、漏れや間違いがないかは人がチェックをする必要があります。

そしてニュアンスの違いがあれば「ここをこう変えて」と言えば、すぐに新しい文章に作り変えてくれます。

他にも難解なニュースや、めちゃくちゃ長い文章や論文。又、言い回しが良くわからない記事などをコピペして「これを400文字で分かりやすく要約して」と入力すれば、ちゃんと要点を捉えて短い文章で分かりやすくしてくれます。

「小学生でも分かるように」と記入すれば、子供が読んでも分かるようにしてくれるのです。

アインシュタインの相対性理論を語る小学生をテレビが取材していたりしましたが、誰だって語れるようになっちゃうのです。

そして最も得意な事はリサーチ。

インターネット上の莫大なデータがベースにありますから、正しい情報を正しく収集でき、人に伝える時もエビデンスを明確にして、理論的な正しい情報を提供できます。

又、何かをするときのメリット・デメリットを書き出すのも、俯瞰的・多角的に見る必要があって結構難しいものでした。

これも状況を説明しながら「〇〇することへのメリット・デメリットを教えて」と書けば、今まで自分では考えつかなかったようなポイントを教えてくれます。

私が知っていることは、ごくごく一部で使い方はもっともっとあると思いますが、

すでに学校の先生が生徒へのテスト問題の作成に使っていたり、企業内では新商品のキャッチフレーズや、コピーライティングをしてもらったり、ロゴマーク、パッケージデザイン等、あらゆるものに利用され始めています。

ロゴ・作詞・デザイン・写真(絵画)など、今までは法律があって真似したり無断使用するにとはできませんでした。が、これらすべてがオリジナルなので、著作権や肖像権など関係ないのです。

以前、東京オリンピックで、決まったロゴマークが他の人の作ったものに酷似していて問題になりましたね。(模倣だったことが判りました)でもあんなこと起きないのです。それにお金もかからない。

今まで高額な金額を払っていたものが、無料でそれもいくつも提案されるのです。予算のある企業や国は(賄賂への使用でなければ)どちらを選ぶか?は明白です。

すでに活用している人や企業は日々増えています。

ただ、危険性はあって、私は12歳以下の若年者が使ったら、自分で考えようとしなくなる危険があると思っています。(イタリアもそれを懸念していました)

トライ&エラーが必要な子供たちにとって、効率を教えてしまうのは決してプラスではないんですね。(これは何度も言っている通りです)

特に読書感想文や数学の宿題などに使えば完璧に答えてくれるので、使いたい放題させていると、それは学習にとってマイナスに働くと思いますが「宿題や勉強で使わない」と使い方を決めて管理すれば、ちゃんと有益に使えるはずです。

でも親として、今、こんな動きになっている。必ず転換期が訪れるってことは、知っておいてほしいし、できれば子供たちが中高校生になったら、活用できる環境は整えておいてほしいな~と思います。

実は、私がこんな仕事をしているので、多分、私が住む地区では最も早くネット環境を整えたと思います。(必要だったので。電話回線・ISDN・ADSL・光・・・と経緯しています)

そして子供たちがいつでも触れるように、リビングに常時ネットに繋がるパソコンを用意していました。子供たちは他の同級生より早く、新しいテクノロジーに触れられたのです。(これは大きなメリットだったはずです)

今、チャットGPTは、快適に使うためにはお金(月額20ドル)がかかります。なので無理にとは言いません。でもこの転換期に一歩先に行くのか、それとも遅れるのかは、結果に大きく関わってくると思います。

今回、今、私はこんなことに興味を持っています・・・という報告のような内容になってしまいましたが、もし「知らなかった」という方に新しい情報が届けられたらうれしいです。

大きな転換期って、人生の中でも数えるほどしかありません。インターネットができた時には乗り遅れて、後になって悔しがっている人はとても多かったです。

でも新たに訪れる転換期がもうすぐ必ず来る。

それを先に知っているか否か。手を打つのか打たないのか。それは必ず時間の経過とともに明らかになりますからね。

もしかしたら今回のメルマガ・・・すごい価値があるかもしれない。

ゴールデンウィーク中って、メルマガを開く人が少ないので、もしかしたら今、これを読まれているあなたはラッキーだったかも・・・?です(^^)。

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パピーいしがみ 人材育成の現場から、育児・子育てこそが、本人の一生のベースになると痛感し、吸収したノウハウやアイデアを自分の3人の子育てに応用。子供達が喜びと自信を持って成長していく中で、親としての充実感と予想をはるかに上回る結果に驚愕する。2003年あまりの少年犯罪の多さ、幼児虐待の事件に心を痛め、その子育て育児方法をインターネットで公開。熱烈なサイトのファンからの要望で、テキストを作成し通信講座として紹介。著書も好評で現在は会員さんから毎日届く悩みや相談に応えている。

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