第236号 味方でいてあげる 2
こんばんは。パピーいしがみです。
前回、
“同居のお爺ちゃんのお小言に中学生のお姉ちゃんが閉口していて、同じようにお小言を言われているお父さんが、居心地が悪いみたい。
不機嫌な時が多くて、ふてくされているようにも見える。そしてそのお父さんと娘さんもうまくない。どうしたらいいんでしょう?”
というご相談に関する内容をお話しましたね。
そして、それはお姉ちゃんにもお父さんにも、味方でいてあげる事ですよ。というお返事をしました。
しかし、私にご相談のメールを下さったいちごさん、すでに行動を起こしていたのです。
「その後、急展開を迎えるその内容は次回!」
と(映画風に)アナウンスしていましたので(笑)、お楽しみにされている方も多いようでした。
それではお待たせしました。始めましょう。
ココから・・・
パピー様、こんばんは。お忙しい中、早速お返事頂き、本当にありがとうございます。
ただ、先日パピーさんにメールを送ったあと、すぐに後悔したんですよ・・・
「私はまだ主人、子供達のために何もしていない」って・・・
そうなんです、おじいちゃん達と、この15年間いざこざなくやってきたので、意見して、うまくいかなくなるのが、怖かったんです。
・・・ 中 略 ・・・
パピーさんに、メールを送ったあと、今までのことを沢山思いだして、そして「勇気を出そう!」と決意しました。
まずは、娘の事から・・・。
意を決して、私は、こう言いました。
「〇〇〇(娘)の事は、私達にまかせてもらえませんか?娘の意見を私達は尊重したいんです。」と・・・
もう、心臓はバクバクで、身体は緊張しまくりでした!
そのあと、おじいちゃんは「転ばぬ先の杖、そう思って意見している」と言ってきましたが、
私もめげずに「転んだら、また立ち上がればいいと思います。娘はその力を持っていると私は信じています。何かあっても、私達親がいつでも手を差しのべる事が出来ます」
・・・・・言いきってしまいました!
なぜ、私が緊張しまくりだったか・・・と申しますと、私は、おじいちゃんと、おばあちゃんが大好きでした。(いえ、今も大好きです)
嫁いで来てからというもの、とっても優しく、我が子のように可愛がってくださいました。
子供達(孫達)にも優しくて、とても感謝をしているのです。
そのように、信頼しているし、好きだからこそ、爆発しそうな心臓を押さえて勇気ふりしぼって「真剣に向き合えば、きっと分かってくれる!」って思って言った言葉でした。
私がかなり強い口調だったためか、その後、おじいちゃん達の娘への小言は、かなり少なくました!
そして母がこう言ってくれたんです。
「親がいるのに、私達はでしゃばり過ぎていたのかもしれないね。」って!
パピーさんに、情けないメールを送ったことは、後悔しましたが、不思議と15年間も意見できなかった私に、信じられないくらいの勇気を出す結果になったことは間違いありません!
自分でも、嬉しくなりました。(^^)
そして、主人の事ですが、小さなことから始めてますよ。夜中に帰ってくる主人に、私と子供達で手紙を書くようにしました。
最近、字を書くことに興味を持ち始めた息子にはグッドタイミングでした。
そしたらですね、今、娘は春休みで部活と塾以外では家にいるので、昼間はお父さんと顔を会わせるのですが、主人が、とても話しかけてくるようになったらしいんです!
先日の主人の休日には、息子を早く保育園に迎えに行ってくれたらしく、その夜は息子と寝室で枕投げをして遊んだんです!
息子に聞くと「楽しかった~!」って、とても嬉しそうでした。やはりお父さんに遊んでもらいたかったんですよね!
ほんのちょっとしたことですが、この変化です!これからも、いろいろ考えて「善循環」目指して頑張ります!
私ですね・・・頑張るの大好きなんですよ!だって頑張っていると、自然と沢山の笑顔に出会えますよね!
ちなみに、私と主人の仲はずっと、円満ですよ!時々ケンカもしましたが、基本的には仲良しです!
頑固で、家事にはいっさいタッチしない、今時珍しいくらいの九州男児です。でも、頼りがいがある、情が人一倍あつい主人です。
パピーさんて、ホントにすごいですね!
前回メールを送ったときも、その後すごい勇気がわいてきましたし、今回、パピーさんからお返事頂き、とても考えて返事を書いてくださったのが、とてもよくわかり、またまた「頑張ろう」精神が湧いてきました。
メルマガも・・・・本当に本当に心打たれます。どんな、育児書よりすばらしいです。だって、そこには真実しかないですから・・・・
先日のメルマガで、パピーさんが、「失敗してもいい、間違ってもいい、悪いのは、その過ちに気付かないことです。」とありましたよね、
この言葉、忘れません!心にズーンときました。
大人になると、反省すること、過ちを認めることを、だんだんと忘れてしまいます。
何が一番大事なのか・・・・いろんな場面で悩むことが出てくると思います。
もちろん、失敗したりすると思いますが、この言葉を忘れずいれば、きっと大丈夫ですよね!
娘の事も、きっと大丈夫です。娘を信じます。
それに何かあっても、パピーさんがいらっしゃいます。その時は・・・・また相談にのってくださいね。
主人のことは、この小さな努力を続けていれば、きっといつかは・・・・と思っています。
もちろん、いろんな面で、気をつけますよ、主人が変わってくれれば、きっとおじいちゃん達も認めてくれると思います。
本当は、今夜「決意のメール」にしたかったのですが、もう少し時間を下さい。
実はこのメール、4日前から、夜に少しづつ書いてるんですよ(^^)(5時間くらいかかってそうです)
書いている間に「決意」が決まりそうな気がしていたのですが、もう少しかかりそうです。
長文、目を通して頂いてありがとうございました。
いちご
ココまで・・・
そして、私はこのようにお返事しました。
ココから・・・
いちごさん、おはようございます。パピーいしがみです。
メール、ありがとうございます。
いちごさん、がんばりましたね~!
“「〇〇〇(娘)の事は、私達にまかせてもらえませんか?娘の意見を私達は尊重したいんです。」と・・・
そのあと、おじいちゃんは「転ばぬ先の杖、そう思って意見している」と言ってきましたが、
私もめげずに「転んだら、また立ち上がればいいと思います。娘はその力を持っていると私は信じています。何かあっても、私達親がいつでも手を差しのべる事が出来ます」
・・・・・言いきってしまいました!”
いちごさん、かっこいい!本当にどきどきしながら、勇気を振り絞っての言葉だったでしょう。意を決して、震えながらの言葉だったでしょう。
このいちごさんの行動は、もし、お姉ちゃんがそれを見ていなかったとしても、
これから、いちごさんの行動を見て、又、変わったおじいちゃんの雰囲気から、だんだんに解るはずです。素晴らしいと思いますよ。
そして、もうひとつ、素晴らしいのは、ココです。
“そして母がこう言ってくれたんです。
「親がいるのに、私達はでしゃばり過ぎていたのかもしれないね。」って!”
お父さんの気持ちを諭しながら、決して自分は前面に出ず、いちごさんの思いを汲んでくださっています。すばらしいお母さんですよね。
それからお父さんの事もいいですね。
“夜中に帰ってくる主人に、私と子供達で手紙を書くようにしました。
そしたらですね、今、娘は春休みで部活と塾以外では家にいるので、昼間はお父さんと顔を会わせるのですが、主人が、とても話しかけてくるようになったらしいんですよ!
先日の主人の休日には、息子を早く保育園に迎えに行ってくれたらしく、その夜は息子と寝室で枕投げをして遊んだんです!
息子に聞くと、「楽しかった~!」って、とても嬉しそうでした・・・って。”
それから、それから・・・、
“主人のことは、この小さな努力を続けていれば、きっといつかは・・・・と思っています。
主人が変わってくれれば、きっとおじいちゃん達も認めてくれると思います”
ええ。私もそう思います。というより、もうお爺ちゃんたちはその変化に気づいているはずです。そして、お小言が減ると思います。
すごいよね。いちごさん。そのきっかけはいちごさんが起こしているんだからね(^^)。
もう、善循環ははじまりつつあるんじゃないのかな?変化があったら、又メールくださいね。
ココまで・・・
そして、しばらくして頂いたお返事は・・・
ココから・・・
パピー様、こんばんは、いちごです。
返信がすっかり遅くなってしまい、申し訳ありません!
持病の花粉症がピークで、すっかりまいってしまいました!(><)
パピーさんから頂いた返信メール、何回も何回も読ませて頂いて、鼻水すすりながら、パピーさんの温かいお言葉に涙してしまいました。
パピーさんて、ほんとにすごいですね!メールなのに、なんでここまで心温まる言葉をかける事が出来るのですか?
パピーさんに、ほめて頂いて子供みたいに嬉しくって嬉しくって、またまた「よっしゃー!」って気合いはいっちゃいました(笑)!
おまけに、またメルマガに掲載して頂けるなんて・・・びっくりです!
ただ、正直言いますと、メルマガの掲載は今回はちょっととまどってしまったんですよ、
なぜなら、やはりおじいちゃんとおばあちゃんが関わってくるので「いいのかな・・・・?」って・・・。
「私はおじいちゃん達を悪者にしてないかな?」って思っちゃったんですね、
そんなつもりはなくても、私の文章を読まれた方はそう思われるのじゃないかな・・・・とか・・・考えすぎかもしれませんが。
でも、私自身、毎回メルマガはと~っても楽しみで、とてもとても勇気づけられます!
きっと、私のような悩みを抱えている方は沢山いらっしゃると思うんですね。
だから、もし私のメルマガを読んで下さって、勇気を出すきっかけを作ってくれれば・・・・、って思いなおしました!
パピーさん、おばあちゃんの事、褒めてくださいましたよね、とーっても嬉しいです!はい!本当にすばらしい母だと思っています(^^)
父も頑固で融通がきかない部分があるますが、根は優しくって人情あふれる(ここは主人も同じです!)とってもいい人なんです!
今回の事も気まずくなることもなく、娘への干渉もグン!と減りましたよ!
主人の事も、急がず、少しづつ主人と子供達の距離を縮めていこうと思っています。(でも、もう随分縮んできましたよ!(^^))
では、またメール致します(今度こそ決意のメールを!)
パピーさん、とってもお忙しいと思います、お体大事に頑張ってください。
ココまで・・・
いちごさん、お悩みの中、メルマガの掲載のご許可を頂きまして、ありがとうございました。
私はこうやって、ご相談を受けてお返事をするのですが、事細かに解決方法をお教えしているのではないのですね。
そう「認める」「褒める」「包む」。その考え方だけを例を挙げて説明しているだけなんです。
特に、今回のいちごさんの件は、私がお返事する前に、行動を起こされています。
私が、会員さん達の様子を教えていただくと、こうやって、ちゃんと『行動』を起こしている。
それも『自分で消化して、考えて、納得して』行動して下さっているんです。
だからこそ、多くの変化があるんですね。私は、これこそが“すごい事”だと思うのです。
何かの本やマニュアルを読んで、その通りにしても、確かにその場は収まるかもしれません。でも、応用は難しいのです。
しかし、自分で考え、納得して起こした行動には、原因を把握して、理由を考え、目的を知り、そこに向かっての“行動”があるわけです。
1つ、うまく行くと「あ~、こういう事か・・!」って解るんですね。
そのプロセスを経ること、そのプロセスをやってみる事がものすごく重要なんですね。
そして、私が、是非、子供達に教えて欲しいと思うのも“そこ”なんですね。
子供達も、そこがわかると早いんです。
だからこそ、それをお母さん達にも経験して欲しいのですね。お母さん自身がわかると、子供さんに教えやすいですから。
先日、ある方にメールを頂いて「メルマガのバックナンバーを見ていると、善循環が始まっている方って、けっこうおられるんですね」っておっしゃっていました。
(もちろん、その方も子育てが楽しくってしょうがない会員さんです(笑))
そうなんです。
1つ解ると、応用ができるので、「経験しちゃうと、けっこう簡単」だったりしますし、又、忘れないんですよ(笑)。
あなたにもできます。その世界、是非知って欲しいな~、と思います。
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