第147号 どうして解ったの? 2
前回のメルマガ、第146号「どうして解ったの?1」では
第145号「褒めるコツが解った」とご報告頂いたひろなママさんがどうして、解ったのか?その経緯についてお話したのでしたね。
そして、それについて、
「すごいな~」「でも、私にはできないな~!」と思った方の為に「実は、みんなそうなんです」
「ひろなママさんもそうだったんですよ」
そして、メルマガで紹介されている全ての方が、「最初からできるとは思っていなかったんですよ」というお話をしたのでした。
そして今日、そのひろなママさんの葛藤についてご紹介しますね、とお伝えしてあったのでした。
詳細については下記のアドレスでじっくりご覧頂きたいのですが、
https://www.age18.jp/back145.html(褒めるコツが…解った!)
https://www.age18.jp/back146.html(どうして解ったの?1)
今日は、ひろなママさんから頂いたメールの続き(ちょっと重複)をご紹介しますね。
ココから・・・
それからもうひとつ、私にとって印象深いメルマガがありました。
『学業もだめ、運動もからっきしで、お笑い番組ばかり見ては、その真似ばかりしてる自分の息子に失望していた』
というあるお母さんとのメールが紹介されていましたよね。
そのお母さんが、パピーさんからのお返事を読んで「(息子を)違う方向から光を当てて見る」ってどういうことなんだろう?
他人と違う評価をしてもいいんだろうか?と、考えた・・・という箇所がありました。
「他人と違う評価をする・・・」このフレーズが、ものすごく心に残ったんです。
私も長女のことを世間一般的に見て「きっとこうだ」という評価をして見ていました。
社交性は無いよりある方がいいし、協調性も無いよりある方がいいに決まっている。
女の子なのだから、年下の子には世話好きで、優しくあるべきだ・・・と。
でも実際は、長女は人見知りが強くて、友達と交わらずに遊ぶし、愛想もない。
人をかまわないし、かまってくる子には妹をはじめ、年下の子でも手加減なく怒る。
そして、ものすごく頑固で、仲裁してもほとんど無意味・・・。
でも、これは「他人と一緒に、仲良く」という方向からしか、光を当てて見ていなかったからだったんです。
今は、長女のことを心からすごい子だと思っています。
芯の強い、でも優しい子です。
一人遊びが好きで、4歳にして、一人で遊ぶ楽しさを知っています。
ワーッと盛り上がっている集団があっても、それを気にすることなく自分の好む遊びを、自分のペースで楽しめます。
自分の趣向に合う遊びに関わってきた子と仲良く遊ぶので、無理をしていません。
ただし、その自分の世界を壊すようなことをされると、すごく怒ります。
年下であっても!(これが妹を嫌っていると私が思い込んでいた要因ですね)
赤ちゃんには無関心みたいですが、1歳半くらいからのコミュニケーションがとれるようになってきたくらいの子には、結構優しく遊んであげられます。(妹効果かな?)
先月の入園式当日の朝も泣いていた程、人見知りで母から離れなれなかった子なのに、今は、あっさり園になじんで、楽しんでいます。
・・・でも、不思議です。
長女のこれらの長所のほとんどは、先ほど短所と思っていたことなんですね。
まさに、違う光を当てて見ると・・・なんですね。
長女は私がどんなに怒っても、自分の言い分を曲げませんでした。
もう、3~4歳前半は、私は怒りっぱなしでした。
大人(親)から見て明らかに理不尽、ルール違反と思われることでも理屈なんて関係なし、自分で納得しないと、絶対従わない子でした。
だから、私が捨て台詞や怒り逃げをしても、実際は、思うとおりにはあまりなっていませんでした(^^;
彼女の頑固っぷりは、結構周囲にも認められるほどでした。
でも、だからこそ、今、妹をはじめ、長女が誰かに優しい行為をしているのを見たとき、
彼女は本心で、無理をせずそうしているとわかるので、よけいに嬉しいんです。
そして、彼女のそんな飾らないところは、実は主人によく似てるんです。
『やっぱり私の好きになった人の子だなぁ』とほほえましく思う今日この頃なのです。
・・・ちょっとおのろけかな?(*^^*)
といっても、母っ子で甘えん坊なのは相変わらずです。
園バスのお迎えに行くと、バス停から家の玄関までほぼ毎日抱っこで帰ってきてます。
一緒にお迎えに行った妹が、歩いてついてきてます(^^;
「赤ちゃんみたーい」なんて、同い年の男の子に冷やかされても、お構いなしです。
私も、「もう、みんな歩いてるやろ、何歳やと思てるの」と、以前なら言っていたかもしれませんが、今は堂々と抱っこして帰ります。
成長したな、と思うところもあれば、そんな幼いところもある。
それに、むしろ冷やかしを気にせず、そのまんまの自分でいられる娘の姿を嬉しく感じるくらいです。
そうそう、実は、長女の幼稚園が始まったとたん、妹(次女)が夜泣きするようになりました。
園のない土日には、夜泣きしないんです。
長女が園に行っている間に、近所の公園にお弁当を持っていって、ふたりでピクニックに行ったりと、
今まで出来なかった私と二人だけの時間を結構とっているつもりなのですが、どうやら、私だけでは役不足のようです(^^;
周りには「あんだけしいたげられてたのに、それでも、お姉ちゃんがいる方がええんやなぁ」なんて言われてますが、
「妹なのに、いじめられていてかわいそう」と思っていたのは
『私を含め、周りだけで、妹本人が、実は一番姉の優しさをわかって、その存在に包まれていた 』のかもしれませんね。
そういう次女も、2歳4ヶ月を過ぎ、最近はかなり自己主張もはげしくなってきました。
でも、今度は少し、これからの時期を楽しみに思えるのです。
長女の時にはあんなに悩んだけど、今度はどうなるかな?って。
世間一般的にいい子とされる姿と全然違っていても、本人の個性がどういう風に伸びてくるのかを楽しみにできるといいな、と思っています。
最後になりましたが、実は会員になって勉強を始めてしばらくしてから、
「やっぱり変われない」「私には無理だ」と思って、やめようかと思っていました。
それは、パピーさんが説いていることと、自分の育児の現実とにあまりに差がありすぎて、つらかったからです。
ここまで丁寧に教えてくださって、頭ではわかってるのに、「どうして、実際はこうなんだろう・・・」
「いいホームページを見つけたけど、今回もやっぱりだめだったな・・・」って。
いつもの癖で、始めはものすごいモチベーションで取り組んでいたのですが、結果がすぐに得られないので、あきらめかけていたのです。
でも、これでもか、これでもか、と送られてくるフォローメールに、年中無休を掲げて送られてくるメルマガ、
そしてパピーさんの「覚悟」・・・逃げよう、忘れようとしても、逃がしてくれませんでした(笑)
おかげさまで、今、ものすごい発見と喜びがあります。
私は今まで、たくさんのことから逃げてきました。
中学のとき、友人関係のトラブルから部活を途中でやめてしまったことから始まって、
いろんなバイトをしたけれど、どれも長くつづけられなかったし、就職した会社も2年で辞めてしまいました。
そのうち、新しいことに挑戦することさえ躊躇するようになっていました。
「どうせ、つづけられないのだから・・・」と。
でも、この講座に申し込んで、本当によかったです。
送ってきてくださった御本も、あの封筒さえも私にとっては宝物です。
私の名前とパピーさんの名前が同じところに書いてあるので、パピーさんとのつながりをすごく実感できるからです。
そして、パピーさんの「覚悟」が形としてあるような気がして、励まされます。(本当に無料で送ってくださったし!)
本当にありがとうございます。
そして、これからも、どうぞよろしくお願いします。
それに、勉強することから逃げたとしても、育児からは逃げることができませんしね(^^;
まとまりの無い一人よがりな長文メール、読んでくださってありがとうございました!
私も3時半、今回のメルマガのお母さんと同じ時間になってしまいましたね。
明日、幼稚園のお弁当作るのに、寝坊しないようにしないと(^^;
では、おやすみなさい。
ココまで・・・
ひろなママさん。メールのご紹介、ご許可を頂きましてありがとうございました。
前回の146号からの続きですから、とってもとっても長時間、いろいろ考え、文章にしてくださったのだと思います。
ほんとうにありがとうございました。
さて、今日、メルマガをお読みのあなたに伝えたいのは、
1、「誰でも悩んでいるんですよ」という事
2、「そこを乗り越える事は『とっても難しい』と(皆さんが)思っている」という事
3、「乗り越えてしまうと、あの悩みはいったい何だったの?」と、その悩みの小ささに驚いてしまうほど『その悩みは些細なものだった』と気づく、という事です。
ところが、私達にとって、その「悩み」や「苦しみ」を乗り越える事が、とってもとっても抵抗があるんです。
『難しい』のではなく、『抵抗』があるんですね。
「私は○○だから、できない・・・」と思っちゃっているんです(笑)。
『自分自身ができないと思っちゃってる』
これが一番の原因なんです。
そう、そんな「思っちゃってる」堅い殻を、少しずつ、少しずつ「そうじゃないんだよ」「あなたにもできるんだよ」と溶かしていくのが私の役目だと思うのですね。
なぜ、私がそうするか?というと、これが私の『子育て』だからです。
私は、会員さんを自分の子供と同じように対処しようとしています。
「自分が経験を重ねること。それによって様々な判断ができる」のですから、
子供達が「苦しみや辛さを乗り越える」ようになる為には
「お母さん自身が『苦しみや辛さを乗り越えた経験』『苦しみや辛さを乗り越える術』を知らなければならない」のですね。
乗り越えることで、素晴らしい世界が待っている事を知れば「自分の言葉で子供にそれを伝えることができる」のです。
又、一度乗り越えると、次に訪れる悩みや苦しみは、簡単に乗り越える事ができちゃうんです。
なぜなら「私には乗り越えた経験がある」とすでに、学習したからなんですね。
これが、自信になるんです。
そして、このプロセス、自信を付けるプロセスが解れば、どんどん子供達に応用することができるんです。
子供達がしだいに自信をつけて行ったらどうですか?あらゆることに積極的に取り組み、自分自身で喜びを見出します。
そこに何があると思いますか?
そこにあるのは、笑顔、喜び、感動、感謝・・・そしてあなたの「幸せ」なんです。
だいじょうぶ。あなたにだって! できますよ。
※ ご興味がありましたら、ご覧ください。
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