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第1289号 スマホ対応の実践

パピーいしがみです。

いよいよ6月も終わりますね。
早くも今年半分が終ろうとしています。

どうですか?この半年、やる事はできていましたか?念頭に作った目標まだ覚えていますか?もし忘れちゃったとしてもまだ大丈夫。

もう一度見返してリセットしましょう。もし「え、目標?作ってない」と言われる方も、あと半年、どうやって過ごそうか?一つでもいいから指針を作っておいた方がいいですよ♪

さて、まずは先週のご報告をします。
先週のYouTubeですが3本配信しました。

ゲームやめれない、即効
https://youtu.be/MemvCgvSKs0

ご自分の子、マナー大丈夫?
https://youtu.be/FLicy1o2llQ

育児ノイローゼ、まずはここから
https://youtu.be/LV2bzRYOWdI

先週から「月・水・金曜日の朝8時に配信します!」とお知らせしていたのですが、予約配信もできるので、メルマガと同じようにバッチリこの時間で行けそうです。

やはり思った通り、通勤時間、幼稚園に送った後、お昼休みに見て下さる方が多いようです。

日曜日のメルマガ。月曜日・水曜日・金曜日・・・とYouTubeが届いてちょっと忙しいですが「全部見なさい!」という意味ではないので、

ご自分のペースで見たいものがあったら「参考程度に覗いてみる」で結構ですからね♪

それで、今日、メルマガでお送りする内容はちょうど先週の月曜日に配信した「ゲームやめれない、即効」の中で、

「今はゲームに悩んでいるかもしれないけど、今後は『スマホ』という強敵が訪れる」という話をしていて、それを未然に防ぐため「契約書」の取り交わしをしておいてください、と話しています。

上級編をお求め頂いた方は、この「契約書の書き方」までテンプレートをつけてお知らせしていますが、

もちろんご購入いただいた方と、YouTubeを見ているだけの方とは差別化の為に契約書の中身はお知らせしていませんが、

今日は会員さんで、契約書も作り、そして実際に問題が起きかけた時にも未然に防げた!というお話をシェアしたいと思います。

契約書や、私が「こんな事が起きますよ」と言っても、それはあまり具体的には分からないと思います。

でも現実に。リアルでこんな事が起きていて、こんな対処をしたんだ!という事が分かれば、絶対にイメージが付きやすい。

「ここまでやるんだ」という事を分かってほしくて、今回の事(ちょっと強く)お願いしたのです。

それは、もし息子さんが見たら、いい気持ちはしないでしょうし、もしかしてマイナスになったらまずいな?と思ったからではありますが、

ありがたいことに「私もメルマガで情報を提供してくださった皆さんには、力を頂いているので」とご了解を頂けました。本当にありがたく嬉しく思います。

ご報告をくださったのは、れいおうさん、です。

れいおうさん、今回のスマホの事で「大きな問題になるかもしれない・・・」と思って「先に相談したい!」とご連絡を頂いていたのでした。

でも、契約書の存在と、お母さんの毅然とした姿勢で、その大きな問題になりそうなきっかけも何事もなかったようにクリアされたのです。

ではれいおうさんからのご報告をご紹介しますね。

ココから・・・

相談内容ですが、今回も長男の、携帯使用に関する相談です。

ただ、この件ですが、すでに解決をいたしました。

長引いてしまったらちょっと大変かも!と思い、すぐに相談させていただいたのですが、思ったより早く解決いたしまして、報告と今後のことについて相談させてください。

発端の内容からお伝えします。

携帯を持ち出したのが、中1になるタイミングでしたが、1年程たち、携帯を触っている時間が明らかに1年前とは異なる程増えました。

『ゲームは猛獣、スマホは怪獣』というのがよくわかりました。

お陰様で、契約書を交わしておりましたので、寝る時は部屋に持ち込まない、食事中やトイレでは使用しない、5~10時は使用しないなど、ある程度の約束は守れていました。

今回はご飯の時間になってもダラダラと、すぐに辞められないことに関しての相談でした。(席に着くのが遅い)

前々から、軽い注意はしていましたが、今回、私がプツっと切れてしまい、(きちんとした警告を行わなかったことを後悔しています。)

「用意してもらった温かいご飯がすぐ食べられないのであれば、もう食べて頂かなくて結構です!!」と、

テーブルにあげていたご飯を全て捨てて、私と弟だけで食べました。

「今後は、買ってきて欲しい食材をメモしてもらえれば、私が買ってくるので、冷蔵庫の食材は好きに使ってもらっていいので、自分で作って食べて下さい」

と伝えると、リビングで毛布を被って寝ているのか寝たふりをしているのか、ずっとゴロゴロとしていました。

夫は、その日飲み会でいなかったので、フォローしてくれる人もなく、そのまま10時まで時は過ぎました。

私達が就寝しようと上に上がっていくと、何か用意して食べようとしているので、見てみると、余ったお肉炒めを食べようとしていたので、

「それはお母さんが作ったものなので、やめて下さい!自分で調理するなり、納豆をたべるなり、好きにして。あと、きちんと謝ってもらえるまで続けるからね。」

と伝えると「ごめん」と言ってきたのですが(これは心から思ってる「ごめん」じゃないぞ)と思い、

「本当に悪いと思ってないでしょ?!お母さんがまたすぐ怒った!こんなことで怒らなくてもいいじゃん!俺は悪くないし」って内心思ってるでしょ?

と伝えると、案の定「うん」と言いました。

本人が納得していない「ごめん」をもらっても、何の解決にもならないと思ったので、私が作ったご飯は一切あげず、卵かけご飯を食べて寝ていました。

翌朝も、冷蔵庫と睨めっこしながら、納豆ご飯を食べていました。

テーブルにあがったハムを1切れ食べていましたが、すかさず「それもお母さんが切ったやつなので、食べたいなら自分で出して食べて下さい。」と言うと、ため息をついて、支度をし不機嫌そうに学校に向かっていきました。

買って欲しいものがある場合はメモをしてと伝えていたので見ると、大好物が書いてありました。

昨夜、今朝と続き、メモも書いてあるし、これは長く続いたら栄養面も心配だな。そもそも、これはちょっと厳しすぎだろうか?続けてよかったのか?と、

色んな思いがグルグル巡り、とっさにパピーさんに相談した次第でした。

その日(昨日)は幸運なことに、給食なしの午前授業で、お昼に家に戻ると先に帰っていた長男が、

「ごめん。俺が悪かったから、ご飯食べていいですか?」と昨日とは明らかに違う態度で謝ってきました。

「昨日のご飯食べたかったでしょ?いいよ!」と伝えると嬉しそうにご飯を食べていました。

その日の夜も、「そろそろご飯出来るから、ご飯よそって」と声をかけると、名残惜しそうにしながらも、すぐにやめて行動に移りました。

パピーさんの【毅然とした態度で親も覚悟を決める】を貫いた結果、いい方向に進んだと思っております。ありがとうございました!

パピーさんもいつもおっしゃってる通り、今回はいい結果が生まれても、また同じことを繰り返したりするんだろうなー!という、余裕な気持ちもどこかに持てています。

そして「3回同じようなことがあったら、スリーアウトで契約は解約します!」と伝えました。

相談の上、契約書に新たに追記したいと思います。

相談というか、ただの報告になってしまいましたが、今回の対応はやり過ぎだったでしょうか?

「ちょっとそれは違うんじゃない?!」と思うことがあれば、助言していただけると有難いです。よろしくお願いいたします。

ココまで・・・

と、こんな内容でした。

まずは、れいおうさんが一番心配していたこと「今回はやりすぎだったか?」「そこまでしなくてもよかったのか?」「これでよかったんだろうか?」という事だと思いますので、最初にそこに付いてお返事しました。

「これでいいです。すばらしい対応で100点どころか150点です」って。

れいおうさんも初めてのことで、どこまでやっていいか分からない中での行動だったはずです。

ご飯を捨てる時や、「私の作ったものを食べないで。自分でやって」と言い放ち、その後も徹底したのにも、大きな葛藤があったと思います。

でも良いんです。いえ、これが大事なんです。多分れいおうさんは普段「ごはんは粗末にしないのよ」という事を子供にも教えておられていると思います。

れいおうさんにとって「作った食事を捨てる」と言うのはものすごく抵抗があったと思うし、強い罪悪感があったと思うのです。

多分、このメルマガを読んでいる何人かの方も「そこまでしなくても・・・」と思っていると思います。

でもだからこそ、このれいおうさんの行動を皆さんに知って頂きたかったのです。

例えば「そこまでしなくても・・・」と思われる方。じゃあ、どこまでだったら子供に伝わるとお考えでしょうか?

又、「この食品廃棄が問題になっている中、なぜそれをするのか?」とか「お米を作ってくれている農家さんに対してどう考えるのか?」と思った方にもお伝えしておきたいのです。

それは「今、食品を捨てるという行為」と「子供がこの機会に秩序を保てずないがしろになっていく」のと、どちらが重要ですか?という問いです。

確かに「食品を捨てる」は、賛否が分かれるでしょう。

正義感ぶったテレビのコメンテーターなどは、(世間体を考えて)耳障りの良い意見をさも正論のように言うでしょう。

ですが私は「子供がスマホに浸食されていつつある今、それを防ぐためには、『子供を守る方が明らかに重要だ!』と考えます。

もちろん農家さんには申し訳ないですよ。

でもその気持ちがあったら心の中で「農家さん、ごめんなさい。今、息子にとって【とても大事な時】なの。いつも感謝して頂いているけど、今回だけは許してね」と思いながらも、泣く泣く「捨てる」苦渋の選択すればいいのです。

「それでも・・」と思う方は、どうぞご自分のお考えでやってみて欲しいと思います。それは私がよく言う「根幹を考えず、枝葉末節を大事にする」という事と同じで、

こういう時にあいまいな態度をしていれば、親の真意は伝わらず、あとあと後悔することになりますから。(また失敗を経験し、体験した上でご自分が知る事も大事ですから)

ちなみに、上の文章では書かれていませんでしたが、れいおうさんに「きっと不安の中での対処だったでしょう。でもよくここまでできましたね。」とお返事したら、こんなお返事を頂きました。

「そうです。不安の中の対応でした。
ハムにまで口を出して、踏み込みましたよね(汗)

「ご飯を捨てるなんて、逆に悪影響なのでは?」と思ったり、捨てた流しのご飯を見て、弟(小6)にも、

「うわ!本当に捨ててある。もったいな!捨てなくても良くない?!」と言われ、「やっぱりやり過ぎかしら?!」と内心は思ったり。

ただ「毅然とした態度でいなければ!」と思い、

弟にも「あなたはまだ携帯持ってないけど、持つようになって同じ態度を取るようであれば、お母さんはあなたにも同じことするからね!」と伝えておきました。」

とお返事をくださいました。その後も「出来れば、携帯解約まで行きたくはないですが、必要となれば、そこまでする覚悟で構えていたいと思います!」と書かれていました。

れいおうさんは決して「冷徹」なんかではないのです。子供を「スマホの浸食・人間性の崩壊」から守るために、

苦渋の決断で「自分が嫌われてもいい。今、ここで親の姿勢を見せるんだ!」と行動されたんです。

それは息子さんが「ごめん。僕が悪かった。ご飯食べてもいいですか?」と言ってきた時に、さっと態度を変えられた。そこでよく分かります。素晴らしくないですか?これが【メリハリ】なんです。

でもこの方法だけを見て「ご飯を捨てればいいんだな」とか「食事を与えないような罰を与えればいいんだな」なんて(思う人はいないと思いますが)そんな安易な考えは絶対に辞めてほしいです。

今回のれいおうさんの行動が子供に響いたのは『いつもはそんな事をしない人が、苦渋の決断で覚悟を決めた』からこそ効果があったのです。

でもすごいと思いませんか?「私の作ったものを食べないで!ハム一切れでも、それは私が切ったもの。あなたには食べる資格はない!」なんって徹底できる事。私も学ばせて頂きました。

そしてきっと、このメルマガをお読みのあなたも、衝撃を感じたと思いますが、このくらいやって初めて、子供に親の真意が伝わるのですよ。

後に長男さんが「ごめん。俺が悪かったから、ご飯食べていいですか?」と言うまでの気持ち。

「たとえスマホからの影響であっても、秩序を無視したらいけないな」と、非常に大きな学びと、かなり大きなくさびが撃ち込まれていると思います。

れいおうさん、よく頑張りました!

そして、貴重なお話を公開するご許可を頂いてありがとうございました。

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パピーいしがみ 人材育成の現場から、育児・子育てこそが、本人の一生のベースになると痛感し、吸収したノウハウやアイデアを自分の3人の子育てに応用。子供達が喜びと自信を持って成長していく中で、親としての充実感と予想をはるかに上回る結果に驚愕する。2003年あまりの少年犯罪の多さ、幼児虐待の事件に心を痛め、その子育て育児方法をインターネットで公開。熱烈なサイトのファンからの要望で、テキストを作成し通信講座として紹介。著書も好評で現在は会員さんから毎日届く悩みや相談に応えている。

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