第184号 おばあちゃんの言葉に自信が…
こんばんは、パピーいしがみです。
今日のメルマガは「おばあちゃんの言葉」についてです。
え?身に覚えがありますか?(笑)おばあちゃんの言葉でどうなっちゃったんでしょう?
では、早速行きましょう。
ココから・・・
こんばんは、リンダです。
第5章まで読み終えて、宿題メールの事をずっと考えています。
入会してから、何となく順調に来ていたのですが、実は今ちょっと、気分が下降気味です。
決意や目標さえ見つからない状態なんです。ごめんなさい。経過をお話させてください。
私は主人の実家のすぐ近くに住んでいます。
なので、うちの息子たち2人も、おじいちゃん・おばあちゃんには大変なついています。
おじいちゃん・おばあちゃんは農家をしていますが、おばあちゃんは明るく活発で、言いたい事をすべて口に出すタイプです。
でもあまり悪気はありません。
私も、おばあちゃんとずっと仲良く、いい関係を築いてきました。
時々、育児のことについて口を挟まれたりしますが、その度に私の考えを言ったり、昔の人の育児方法を参考にしたりしながら、自分の中でベストな育児方法を模索してきました。
でも、育児に自信を持つことなんてできませんでした。
「これがいいんじゃないかな」とか、「こうした方が子供のためなんじゃないかな」、とか、
何となく方向性は見えているものの「これでいいんだ!」という絶対的な自信は持てませんでした。
パピーさんのHPやテキストに出会うまでは・・・。
最近の私は、パピーさんのメルマガやテキストを読みまくって、育児や自分にさえ自信が持てるようになっていました。
でも、先日おばあちゃんに言われた一言で、一気に自信がなくなってしまったのです。
それは「完璧を求めちゃダメだよ」という一言です。
いつも、おばあちゃんの前で私の長男がわがままやグズを言うと「子どもが言ってるんだから、聞いてやれば?」と、おばあちゃんがフォローします。
私はおばあちゃんに言われると、ついつい「仕方ないね」と、長男の言い分を聞いていました。
でも最近、それは「甘やかし」だって気付いたんです。
3歳になる長男が何か駄々をこねた時、私は時間をかけて説得するか、もしくはあまりにひどい時は放っておくかします。
わがままが通らないと分かると、長男もあきらめるのが早く、すぐにけろっとしています。
でもおばあちゃんの前では、わがままがひどく、しかもあきらめずにいつまでもグズグズ言ってることが多いんです。
「グズを言い通せば、おばあちゃんが助け舟を出してくれる。そしておばあちゃんがフォローしてくれれば、お母さんも言うことを聞いてくれる。」
この子は、もうそんなことを学習してるんだ!と悟りました。
今までは「仕方ないね」と、長男のグズグズをやめさせるために折れていましたが、それではいけないんだと気付きました。
ちょっと話が抽象的過ぎて分かりづらいですね。具体的にお話します。
長男は、おばあちゃん家に行くたびに、そこにあるおもちゃを持って帰りたいというのです。
そのおもちゃとは、いとこが使っていらなくなった物だったり、主人が子どものときに使った物だったり、とにかくた~くさんあるのです。
私は「これはおばあちゃん家のおもちゃだから、持って帰るのはダメだよ」と言っていたのですが、その度におばあちゃんが
「いいよいいよ。持って帰りな。」「子どもが欲しがってるんだから、いいじゃん持たせれば。」と言うので、
私も何となく「じゃあ今回だけね」とか言って、いつもいつも同じ事を繰り返していました。
でも最近、保育園にお迎えに行ったときに、同じように園のおもちゃを持って帰りたいと言うようになってきました。
欲しいものは何でも持って帰っていいものだと勘違いしているんだ、と思いました。
おばあちゃんにも事情を話して、おもちゃを持って帰るのをやめさせようと試みました。
「我慢することも覚えさせなければいけない」と思ったのです。
おばあちゃんも一時的には協力してくれたのですが、長男がグズグズ言うと「こんなに欲しがってるからいいんじゃない?」とすぐに態度を変えてしまい、振り出しに戻ってしまいました。
私が「これは○○1人の物じゃないんだよ。みんなが遊びに来た時に使うんだから、家に持って帰るのはダメだよ」と、しつこく説得しようとしても、
おばあちゃんは「おばあちゃんがいいって言ってるんだから、いいよ」とフォローを出し、結局長男の思惑通りに・・・。
でもパピーさんのメルマガやテキストを読んでいるうちに、このままでは長男のわがままを助長させる事になるんだなぁと気付き、先日、確固たる自信を持って「NO!」と言い張りました。
おばあちゃんが何と言おうと、長男がどんなにグズろうと、絶対に折れませんでした。
泣いてグズを言えば、大人はいつか言うことを聞いてくれるなんて、間違ってる!
思い通りに行かない事だってあるんだから!これでいいんだ!自分の心に言い聞かせるように、泣き叫ぶ我が子を無理やり連れて帰りました。
家に着くと、長男は何もなかったようにけろっとしていました。
でも私はタイミングを逃さないように、すぐ「おもちゃガマンできてえらかったね」と長男に言いました。
(実際は無理やりガマンさせたのですが・・・)
すると長男は「みんな使うからダメだね」と言ったのです!
なんだ、ちゃんと分かってるんじゃん(喜)!
一見、長男に対して厳しいんじゃないかなと思えても、やっぱりこれがベストだったと自分でも嬉しくなりました。
ところが・・・!その事がきっかけで、おばあちゃんと育児の考え方がズレてきました。
今までは、角が立たないように、おばあちゃんに何となく合わせていた自分がいたのです。
でも、いろいろ勉強して(「包む」実践中)、自分の方向性が見えてきた途端、おばあちゃんの育児に対する意見を素直に聞き入れられなくなってしまいました。
今までうまくいっていたおばあちゃんとの関係が、少しずつギクシャクし始めました。
おばあちゃんも、私といい関係でいたいと思ってくれているようで、「最近どうしたの?元気ないね」とわざわざ話し合いに来てくれました。
私はすべてをうまく伝えられませんでしたが、育児の勉強をしていろいろ模索中だということ、この前の事も『きちんとした考えがあってそうしたのだ』ということを正直に話しました。
そして「お母さんとは考え方が違うこともあるかもしれません。
だからといって私のやることに口を出すな、と言うことではなくて、思うことはこれからもどんどん言ってください」と言いました。
「どんどん言ってください」なんて言ってるけど、それを素直に聞き入れられないのは自分のくせに・・・。
本音は、何も言わずにそっと見守っててほしい。でもそんな事は言えませんでした。
おばあちゃんの孫への気持ちも分かるからです。
お嫁さんに「育児に口を出さないで」なんて言われちゃったら、私だったら悲しくて泣いちゃいます。
でもそんな気遣いが裏目に出たのか、冒頭でも言ったように、おばあちゃんに言われちゃったんです。
「ちょっと完璧を求めすぎてるんじゃない?完璧を求めちゃダメだよ!もっと気楽にいきなよ!」
パピーさんのテキストで勉強して、幸せなお母さんになるために頑張っていたのに、いろいろ変わろうと努力していたのに、それって完璧を求めていることなの?
始めたからには、いい方向に変わりたい!という一心で、頑張りすぎてるのかな?
私が「育児の勉強」なんて言ったから、そんな風に思ったのかもしれません。
おばあちゃんは私を励まそうとして言ってくれた言葉なのに、その一言で、どうしていいか分からなくなってしまいました。
このまま頑張って前に進めばいいのか、いったん戻って気持ちをリセットした方がいいのか、悩みながらもテキストだけは読み続けています。
でも、当初のやる気はなくなっている感じです。
こんなんじゃダメですよね・・・。
宿題メールにもなっていませんね。また落ち着いて、新たな目標を立てる事ができたら、必ず報告します。
だからもう少し待ってください。長々とネガティブなメールをすみませんでした。
ココまで・・・
リンダさん、メールありがとうございます。
ネガティブなメール?大歓迎ですよ。苦しい時、悩んだ時、困った時、そんな時の為に私がいるんじゃないですか!なんちゃて(笑)
リンダさんのお話。とっても良く分かります。
結論から言うと、リンダさんの考えは間違っていません。行動も正しいですよ。
そして、
「ちょっと完璧を求めすぎてるんじゃない?完璧を求めちゃダメだよ!もっと気楽にいきなよ!」の言葉も、リンダさんに対する「ねぎらい」だと思います。
アドバイスではないと思いますよ。もちろん、批判や進言ではないと思います。
でも、もし、アドバイスだとしても「失敗も経験の1つ。上手くいかない事があるかもしれないけど、それも含めて乗り越える事が、お母さんとして成長する事」と思ってください。
私達は、子供に失敗をさせない、という子育てはしませんよね。
どちらかと言うと「失敗もさせて、上手くいくことを教えよう」としていますよね。
だから、私達こそ、失敗を恐れていてはいけないんです。
私達も、失敗や間違いをして「これだ!」という物を見つけていくんですね。
もちろん、間違いは無い方がいいに越したことはありませんが、失敗がなければ、何が上手く言ったのか、何が上手くいかなかったのか分かりませんよね。
試行錯誤して、悩んで、やってみて、失敗して、間違えて、そして上手くいった時、それは大きな喜びになって、絶対忘れない、自分の力になるんです。
そして、それはその後、二度と同じ失敗をせず、又、あらゆる形に応用できるようになるのです。
ね。失敗してもいいんです。
『自分の考えを人の意見でふらつかせない事』これが大事ですよ。
おばあちゃんの甘さは古今東西、どこの世界でも同じようです。
おばあちゃんも自分の子供だったら「いいよいいよ」とは絶対に言わなかったと思います。
おじいちゃん、おばあちゃんは、親とは違い、責任がありません。だから、余計に孫が可愛いんですね。
それこそ目の中にいれても痛くないほどなんです。
その余りある可愛さ、いとしさの為に、善悪についての判断も鈍るほどです。
私の親もそうでした。
でも、私の場合は「この子の責任は全て俺にある。だから、ルールは俺が決める。俺は、この子を育てて親になり、全ての責任を背負う覚悟だから余計な口出しは一切やめてくれ」
と、そう言いました。
でも、お嫁さんにとってはなかなか言えませんよね。だから、「思う」だけでいいですよ。
私は、このやり方でいくんだ!誰が何と言おうと、やってみるんだ。それで上手くいかなかったら・・・・、私に相談してください(笑)
ココまで・・・
こんばんは。リンダです。
パピーさん、お返事ありがとうございました。
パピーさんの「リンダさんの考えは間違っていません。行動も正しいですよ。」という一言で、救われました。心が軽くなりました。
結局、私も誰かに認めてほしかっただけなんですね。
大好きなパピーさんに「間違ってない」って太鼓判を押してもらったら、すごくすごく勇気が湧いてきました。
そうですね。失敗したっていいんですよね。
私ももっと、肩の力を抜いて、気楽に頑張っていこうと思います。
おばあちゃんに言われたこと、どうしてこんなにショックだったのかなって、あの後もずっと考えていました。
どこか図星のところがあったような気がします。
長男が生まれたとき、私には自分なりの決心がありました。それは「完璧を求めないこと」でした。
私の母からよく聞いていたんです。「子どもほど思うようにいくものはない。期待しすぎれば落胆も大きくなるよ。最初からそのつもりで子育てをした方がいいよ」って。
だから、完璧を求めず、気楽に子育てしよう、って決めていたんです。
でも、親心って不思議ですよね。
生まれたときは「五体満足ならそれでいい」って思っていたのに、子どもが成長するにつれて、やっぱりそれなりの期待が出てきちゃうんですね。
長男が保育園で、ふざけてばかりいて先生の言うことを全然きかず、先生にも「反抗期だね」と言われて悩んだ時に、パピーさんのHPに出会いました。
最初は、子どものために自分が少しでも変わりたいと思い入会しました。
でもメルマガやテキストを読み進めていくうちに、「明朗快活、勉強も運動もできて、みんなに好かれる子ども」を、私も育てられるかも・・・という期待がどんどん湧いてきました。
大きな結果を期待し過ぎていたような気がします。
だから、おばあちゃんに「完璧を求めすぎてるんじゃない?」と言われたとき、すべて見透かされたような気がしてショックだったんだと思います。
でも「幸せなお母さんになるための子育て」を始めたこと、後悔なんてしていません。
すべての事象は必要にして善である。私はこのテキストに会うべくして出会ったんだと確信しています。
パピーさん、宿題が解けました。
私の目標は、信じて突き進むこと。
そして、楽しく学んでいくこと。です。
誰になんと言われようと、もう自分の考えをふらつかせたりしません。
パピーさんを信じて、テキストを信じて、自分を信じて、前進するのみです!
今までは、子どもに自信をつけさせること、「自発的に、興味を持ってワクワク」教えることを、私自身がプレッシャーの中で実践しようとしていました。
それこそ、どこかで、完璧を求めていたのかもしれません。でも、なんだか吹っ切れました。
大きな結果を求めないで、小さな善循環を起こすこと。その小さな善循環の中で育児をできることが、私にとっては、とてつもなくすばらしい事で、それこそが目標なんですよね。
結果ばかりを気にしないで、パピーさんのテキストで学べることの喜びをもっと感じよう。今、笑いながら子育てできる幸せをもっと噛み締めよう。
そんなふうに思えるようになって、今、本当に嬉しいんです。
これからは、おばあちゃんの言葉も、余裕を持って聞き流せる(?)事ができそうです。
パピーさんのおかげです!ありがとうございます!
ココまで・・・
ココまでお読みいただいて、いかがでしょう?リンダさんのお気持ちはすっきりしたみたいですね。
私達は、たくさんの情報に包まれています。
そして、その情報の中に「自分と反対の考え方」が増えてくると、自分の考えは正しいのだろうか?という不安になるのですね。
又、その「自分の反対の考え方」が的を得ていたりすると、その不安はドーンと大きくなってしまいます(笑)
不安が大きくなると、怖くなります。恐ろしくなります。あなたは、そんな時、正しい判断ができますか?
そう。私達は不安な時、怖い時、恐ろしい時、正しい判断ができなくなってしまうのです。
例えば、子供が突然泣き叫んだ時、グズッってどうしようも無い時、あやしても抱っこしても、何をしても、どうにもならない時、私達はあせります。そして不安になります。もしくは、イライラします。
すると、正しい判断ができず、衝動的に・・・という事があるんですね。
でも、それはみんなそうなんです。私もそうです。
不安、恐れ、恐怖、イライラ、そんなストレスに包まれると私も正しい判断ができなくなります。
だから、こう思って欲しいのです。
『常に正しい事ができなくてもいい』『私達も、間違っていい』って。
本当に間違いだと結論が出たら、正せばいいのですね。そう考えると、不安が減ります。恐れを抱かなくなります。ストレスから開放されます。
そして、正しい判断ができるようになります。
この後、リンダさんに、メルマガに紹介させて欲しい旨をお願いしました。以後はその後のメールです。
ココから・・・
こんばんは。リンダです。
メールありがとうございました。もう返事が来ていてビックリ!嬉しさ倍増ですっ!
メルマガの掲載、ぜひお願いします。
今までのメルマガバックナンバーも全部読んで、すごいお母さんたちがいるもんだなぁって感心していたから、なんだか自分の話がメルマガで紹介されるなんて夢みたい!
私も幸せなお母さんに一歩近づいたんだなぁって実感できて、またまた嬉しくなりました。
宿題メールの効果はスゴイですね。
「パピーさんと約束をした」
それだけでやる気がこんなに変わっちゃうなんて!先週までやる気をなくしかけていた私ってナニ(笑)?
パピーさんが私を包んでくれたおかげで、暗いトンネルの出口を見つけられたって感じです。
私も、こんな風に、子どもを包んであげればいいんですね。
包まれる安心感と喜びを、体感できちゃった私は幸せです。パピーさんのように、子どもたちのことも包んであげられるお母さんを目指します。
でも、常にやる気がプレッシャーにならないように、肩の力を抜いて、楽しむ気持ちで。ね。
本当にありがとうございました。パピーさん、大好き!
ココまで・・・
リンダさん、メルマガ掲載のご許可、ありがとうございます。
最後の『パピーさん、大好き!』がとっても照れるけど・・・・ホントはとっても嬉しかったです(照・笑)
それと最後にココをもう一度ご紹介したいです。
“パピーさんが私を包んでくれたおかげで、暗いトンネルの出口を見つけられたって感じです。私も、こんな風に、子どもを包んであげればいいんですね。
包まれる安心感と喜びを、体感できちゃった私は幸せです。
パピーさんのように、子どもたちのことも包んであげられるお母さんを目指します。”
テクニックではないですよ。考え方なんです。と何度も言ってきましたが、この「包む」を伝えるのがとっても難しいのですね。
リンダさんは、体験されて、「あ。この感じか・・・?」と分かっちゃった・・・みたいですね(笑)。
ご興味のある方はこちらをお読みください。
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