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第146号 どうして解ったの? 1

こんばんは。パピーいしがみです。

前回、145号のメルマガ『褒めるコツが……解った!』でひろなママさんのお話をご紹介しましたね。

読んでいない方はコチラ ⇒ https://www.age18.jp/back145.html

長女さんの事をとてもご心配になっていて「あれもできない。これもできない。どうして?なぜ?」と本当にお悩みだったのでした。

2歳ほど離れた妹さんにも辛く当たるお姉ちゃんに「どうしてこの子は、人とうまくやれないのだろう?」

「どうしてこんなに人を寄せ付けないのだろう?」と、もう本当に、深刻にお悩みだったんです。

それが、前回の内容のように、「以前、問題視していた事がすべてできている」と報告を頂いたのでした。

それはそれで、嬉しい事なのですが、どうして、そうなったのか?

おかあさん自身のご自分の意識、考え方の変化など細かな内容について、又新たにご報告頂きました。

これについても、メルマガ掲載の許可を頂きましたので、掲載させていただきます。

ただ、とても長文で頂いたので(朝3時半まで掛かったそうです)今回、と次回、2回にわたってお知らせしますね。

ココから・・・

こんばんは!ひろなママです。

最近、とても毎日が楽しいです。

悩みの種だった長女の一つ一つの言動が、今はとても、いとおしくて、そう心から思える自分がうれしいです。

2歳を過ぎて会話も随分できるようになった次女のことも、長女がこんなに嫌うなら・・・と産んだことをマイナスにさえ思ってしまっていたのが、嘘のようです。

“ほめるコツをひとつ、発見したんです。それは、「一緒に喜ぶこと」なんです。

「ほめる」というと、何だかしっかりした大人がすることのようで、子どもっぽくすぐ怒ったりする私には、おこがましい気がするんですが、

「一緒に喜ぶ」のは、子どもと同じレベルでできて、私の場合はそれが自然にできるので、やりやすいんです・・・・”

(後略)

上記のメールのやり取りをしたころから、ずっとしたかったメルマガのバックナンバーの印刷をし始めて、先日やっと138号まで印刷できました。

プリンタが古く、すごく時間がかるため、編集してなるべく紙が少なくすむようにしました。

フォントも極力小さくし、行間もかなり狭めて、両面使って印刷して・・・それでも、100枚を越しました。

・・・ひとつひとつが、ものすごい文章量、そして内容が濃いことに、改めて驚きました。

さらに、先日パピーさんから本当に御本が届いて、またまた驚いてしまいました!

・・・話がそれてしまいましたね。

そんなわけで、ここのところ、テキスト以外にも、かなりたくさんのパピーさんの著作物?を拝読していたため、私の頭はすごく活性化していました(^^)

そして、ようやく最近の自分が、以前の自分とどう変わってきたのか、

そして、「共感する」ことが、私の自然な「ほめる」形であるのはどうしてか、というのが、何とか言葉にできそうになったので、メールをお送りしようと思いました。

私は待つことが苦手です。

「コツコツ」とか「長期的に」何かをやり遂げることが苦手なんです。

短期集中型、寝食を忘れて結果が出るまでまっしぐら・・・と言えば、長所みたいですが、つまりは早く結論を出したい、結果を知りたいから、なんですね。

随分前のメルマガで、自分の息子さんが先に使っていた病院のおもちゃを、ほかの年下の子が使いたがって泣いていたとき、

そのお母さんは、譲ってあげることを自分の息子に提案したけれど強要はしなかった。

その結果、しばらくして、突然息子さんが自分から泣いていた子におもちゃを譲った。

というエピソードが紹介されていましたよね。

私はそのエピソードにものすごく感動して「なんて素敵なお母さんなんだろう!」と思いました。

パピーさんももちろん、そのお母さんの「待つ」姿勢をほめていらっしゃいましたよね。(だからメルマガに紹介されていたのでしょうけど(^^;)

私はそのころ、すぐに長女に怒ってしまうことで、かなり悩んでいました。

でも、自分が短気なことを悪いとわかりつつも、『自分の性格を変えるより、長女の言動を(自分の都合のいいように)変えさせることで、怒ることを減らそう』としていた気がします。

御本でも述べられていましたが、声を荒げて、強制的に子どもを意のままに動かせることができると、

それを『「うまくいった経験」と勘違いして、何度もやってしまう』・・・とありましたよね。

まさに、そんな感じです。

捨て台詞で、「もう、お母さん知らないからね!」「勝手にしなさい!」「言うこと聞けないんなら、一緒に寝てあげないから!」・・・

このあたりのことを言えば、良くも悪くも、すぐに結果が出るわけです。

思いどおりにならなくても、怒り逃げすることで、少なくとも子どもの「ぐずり」や「反抗」から逃れられる。という結果です。

「こうした方がいいよ」と言って、すぐにそうしないと即、捨て台詞・・・というパターンだった私には、

メルマガの彼女の『強制せず、待ってあげる』(望むとおりにしてくれなくても怒らない)その姿勢が、本当に理想の母、そのものでした。

「怒らないようにしよう!・・・」というのが一番なのでしょうが、無理そう(笑)なので、

『「捨て台詞」や「怒り逃げ」はしないようにしよう』と、そこから始めました。

(障害が大きいときは、小さい障害にわける、でしたもんね )

「こうした方がいいよ」という提案はしても、「どうするかは本人に任せる」

「声を荒げて強制的に結論を急がせたりしない」事を心がけました。

「悪くてもいい、すぐに結果を出したい」という自分の衝動を、

『何とか理性的に抑えよう、そうしたら、少なくとも、今までとは変わることができるから・・・』と言い聞かせて。

もちろん、急にそれが出来るようになったわけではありません。

でも、意識せずにだた怒っていたころよりは、よくなったのかもしれません。

ちょうど年齢的に、長女も成長する時期だったのかも知れませんが、長女は少しずつ変わり始めました。

妹への言動に理性的な優しさが見えるようになってきたのです。

理性的に対応することの難しさ、思い通りに動いてくれない相手への憤りを抑えて、

ほかの提案をすることの難しさは、私自身、とてもよく知っているので、

長女がそうできた時、ほめるというより、共感せずにはいられなかったのです。

そして、そのころから、友達と遊ぶことの楽しさもわかり出したようでした。

それからもうひとつ、私にとって印象深いメルマガがありました。

『学業もだめ、運動もからっきしで、お笑い番組ばかり見ては、その真似ばかりしてる自分の息子に失望していた』というあるお母さんとのメールが紹介されていましたよね。

そのお母さんが、パピーさんからのお返事を読んで、「(息子を)違う方向から光を当てて見る」ってどういうことなんだろう?

他人と違う評価をしてもいいんだろうか?と、考えた・・・という箇所がありました。

「他人と違う評価をする・・・」このフレーズが、ものすごく心に残ったんです。

私も長女のことを世間一般的に見て、「きっとこうだ」という評価をして見ていました。

社交性は無いよりある方がいいし、協調性も無いよりある方がいいに決まっている。

女の子なのだから、年下の子には世話好きで、優しくあるべきだ・・・と。

でも実際は、長女は人見知りが強くて、友達と交わらずに遊ぶし、愛想もない。

人をかまわないし、かまってくる子には妹をはじめ、年下の子でも手加減なく怒る。

そして、ものすごく頑固で、仲裁してもほとんど無意味・・・。

でも、これは「他人と一緒に、仲良く」という方向からしか、光を当てて見ていなかったからだったんです。

今は、長女のことを心からすごい子だと思っています。芯の強い、でも優しい子です。

一人遊びが好きで、4歳にして、一人で遊ぶ楽しさを知っています。

ワーッと盛り上がっている集団があっても、それを気にすることなく自分の好む遊びを、自分のペースで楽しめます。

自分の趣向に合う遊びに関わってきた子と仲良く遊ぶので、無理をしていません。

ただし、その自分の世界を壊すようなことをされると、すごく怒ります。

年下であっても!(これが妹を嫌っていると私が思い込んでいた要因ですね)

赤ちゃんには無関心みたいですが、1歳半くらいからのコミュニケーションがとれるようになってきたくらいの子には、結構優しく遊んであげられます。(妹効果かな?)

先月の入園式当日の朝も泣いていた程、人見知りで母から離れなれなかった子なのに、今は、あっさり園になじんで、楽しんでいます。

・・・でも、不思議です。

長女のこれらの長所のほとんどは、先ほど短所と思っていたことなんですね。

まさに、違う光を当てて見ると・・・なんですね。

長女は私がどんなに怒っても、自分の言い分を曲げませんでした。

もう、3~4歳前半は、私は怒りっぱなしでした。

大人(親)から見て明らかに理不尽、ルール違反と思われることでも理屈なんて関係なし、自分で納得しないと、絶対従わない子でした。

だから、私が捨て台詞や怒り逃げをしても、実際は、思うとおりにはあまりなっていませんでした(^^;

彼女の頑固っぷりは、結構周囲にも認められるほどでした。

でも、だからこそ、今、妹をはじめ、長女が誰かに優しい行為をしているのを見たとき、

彼女は本心で、無理をせずそうしているとわかるので、よけいに嬉しいんです。

そして、彼女のそんな飾らないところは、実は主人によく似てるんです。

『やっぱり私の好きになった人の子だなぁ』とほほえましく思う今日この頃なのです。・・・ちょっとおのろけかな?(*^^*)

今回は、ココまで・・・

おのろけ(笑)が出たところで、ひとまず、区切りとさせて頂きましたが、

今回頂いたメールには大きく二つのメッセージを感じましたので、今回は、ココまでとさせて頂きました。

ココで私が感じた部分は「きちんと、ご自分に置き換えて考えておられるなぁ」というところです。

具体的に言うと「私だったら・・・?」です。

読み物は「読み物」でしかありません。

どんなに「すばらしい話」を聞いても、読んでも、実際に自分でやってみたり、考えたり、行動したりしなければ、結果は出ません。

もちろん、最初から行動できる人はいませんので、最初は、自分の中に蓄積するだけでいいのですが、

それも「自分だったら」と考える事が絶対に必要なのですね。

私のメルマガは公開しているバックナンバーが100以上あります。

私の一方的なお話もありますが、多くのお母さんが、悩みを乗り越えたたくさんの話がありますので、今のあなたに役に立つ、素晴らしいヒントが必ずあると思います。

それらを自分の立場に置き換えてみると「そうそう。そうなんだよね~」という事や

「えっ? まさに今、そうなのよ~」なんていうのもあるかも知れません。

私は、「1つ1つをじっくりお読みください」とは申しませんが、せっかくのエピソードを公開する許可を下さった貴重な内容なので、是非、有効に活用して欲しいと思いますし、

その中で印象に残ったものを「自分と置き換えてみる」というのは、とても良い方法だと思うのですね。

ひろなママさんが「自分と置き換えた事」は、今回3つありましたね。

ちょっと列記してみましょうか?

1、声を荒げて、強制的に子どもを意のままに動かせることができると、それを『「うまくいった経験」と勘違いして、何度もやってしまう』

これは、私の「くじけない子に育てる本」の1節です。ご自分もそうだった!と素直に気づかれたようですね。

2、自分の息子さんが先に使っていた病院のおもちゃを、ほかの年下の子が使いたがって泣いていたとき、そのお母さんは、

譲ってあげることを自分の息子に提案したけれども、強要はしなかった、

その結果、しばらくして、突然息子さんが自分から泣いていた子におもちゃを譲った。というエピソード

これは、メルマガの内容です。

ココからは、「こうした方がいいよ」という提案はしても、「どうするかは本人に任せる」という意識をお持ちになったようです。

3、『学業もだめ、運動もからっきしで、お笑い番組ばかり見ては、その真似ばかりしてる自分の息子に失望していた』

というお母さんが、相談の返事を読んで「(息子を)違う方向から光を当てて見る」ってどういうことなんだろう?

他人と違う評価をしてもいいんだろうか?と、考えた・・・これも、メルマガの内容ですね。

ココから、長女さんに違う光を当てたのです。

そして「人と違う良さ、その子しかもっていない素晴らしさ」を発見できたのですね。

そう。みんな、一人として同じ性格を持った人はいないんです。

『同じ光を当ててしまう事。これは「間違い」だ』と私は思うのです。

だからこそ、ご自分で「自分の場合は・・・?」と考えなければならないのですね。

そして今は、

“最近、とても毎日が楽しいです。悩みの種だった長女の一つ一つの言動が、今はとても、いとおしくて、そう心から思える自分がうれしいです”

に繋がるのです。

そして、前回のメルマガ145号。善循環に突入!って感じですね。

ただ・・・この経過をご覧になって「すごいな~」と思った方、「私にはできない!」と思った方も少なくないと思います。

え。あなたもそうですか(笑)?

でも、皆さん最初はそうなんですよ。

そしてなんと『ひろなママさんもその一人だった』のです!(それもかなり手ごわかったみたい(笑))

次回にはそこのところを、ご紹介させて頂きますが、メルマガで紹介している『全ての方』が

『最初から「できる」と思ってはいなかった』という事実もあります。

みんな、自信がないから勉強を始めたのです。心配だから学ぶのです。

そして、一歩一歩、階段を上るのです。

一歩一歩、ゆっくりゆっくり。しかし、ゆっくり歩む「その一歩」は、『間違いなく』『確実に』頂上に近づきます。

その頂上こそが「幸せなお母さん」であり、その道こそが「善循環」の道なんですね。

★★★ 通信講座「幸せなお母さんになる為の子育て」★★★

パピーいしがみ 人材育成の現場から、育児・子育てこそが、本人の一生のベースになると痛感し、吸収したノウハウやアイデアを自分の3人の子育てに応用。子供達が喜びと自信を持って成長していく中で、親としての充実感と予想をはるかに上回る結果に驚愕する。2003年あまりの少年犯罪の多さ、幼児虐待の事件に心を痛め、その子育て育児方法をインターネットで公開。熱烈なサイトのファンからの要望で、テキストを作成し通信講座として紹介。著書も好評で現在は会員さんから毎日届く悩みや相談に応えている。

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