こんばんは。パピーいしがみです。

先週のメルマガでちょこっと「新しいプロジェクトが始まりました」とお伝えしましたよね。

それは「藤川メソッドの検証」というもので、それが今、発達障害等で悩んでおられる当事者のお子さんやお母さん、そしてうつやパニック症など精神的な悩みをお持ちのお母さん・お父さんにも必ず役に立ち、

又、何の問題もない健康な方（特に成長過程にあるお子さん）や、体調不良が改善した方も、今まで以上のパフォーマンスが発揮できるようになるのでは？という私の仮説を解決したい思いからのスタートでした。

そして今回の検証には100名以上の方が参加してくださっていて、それぞれご自分の変化、お子さんの変化を投稿してくださっています。皆さんとてもまじめで、又、真摯に取り組んでくださっていてすごく嬉しいです。

中には「私も参加したいけど、きっとお悩みの方も多いでしょうから、今回は見送って自分だけでやってみます。結果が出た段階で報告させてください」という方もおられましたので、

多分「興味はあるけど・・・」とお考えの方も少なくないと思います。

その中で、私も始めて１ヵ月以上経ったので、皆さんに経過をご報告しようと思ったのですが、その報告があまりに長くなってしまったことと、

参加された100名の方だけでなく、このメルマガをお読みの「気になってたんだよね」と思われている方にも経過報告という形でお伝えしようと思いました。

１ヵ月やってみて、私が一番驚いているのは「ガンガン体重が落ちた」ことです。この１ヵ月間で私は３キロ（現時点で４．５キロ）体重が落ちているのです。

きつめのジーパンはゆるゆるになり、ベルトの穴は３つ分（８センチ）短くなりました。

今まで「ちょっと太り過ぎたな～、体重落さなきゃ」とか、定期健康診断を受けて「太り始めているので病院の栄養士と相談しながら体重を落としましょう」と言われ減量をしたこともありましたが、

その時も栄養士さんに「急激に体重を落とすのは危険。１ヵ月に１キロを目標に半年かけて５キロ減量しましょう」と言われていましたし、若い時とは違い体重を減らすのはかなり大変でした。

減量している時は、常に空腹状態で体に力は入らないし、頭はいつも霧がかかったようで、時々よろけたり、ふらふらしている感じでした。

そして数か月掛けて痩せた体は筋肉が落ち、血色は悪く、いつも調子がいまいちで、時々会う知り合いには「病気した？」と聞かれるほどでした。

ところが今回、特にダイエット目的でもなかったのに１ヵ月で３キロ落ち、しかも頭は回るし、いつも空腹状態というわけでもなく、エネルギーもみなぎっているし（後で出てきますが）11月から始めていた運動（水泳）でも大きな変化が現れたのです。

スルスル体重が落ちるのは面白くもあったのですが「なぜ？」という疑問が常に頭にありました。

それもプロティンを飲み始めてすぐに起きた変化だったので、プロティンだけで痩せるはずはないんだけど・・・と、それからいろいろ調べました。

確かに藤川メソッドでは、普通の『バランスの良い食事』をしている人のエネルギー代謝は、グルコース（糖質）を元にした「嫌気性解糖」が主体になっていて、

それを脂肪酸を元にする「好気性代謝」にすると効率がいい、と言われています。（「効率がいい」というのはエネルギーが出やすいという意味です）

でもそのためには、糖質をたっぷりとっていてはダメで、まずは糖質を減らすことと、好気性代謝にするためには、ミトコンドリアに働いてもらうためにタンパク質を摂る事。

又、酵素が働けるようにビタミンB群を摂る事が必要と書かれています。

糖質については、藤川先生の本を何冊も読んでいたので、お菓子や甘いものを意識して減らしてはいました。ですがそれだけで痩せるとは思えないし、そんな事どこにも書いてありません。

ダイエットに詳しい方は「ケトン体」と言う言葉はご存じだと思いますが（私は知りませんでした）、藤川先生の本に「好気性代謝」をカッコ書きで（ケトン体代謝）と書いてあるものが１・２冊ありました。

ケトン体って・・・と調べてみると、今、ケトン体ダイエットとか、ケトジェニックとか、「ケトン体代謝になってすっきり健康的に痩せましょう！」というダイエット法があるんですね。

どうやら私は、知らず知らずのうちにこの「ケトン体ダイエット」になっていたようなのです。

「なるほど」とは思ったのですが、でもまだ私はビタミンB群を取っていない、それではケトン体代謝にはならないはずだよな～？と思っていたら、

そういえば、糖質制限をする前にご飯を「五穀米」にしたり「玄米」にしたりしたのでした。糖質制限を開始した時はもう玄米食でした。

日本では「脚気」という病気がありましたね。

これは古くは平安時代の皇族や貴族が掛かる病気だったそうですが、やがて町人にも大流行し『江戸わずらい』とも言われています。（命まで落とす恐ろしい病気でした）

そして、この病気は日本にしかありませんでした。それも「混砂（こんさ）精米法」と言って、玄米を精米して完全に精白された白米が安く手に入るようになって爆発的に流行したのです。

原因はず～っと分からなくて、精米し捨てられていた、米ぬかに含まれていたビタミンB1が原因だと分かり、

改善され始めたのが1913年（今から約110年前）で、その後も毎年１～２万人が死亡し、死亡者が1000人を下回ったのは1950年代だそうです。

そこでやっと繋がりました。

私は糖質制限＋プロティンの摂取を始めた時（藤川メソッドを始めた日）から、ビタミンBは少なからずあって、糖質も減らしていたために、摂取した糖質が完全に燃焼されて、脂肪酸を主体とする「好気性代謝（ケトン体代謝）」に代わっていたのです。

そして燃焼する脂肪は体の中にため込まれていた内臓脂肪や皮下脂肪を使っていたために、結果として贅肉が付きやすいお腹中心に痩せて体重が落ちたのだ、という事だったのです。

今では、最初のステップ「糖質制限＋プロティンの摂取」から「鉄・ビタミンの摂取」を過ぎ、その次の段階まで来ていますが、ビタミンB群を取るようになったら、安定して１週間に１キロ減るようになりました。

それで・・・体重がこんなに減ったのは私だけかな？と思っていたら、参加された方の報告でも「私も（少し太り気味の）子供も２キロほど痩せてすっきりしました～♪」なんて報告を何人か頂いています。

そうなんですよね。プロティンもそうですが、毎日の食事を見直して、糖質を減らしお肉や卵を取り始めると、食事からもビタミンBが取れて「ケトン体代謝」が始まるみたいです。

この「ガンガン体重が落ちたこと」がまず驚きの一つ目。

そしてもう一つが、ちょっとフライングしてお話ししましたが「11月から始めていた水泳」の変化です。

私は以前も「運動」の為に水泳をしていましたが、「長く泳げない」のと「泳いだ後クラクラする」のが悩みの種で、

クロールで５分泳いではゼーゼーしながら５分休憩し、又、５分泳いで５分休憩・・・これを３セットもやれば、もうヘトヘトでした。

でも吉永小百合さんなんて、あのご年齢（78歳）で１日に1000～2000メートル泳ぐと言われてますよね。大体30分～1時間は泳ぐのだとか・・・。

「長く泳げない」のは練習で克服するしかないんだろうな～、でも「クラクラするのは何だろう？」と思って調べると【酸欠】なのだそうです。

わずか５分で酸欠になるなんて・・・と情けなさもありながら、「５分泳いで５分休憩」を続けていました。（１年頑張れば吉永小百合さんに追いつくかな？と思いながら）

そして今回の「藤川メソッドの検証」で、プロティンを取り始めたら、肩と胸の筋肉が付いてきて、ちょっとマッチョ？でカッコよくなったのと、鉄を摂るようになってから「クラクラ」が無くなり、一緒に持久力が付いてきたのですね。

5分→10分→15分と、15分連続で泳いでもゼーゼー・ハーハーにはならないし、その後5分も休憩すれば完全復活。「15分泳いで5分休憩」を3セットやって帰る・・・と、着替えを含めぴったり1時間となり、

「こりゃあ運動にはちょうどいい」と思っていたのですが、15分泳ぐのもあまり負荷を感じなくなったので

「まだいけるかな？もう少し増やしてみよう」と15分→20分→25分・・・。今は30分間ずっと泳ぎ続けられるようになりました。（それもクロールのみの結構なスピードです）

なので今は、ウォーミングアップで軽く10分ぐらい泳いで３～５分休憩し、その後は30分泳いで、さっと帰るようにしています。

私は５分間に250メートルぐらいの速度なので、30分泳ぐと1500メートルになるわけです。１年で到達する目標が１ヵ月でクリアしてしまったのです。

（30分も泳いでいるとコースを占領してしまい、他の人への迷惑にもなるのでそれ以上は遠慮しています）

今は、同じ30分でも距離を伸ばせるように、夜な夜なユーチューブを見ながら泳ぎ方を研究し、できるだけエコで早く泳ぐ泳法を取り入れようとしています。

向上心も探求心もパワーアップしている気がします。（これも現れている効果だと思います）

鉄って、こんなに違うものか？と思って調べてみると、駅伝の強い陸上競技部では、鉄剤サプリはもはや普通になっていて、かつては【鉄剤注射】をして「やりすぎ！」「健康被害が出る！」と問題になったこともあったそうです。

でも経口でしたら、鉄分の補給は摂れる量も限られているし、摂りすぎも良くないとも言われているのは知っているので過激な事はしませんが、

もし自分が中学生・高校生の時にこれを知っていたら「部活やマラソン大会はあんなに辛くなかっただろうな～」と思っています（笑）

それと・・・私はピアノも練習していまして（再開して３年半が経過しました）朝早起きして２時間と、水泳から帰ってきて寝る前の30分～1時間を練習に当てています。

今までは「続けるだけで上達するはず」と思っていましたが、今は、かなり集中して細かい部分にまで気を配るようになり、練習の方法も工夫したり（２年後のストリートピアノデビューを目指しています）。

これらの「向上心・探求心・スタミナ・感性・集中力」の向上も検証の成果では？と思っています。

という事で「検証1ヵ月のご報告」でした。

参加してくださっている皆さんからも色々、ご報告を頂いているので、又、機会があったら私以外の方の途中経過をご紹介したいし、

さまざまなデータが集まってきたら、悩んでおられる方、困っておられる方にもアドバイスできるようになりたいと思っています。（多分、その日は近いです）

来週は、今年６月に出産を控えている娘に会いに行ってきます。今からとても楽しみです♪♪♪（メルマガは配信しますので、ご心配なく）

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【 パピーいしがみ 】人材育成の現場から、育児・子育てこそが、本人の一生のベースになると痛感し、吸収したノウハウやアイデアを自分の3人の子育てに応用。子供達が喜びと自信を持って成長していく中で、親としての充実感と予想をはるかに上回る結果に驚愕する。2003年あまりの少年犯罪の多さ、幼児虐待の事件に心を痛め、その子育て育児方法をインターネットで公開。熱烈なサイトのファンからの要望で、テキストを作成し通信講座として紹介。著書も好評で現在は会員さんから毎日届く悩みや相談に応えている。