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第138号 必要にして善である 4

こんばんは。パピーいしがみです。

今回3度に渡って「必要にして善」をお話してきましたが、今回、ご紹介したいメールは、ともっちさんです。

ともっちさんのお子さんは今年、年少さんとして幼稚園に行くはずでした。

ところが、残念な事に、その幼稚園が廃園になってしまったのですね。

子供さんはもちろん、お母さんもがっかりしてしまって、落ち込んでしまったのだそうです。

でも、ともっちさんは復活しましたよ。

今は毎日の新しい発見を楽しんでいるようです。それではご紹介しますね。

ココから・・・

パピーさん、こんにちは。いつもメルマガ楽しみにしています。

特に115号は、小さなハードルから少しずつ越えていけばいいと思うようになって気持ちが本当に楽になりました。

最近ちょっと落ち込んでいます。

実は、上の子が4月から幼稚園に行くはずだったのですが、突然廃園になってしまったのです。

子供はすごく楽しみにしていたので他の幼稚園をさがし、一応入れることになったのですが、

新しい幼稚園は行きたくないといい、私もしっくりこなくて結局行くのをやめました。

はじめの幼稚園は60人程で新しいところは400人くらい。

園の雰囲気も春休み中でわからず、こんな時期のことなので、先生の対応も私には事務的な感じがして。

子供も前のところは「先生がお手手をつないでくれたの」と言ってうれしそうにしていたので、

「マンモス幼稚園ではゆっくり子供と向き合ってもらえないかなぁ」とか、

子供が「新しい幼稚園の先生がこわい」「幼稚園いかない」と言い出したりしたのもあって2年保育に決めたんです。

でも今になって「やっぱり、幼稚園に行かせた方が子供のためになったのかも?」と思うとなんだか落ち込んでしまって。

今さら行けるわけではないのに。

「子供が家から離れて成長するチャンスをなくしてしまったかな?」とか。

子供にとって一番いいと思って決めたはずなのに、「私の考えすぎだったかな?」「過保護すぎるのかな?」と、思えば思う程「だめだー」って。

でも、(テキストの)17章の言霊の話と、脳が必要な情報を集める話を読んで、

いまの私は「3年保育のほうがいい」という情報ばかりに目がいっていたな。と気付いたんです。

2年保育のほうがよかったかどうかはわからないけれど、今の状況でできることを精一杯やるしかないんだな……と。

そして、パピーさんのようにいい言葉を使おうと思います。

今回の事で、「自分がしっかりしないと子供を幸せにできないな」「強くなろう」と思えました。

まだまだですが、幸せなお母さんになれるようがんばります。

ココまで・・・

という内容でした。

それについて私はこう答えました。

ココから・・・

こんにちは。パピーいしがみです。

3年保育のつもりが、2年保育になってしまったのですね。

落ち込んでしまったのですか?

私は反対に「よかったじゃん!」「これでもう1年。マンツーマンでお母さんが包んで上げられるね。」

「1年掛けて最高の幼稚園を選ぶ事ができるじゃん!」と思いました。

廃園になってしまったのは残念でしたが、今度年長さんになる子や今度年中さんになる子は新しい幼稚園が見つかったのでしょうか?

又、まったく違う友達とうまくやっていけるでしょうか?

それを考えると「始まる前でよかった!」と思いますよ。ラッキーですよ。

それに、今、こうやって起きた事。これは必ず意味があるはずです。きっとそのうち、いい事がやってくるかもよ・・・?

幼稚園に入っていたら味わう事ができないくらい良い事だったりして(笑)

ココまで・・・

そしてお返事を頂きました。

ココから・・・

パピーさん、メールありがとうございました。

義母から「幼稚園、行かないからあと1年大変だよー」とか、「3才になったのだから少ししつけを厳しくしないとね」とか言われちょっとプレッシャーでした。

でも、今日サークルに行って(同年代の子と遊ぶ機会を増やそうと思って行きました。)講師の方と娘が一緒に手遊びをしたのですが、

夜寝る時、「先生と遊んだ時ちょっと泣きそうだった。笑ってたけどほんとは、泣きそうだったの。」と言ってきたので、

「あ、無理に幼稚園にいれなくてよかったな、一年ゆっくり集団で遊ぶことに慣れてから幼稚園に行った方が娘には合っているな」と思いました。

パピーさんの言ったようにいい事がたくさんある気がします。

ココまで・・・

その後、「必要にして善」をメルマガで紹介した後、又、新たに、こんなお返事を頂きました。

ココから・・・

先日は、相談にのっていただきありがとうございました。

今は気持ちも落ち着いてゆっくり子供と過ごせる時間を楽しんでいます。

子供ってよーく見ていると自分でいろんな事をやろうと、「あれこれ工夫をしていてすごいなぁ」と思います。

そういうのを、余裕を持って見ていけたらなと思います。

パピーさんの「最悪を考えて、最善をつくす」というのを、家事がすすまなくてイライラした時にやってみました。

そうしたら、イライラしなくてすんだんです。

というか、家事がすすまなくておこる最悪の事を考えたら最悪でも翌日まで食器がそのままになるくらいで、

「これって別に最悪でも何でもないなぁ」

「今までつまらないことでイライラしてたな」と思って、なんだかおかしくなってしまいました。

考えたら、そんなに悪い事ってないです。私って幸せだなーと思えました。

パピーさんのメルマガにはいつも勇気づけてもらってます。

ありがとうございます。

ともっち

ココまで・・・

ともっちさん。メルマガ紹介へのご了解。ありがとうございました。

私が、紹介したくなった理由には2つあります。

1つは、起きた事を「必要にして善」と考えた結果、

「子供があれこれ工夫するすごさ」という発見があったという事。

もう1つは、ともっちさんが、「最悪を考えて最善を尽くす」を日常の家事に置き換えてみた事。

“なんだかおかしくなってしまいました。考えたら、そんなに悪い事ってないです。私って幸せだなーと思えました。”

とありましたね。すごいですね。応用って何にでも出来るんですね。

どうぞ、このメルマガをお読みのあなたも、何かに応用してみてくださいね。

目からうろこが「ぽろっ」って落ちるかもしれません。

ご興味のある方はこちらをお読みください。

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