第185号 「包む」で自分が包まれる
こんばんは。パピーいしがみです。
私はよく、子供達を包む環境の中で『夫婦の仲のよい事がとっても大切です』と言っています。
このメールマガジンでも、そして本でも子供さんへの「認める」「褒める」と同様に、ご主人へも「認める」「褒める」をしてくださいね。
とお願いしていますよね。
でも、なかなか難しいでしょ。「恥ずかしい」っていう気持ちがありますよね。
「え~?いまさら・・・・?」って思われる方もいらっしゃると思うのです。
でも、あなた自身も、ご主人から「いつもありがとう」と言われたとしたら嬉しいでしょ?
そして、「たまにはねぎらいの言葉も掛けて欲しい!」とも思っていますよね?
同じようにご主人もそう思っておられて、そんな言葉を待っているんです。
今日は、『恥ずかしいから口でいえない!』とある方法でそれを伝えた方からのメールです。
このメールを頂いてとても心が温かくなったので、あなたにもお教えしたいと掲載のご許可を頂きました。
ココから・・・
パピーさん、こんにちは。
さしです。
朝夕は涼しくなり、秋の気配もちらほら感じられるようになりましたが、まだまだ日中は残暑が厳しいようです。
お体の調子はいかがですか?
5章で目標メールを送ったのですが、あの時はひとつしか思い浮かばなかったので、目標は一つだけでした。
でも、これが一番の願いでした。
「笑顔で毎日が過ごせるように、子供と一緒に成長する。」
毎日笑顔で暮らすには、どうしたらいいのか。
その後の章や、メールマガジンを読んで、ようやく、残りの二つが決まりました。
「いつも私を支えてくれている周りの人、特に夫に感謝し、感謝の意を行動で示すこと!」
「マイナス感情をぶつける前に、深呼吸すること!」
いままでは心では、夫に感謝しているのですが、いざ、目の前にいると、口から出てくるのは、小言ばかり・・・。
「ありがとう」も、娘の前では恥ずかしくなく積極的に使えるのですが、夫にはなぜか気恥ずかしくって・・・。
目標を定めてからは、パピーさんが言われるとおり、毎日、目標を眺めることで、自分の中の指針が定まったみたいです。
恥ずかしくって言えなかった「感謝の気持ち」は、面と向かってはやっぱり恥ずかしいので、メールしました。
すると・・・、
夫から「お手紙」という題名でメールをもらったのです。(夫も面と向かっては恥ずかしいんでしょうね)
「いつも仕事ばっかりでごめんなさい。
家事や子育てもほとんど手伝わず苦労かけていると思います。
グチのひとつも言いたいでしょうが、話す時間も無いですね・・・。
できるだけ早く帰るようにがんばります。夫より 」
仕事が忙しくって、私と娘が寝てしまってから、夜中に帰ってくることが多いんですが、家事や育児、手伝ってくれるんですよ!
このメールをもらったとき、心がほわんとあったかくなりました。
これが、パピーさんの言う「善循環」なのですね。
1年後、我が家はもっと幸せな一家になれる気がしてきました。
それでは、まだまだ暑さが厳しいので、お体に気をつけてくださいね。
さしより
ココまで・・・
さしさん、メルマガへの紹介のご許可、ありがとうございます。
お読みになられたあなたはどう思われましたか?
ご主人からのメールもとっても優しく、それこそ、「さしさんは癒されたのではないかな?」と思うのです。
でも、これも、さしさんからのアクションが無ければ、受けることはなかった事だったのだと思うのですね。
テキストでは『褒める』の章でそれを伝える方法について3つの例をご紹介しています。
1、直接、言葉で褒める。
2、人を介して褒める。
3、手紙にして褒める。
それぞれの効果やそうされた時の気もちなどについて解説もしていますが、さしさんの様に「メール」で伝えるのもいいですよね。
これなら、気軽にそして素直にできそうです。とってもいいアイデアだと思います。
私は「子育て」として様々な事をお話していますが、子供への影響というのは「子供へのアクションだけではない」んですね。
その為『方法、テクニックではないんですよ』と何度も何度も言うのです。
今回、さしさんが上げてくださった目標の中に、こうありました。
「 いつも私を支えてくれている周りの人、特に夫に感謝し、感謝の意を行動で示すこと!」
この重要性に気がついてくださってとても嬉しく思います。
ご主人をはじめ、お母さんを包む周りの方々との関係って子供にとってものすごく影響があるんですね。
私達が誰かにアクションを起こす事で必ずそこからは反応があります。
「ねぎらい」や「感謝」のアクションには『素直な気持ち』の反応があります。
「さげすみ」や「指摘」のアクションには『憎悪に満ちた』反応があるのです。
その反応を受けた私達はどうでしょう?
憎悪に満ちた反応を受けたら私達はどんな気持ちでしょうか?
「憤り」「反逆」「イライラ」「気分が悪い」そんな気もちでいっぱいになりますよね。
でも、素直で暖かな反応を受けたらどうでしょう?「優しく」「幸せを感じ」「うれしく」なりますよね。
そしてその気もちは私達に笑顔と穏やかな心をくれますよね。
さあ。私達が子供さんに接するのにはどちらがいいでしょうか?
もうお分かりですよね。
当然後者、笑顔と穏やかな心で接した方が良いに決まっています。その場の雰囲気はすぐに子供さんに伝わるからです。
どんなに正しい事、どんなに立派な事を言ったって、人は言葉だけでなく、感情、感覚で受け止めるのですね。
あ。そんな理論より、もっと大切なことがありました。
それは、『ご自分自身がとても気持ちがいい』という事です。
ご自分自身が楽しく、すがすがしく、そして穏やかであればとっても気分がいいですよね。
『楽しい』のが第一前提です!
そして、そういう自分になるためには、『自分から』『ねぎらいの言葉や感謝の気もちを伝える』というのが最も早く、そして効果的なのですね。
さしさんのアイデア。
是非、使ってみてくださいね。
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