第209号 お姉ちゃんとふたりっきり
こんばんは。パピーいしがみです。
本日のメルマガは、中学生のお姉ちゃんを持つ、主婦暦十数年のベテランお母さん、いちごさんのメールのご紹介です。
いちごさんは、若くして農家の本家のお嫁さんとして嫁ぎ、義理のお父さんお母さんと同居、その上、親戚づきあいも大変で、この十数年、わき目も振らず一心不乱・・・だったということです。
お姉ちゃんは中学生ですが、下に4歳の息子さんもおられて家のことと子育てで大忙しのようです。
そんないちごさんの昨年のクリスマスの出来事でした。
ココから・・・
こんにちは。「いちご」です。(両親がいちごを作ってますので・・・!)
お返事ありがとうございます!
芸能界と一緒にしてはいけないのですが、福山雅治にファンレターを出して、返事がきたくらい嬉しかったです(”^_^”)
・・・中略・・・
後、聞いて頂きたいことがあります。
昨日、クリマスマスイブでしたが、4歳の息子はサンタクロースのプレゼントを楽しみに珍しく早く眠ってしまいました。
お昼に3種類のケーキを作ったので、疲れたのかもしれないです。
両親も早く寝室に行ってしまい、主人は夜勤だったので、中一の娘と2人だけになりました。
夜の9時くらいから1時近くまで娘といろんな話をして、じゃれたり、真剣な話をしたりして過ごしたのですが、
寝る前に娘から、「今日はお母さんと2人だけで嬉しかった~!!今日買ってもらったクリスマスプレゼントより嬉しかった!!」って言ったんですよ。
おまけに、いつもは自分の部屋で1人で寝るのに、昨日は布団を私の布団の横に持ってきて、「一緒にねよう、お母さん」って・・・びっくりしました。
なんだか、日ごろの私を反省してしまいました。
なぜなら、娘は小さい頃から手のかからない子で、我慢強い子でした。「ぐずる」という事がなかったんですよね。
忙しい私に迷惑をかちゃいけない、って子供心に感じていたのかもしれません。
その点、息子は「ぐずる」し、とっても手がかかるんですよ、「お母さん、大好き!!」って、体全体で表現する子なんです。
娘は、多分寂しかったんじゃないかと思います。
昨日のような、「時間」・・・・これからも必要ですよね。私にとっても、貴重な「クリスマスイブ」となりました。(^^)
パピーーさんは、とてもお忙しいと思いますので、お返事は下さらなくて大丈夫ですよ。
ただ、昨日の出来事を聞いて頂きたかっただけですので・・!
ありがとうございました。
いちご
ココまで・・・
いちごさん、メルマガへの掲載のご許可、ありがとうございます。
「お返事は結構ですよ」と言われ、甘えてしまったのですが、私は、この娘さんの気持ちを、ちょっと考えたかったんです。
今、中学生、12・3歳だとすると、下の子が生まれる時は8歳ぐらいですね。
小学校の2・3年生ぐらいでしょうか?
さまざまな影響を受けて、自分なりの考え方もしだす頃ですね。
その時期に弟が生まれた。本家の長男ですものね。
両親そして、おじいちゃん・おばあちゃんはもちろん、親戚のおじさん、おばさん・・・。みんなの注目は、全て弟に向かったでしょう。
今までも、女の子ではあっても、本家のうち孫として、みんなに可愛がられていたでしょうから、弟が生まれた時のギャップ・寂しさと言ったら、相当だったと思うのですね。
でも、いちごさんのメールにあったように、きっと一生懸命に我慢されたのでしょう。
「私がわがまま言ったら、お母さんがもっと大変になる」そう思って、耐えたのでしょうね。
けなげですよね。
メールの中にお姉ちゃんのこういう言葉がありました。
「今日はお母さんと2人だけで嬉しかった~!!今日買ってもらったクリスマスプレゼントより嬉しかった!!」
ものすごくその気持ち分かります。ほんと。楽しかったんでしょうね。
嬉しかったと思いますよ。お母さんを身近に感じて。
又、
“おまけに、いつもは自分の部屋で1人で寝るのに、昨日は布団を私の布団の横に持ってきて、「一緒にねよう、お母さん」って・・・”
ともありました。
ココを読んで、是非、このメルマガをお読みのあなたにもご紹介したくなったのです。
お母さんを恋しいのは、幼少期だけではありません。
中学生になっても、高校生になっても、大人になっても、お母さんはお母さんなのですね。
又、年齢が上がってくると、子供達は、親と本音で話したいのです。
世間体やあるべき論ではなく、個人と個人として。
特に男の子はお父さんと、女の子はお母さんと・・・。
お母さんの昔の体験談や失敗、同姓としての考え方・・・。そんなのもさらけ出して、本音で語り合いたいんです。
そして、それがよりいっそう親近感を高め、「自分が大人・一人前として認められた」という感覚になるんです。
兄弟が増えてくると、どうしても、上の子と話したり、触れ合う機会が減るんですね。
そんな時、是非、一緒にお風呂に入ったり、一緒に眠ったり、夜更かしをしたり、買い物に行ったり、『一緒にいる時間』を作って欲しいのです。
その時は、「お小言」は一切なし。常に何を聞いても笑顔で受け入れて!
チャンスがあったら是非、やってみて欲しく思います。子供は大きな安心と『近しい間柄』を感じてくれますよ。
ご興味のある方はこちらをお読みください。
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