第160号 ニコニコしてたら、ええことあるで~
こんばんは。パピーいしがみです。
以前、「褒める」のコツが分かった!というタイトルでメルマガをお届けしました。
メールをご紹介してくださったのはひろなママさん。
子供さんに感情的に怒ってしまう。子供さんの振る舞いをどうしたら直せるだろうか?自分はどうしたらいいのだろうか?
かなりお悩みになっていた時に、ふと「一緒に喜ぶ」という「褒めるコツ」を発見し、ご紹介してくださったのでした。
詳しくはコチラ、バックナンバー145号をご覧くださいhttps://www.age18.jp/back145.html
そして、そんなひろなママさんのご紹介に「よかったよ~!メール」も多数頂いて、ひろなママさん自身も力になった、との事でした。
さて「褒めるコツ」を発見されたひろなママさん。その後、どうなったのかをご報告して下さいました。
頂いたメールの印象は、あの頃とはかなり変わって、まさにメールの文字が躍りだしそうに、楽しい毎日を送られているようです。
大阪弁でのやりとりも、とってもリズム感があって面白いです。(あ。ちなみに私は、方言、大好きなんです)
前置きが長くなりました。ご紹介はここからです。
ココから・・・
こんばんは!ひろなママです。
昨日送られてきたメルマガを、さきほど読ませていただきました。
たくさんのよかったよ~メールに、何だか、とってもほんわかした気持ちになりました(^^)
ホントにそうですね。「よかったよ~!メール」って、
はじめは単に感想文紹介コーナーだと思ってましたが、私も自分のメールの紹介メルマガに対して書いてもらったり、私も書かせてもらったり、
それを紹介してもらったりしているうちに、これらのやりとりの中だけでも、「認める」「褒める」「包む」のすべてが含まれているんだなぁ、と強く感じるようになりました。
そして、その結果、関わった人(読むだけの人でも)すべてが何かを感じ、学び、そして前向きな気持ちを得ることができるんですよね。
それをあらかじめわかっていらして、このコーナーを設けたパピーさん、やっぱりすごいです。
パピーさんに、みんな同じように包まれているんですね。改めて、ありがとうございます、です(*^^*)
さて、私の方の近況ですが・・・メルマガで紹介していただいてから、ますます弾みがついて、とても幸せな毎日を過ごさせてもらっています。
最近感じることなんですが、長女は入園して私を離れた時間ができてから、それまでよりも、私の言うこと、素直に聞き入れてくれるようになりました。
園で何かあったとき、自分自身で対処しようと、私がアドバイスしたことを思い出して実践してくれているんです。
例えば、「ニコニコしてたら、ええことあるで~」とか
「すねんぼ(すねること)は損!にっこり笑ってホントの気持ちを言おう!」とか
「ムキーッってなったら、スーハーして、変な顔!」
(何か作業してるときなんかに、上手くいかなくてイライラしてきたら、深呼吸して、最後におもしろい顔をする、というもの。変な顔をしたら、周りの誰かが笑うので、それで自分も笑えてリラックスできるから)
などなど・・・
思い出し易いように、なるべく簡単で語呂がよく、言い易いものを・・・と思うのですが、なかなか文才がなくて(^^;
でも、長女はちゃんと私の意図はわかってくれているようです。
園から帰ってきて、妹やお友達と遊んでいるとき、喧嘩になると、すぐむくれて「もう、いい!」なんて言って、どこかへ行ってしまっていたのですが、
(他のお母さんや優しい子が見かねて、声をかけてくれるまでむくれ続けていた)
今は私が「あれ?すねんぼは・・・何やったっけ?」というと、「あ、すねんぼは損!やったわ。私、ホントは○○したいねん」と、ちゃんと自分の気持ちを言うようになりました。
きっと「すねんぼは損」を、園で身をもって体験したからでしょうね。
先日も、「園でこのことをお友達に教えてあげたら仲直りできたよ」とも話してくれました。
何にせよ、私の言うことを長女がこうも支えにしてくれているのだ、と思うと「私ももっと勉強しなくちゃ」と身の引き締まる思いです。
でも、やっぱり園からの帰りは、バス停から玄関まで抱っこです。
ただ、すがりつくような、余裕のない抱きつき方ではないので、私もちっとも心配していません。
一時、「明日は幼稚園休む。お母さんと一緒にいたい。」と夜寝るときに言う日が続きましたが、
タイムリーにも「お母さんの不安は、子どもが瞬時に察知する」がメルマガで届いていたので、
私も動揺せず
「あら、そうなの?じゃ、あしたは園バスのお見送り言っても、○○(長女)だけ乗れないね~。
みんなに行ってらっしゃーい、っていって、お別れやね。明日、幼稚園では、何するんやろうね~。」
なんて軽く応えていたら「やだ!私もバス乗って行くもん!」とあっさり開き直ってくれました。
今は、全く「行きたくない」とは言わなくなりました。
もちろん、園では嫌なことを言われたり、されたりして、泣くこともあるようですが、ずっとは気にしていないようです。
他のお友達から報告を受けて私も知る位で、「あ、そうやったん?」って聞くと長女も答えますが、
別段私にどうにかしてほしそうでもないので、私も「よしよし、いろいろ経験してがんばってるんやな」と思うだけにしています。
でも、パピーさんに出会わなかったら、こんな風にどっしり対応できなかったと思います。
わが子につらい思いはさせたくないけど、強さを身につけさせたいなら、つらい思いを経験させて、かつ、それを自分で乗り越える体験をさせてあげなくてはいけない・・・ですものね。
「とりかえしのつかない失敗(挫折)をするまえに、小さい失敗をたくさんさせてあげて」にもつながりますよね。
「まだ4歳、取り返しのつかないようなつらい思いなんて、そうそうしない。まして、入園してまだ2ヶ月ちょっと。“社会勉強”をしに通っているんだから、思惑通りってことやん。」
と思える自分に、ちょっと講座の成果があらわれていると思うのですが・・・どうですか?(^^)
そうそう、実は、私、先日から自動車学校に通い始めました!
新しい世界でがんばっている長女を見て、ただ「心配することないって、大丈夫、いってらっしゃーい」と言うだけで、
親の私が何の努力もしていないのでは、説得力がないなぁ、と思って。
講座でも何度もおっしゃっている「やってみせ・・・」の部分ですね。
そこで、思い当たったのが、自動車の免許を取ることだったんです。
学生の時から取るべきかどうか悩んでいたのですが、彼(現在の夫)が乗れるし、まあいっか。
取った女友達も、結局みんなペーパーになっちゃってるし・・・
それに、みんな「あんたはやめとき!方向音痴やし、どんくさいし!」なんて言うし・・・(でも取った方がいいとは思っている)
と、結局十数年、決断できなかったのですが、ようやく踏み切りました!
これもパピーさんが「人間、初めてのことには躊躇するように作られているんです。
でも、それは本当は“困難なこと”なのではなく“抵抗がある”だけのことなんですよ」とおっしゃってくださったからです。
・・・やっぱりまだまだ、パピーさんにおんぶに抱っこだなぁ・・・
ここまで書いていても、結局はまだ私のオリジナルの考えで行動してないなぁ、って、よくわかります。
パピーさんの受け売りばっかりですもんね。
ただ今は、パピーさんの方針は絶対間違っていない、信じてがんばろう、と決めていて、迷いがない分、不安やイライラがすごく減っています。
その分、前向きにエネルギーが使えるようになったのかな?ありがとうございます。
私は子どもに対して、「今の子供って、もう子供の時に、既に何でも手に入ってしまうので、大人になりたいって思わないんじゃないかな」と思っていました。
労せずして、何でも買ってもらって、与えてもらって、自分でできないことは、誰かにしてもらえて・・・
それに比べて、大人になったら、何でも自分でしなきゃだめだし、あくせく働いてやっとお金をもらって、
それでようやく欲しいものが買えて(でも限りがある)、その上結婚したり、子供が生まれたりしたら、そのお金も時間さえも自分だけのためには使えなくて・・・
「大人になったら、つらいことだらけやん」「大人になんて、なりたくないよな~」・・・なんて、思うんじゃないかと。
だけど、だから私は、「いいなぁ。大人になるのって、楽しそうだなぁ!」と、子どもに思われるような生き方をしたい、と思うようになりました。
もちろんそれは、お金が自由に使えて、何でも好きなものを買える、というような物質的な意味ではなくて、もっと、気持ち的?な事でです。
ウチの主人は、育児にも協力的ですが、自分が楽しむことにも、とても積極的な人です。
彼はよく、「子どもに合わせて無理せんでも、親が楽しそうにしてたら、子どもも何か、楽しいって思うねんって」と言っています。
「またマイペースな彼らしい意見やなぁ。でも、親だけ楽しんだって、子どもが楽しいわけないやん。」と、以前の私は思っていました。
でも、今は彼の意図していたことがわかる気がします。
実際、子どもも「お父さんて、忙しくて大変そうやけど、いっつも楽しそう」と思っているようです。
子どもそっちのけで野球をしたり、子どもの話も聞き流すくらいスポーツニュースに見入ったり、
私でも「怖いな」と思うくらい、めちゃくちゃ怒ったり、できるようになりたい!と思ったら、とことん挑戦する(今は英語が話せるようになるために洋画を原語で見たり英字新聞を毎日読んだりしている)と、
もう少し子どもにペースを合わせてやったら?と思うこともありますが、そんなお父さんを、子どもたちは大好きなんですよね。
ウチは娘が二人。
私も「お母さんて楽しそうやなぁ。お母さん(大人)になるのっておもしろそう!」と思われる位のお母さんになりたいです・・・
ちょっと主人ほど極めるのは大変そうですけど(^^;
何だかまた長くてわけのわからないメールになってしまいました・・・すみません!
明日が土曜なので、つい・・・最後まで読んでくださってありがとうございました。
今度からはもう少し簡潔に書くよう努力します(^^;
暑くて寝苦しい日が続きますが、あまり無理をなさらず、お身体ご自愛くださいませ。
おやすみなさい!
ココまで・・・
ひろなママさん。メルマガ掲載のご許可、ありがとうございます。なんか、毎日が楽しそうですね。
以前のアレは、何だったんでしょうね(笑)?
でも、こう言える日がこんなに早く来るとは思ってもいませんでした。ずいぶん、努力されましたもんね。
立派ですよ。頑張っています。でも、楽しんでも・・・いますよね(笑)。
それでいいんですよ。お母さんが笑顔なら、子供達は安心します。
メール本文にありました。
“わが子につらい思いはさせたくないけど、強さを身につけさせたいなら、つらい思いを経験させて、かつ、それを自分で乗り越える体験をさせてあげなくてはいけない・・・ですものね。
「とりかえしのつかない失敗(挫折)をするまえに、小さい失敗をたくさんさせてあげて」にもつながりますよね。
「まだ4歳、取り返しのつかないようなつらい思いなんて、そうそうしない。まして、入園してまだ2ヶ月ちょっと。“社会勉強”をしに通っているんだから、思惑通りってことやん。」
と思える自分に、ちょっと講座の成果があらわれていると思うのですが・・・どうですか?(^^)”
私は、「そのとおり!」って思わず叫びましたよ(笑)。
そして、
“もちろん、園では嫌なことを言われたり、されたりして、泣くこともあるようですが、ずっとは気にしていないようです。
他のお友達から報告を受けて私も知る位で、「あ、そうやったん?」って聞くと長女も答えますが、
別段私にどうにかしてほしそうでもないので、私も「よしよし、いろいろ経験してがんばってるんやな」と思うだけにしています”
ともありました。
子どもさんはかなり「自分自身で消化」できるようになっているようですね。
自分で乗り越える力が付いてきている証拠ですよ。たくましく育っていますね。
それから最後に、『オリジナル』にこだわる事はないと思いますよ。受け売りでも全然良いんじゃないんですか?
だって、経験したのはひろなママさん、ご本人ですし、やってみて、うまく行って「はじめてわかる」事ばかりですもの。
それは、すでに“自分しか知らない”『オリジナル』になっているんですよね。
でも、ご自分でお考えになって子供さんに話された、「格言」というか、「標語」というか、ワンポイントアドバイス、これは面白いですね~!
「ニコニコしてたら、ええことあるで~」
「すねんぼ(すねること)は損!にっこり笑ってホントの気持ちを言おう!」
「ムキーッってなったら、スーハーして、変な顔!」
短い言葉で的確に的を射ていますね。
特にその地方でしか使われない言葉や子供の言葉が入っているのは、とっても分かりやすく、親しみやすく、いいと思います。
「ええことあるで~」なんて最高です(笑)!(今回のメルマガのタイトルにしちゃいました(笑))
又、楽しい報告、面白い発見、嬉しい変化などがありましたら教えてくださいね。今回はメルマガ紹介のご許可、ありがとうございました。
※ご興味がありましたら、ご覧ください。
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【 パピーいしがみ 】人材育成の現場から、育児・子育てこそが、本人の一生のベースになると痛感し、吸収したノウハウやアイデアを自分の3人の子育てに応用。子供達が喜びと自信を持って成長していく中で、親としての充実感と予想をはるかに上回る結果に驚愕する。2003年あまりの少年犯罪の多さ、幼児虐待の事件に心を痛め、その子育て育児方法をインターネットで公開。熱烈なサイトのファンからの要望で、テキストを作成し通信講座として紹介。著書も好評で現在は会員さんから毎日届く悩みや相談に応えている。