第263号 マイナスからプラスを見つける
こんにちは。パピーいしがみです。
今日のタイトルは、マイナスからプラスを見つける。としました。
実は、さっきまで「日本の悪癖・男尊女卑」としようと思っていました。
私は、今までも言ったことがある?かもしれませんが、「男尊女卑」って大嫌い!
だからって「男女同権」という言葉も好きではありません。
どうして、「女の癖に」とか「男には負けない」なんて言うのでしょうか?
女性には男性にはない、すばらしい部分があり、男性には女性にない、やはり特出した部分があり、そこは、お互いにお互いを認め、尊敬できる部分のはずなのに、
どうして、一方をないがしろにしたり、又、権利を主張したりするのか・・・?って思います。
・・・という怒りにもにた思いがあって、タイトルが攻撃的になってしまいそうだったのですが、
「やっぱりそのタイトルでは「批判」になっちゃうな~?」と思って、もっと前向きな物に変えました。
なぜ、私がタイトルで悩んだか?というと、今日紹介するメールで、子供の頃、女性に生まれた為に、とっても寂しい思いをして、又、それが今も自信の欠如になっている、という内容を拝見したからです。
もしかしたら、あなたもそうかもしれません。
でもね。何度も言いますが、女性は男性に無い特性をお持ちです。
それを、ちゃんと把握して、尊敬している男性もいます。
もし、あなたがご幼少の頃、そういう思いをされたとしたら、又、自信を失ってしまっていたとしたら、是非、このメールをお読みになって欲しいと思い、掲載をお願いしました。
ココから・・・
パピーいしがみ様
はじめまして。たぬきです。
大変遅くなりましたが、5章の宿題を提出します(今15章なんです)。
ようやく目標が決まりました。私の目標は、次の二つにします。
1.子供の存在を認めること。
2.子供をコントロールしないこと。
私は子供の頃から自信のない子でした。自分が活躍できる場面が来ると、わざわざできない理由を探してやめてしまうのです。
学校の勉強は、塾に行かなくても上位に入りましたし、運動も球技はかなり得意な方でした。それなのに、自信がないのです。
親はいろいろなことができた方が将来役に立つと考え、幼稚園の頃から絵画教室、サッカー教室、水泳教室、公文などに通わせてくれました。
いろんなことができるはずなのに、それでも私は自分に自信がなかったのです。
親はなぜ私が先に進もうとしないのか、上を目指そうとしないのか、理解できないようでした。私もわかってはいませんでした。
ただ、今から考えると、人から注目されること、上を目指して失敗することを常に恐れていたように思います。
パピーさんの教材を読んでみると、私が自分に自信がない理由が見えてきました。
周りの環境だけが悪いというつもりはありませんが、全く影響がなかったとも言い切れないと思います。
私は周囲の“心ない言葉”により存在意義を認められず、また両親に認められてこなかったことから、自信をもてない人間になっていたのではないか?と思います。
私の父方の祖父は、家の存続に熱心でした(由緒も何もない家なのですが。)。
だから自分の長男の孫は男の子だと信じていたようです。しかし残念ながら期待の第一子は女の子、私でした。
祖父は「なんだ女か。」と言ったそうです。
翌年、待望の男の子、私の弟が産まれました。大喜びした祖父は、それはそれは弟をかわいがり、特別扱いしたそうです。
私は子供の頃、男の子になりたい!と思っていましたし、自分がきれいな格好をして「かわいい」と言われるのが嫌いだったのですが、
これは弟がうらやましく、男の子だったらよかったのにと思っていたからではないでしょうか。
これでは私が存在意義を認められなくても仕方ないような気がします。
それから両親のことです。
父は子供の頃、かわいがられた経験がなく、自分の子供をどうかわいがっていいかわからない人でした。
さらに口べただったため、自分の思いを説明できず、怒鳴ったり手をあげたりする人でした。
母は認めることはしないけれども、褒めることと子供のコントロールはしようとする人でした。
・・・決して認めませんけどね。
母は5人兄弟の4番目、親からは手をかけられないポジションにいたようで、
「自分は誰からも教えられなくて失敗したことがたくさんある。だから子供には失敗しないように教えて上げたい。」と思って子育てをしてしまったようです。
両親ともに子供達に愛情を注ぎたかったことは間違いない、と思うのですが、二人そろって方向がずれていたのですね。
そして子供達はそろって自信のない人間になってしまいました。
もしも私が子供の頃、周囲に一人でも私を認めてくれる人がいたら…と思います。
でも神様は平等ですね。
今、私には私を認め、必要としてくれる夫と子供がおります。私は家庭を営み、子供を育てることで、自信を取り戻し、私自身を育て直しているのだと思います。
自分に自信を持つ事がいかに大事か。
パピーさんの教材を読んでも、メルマガの皆さんのお話を読んでも、私の過去を振り返っても、とてもよくわかります。
そして子供に自信をつけるため、まず「認める」ことから始めたいと思います。
そして、決して子供をコントロールしないこと。子供の人生は子供のものなのですから。
それに子供の可能性は、私の想像をはるかに越えているのではないか?とも思います。
子供は1歳5ヶ月です。
だんだん自己主張がはげしくなってきました。
これからは子供と私との関係、子供とお友達との関係などで悩むことも多くなりそうです。そんな時にはまた、メールさせてください。
ココまで・・・
そして、私はこのようなお返事をしました。
ここから・・・
たぬきさん、こんにちは。パピーいしがみです。
目標・決意メール、ありがとうございます。メール、拝見しました。
そして、内容も・・・じっくり、読ませていただきました。
読んでいて・・・
「この不安な気持ちを払拭しなくっちゃいけないな~」「どうやったら元気になっていただけるだろう・・・?」
と思っていましたが、ある時点で「オオッ!!」と思ったのです。それはね。ココなんです。
“でも神様は平等ですね。今、私には私を認め、必要としてくれる夫と子供がおります”
“私は家庭を営み、子供を育てることで、自信を取り戻し、私自身を育て直しているのだと思います”
おおっ!!すばらしい!なんと分かっておられるじゃなですか?!
その通りですよ。
ちゃーんとマイナスからプラスを探してるじゃないですか!立派です!かっこいいです!!
昔の方はかなり強く「男尊女卑」の考えがあって、(今も年寄りには有りますし、社会でもありますね)私はその考え方が猛烈に嫌い。
でも、男女同権だ!と権利を振りかざし、男勝りの仕事をせよ!というのではありません。
女性には、女性にしか出来ない事ってあるんです。また、女性が得意とする分野ってあります。
男性にも男性にしか出来ない事があって、男性が得意とする分野があります。
それをお互いに知り、お互いを尊敬しあえば、権利だとか、偏見だとか、要らないと思うのです。
そう。たぬきさんは、女性だからこその価値があって、それをちゃんと全うされているんですよ。
あ、くどかったですね。
もう今はちゃんと、ご主人がその存在価値を認めて下さっているのでした(笑)
そうそう。これから、たぬきさんは、子育てを通じて、自信を深めていくんですよ。そして、自分自身で自分を褒めてあげるんです。
大丈夫。もりもりと元気になりますよ!
あ、もしよろしければ、ですが、今回のメール、メルマガに掲載させてもらってもいいですか?
たぬきさんと同じ思いを抱いている方もいらっしゃるので、元気になってほしいと思うのです。
よろしかったら、お返事、いただけますか?
ココまで・・・
そしたらすぐにお返事いただきました。
ココから・・・
パピーいしがみ様
夜分遅く失礼します。たぬきです。
お返事ありがとうございます。読みながら泣いてしまいました。
パピーさんに私の悲しみを受け止め、私の気付きを認めてもらえたことがとても嬉しかったのです。
認めてもらうって、本当に大事ですね。私は自分の自信の一部を取り戻せたような気がします。
メルマガ掲載の件ですが、私のつたない文章で元気になる人がいるなんて、こんなに幸せなことはありません。お使いください。
それから、夫にパピーさんへのメールとお返事メールを見せましたら、
「こんな昔の話なんて、全然聞いてないよ!なんでパピーより先にわしに言わないんじゃ!」と言われてしました。
夫は、いつもはパピーさんとお呼びしているのですが、今回は嫉妬して呼び捨てにしてしまったようです。失礼しました。
どうやら自分が一番最初に、私の悲しみを受け止め、私のことを認めたかったようです。
私は、どんな時も、誰よりも、私を認めようとしてくれる夫に、深く感謝した次第です。
そして、このことに気付かせてくれたパピーさんにも深く深く感謝いたします。本当にありがとうございました。
ココまで・・・
たぬきさん、メルマガ紹介のご許可、ありがとうございます。
呼び捨て?結構ですよ(^^)。
それこそが、ご主人がたぬきさんを思う気持ちですよね。ご主人の強い言葉は、たぬきさんにも安心を下さったことでしょう。
たぬきさんのご主人も、先に私が言いました、「女性には、女性にしか出来ない事ってあり、女性が得意とする分野ってある、それを知って、敬ってくださる方」なんですね。
こうやって考えると、今のご主人に選ばれたたぬきさんは、かなりの“幸せもの”?ですね。(^^)
お子さんは1歳5ヶ月だそうです。まさにこれからが楽しいですよ~!!
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