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第1288号 「偏らない運動」の重要性

こんばんは。パピーいしがみです。

昨日までの雨、大丈夫でしたか?かなりひどい雨で各地で災害級の被害が出る!とのニュースでしたがどうでしょう?被害も最小限である事を願います。

まずは先週のご報告をします。
先週のYouTubeですが3本配信しました。

子育ての手法で人生激変
https://youtu.be/sm4BdRRgggM

上の子かわいくない
https://youtu.be/iOMCgpMq2-I

兄弟いじめは復讐である
https://youtu.be/cB2g5a3uqP8

実は、今までは編集やサムネイル(YouTubeの表紙部分)、YouTubeへのアップロードなど、私には難しい部分があって専門家にお願いしていたのですが「全部やってみないと勉強にならないな」と思って、先週末から自分でやっています。

そしたらいきなり失敗して、予約をしたつもりが公開になってしまっていたり、音が出なくなっちゃったり・・・

焦りながらもとりあえずなんとかなって「まあこれも勉強だ!」と今は2回分の予約もできている(つもり)状態です。

それと・・・今まで火・木・土の18時ごろに公開ができるようにお願いしていたのですが、今度は月・水・金の朝8時に配信するようにしてみました。

(朝の通勤時間や、子供園に送られた後、お昼休みにご覧になる方が多いようなので平日の朝~お昼にご覧になれるようにしました。土日や夜はお忙しいでしょうからね)

ですから最新の動画は明日(6月24日・朝8時)にご覧になれる予定です。こっそり内容を言っちゃうと「ゲームを止められない子」の解決方法です。ちなみに、いつか必ず来る「スマホ」を持つようになった時の対処も話しています。

是非、ご覧くださいね♪

今、コメントを書いてくださる方、評価をしてくださる方が増えて本当に喜んでいます。全部にお返事するようにしていますので、今後ともよろしくお願いします。

又「こういうところ直した方がいいよ」と気づいた事がありましたら、是非、教えて下さい。私も良い物にしたいと思って修正はしていますが、きっと気づいていない事もあると思うのでよろしくお願いします。

(先日はタイムスケジュールの記載をアドバイス頂きました。ありがとうございました)

さて、今日のメルマガですが、このところ小学校でも暑くなる前の5月に運動会をやるところが増えたみたいですね。

けっこう運動会での様子をご報告いただきます。

その中で、今日は「運動嫌いで、運動会が憂鬱」だった子が「今年はとても楽しく取り組めるようになりました」というご報告を頂きましたので、ご紹介したいと思います。

ご報告くださったのはマミーママさんです。

実はマミーママさんも運動が苦手。だから息子さんにも「苦手な事はムリしてしなくてもいいよ。得意な事だけ伸ばせばいいんだよ」とお話しなさっていたそうです。

では、まずはご報告頂いたメールからご紹介しますね。

ココから・・・

パピーさん、こんにちは。いつもありがとうございます。今日はとても嬉しかった息子の変化をご報告させてください。

以前、パピーさんに「息子の積極性が無い」「いつもおどおどしている」「友達がいない」「劣等感が強い」とご相談させて頂きました。

実はそれは私が持っている性格でもあったのですが、そのときにパピーさんは「習い事は何をされていますか?」と聞かれ、

「習い事?」何の関係があるのかな?と思って「ピアノ」と「英語」です。とお返事しました。

その後「運動系の習い事をなさらないのは何か理由がありますか?」と聞かれたので、

「実は私も運動が苦手で、親に『苦手な事はムリしてする必要はない、得意な事だけ伸ばしなさい』と言われて、息子も小さいころからボールやブランコなど興味を持たなかったので、習い事に選ばなかったのです」とお返事しました。

そうしたらパピーさんから「まだ幼少期の間は【苦手】だと決めてしまうのは早くて、一通りやってみてから判断した方が良い」と言われて、

「特にガチガチの選手コースではなく、遊びを含めた(鬼ごっこや、昔ながらの遊び)簡単なゲームとか、そこにプラスして運動を教えてくれるところがあるはずなので、いくつか探してみて是非、一つでいいからやらせてあげて下さい。

小学校低学年まではいろんな運動・体の使い方をしてみる事が大事で、それが子供のやる気や自信にもつながる事があるんですよ」と教えて頂きました。

でも私は「そもそも私が運動をやっている人達のあのマウントを取る感じが嫌い」と思っていたし、運動系の習い事では、けっこうママ友グループで嫌な思いをする・・・なんてことを聞いていたので、二の足を踏んでいたのですが、

子供が「僕にはできない」「どうせ無理」「何もかもイヤになった」なんて言葉をわずか5歳の子から聞いて「このままじゃいかん!」と、遊びと運動を教えてくれる体操教室?みたいなところを探して行くことにしました。

パピーさんが「必ず責任者の方とお話しして・・・」と言われていたので、希望している運動の内容や、子供に積極性が無い事、又、私も運動が苦手で、子供も運動嫌いである事などもお話しして

先生は年齢の高い方ですが「昔の遊びをしながら、まんべんなく体を動かすことをしていますので大丈夫ですよ♪」と言ってくださって、そこに決めました。

あとで聞いたら、その先生はかつては高校の体育の先生でサッカーを教えていて結構有名な監督さんだった?ようですが、

専門的に部活をすると故障で選手生命を絶たれたり、運動しすぎが後々のデメリットになる事から、幼少期からまんべんなく体を動かすことを推奨されているのだそうです。

運動内容は、鬼ごっこ(練習ではなく「早く走りたいと思う事」が基本だそうです)や、缶蹴り、ゴム飛び、チャンバラ、ボッチャ、モルック、など聞いたことが無いような運動もあり、最初は物おじしていた息子も、だんだんになじんで気の合う友達もでき、もう2年もそこでお世話になっています。

そして今年の運動会、息子がこんな言葉を発したのです「運動会、楽しみだな~」「テルテル坊主作ろうかな?」って。

「え、あなた運動苦手じゃなかったの?」と聞いたら、「オレ、運動苦手なんて言ったことあったっけ?」と言ったのです。

その時、私は雷に打たれたような衝撃でした。

そうなんです。子供は自分から「運動苦手とか運動嫌い」と言ったことはありませんでした。ただ「できないのがイヤ。やりたくない」と言っていただけで、私が勝手に「あ、この子は運動嫌いなんだ」と結論ずけてしまっていたのです。

その時は「息子よ!母が悪かった!」と海より深く反省です。

パピーさんがよく「バイアス(偏見)」の話をされますが、まさに運動に対して偏見を持っていたのは私で、私の考えで子供を運動から遠ざけていたのでした。

ですが、そうやって運動の習いごとを続けていると、縄跳び・鉄棒(逆上がり)・雲梯・かけっこ・ボール投げ・跳び箱・走り高跳びなどが自然にできるようになっていたり、

「こんなにできたっけ?」という事が多くて、私も驚いて褒めるし、本人も自信を付けてきて、運動会では、ワチャワチャしているグループの中でみんなと肩を組んで歩いていて本当に楽しそうでした。

全員でやるリレーでは、2人抜いて満面の笑みで「やったぜー」なんてガッツポーズで男の子数人から「よくやった!」と背中を叩かれたり、抜かれちゃった子・転んじゃった子には「大丈夫だよ♪みんなで挽回するから」と慰めていました。

「え~、この子、本当に私の息子?」と驚きました。

習い事の運動クラブの先生がいらしたので、お礼・挨拶したら

「〇〇君、楽しそうにやってるね。僕は子供達が運動の楽しさを知ってくれるのが嬉しくてね。1年の成果がどのくらい出たのか、各小学校の運動会を回って、子供たちの活躍を確認しているんです」と言って、目を細めながらご覧になっていて、

「今日は4校で運動会があるから忙しいんですよ♪」なんて言って、次の学校に向かわれました。

本当に素晴らしい先生で、パピーさんに教えてもらわなければ、こういう先生にお会いする事もなかったとも思います。

そして子供の変化はそのまま、友達関係や学校での授業、そして関連のないはずの勉強にまで行かされています。一言でいうと「自信」が付いたのだと思います。

この子がこれからどんな風に変化して行くのか楽しみになりました。きっとお金の問題や、ゲーム、スマホなどでも悩むこともあると思いますが、今後とも是非、よろしくお願いします。

ココまで・・・

マミーママさんのお子さん。積極的になってくれたみたいでよかったです。

特に「え、あなた運動苦手じゃなかったの?」と聞いたら、「オレ、運動が苦手なんて言ったことあったっけ?」と言った・・・

はよかったですね♪おもわず笑っちゃいました(^^)

でも、そんなもんなんですね。親の思いってやっぱり子供とは違うんです。それに私は「運動苦手」な子でも、ある程度はできるようになると思っています。

よく「勉強はそこそこでいい」と言いますが、この運動も「そこそこ」で良いんです。とりあえず困らない程度にできればいい。それ以上を求めるか否かは、今後本人が自分で決めればいい事なんですね。

でも、本当にいい先生に巡り合いましたね。

今、幼稚園からサッカーをやらせたり、野球をやらせたり、ミニバス・・・とか、スポーツを限定して専門的に練習する傾向があるのですが、体の一部を酷使すると、そこだけ発達してしまう事があったり「運動で筋肉・骨格・心肺機能を高める」のではなく、かえって故障の原因になったりもするんですね。

それに「勝つ」事ばかりに集中して、ミスを指摘されてイヤな思いをしたり、その結果「サッカー・野球なんてやるもんか」「運動大っ嫌い」になってしまう事も多くて、

だから幼少期~小学校低学年ぐらいは、遊びながらいろんな運動をまんべんなくやって、さまざまな部位を強くしていくことが一番効率的なんですね。

でも今、そういうことを理解された人(かつてのスポーツ強豪校の監督など)が実態を知り、数も増えてきているので、探せば必ず見つかるはずです。

マミーママさんも良かったですね。

“「こんなにできたっけ?」という事が多くて、私も驚いて褒めるし、本人も自信を付けてきて、運動会では、ワチャワチャしているグループの中でみんなと肩を組んで歩いていて本当に楽しそうでした。

全員でやるリレーでは、2人抜いて満面の笑みで「やったぜー」なんてガッツポーズでみんなから「よくやった!」と背中を叩かれたり、抜かれちゃった子・転んじゃった子には「大丈夫だよ♪みんなで挽回するから」と慰めていました。

そして子供の変化はそのまま、友達関係や学校での授業、なんと勉強にまで行かされています。一言でいうと「自信」が付いたのだと思います。”

と書かれていましたが、頑張りが形になって現れ上達が自分でもわかりやすい。これが運動の良いところですよね。そして「あ、僕っていいじゃん」と思うと、それが自信になります。

自信は当然、いろんなものに現れます。「やる気」はすべての出発点ですからね。「友達」「授業」「勉強」・・・きっと今、学校に行くことが楽しいと思います。

もちろん今後、いろんな事が起きてきますが、大丈夫。その都度乗り越えていけばいいのですから♪

又、これからも時々経過などご報告くださいね。
今日はありがとうございました。

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パピーいしがみ 人材育成の現場から、育児・子育てこそが、本人の一生のベースになると痛感し、吸収したノウハウやアイデアを自分の3人の子育てに応用。子供達が喜びと自信を持って成長していく中で、親としての充実感と予想をはるかに上回る結果に驚愕する。2003年あまりの少年犯罪の多さ、幼児虐待の事件に心を痛め、その子育て育児方法をインターネットで公開。熱烈なサイトのファンからの要望で、テキストを作成し通信講座として紹介。著書も好評で現在は会員さんから毎日届く悩みや相談に応えている。

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