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第339号 明確な指針を持つ

こんばんは。パピーいしがみです。

今回のメルマガは「明確な指針を持つ」としました。

今、このメルマガをお読みの方は、なんと15000人ぐらいになりました。

ほとんどの方が解除することなく、読み続けて下さっているというのは、きっと共感できる部分をお持ち下さっているのだと思います。

ありがとうございます。

でも、今から20年前。私の考え方をしているのは、当然、私一人でした。

だから、周りから非常識だと思われる事もあったでしょうし、「変わっている」と思われたこともあったでしょう。

でも、私は自分の考え方を変えることはありませんでした。

なぜなら、そこには明確な理由があったからです。

その理由というのは、『子供の未来は全て、自分(親)の責任として返ってくる』という事実です。

私の父は小学校の教諭でした。

そして生まれた子供達は、父にとっては初孫。立派に育てたいと思ったのでしょう。

ですから事あるごとに私に意見を言いました。(もちろん全てが苦言です)

「きちんと躾をしろ・・・」「甘やかせるな・・・」「こうした方がいい」「ああした方がいい」「こうしないから××・・・」「ああしないから××・・・」

もちろん、良かれと思って、アドバイスをしたのでしょう。

しかし、私にとっては雑音でしかなかったのです。

そこで、父にこう言いました。

「自分は、自分の考え方で子供を育てている。それが正しいのか間違っているのか、確かに、それは今は分らない。

でも、自分の子育てが間違っていたとしても自分には全責任を負う覚悟が出来ている。

子供達の評価・親としての評価は、親元を離れる時、彼らが自分で歩き出した時になされるのなら分る。

でも、成長段階の今ではない。

誰かのアドバイスどおりに育てたとしても、その人が責任を取ってくれることなど絶対にない。

子供の全責任は親に返ってくるんだ。だから今後、無責任なアドバイスは一切聞きたくない!」

これは、教育者として生きてきた父にとっては、あまりにもきつい言葉だったと思います。

でも、これは今も、真実だと思っていますし、私の父の子育ては終了し、私の子育てをしているのです。

だから、きっちり線引きをしなければならない。そう思っていました。

しかし、ここまで言い切るのは、なかなか難しいかもしれません。

特に、ご主人のお義母さんやお義父さんには言えないですよね。

でも私は、あなたの子育てに是非、『明確な指針』を持って欲しいと思うのです。

どうして私がそう言うのか?と言いますと、私たちには無意識に行動をしてしまう傾向があるからなんです。

実は、私たちは、その他大勢の動きがとても気になります。

なぜなら、私たちには“周りと同じ状態にあると安心する”という心理が無意識に働くからなんです。

例えば、人が行列を作っているお店を見ると、「何を売っているんだろう?」とか、「(飲食店だったら)おいしいのかな?」とか考えます。

そして、「自分も食べてみたいな、並んでみたいな」と思います。

又は、バイパスや高速道路で、前を走っている車がいっせいにウインカーを出し、右側車線に寄ろうとしている時、

「この先、左側車線で事故があったかもしれない」と、自分も右側にウインカーを出して車線変更をしようとします。

これは、『多くの人が起こす行動が正しい』と無意識に思ってしまうからなんですね。

実は、この心理が『子育て』にも起きてしまうのです。

具体的には『人の目が気になる』という場合。

「周りの人はこんな自分を見てどう思うだろう?」そう感じたことはないでしょうか?

又は、沢山のお子さんの中で、自分の子供だけが、違った行動をする時、「どうしてうちの子だけ・・・?」と思うこと。

子供達は、私たちと一緒。

みんな違う性格を持っているし、感情もある。一人として同じ子はいないし、成長の度合いも違う。

なのに、私たちは「人と違うこと」にとても不安になって、子供たちに他の子のように振舞うことを強制してしまったり、そうしない子供を叱り付けてしまったり・・・。

でも、「私はこうやって子育てするんだ」という『明確な指針』を持っていれば、他の人の目が気になったり、

「こうした方がいい」「こうしないから××なんだ・・・」という人の言葉で気持ちが揺れる、という事が、確実に減ってくるのです。

先日、こんなお便りを頂きました。

ちょっとご紹介させて頂きますね。

ココから・・・・

パピーさんお忙しいのにメールのお返事をさそっく送って下さって、ありがとうございました。ほんとにうれしかったです。

娘(○ちゃん)に、自分の迷いみたいなものを、ぶつけてしまいそうでした。

「もっと、おりこうさんに、お友達とは仲良くしなさいって・・・」言ってしまいそうで怖かったです。

パピーさんに相談して胸のもやもやが晴れたし、自分の考え・思いを受け入れてもらえて、小さな自信がつきました。

以前にもお話しさせてもらいましたが、私自身、小さい頃から両親に厳しく育てられていたので、いつも周りの顔を覗うことが多くビクビクしていました。

子育てにおいても一緒です。

まわりと一緒だと安心して、違ってたり、遅れてると、取り残された気分になり、ホントビクビクの子育てでした。

パピーさんの講座を少しずつ取り組むようになってからは、自分の頭で考えて答えを出すように、周りの声に惑わされないように心がけるようになってきてました。

以前の私なら、今回の件も娘に「あなたのせいで、お母さんいやな思いばかりよ」「どうして、普通にしてくれないの」って責めていたと思いますが、ちょっと落ち着いて考えれるようになりました。

そして、自分なりの気持ちをメールにしてみたら、パピーさんから「楓さんの考えでいいですよ」って認めてもらえて、めっちゃめっちゃ(すいません)うれしかったです。

「あーあー、これだ!」って実感しました。

大人でも認めてもらえたら、こんなに嬉しくって自信もつくんだーって。娘には、逆のことばかりしてたなーって反省です。

自分たち親子が周りにどうみられてるかばかりに気になって、肝心な○ちゃんの気持ちをいつも大切にしてあげなかったなー。

今からでも、少しずつですが、進んでいきたいと思います。

本当にありがとうございました。すがすがしいきもちです。(*^_^*)

パピーさんお体に気をつけてくださいね。ではでは、、、

ココまで・・・・

楓さんの言葉にこうありましたね。

“自分たち親子が周りにどうみられてるかばかりに気になって、肝心な○ちゃんの気持ちをいつも大切にしてあげなかったなー”って。

誰でもそういう傾向ってあるんです。

そして基準が定まらなくなっちゃって、あるときは怒ったり、あるときは怒らなかったり、お母さんの基準が常に揺れるから、子供もいいのか悪いのか、わからなくなっちゃうんですね。

でも、大丈夫。楓さん、今は、ご自分の考えを持っています。

『明確な指針』があれば、人の言葉に影響されにくくなります。

“パピーさんの講座を少しずつ取り組むようになってからは、自分の頭で考えて答えを出すように、周りの声に惑わされないように心がけるようになってきてました。”

そうそう。いいですね~。

ご自分で考えて、ご自分の判断で行動する。そうすることで、失敗は失敗として学び、成功は成功として自信になって積み上げられます。

人に惑わされない心があれば、常に基準がしっかり持てて不安や心配が減りますね。

楓さん。『明確な指針』があれば、怖いことなど何もありません。メルマガへのご紹介、ありがとうございました。

ご興味のある方はこちらをお読みください。

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