第186号 届いた気もちと、涙
こんばんは。パピーいしがみです。
いい季節になりましたね。運動会、秋祭り、今日も何かのイベントがあったかもしれませんね。
この季節が終わると、いよいよ寒くなってきます。お体に気をつけて、お風邪など引かないで下さいね。
今日も、頂いたメールをご紹介させて頂きます。
このメールを頂いて、思わず感動し、涙しました。その理由は最後の方で分かります。
どうぞ、お読みくださいね。
ココから・・・
パピーいしがみ様
こんにちは。
メールをするのは一度「報告します」で途中報告をした以来の もたはは です。
とりあえず、一年間終了しました。
でも再びフォローメールをいただけると知り、再度登録しました。ありがとうございます。
せっかく何かを学んでも、その後何もしなかったら忘れてしまいますもんね。今後もぜひ続けていきたいと思います。
そして、肝心の私が一年間学んでどうなったかの報告です。
今は、一年前と比べて、家の中がずいぶんと明るくなりました。
未だに時々、つい私はイライラしてしまいますが、そんな時は主人が「お母さん、少しイラついてるね」って教えてくれるんです。
だいたいイライラする時って、自分でわかってなかったりするんですよね。
伝えたいことはいっぱいあるのですが、なかなかまとまらないので良いことの一部だけ報告させていただきますね。
うちは、家族全員で食事をするのが、私達夫婦の都合で休みの日のみだったんです。
で、唯一毎日の中で全員で食事をするチャンスがあるのが朝食の時だったのですが、
以前はなかなか早起きが出来ず、主人は一人でご飯を食べ、私と子供達(年中の娘と年少の息子)の3人が後で食べていました。
でも今は、家族全員で朝食を食べられるようになったんです。
それもこれも、実は主人のお陰で、何よりも料理の苦手な私の代わりに主人がご飯を作ってくれるようになったんです。
そして、その感謝の気持ちを主人に伝えつつ、そんな主人を見て私も早起きが頑張れるようになると、子供達もだんだんと早起きができるようになってきたんです。
その他には、何事にも自信のなかった娘が最近ありとあらゆることに自ら挑戦するようになりました。
時々失敗しながらも、本人自身が自信をつける言葉を唱えながらがんばるんです。
そして、その挑戦したことが出来るようになると、また自分に自分で課題を出してがんばるんです。
親としては、逆に自分にプレッシャーを与えるように見えるので少し心配でもありますが。
普段は本人が頑張る時は応援していますが、頑張っていることが「つらい」と言って泣いてきた時は「がんばって、えらいね」と言いながら抱きしめるんです。
そしたら、再び自ら泣き止んでやる気を出す子になりました。親バカですが、まだ5歳なのに、よく出来た子だと思います。
次に息子ですが、息子はとても自分というものをもっていて、本人の中で芯が通ってないと絶対ゆずらないところがある子なんです。
3歳の時点でそれですから、なかなか本人に言葉で伝えるのは難しいのですが・・・。
娘の方は、言葉も早かったですし、字を読むのが大好きでした。
だから、正反対の息子は私の両親によく比べられて「字も未だに読めないなんて・・・」と怒られることがあります。
でも私と主人は、息子には今しか学べないことを学んで欲しいし字が読めるかどうかは、そのうち本人が学ぶ気になったら、絶対出来るようになるからと無理強いはしないようにしています。
何より人になつくのが上手な子なので、特に私は息子のそういうところを尊敬し常々息子にそのことを伝えるようにしているんです。
そして息子自身は、何がすばらしいって「おはよう」「ありがとう」が他人にも誰からも何も言われなくてもすんなり出てくるんです。
もちろん家族に対してもそうです。友達思いで心根のやさしい子です。
それでも時々、悪循環と感じる出来事がおきます。
でも、今は以前と違って「悪循環」と感じた時点で修正することができます。
やり方はその時によって違いますが「どうしたら子供達にとってベストか」を主人と話し合うんです。
そして、お互いの意見をだして出来ることをそれぞれ行なうんです。
すると、その途端に子供達が再び良い状態になるんです。
以前と違うのは、私自身が何か壁にぶつかった時、ただ落胆するのではなく、どうしたら良いか考え、その時々での最善をつくせるようになりました。
うちはまだ子供が小さいので、きっと今後も様々な困難にぶつかると思いますが、以前と違い今は、勇気と「きっと出来る」という自信があります。
ですから、これからも今の調子で頑張り続けたいと思います。
長々とすみません。
でもこれだけはパピーさんに伝えたいと思ったのでメールしました。これからもよろしくお願いします。
ココまで・・・
そして私はこのようにお返事しました。
ココから・・・
もたははさん、おはようございます。パピーいしがみです。
お返事遅くなって申し訳ありません。1年間、お疲れ様でした。
ご報告メール、ありがとうございます。素晴らしい実績を残されていますよね。
ちょっと列記して見ましょうか?
1、家の中が明るくなった。
2、イライラしてくると、教えてくれる人がいる。
3、そして、自分も素直に受け止める事ができる。
4、家族全員で朝食が食べるようになった。
5、自信がなかった娘さんが自らいろいろな事に挑戦するようになった。
6、「悪循環」を感じた時は、夫婦でどうしたらいいか話し合い、最善を尽くせるようになった。
7、今後、いろいろな困難があると思うが、「きっと出来る」と感じる。
うわー。すごいじゃないですか!?うれしくて、ちょっと泣いています。(笑泣)
立派ですね。よくがんばりましたね。でも、ものすごく楽しい1年だったんではないですか?
以前、私が『成功』って何だろう?って何年も掛かって考えていて、本を読んだり、解答を探している時、一枚の紙にこんな文章を書きました。
その時、「あ、これだ!」って思ったんです。
お金持ちになることが成功?なのかな?
いや、お金持ちになったって、健康でなかったら、そんな成功なんてうれしくないよな。
じゃあ、お金持ちで健康なら成功なのかな?でも、人から蔑まれていたり、嫌われていたら成功とはいえないな?
じゃあ、お金持ちで健康で、人から尊敬されれば成功?でも、生きていることが楽しくなければ成功じゃないね。
それじゃあ、成功ってなんだろう?
うーん。成功に向かってがんばっている時かな?それが一番、やる気があって、わくわくして、どきどきして、面白くて、元気で、明るくて、・・・楽しいよね。
そう。私達が求める「幸せなお母さん像」そこに向かっている私達の今こそ、楽しく頑張っているその今こそが、“幸せなお母さんの姿”だと思うのですね。
もちろん、これからもいろいろあるでしょう。
でも、必ずやりぬける。「大丈夫!」そう言われている、もたははさんは、すでに『幸せなお母さん』ですね。
追伸、とってもうれしい報告なので、是非、メルマガで紹介したいと思うのですが、いかがですか?
よろしければ、お返事いただけますか?よろしくお願いします。
ココまで・・・
この後、もたははさんからは、快諾のお返事を頂いて、今回、ご紹介させて頂きました。
さて、ココで私が一番言いたいのは、この講座を学んで、もたははさんが1年間で積み上げた功績ではありません。
もちろんそれも素晴らしいのですが、私が伝えたいのは、ここなんです。
“以前と違うのは、私自身が何か壁にぶつかった時、ただ落胆するのではなく、どうしたら良いか考えその時々での最善をつくせるようになりました。
うちはまだ子供が小さいので、きっと今後も様々な困難にぶつかると思いますが、以前と違い今は、勇気と「きっと出来る」という自信があります。”
私は「子供達に自信を付けさせてあげてください!」と言っていますよね。
そしてそれには、チャレンジができるように「認め」たり、「褒めた」り、そして失敗したり、落胆した時には、「包ん」であげて、失敗を恐れずに何度もチャレンジする事ですよ。
そして、失敗の中から「できた喜び」「感動」「自信」を味あわせてあげて欲しい!とも言っています。
でも、お母さん自身にその体験が無いと、子供さんに、伝える事が難しいのです。
だから、私は何をやっているか?というと、フォローメールや、このメルマガ、そしてメール相談で、不安な時には「認め」、頑張った時には「褒め」、つらい時には「包み」をしているんです。
そう。「幸せなお母さんになる為の子育て」はお母さんが『子育て』を通じて「出来なかった」事が「出来るようになった」
その喜びや感動を味わい、経験する事で、ご自分自身が『自信』を育み、そして“子供達にそれを伝えられる”様に『成長』してもらう事だったのです。
困ったこと、悩み、心配。それらを自分が行動し、考え、乗り越えた時、「あ。大丈夫」「私にもできると思う」「これからも困る事は訪れると思うけど、きっと大丈夫」お母さん自身が、そう思えるようになってもらうことが私にとっての最大の課題だったんです。
お母さんが体得できれば、伝えるのは簡単です。そして子供達がそれを体得できれば、その子供達も自分の子供達に伝える事ができるんです。
これこそが、最大の財産だと思うんですね。
もたははさんのメールは、私の気持ち、願い、が届いた内容だったのですね。だから、感動して涙が出たのです。
今、ものすごく嬉しいです。
もたははさん、貴重なご報告、ありがとうございました。
※ご興味がありましたら、ご覧ください。
★★★ 通信講座「幸せなお母さんになる為の子育て」★★★
【 パピーいしがみ 】人材育成の現場から、育児・子育てこそが、本人の一生のベースになると痛感し、吸収したノウハウやアイデアを自分の3人の子育てに応用。子供達が喜びと自信を持って成長していく中で、親としての充実感と予想をはるかに上回る結果に驚愕する。2003年あまりの少年犯罪の多さ、幼児虐待の事件に心を痛め、その子育て育児方法をインターネットで公開。熱烈なサイトのファンからの要望で、テキストを作成し通信講座として紹介。著書も好評で現在は会員さんから毎日届く悩みや相談に応えている。