第221号 気づきが新しい世界を開く 2
こんばんは。パピーいしがみです。今日は、前回の続きです。
(もし、前回のメルマガをお読みになりたい場合は、下記からどうぞ)
https://www.age18.jp/back220.html
CHIEZOさんに訪れた気づきと、それによって起きたご自身の変化。
又、お母さんの気もちが変わったことで起きた子どもさんの変化。それをご紹介するのでした。
それでは、早速始めましょう。
ココから・・・
早速のお返事、本当にありがとうございます。
メールを拝見したのは今日の15時ごろです。
が、昨日の夕方から今朝にかけて、発見と変化があり、メールを確認した後も発見がありました。
昨日、ちょうどお返事が届いたころ、わたしは息子の幼稚園にいました。
先生からの連絡帳に、わたしが家で常日頃気に掛かっていたことが書かれており、
先生に「わたしもずっと気になっていた」ことを伝えると、お話しする時間を作ってくださる、とのことでした。
その「気になっていた事」なのですが・・・、息子はいろんな本を読むのが大好きで、いろんなことを覚えてはわたしに説明してくれます。
他の人にもいろいろと説明しているようです。
「自分は何でも知っているんだ」と思っているのでしょうか。
その延長なのか、実は知らないことも「僕、それ知ってるよ」と言うのです。
「知ってる」「分かってる」「あ、そうそう」が口癖で、ひどいときには初めて行ったところでも、「僕、ここにきたことがあるもん」と言い出すしまつです。
そこへ先生から
工作の手順を説明している途中に「知ってるよ」と言いながら作成した・・・とさり気なく書いてあり、
「これは・・・???」と思ったのです。
べたな表現ですが、言われた方は「感じ悪~い」と思いますよね。
それに息子にとって『ほんとに知らない新しい事を吸収していく事の妨げ』になってしまうだろう・・・、と思うと怖くて、
「どうすれば改善されるのだろう?」と、これまでもずっと悩んでいました。
お話を聞いてくださると伺って、訪れた幼稚園でのこと。先生方は口を挟まずゆっくり聞いてくださいました。
そしてはっと思いつきました。
わたし(家族全体も)が、いい表現をすると負けず嫌いで、自分が一番的なところがあり、言葉の表現がぎすぎすしてたんですね。
例えば、
夫 「これ持って帰ったよ。大切だから失くさないでね」
わたし「そんなの当然でしょ、わかってるわよ」
息子の口癖を思い返しました。
「知ってる」「分かってる」・・・。わたしが普段、口にしていることなのです。
「あ~、悩みの原因は自分で作っていたんだ」と気づき、先生たちにもお話しました。
先生方はいいとも悪いとも言わず、にこにこ聞いてくださいました。
「これからも気をつけて見ていきます」とのことでした。
そして今朝、夫と話をしていてまた音楽教室の練習の話になると、夫から
「○○へのプラスのごほうびはお母さんの笑顔かもな。大好きだもんね。まあ、お母さんの為にやるのは違うけど、きっとお母さんが喜ぶ姿はうれしいはずだよ」と。
「ああ、お父ちゃんわかってくれてるんだ」
わたしがつまらないことで意地になっててほんとに見なければいけない、『大切なところが見えてなかっただけ』かも・・・、と少し絡まった糸がとけた感じがしました。
そこへパピーさんからのメールを見つけました。
今のわたしの問題点のご指摘、すんなりと胸に入ってきました。
一緒になって考えてくれた夫の気持ち。「ありがとう、そうだね、助かったわ・・・」その言葉をまず伝えなければいけなっかたのですね。反省しました。
かなり夫婦という関係に甘えていました。
これからはひとつひとつの言葉に気持ちを込めて、そして相手が発信してくれる、ひとつひとつの言葉に、耳を傾けていこうと思いました。
今日は時間がなくなってしまいました。まだまだ伝えたりません。
また早いところでメールします。ありがとうございました。
全部が解決したわけではないけれど、かなりすっきりとした気持ちです。
すべてのことは必要にしてここにある。実感してます。
では、また。
ココまで・・・
そして、私はこのようにお返事しました。
ココから・・・
CHIEZOさん、こんにちは。パピーいしがみです。素晴らしいお便り、ありがとうございます。
発見なさったんですね。うん。うん。と頷きながら拝見しました。
それからお父さんの言葉。
“夫と話をしていてまた音楽教室の練習の話になると、夫から「○○へのプラスのごほうびはお母さんの笑顔かもな。大好きだもんね。まあ、お母さんの為にやるのは違うけど、きっとお母さんが喜ぶ姿はうれしいはずだよ」と。”
ありがたいじゃないですか?
きっと、ご主人、この前のことで、かなりお考えになったのですよ。きっとお悩みになったと思いますよ~?(^^)
真剣に考えてくださって、そして「自分の言った言葉は違っていたかもしれない」と思ってくださったのですね。
素晴らしい方です。カッコイイです!
そして、CHIEZOさん、あなたも素晴らしい。
“・・・息子の口癖を思い返しました。わたしが普段口にしていることなのです。
あ~、悩みの原因は自分で作っていたんだ・・・本当に「全ての事象は必要にして善」ですね。”
(・・・後 略・・・)
ココまで・・・
このようにメールをお返ししてから、再度ご連絡を頂きました。
気づきを得てからのご自身、そして子供達の変化です。
ココから・・・
パピーさん、こんにちは。CHIEZOです。
報告の前に一言、先週の“気づき”の後、実はメルマガからもいろんな発見がありました。
その時に届いた習い事のこと(212号)、
そしていろいろ吸収したくて、ひもといてみたバックナンバーで、たまたま選んでみた、子供のかんしゃく・親の態度(117・118号)などなど、
自分が日頃気になってたこと、悩んでいたことについて載っており、共感しながら、納得しながら読ませていただきました。
そしてこの度のご連絡・・・なにかが繋がっているのでしょうね。感謝、感謝です。
改めましてその後の報告です。
ピアノの練習について、ですが、わたしがピアノを開くと妹が寄ってきて、2人で遊びながら弾いていると息子が寄ってきたり、
「ここがわからないね~、お兄ちゃんに聞いてみるか?」
(これは教室の先生からのアイデアです。先生も親身になって相談にのってくださいました)と言うと
「しかたないな~」という顔をしながらやってきて弾いてくれたりとぽつぽつやっています。
一度だけですが、一番苦手な両手練習を自発的にして、息子も得意そうで、わたしもそれがとてもうれしかったので、
いっぱいいっぱい褒めて2人で『はじめて両手練習をした日』とカレンダーに花丸をつけました。
にこにこがいっぱいに広がりました。
そしてこればっかりは本人がやる気にならないと始まらない、と腹をくくり、息子の様子をよくみながら、
自発的に、楽しく、できる姿をワクワク思い描けるような誘い方を探して試していきます。
そして夫とのこと、
舅姑とのことから発生していた、とげとげ・ぎすぎすの自分に気づき、脱皮した後は、不思議と楽になって、
これまでいらいらいしていた家事の不出来や、仕事の悩みも「どうしてものことだけ」と気持ちを集中できるようになり、
余裕を持って、子供たちに心からの笑顔で接することができているようです。
なぜ分かるのか?と言うと、子供たちが落ち着いてきていて、わたしもさらに穏やかさを感じるからです。
なぜか息子はこれまでいくら言っても、自分で片づけなかったお弁当箱を自分から流しに出すようになりました。
又、なぜか「お手伝いをする」とはりきって卵焼きをつくったり、大根下ろしをすったり、お風呂掃除をするようになりました。
(100%ではありませんが、自発的にするようになったのです)
それに、わたしが聞かなくても、幼稚園の出来事を自分からどんどん話すようになり、
そして極めつけは、少し前からお父さんが力を入れて進めている自転車の補助輪はずしの練習を『自分からがんばる』と突然報告してくれたのです。
息子はできないこと、知らないことは、格好悪くて嫌でやりたがらない方です。
自転車練習もいろんな理由でやらなかったり、少しで終わったりしていました。
この前の日曜日、広い原っぱのような公園に遊びに行き、お父さん手作りのレジ袋の凧(息子が図書館で作り方の本を見つけ、お正月前に作ったものです)をこれまでの最高記録まであげた後、自転車練習をしました。
始めは、いつものようにしぶしぶ、途中からは結構楽しそうで、だいぶバランスも良くなってきました。
そしてその日のお風呂でのこと。
突然息子が「おかあさん、僕はきめたよ」と言い出しました。
「どうしたの?なにを決めたの?」と聞き返すと、「お休みの日で、天気がよくて、おとうさんが家にいる日、僕は自転車の練習をおとうさんと一緒にするんだ。僕、がんばるよ」
と言うのです。びっくりしました。
自分から「がんばる」って言い出すなんて・・・うれしさがぎゅーっとこみ上げてきました。
「すごいね、いい目標だね。かっこいいな~。
早速お父さんにお願いしようね。お母さんもいっしょにがんばるよ」と抱きしめてしまいました。
どうしたんでしょうか、この1週間の変わり具合は?
ほかにもまだまだあります。
わたしが今まで息子が発信しているものに、気づいてなかっただけでしょうか?
わたしが少しでも脱皮できたのでしょうか?不思議です。ほんとに気持ちが楽になりました。うれしいことが急に増えました。
夫へのとげとげ攻撃(笑)の原因の舅姑は相変わらずですが、わたしがまず向き合うべき人は『夫と子供たち』だ、と再認識できました。
“気づき”の前まではだいぶ混乱していました。
これまでも何度も苦労し、その度に気にしていても仕方ない、と自分に言い聞かせていたつもりでしたが、
夫を見ると舅姑を思い出し、夫と舅姑を同一化して夫にいらいらしていました。
それが“気づき”の後から舅姑がそれほど気にならなくなりました。
これまでほんとにいろんなことがあり、これからもおそらく、今まで以上にいろんなことを言われ続けると思いますが、
子供たちへの深い愛情に対して感謝し、それ以外は気にとめずに過ごそうと思います。
これでいいのでしょうか?
今の穏やかで楽しくて、明日にワクワクする毎日を、まずは夫と子供たち、そして支えてくれる人たちと積み重ねていきたいです。
・・・・・・と書いたのは昨日の夜中です。
(このメールは職場用で毎日出勤すれば必ず開くのでこちらを窓口にしています。
自宅のは数ヶ月使わないこともあって。
昨日はどうしても書きたくて自宅で書いてここに送信しました)
送信の前にもう一度読んで、あ、メルマガのバックナンバーちょっと読んでみようかな~と横道にそれたら・・・
先日のななめ読みより、少しじっくり表題をみて、特に興味かあるものを開いてみました。
そしたら、私がこの1週間で体験したことのかけらが、いろんなところにたくさん詰まってました。
そうだよね、そうだよね、とはまりそうになるのを我慢して、とりあえずここに戻りました。
前読んだときより、さらに身近に感じました。
講座の宿題より先に今回の騒動になってしまいましたが、おかげではっきりといろんなことが整頓されました。
極秘のアドレスに宿題の返信を早いうちに送りますね。更なる長文、思いつきのままの乱文お許しください。
今度こそ、では、また。
ココまで・・・
CHIEZOさん、メルマガの紹介へのご許可、ありがとうございます。
たった一つの“気づき”(発見)がどんどん新しい気づきを生み、
ご自分に大きな変化を与え、そしてそれが回りに波及していく。
『お母さんの気もち』って本当に影響が大きいですね。
ご主人の言葉にも、こうありました。
“「○○へのプラスのごほうびはお母さんの笑顔かもな。(おかあさん)大好きだもんね。まあ、お母さんの為にやるのは違うけど、きっとお母さんが喜ぶ姿はうれしいはずだよ」”って。
そう、私達親の影響って、お父さんが15%、お母さんが85%なのだそうです。
そうすると、お母さんが、いつもぎすぎすしているのと、穏やかに微笑んでいるのでは、子供達への影響、子供達の気持ちも『全然違う』という事なんですね。
お母さんの気持ちが穏やかになって、
子供達のいろんな面が見えてくると、沢山の発見があり、沢山の褒め言葉が出てきます。
私達がそんなお母さんの子供だったらどうでしょう?
毎日が楽しく、そして積極的に「やってみよう!」「がんばろう!」っていう気持ちになりませんか?
そう。お母さんの気持ちが子供達に伝わり、子供達は「もっとお母さんに喜んでもらいたい」「もっとお母さんに微笑んでもらいたい」
そう思って、自分からお母さんが喜んでくれる事、微笑んでくれる事を探し出すのです。
自発的に、希望を持って、楽しく、やり始めるんです。
その時、子供達の能力は、とてつもないスピードで開花していくんですね。
そうなった時、あなたはどうですか?幸せを感じますよね。よろこびを感じますよね。
すると又それが子供達に伝わり・・・善循環が始まるんです。
ご興味のある方はこちらをお読みください。
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