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第145号 「褒める」のコツが……解った!

今日ご紹介するのは、なかなか出来なかった「褒める」のコツが分かった!と、メールを頂いた内容です。

身をもって体験したことって、ものすごく大きな意味があるんですね。

それでは、早速ご紹介します。

ココから・・・

ご無沙汰しております。ひろなママです。

年明けに宿題メールを送って、それにお返事をいただいて以来ですので、もう、3ヶ月近くたってしまいました。

すみません。第1期の最後のフォローメールに返信もせず、お休みしてしまって・・・

本日、長女が幼稚園に入園したのを機に、私もまた、新たな気持ちで、講座を再スタートさせていただきたいと思います。

どうぞよろしくお願いします(^^)

この3ヶ月の間に、いろんなことがありました。

・・・まあ、どれも終わってみれば、大したことではなかったのですが、私にとっては、そのときは、大変なことだったんです・・・

それで、この講座の勉強も手付かずになっていました。小心者ですみません(^^;

その間、自分に余裕がなくて、子どもたちにも随分あたってしまい、申し訳なかったと思っています。

長女にとっては、幼稚園入園前の、人生の中でもこれほど長く母親と一緒にいられる最後の大事な時期だったのに・・・

それに、褒めることを意識はするものの、イライラすると、怒ることも抑えられなくて、

子どもたちにしてみれば、褒めてくれたかと思えば、感情的に怒ったりする私に、随分振り回されていたことでしょう。

本当に反省することばかりです。

本当に、また、心を入れ替えて、勉強を再スタートしたいと思います。

3ヶ月の間に、何度もパピーさんにメールを送ろうと試みました。

私のパソコンの「下書きトレイ」には、長い長いメールが何通も残っています。

長女のこんな振る舞いをどうしたら直せるのでしょうか、私はどうしたらいいのでしょうか、というのが、その主な内容です。

でも書き終えて、いざ読み直すと、長女のことを愛しているのに、まるで嫌っているかのように悪口のオンパレード・・・

自分で書いておいて、気分が悪くなってしまいます。

こんなメール、送るべきじゃない・・・それに、目標として掲げた、「自分で考えて行動すること」にも反するし・・・

そんなことの繰り返しで、結局は送れずにいました。

でも、せっかく書いた長文メールだったので、未練がましく残していたのです。

そして、パピーさんとやりとりした、まだたった2通のメールを、暗記するくらい何度も読んで、自分を奮起させ、がんばろうとしていました。

でも今日、残していたメールをまた読み返して、ようやく気づきました。

長女はとても変わっていたんです。

妹に優しくなり、一緒に遊ぶ時間が増えました。

妹に少々たたかれても、金切り声を上げて怒ったりすることがなくなり、おおらかになりました。

よその年下の子にも、お姉ちゃんぶって面倒をみたりするようになりました。

私が介入しなくても、同年代のお友達と仲良く遊べるようになってきました。

妹のトラブルをかばうようになりました。

・・・すごいです。

悩んでパピーさんに、どうしたらいいか聞きたかったことが、ほとんどできるようになっていたんです。

褒めたり怒ったりと、一貫していない私の態度にもめげず、一歩一歩、成長していたんです。

わたしは、その成長に、とても助けらていたんですね。

嬉しい反面、恥ずかしいです・・・

できるようになったことには目もくれず、次から次へと、できないことばかりを見つけて、それを挙げ連ねていたのですから。

今日は入園式だったのですが、朝、長女は

「やっぱりお母さんと離れるのはいやだよ。幼稚園は5歳になってから行く・・・」と言って、泣きました。

そんな彼女をとてもいとおしく感じました。

こんな私でも、ずっとそばにいたいと思ってくれているんだ、と思うと、悲しんでいる彼女には申し訳ないけど嬉しかったです。

(でも結局、あっさり園になじんで、楽しんでいたようでした(^^;)

幼稚園では、またいろいろな悩みの種を持って帰ってくるかもしれません。

私もまた、小心者ぶりを発揮して、子どもみたいに一喜一憂、右往左往するんだろうと思います。

でも、こんな子どもみたいな私でも、ほめるコツをひとつ、発見したんです。

それは、「一緒に喜ぶこと」なんです。

「ほめる」というと、何だかしっかりした大人がすることのようで、子どもっぽくすぐ怒ったりする私には、おこがましい気がするんですが、

「一緒に喜ぶ」のは、子どもと同じレベルでできて、私の場合はそれが自然にできるので、やりやすいんです(^^;

もともと感情移入しやすいタイプなんですが、子どもといるとその純粋さに引き込まれるのか、

ほめると言うより、自分が経験したみたいに、嬉しくなっちゃうんです。

子どもっぽいのも、いいときがあるでしょう?(笑)

でも、やっぱり親であり、大人である以上、しっかりしなくてはいけないと思っています。一貫していないと、子どもだって、困惑しますから。

ですからまた、パピーさんの教えを勉強して、それを軸にして、

自分で考えて行動する

    ↓

行動することで経験を積む

    ↓

経験することで自信を育む

という私の目標の構図をぜひ、達成させたいと思っています。

・・・達成と言うより、この善循環をより多く味わえるようになりたいです。

随分長くなってしまいました。すみません。お忙しいのに読んでくださってありがとうございました。

今後とも、またよろしくお願いします(^^)

ココまで・・・

私はこんな風にお返事しました。

ココから・・・

ひろなママさん、こんにちは。パピーいしがみです。

沢山の悩みや心配事が下書きトレイにあったそうですね。

そして、久しぶりに見たら、当時の悩みがほとんど改善されている。

すごい事ですよ。お母さんも頑張っていますね。

「自分で頑張ってみよう」という気持ちはとても大切です。

頂いたメールにもありましたが、

自分で考えて行動する
    ↓
行動することで経験を積む
    ↓
経験することで自信を育む

これは、子供だけじゃなく、私達親にとってもとても重要なんですね。

特に「自分で考える」という部分。これがものすごく意味があるんです。

注)・・・もちろん考える時のベースは「もし自分が子供だったら親にどうして欲しいか?」ですよ(^^)・・・

なぜなら、人に聞いたこと、本で読んだことをそのままやってみて改善しても、

もし、常にそうだとしたら、「分からないこと」は「人に聞く」という図式が出来てしまうんですね。

そうなると、さまざまな問題、より大きな問題が発生したとき、又は、矢継ぎ早に問題が起こったとき、

すぐに判断しなければならないときなど「対処できない→問題の深刻化→パニック状態」という状況になってしまうんですね。

そう。悩みがより大きくなってしまうんです。

だから、「考えてみる」という事が重要なんですね。

何でもそうですが「能力を伸ばす」には練習しかないのです。問題解決も能力なんですよ(^^)

又、そうやって、自分が考え、起こした行動が上手くいった時、親自身も達成感が起こります。その達成感が自信へと繋がるんですね。

(もちろん、最初から出来る人はいないので、最初は聞く、そして、だんだんに、自分なりに考えてみる、という流れです)

それから、

“でも、こんな子どもみたいな私でも、ほめるコツをひとつ、発見したんです。

それは、「一緒に喜ぶこと」なんです。

「ほめる」というと、何だかしっかりした大人がすることのようで、

子どもっぽくすぐ怒ったりする私には、おこがましい気がするんですが、

「一緒に喜ぶ」のは、子どもと同じレベルでできて、私の場合はそれが自然にできるので、やりやすいんです(^^;”

とありましたね。とてもいいことですね。

一緒に喜ぶというのは、褒めると同じです。喜ぶ時は、笑顔ですよね。

子供はお母さんが笑顔になってくれる事を探すのですから、単純に見える「一緒に喜ぶ」ですが、とても良い「褒める」になっているんですね。

たくさん、たくさん。喜んであげてくださいね。

そして又、新しい発見があったら教えてください。待ってます。

★★★ 通信講座「幸せなお母さんになる為の子育て」★★★

パピーいしがみ 人材育成の現場から、育児・子育てこそが、本人の一生のベースになると痛感し、吸収したノウハウやアイデアを自分の3人の子育てに応用。子供達が喜びと自信を持って成長していく中で、親としての充実感と予想をはるかに上回る結果に驚愕する。2003年あまりの少年犯罪の多さ、幼児虐待の事件に心を痛め、その子育て育児方法をインターネットで公開。熱烈なサイトのファンからの要望で、テキストを作成し通信講座として紹介。著書も好評で現在は会員さんから毎日届く悩みや相談に応えている。

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