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第305号 何をどう褒めたらいいの?

こんばんは、パピーいしがみです。

今日はちょっと基本的なことに立ち返ってお話してみたいと思います。

「褒める」というとどうしても結果に固執する場合が多いようですね。

そして、「褒めるところがない」とか「褒めるチャンスがない」と言われる方も多いです。

実は、「褒める」というのは、結果だけでなく、「考え」「姿勢」「行動」「結果」・・・いろいろな所で「ああ、これはいいことだな」って思った時、さっとそれを伝えてあげる。それだけでも良いんですね。

又、お母さんの喜びを伝える。表す。それもりっぱな「褒める」なんです。

今日、ご紹介するご相談は、お兄ちゃんがなんでも1番に固執する。という内容です。

お兄ちゃんがなんでも1番になりたくて、それが原因で弟と喧嘩になり、「もう~?なんで~?」ってお母さんとしては悩んでいたのですね。

でも、私はそれを聞いて思ったんです。

「あれ?『褒める』が結果だけになっていないかな?」って。

どんなご相談だったのか、お話しますね。

ココから・・・・

パピーさん、こんにちは。ゆみっちです。5歳と3歳の息子が居ます。

長男はとにかく一番にこだわります。相手は最近出来る事が増えてきた弟に対してです。

着替えや食事、階段を登ること。全て自分が先に出来ないと、力づくでも一番になりたがります。

負けたと思った時は、しつこく弟にからみ、やることなすこと妨害します。

泣き声と怒鳴り声がエスカレートする2人・・・。

私は、もう 見ていられないし、見たくないので、キツい口調でやめさせます。

長男に向けて叱ることが多いです。

自尊心を削ってしまったせい?長男にどう接してあげたらいいのでしょう?

ココまで・・・・

そして私はこんな風にお返事しました。

ココから・・・・

ゆみっちさん、こんにちは。パピーいしがみです。

メール、拝見しました。

お兄ちゃんが一番にこだわるのですね。なるほどなるほど・・・。

でも、これって決していけないことではないんですね。

というのは、「僕はお兄ちゃんなんだ!」って強く思っているっていう事だからです。

そして負けず嫌い。これも、男の子なら是非、持っていて欲しい資質ですよね。

ただ、ちょっと「度が過ぎるのも~?」ってお思いなのだと思います。分かります。分かります。

そこで、ちょっと思い返して欲しいのですが、

今まで、お兄ちゃんを褒めるとき、どのようにされていたでしょう?

その時に、それこそ、「自尊心」を高める褒め方をされた事はありますか?

「自尊心」を高める褒め方というのは、

「出来た」「一番だった」という結果だけでなく、「お兄ちゃんが居てくれたから」とか「優しい気持ちがうれしい」「(荷物を運んでくれて)頼りになる」などの、

お兄ちゃんの存在に対する「喜び」「嬉しさ」だったりの事です。

もし、後者「お兄ちゃんの存在に対する喜び・嬉しさ」よりも「出来た」「一番だった」が多かったとすると、

子供の中では、それらが、「お母さんを喜ばせる事」という解釈をしてしまうんですね。

そう、一番になる事に執着しやすくなるんです。思い返して頂くと、どんな風に褒めてあげていたでしょう?

そんな問いに頂いたお返事はこうでした。

ココから・・・

パピーさん、返信メール、ありがとうございます。

以前、子育てサイトの相談メールで失敗したので、怖くてなかなか相談出来ず、モヤモヤしていました。

メルマガを読んでいるうちに、そんな怖さも消えて、パピーさんは私たち親子を、どう感じるんだろうか・・・という気持ちが強くなりメールする事が出来ました。

不躾に相談メールを送り、失礼しました。パピ-さんからのメールは、うれしいです・・・。

子供の様子をどう解釈していいのか、自信が無く、私の態度は子供にすると矛盾だらけだと思います。

具体的にどうしたら『褒める』になるのか分かりませんでした。

メルマガを読みあさる内に、何となく分かってきたような。でも、照れくさく、わざとらしい感じがして・・・私自身も褒められた経験が余り無いので・・・

振り返ると「よく出来たね~」「よく頑張った!」と褒めることが、多いです。

お兄ちゃんの存在に対する「喜び」「嬉しさ」特に「嬉しさ」は伝えてなかったな~?と思います。

一人目ということで、長男とは初めて経験する事ばかりです。大らかに見守ってあげているとは言えません。

彼がすること、したいことに、なぜか感情的に反応してしまいます。

結局は、お兄ちゃんの希望を受け入れるようになってきたのですが、もっと気持ちよくさせてあげればよかったと反省ばかり。

二歳近くからこんなママでは、長男だって素直になれなくなると思います。

なので、「お母さんに好かれている」っていう思いが長男には不足してると思います。

ココまで・・・・

そんなお返事を頂いて、このようにお返ししました。

ココから・・・・

やっぱりそうでしたか?(^^)

でもいいんですよ。気がついたら直していけばいいんですね。

子供達はお母さんに喜んで欲しくて、いろんな事を頑張りますので、お母さんが、今まで褒めてくれた内容。

「結果」を残そうという意識が強いと、どうしてもそちらに傾くとは思うのです。

だからどうでしょう?

自尊心を高める方の良い所を積極的に探し、それを褒めて下さったらいかがでしょうか?

又、チャンスがあったらこういうお話をするのもいいですよ。

「お兄ちゃんが生まれたばかりの時って、ウチの中で、子供はあなただけだったの。

それは、それは可愛くてね。

お父さんも、お爺ちゃんも、おばあちゃんも、みんなすごく喜んで、みんなの笑顔を見て、お母さんもすごく嬉しかったんだよ。

そして、生まれてからのあなたはとってもいい子でね。もう、家の中が幸せでいっぱいだったの。

赤ちゃんが居るっていう事は、こんなに幸せなら、もう1人、あなたのような赤ちゃんが欲しい!って神様にお願いして、そして生まれたのが弟だったんだよ。

そう。あなたが居なければ弟は生まれなかったんだよ。」って。

これは、まさに、「存在価値」を高める、自尊心を高める褒め方ですよね。

こういう「僕はお母さんに好かれている」っていう思いがちゃんとあって、お母さんの褒める方向が、

『弟と仲良くしてくれているお兄ちゃんを褒める』とか

『楽しく遊んでくれているおにいちゃんを褒める』とか

『“和”をお母さんが喜んでくれる』って分かってくると、次第に競争にこだわらなくなると思いますよ。

あ、でもね。今回のこと、いけないことではないんですよ。「褒め方が間違っていた」という事でもないんです。

みんな成長をしていますので、今、1つ子供が成長してきた、というだけですよ。ご安心くださいね。

ココまで・・・・

それに対して頂いたお返事です。

ココから・・・・

パピーさんへ、

今、必ず、寝る前に二冊絵本を読みます。

次男は寝てしまい、長男と私の時間が持てるようになりました。

このときに、その日のうれしかったことや、もう一度褒めたいこと等を話すようにしてみました。

長男が話したがる日は、ゆっくり聞けます。

今は、この時間が穏やかで、とても大事です。

パピーさんの言葉。“「僕は お兄ちゃんなんだ」って強く思っている”まずは、この言葉に泣きました。

これまでの長男の行動の訳がスッキリ分かりました。長男の気持ちを代弁して頂いて、ありがとうございます。

「俺が一番なの!」という声も、「お兄ちゃんなんだ~!!」に聞こえるようになり不思議とイライラしなくなったのです。

“『弟と仲良くしてくれているお兄ちゃんを褒める』とか『楽しく遊んでくれているおにいちゃんを褒める』”

これはすぐにでも褒められます!!でもやってなかったですね。伝えていたつもりになっていました。

それから

“『“和”をお母さんが喜んでくれる』って分かってくると、次第に競争にこだわらなくなると思いますよ。”

これは、漠然としてました・・・、が、はっきりしました。

和!です。私の言葉で、ゆっくり伝えなきゃ!と思いました。

パピーさんは本当にいらっしゃるんですね~毎日、充実されている姿が浮かびます。すごいパワーですよね!!!

正直マタニティーに疲れてきましたが、CDを注文したので、パピーさんをもっと身近に感じつつ前向きに、明るく過ごしたいです。

3人目が出来た不安や、家の事など、色々と焦ってるんです。せっかちなんですね。

でも、パピーさんや会員のママさんたちと触れることでリセットしたり、子育ての楽しさをかみしめながら、自分も育ちたいです。

いきなりですが、

・子供たちの気持ちに気づけるママ

・優しく、笑顔で、ゆったりと会話できるママ

・おおらかなパパとママで子供たちを包む家族

私の目標です。

家族揃った時に安らぎを感じられることがなによりです。

本当に長くなりました。また、メールさせてください。お忙しいと思いますが、どうかご自愛ください。

ココまで・・・・

ゆみっちさん、メルマガへの掲載のご許可、ありがとうございます。

前回のメルマガでも、子供達は、「お母さんの喜ぶ事を積極的に探してやり出す」という事をお話しましたね。

私達には、「認められたい」という強い強い欲求があります。

そして、「認める」「褒める」「包む」をして、その強い欲求が叶えられると、その欲求を叶えてくれた人をより好きになり、その人に「好かれ続けたい」、その人の「役に立ちたい」と思うようになるんですね。

その人に好かれ続けるには、役に立つにはどうすればいいでしょう?

それは、その人の喜ぶ事をしてあげればいいんですね。

だから、私達は『あなたがこうしてくれると嬉しいんだよ~』という例を見せてあげる必要があるんです。

子供達は、それを見て『お母さんはこういう事で喜ぶんだ』と知り、「こうしたらお母さん喜んでくれるかな?」って自分からやりだす、という訳なんです。

けなげでしょ~?

そこで、間髪入れず「わ~、ありがとう、お母さんうれしいな~」と言って貰ったりすると、子供ながらに『よっしゃ!』って思う・・・と言うわけなんです。

と考えてみると、お母さんが喜ぶ事に、「兄弟仲良くしてくれている時」や「一緒に遊んでくれている時」があると、『お母さんって、兄弟仲良くしていると嬉しいんだな』って分かるんですね。

ゆみっちさんのメールにありましたね。

“今、必ず、寝る前に二冊絵本を読みます。 次男は寝てしまい、長男と私の時間が持てるようになりました。

このときに、その日のうれしかったことや、もう一度褒めたいこと等を話すようにしてみました。 

長男が話したがる日は、ゆっくり聞けます。今は、この時間が穏やかで、とても大事です。”

って。

とってもいいですね。

子供さんの話をゆっくり聞けて、又、お母さんの嬉しい事をじっくり話すと、子供さんは、「ああ、お母さん、僕がこうすると嬉しいんだ」と理解できるんですね。

ゆみっちさんのイライラも減ってきたみたい。きっとこれから楽しい毎日が訪れますよ(^^)!

ご興味のある方はこちらをお読みください。

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