第1248号 本で賢くなる!
こんばんは。パピーいしがみです。
先週はメルマガ発行の前日に母が亡くなったため、どうしてもメルマガ作成が難しく、お休みさせて頂きました。申し訳ありません。
メルマガは先に発行予約ができるので、何かあるのが分かっている時には、早めに作って準備しておくのですが、前回はそれもしておらず、ご迷惑をおかけしました。
メルマガを発行して20年。一度も穴を開けることはなかったのですが、その継続記録も絶たれました(残念)
ですが、その後の通夜・葬儀・役所への申請や、事務手続き、その他もろもろも(淡々と粛々と)処理できました。
葬儀に参列してくださった方には「良い葬式だった」と喜ばれ、母の姉・弟・妹にも「あなたが母の子でよかった」と言っていただけました。
まあやるべきことはできたかな?と思っています。(相談も少なく、皆さんのご協力に感謝します)
でも上級編のリリースが終った10日後だったので、ラッキーでした。
これがもし8月下旬~9月上旬だったら・・・、寝る暇なかっただろうな~と思います。それだけでも「自分は運がいいい」と感じています。
そして今日のメルマガですが、上級編を皆さんに読んで頂いて「本を読む重要性が分かりました」とか「私も本を読みます!」とのご感想を頂きましたが、
それと同時に「本を読むのが遅くて」とか「本が早く読めるようになりたいのですが、何か方法がありますか?」という声も頂いていたので、今日はそのお話をさせて頂こうと思います。
あ、でも結論から言ってしまうと「早く読まなくても良い」のです。ただ読み方に緩急をつけると、早く読み終えることができ、「本読み」のハードルはかなり下がります。
でもまずはこの「本を読みたくなった」と思う気持ちがとても大事で、「本を読む」事がどれだけ私たちにアドバンテージ(優位性)を与えてくれているか?って知る事は大きな価値がある事なんですね。
ですから、まずはそこからお話ししますね。
私が考える「本」の価値なのですが、一冊の「本」は、『その専門家や、本人が長きにわたって学んだり、実証された「私たちの知らなかった情報」が詰まったもの』なんですね。
例えば「投資」の本でしたら、投資を長くやってきて、お金を掛けて勉強をし、失敗も重ね大損も経験しながら、その中で培ったノウハウや発見や、コツやテクニック、考え方までもを集めた物なのです。
もしそれを知る為に自分が同じ知識を得るのだったら、莫大な時間がかかるし、そこにかかるお金もすごい金額になるでしょう。
そんな「値千金」の情報をわずか1500円ぐらいで手に入って、それもほんの2・3時間で読めてしまうとしたら、こんなすごい情報収集法は他に類を見ないわけです。
(※新品は1500円以上しても、ネットフリマで探すと、価格は1/3~半額以下で、業者さんが家まで届けてくれます)
私の場合、株や投資などよりも「いつかは独立したい」「自分で会社を起こしたい」と思っていましたので、例えば松下幸之助(パナソニック)や、本田宗一郎(ホンダ)、稲盛和夫(京セラ)、盛田昭夫(ソニー)などの本はよく読みました。
それこそ月10冊を自分に課していた時は、引っ越しの時に捨てた本が千冊ほどあって「こんなにあったのか?」と驚いたほどです。
ただ現実として今、社会に出た大人は『1日の読書時間が15分未満の人』が40%もいるそうです。
又、『1日に勉強をする時間がゼロ』と言う人は6割を超え、勉強すると答えた人でも平均して「たったの6分」。(これらは総務省統計局「平成28年社会生活基本調査」からの数字だそうです)
ですが、年収別に見ると、年収2000万円台の人は、500万円台の人より圧倒的に本を読んでいて、やはり事業で成功したり、収入が多い人は皆、勉強をしているのですね。
ここで2つの事が言えませんか?それは「必要な勉強をすると年収が上がる」ことと「そんな風に勉強をしている人はほとんどいない」ことです。
だから、先人の知恵や、ノウハウ、コツ、考え方をたくさん吸収し、それを仕事や生活に応用すると、簡単に多くの人の中から抜きん出る事ができるし、子供のお手本にもなるのです。
その情報収集の最大のコスパを持っているのが『本』なのです。
その上、本は隙間時間を使える、閃いたアイデアを書き込める、付箋や目印をつけておくと、もう一度読み確認することができる・・・など、メリットがたくさんあるのです。
「安価」で「時間の制約」が無く「ひらめきをすぐに書き込め」て「何度も読み返せる」なんて、もう自分を成長させるために「本」に代わる程すぐれた媒体は無いのですね。
その「本」の価値が分かってくださって、「私も勉強します。本を読みます!」と言って下さったのはそれだけでも嬉しいのですが、「活字が苦手」「すぐに眠くなっちゃう」「1冊読み切れない」という人も少なくないと思います。
分かります。分かります。なぜなら私もそうでしたから。私なんて高校生の時は教科書すら開かなかったので「読書」なんて皆無でした。(読書感想文もあらすじだけ読んで提出していました)
では社会人になってなぜこれほど本を読めるようになったのか?
実は、最初は「強制」でした。忘れもしません。最初に「読まされた本」は、ナポレオン・ヒルの『成功哲学』でした。
これがまた分厚い。字が小さい。洋書を翻訳してある本なので書いてある内容がまどろっこしくてよく判らない・・・。仕事をした後、眠い目をこすりながら1日10分とか15分とか・・・でやっとの思いで読みきったら、
「読めよ」と言った社長から「お、読んだのか?何人かに読むように言ったけど、お前だけだったな」と言われたのです。
その時「えっ?読んだのは自分だけ?」と思ったと同時に「あ、彼らより一歩先に行けたかも?」と思ったのです。
本の内容は分からないけど、とにかく最後まで読み切って、これで「読破」という実績ができたんですね。
たった一冊読破しただけなのに「満足感」と「自己肯定感」を覚えたのです。
その本は今でもある(と思いますが)線を引いたり、付箋を貼ったり、何度も読み直しているのでボロボロになりました。
それからその社長から「本を読めよ」「本を読めよ」と言われていて、社長も暇があると本を読んでいたので「負けるもんか」と1ヵ月10冊のノルマを自分に課したのです。
でも本って、300ページある物も、100ページの物も、1冊は1冊。活字の嫌いな私はできるだけページ数の少ない本を選びました(笑)。
今も覚えていますが「1分間マネージャー」という1分間(ビジネス書)シリーズがあって、それだと、比較的早く読めたり、中谷彰宏さんという方の本が、とても分かりやすくて読みやすく(字が大きくて本文も少ない)ので、かなり読んだと思います。
中谷さんは今までに2461作品を書いておられて、その中には『なぜあの人は人前で話すのがうまいのか』や『大学時代しなければならない50のこと』や『入社3年目までに勝負がつく77の法則 』などのベストセラーも結構あります。
そうやって最初は「読みやすい本」「読み切れる本」を読んでいると、「はい、一冊終わり!」って、一冊ごとに達成感を感じるのです。
あ、もちろん一度に読もうとしたら集中力が続きませんから、自分が集中できる時間、10分でも15分でも、「もうちょっと読みたいな~」と思えるところで止めておくのがポイントです。(すると次に読むのが楽しみになりますから)
それと、本は最初から「一字一句見逃さないぞ」と思って読むと、とても大変です。作者が伝えたい重要な事は章ごとに1つか2つですから、
章の題名から「こんなことを言いたいのかな?」とあたりを付けて、最初は荒く読み進めます。そして「この辺りが重要な部分だな」と思ったらスピードを落として(時には読み返したりして)集中するようにするのですね。
すると、一つの章が案外早く読めてしまいます。(それでいて大事な事は記憶に残ります)
あ、重要な事を言い忘れていました。「もらった本」は読もう!というモチベーションが湧きません。ですから必ず「自分でお金を払って買う」事が大事です。(自分でお金を払うと「元を取ろう」とするからです)
そして私は「初めて知った事」や「良い事書いてある」と思ったところ。そして「法則」や明確な「エビデンス(根拠や検証結果)」に付箋を貼るようにしています。(それらが事実かどうかの証明も合わせて)
そうやって「集中できる時間で細切れに」と「読むスピードに緩急をつけて」と「付箋を貼る」という作業を本読みと並行してやっていくと、飽きずに続けられるのですね。
そしてそれを何度か繰り返すと「あ~、1冊読めちゃった」となるのです。そして思うのです。「これで又一歩偉くなっちゃった♪」って。
そして大事な事として「毎日、読む時間を決めておく」のですね。
私の場合は朝7時からが朝食で、その後1日のスケジュールをノートに書いて、大体「7時30分~8時まで」を本読みの時間にしています。
毎日この時間はやってくるので、いくつか本を用意していないと続けられません。そのため常に5~10冊のストックがあります。
今は2・3冊の本を並行して読んでいて、30分内で飽きたら別の本を開いたり、もっと読みたかったら別に15分時間を作ったりしています。
朝は頭も冴えていますので、ほぼ集中が途切れずに30分が過ぎるって感じです。でも毎日30分を続けていますと、間違いなく月に数冊は読めてしまいます。もちろん「早く読む」なんて必要はなく、ただ続けるだけでどんどんインプットされていくのですね。
それとすごく大事なのが「本選び」です。
もし書店に行ける方でしたら、立ち読みをして中を少し読んでおくことをお勧めします。(これは面白くないな、と思ったらやめていいのです。つまらない本を我慢して読む必要はありません)
私は、ユーチューブを見たりして「これはいい本だ」とか「読んでおいた方が良い」と言われる本はチェックするのですが、
例えば今年、メンタリストのDaiGoさんが「【”2023年”に読むと人生変わる本TOP5】1冊でもいいので読むと人生変わる本たちをご紹介!読書習慣がない方でも、これを機にぜひ読んでみてください」
ととても熱心にベスト5を紹介していました。
記載しますと、
5位:ユーモアは最強の武器である
4位:Chatter(チャッター)
3位:サイコロジー・オブ・マネー
2位:YOUR TIME(ユア・タイム)
1位:ロングゲーム
私は全部の本の中身を確認しましたが、「あれ?どれもあんまりおもしろくない」と感じ、一つも購入まで至らなかったです。
他にもひろゆきさんが「人生で一番面白いと感じた本」として『銃・病原菌・鉄』という本を紹介していて(これは中身を確認する前に買ってしまって)全く面白くなくて後悔しました。
そう。要は「面白い」と感じるのは人それぞれなんです。
なので「自分が」面白いと感じる本を読んでほしいのですね。ご自分が「面白い」と思う本を、「集中できる時間で細切れに」「読むスピードに緩急をつけて」「毎日時間を決めて継続」すると・・・
すごい量の本が読めるようになりますよ♪是非、やってみてくださいね♪
追伸:母の葬儀と役所への申請などが終り、やっと少しずつ仕事に戻れています。感想も全部のお返事が済みましたので、近々ご紹介させて頂きますね。お楽しみに♪
「上級編」も含め新商品はこちらです。
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【 パピーいしがみ 】人材育成の現場から、育児・子育てこそが、本人の一生のベースになると痛感し、吸収したノウハウやアイデアを自分の3人の子育てに応用。子供達が喜びと自信を持って成長していく中で、親としての充実感と予想をはるかに上回る結果に驚愕する。2003年あまりの少年犯罪の多さ、幼児虐待の事件に心を痛め、その子育て育児方法をインターネットで公開。熱烈なサイトのファンからの要望で、テキストを作成し通信講座として紹介。著書も好評で現在は会員さんから毎日届く悩みや相談に応えている。