第343号 お母さんの育て方がいいからだよ♪
こんばんは。パピーいしがみです。
今日も前回に引き続き、ご報告頂いたメールのご紹介をさせて下さいね。
メールを頂いたのはもたははさん。実は、もたははさんは、学び始めて今年で3年目。
講座の第5章には、私に『目標・決意』を送って頂く、という宿題をお願いしているのですが、もたははさんからは、こんなメールを頂いていたのです。
ココから・・・・
こんにちは、3年目のもたははです。
2年目の時は宿題は出さなかったのですが、3年目は再び宿題を提出したいと思いまして、メールしました。
この度の目標は、『今の幸せな状態を続ける!』です。
1年目では講座の内容を勉強し、2年目ではそれを実践できるよう、とにかく育児も仕事も一生懸命がんばりました。
お陰さまで、今年は色々と大変だった分、収穫もとても大きい一年間でした。
なので、3年目もこの幸せを維持する為に「驕ること無く努力し続けたい」という気持ちを込め上記のような目標にしました。
これからも宜しくお願いいたします。
ココまで・・・・
もたははさんからは、お子さんに変化があった時や、節目の時には、そのたびにご報告を頂いていたのですが、
今回は、『今年は色々と大変だった分、収穫もとても大きかった』というその収穫について教えて頂きたいと思います。
ココから・・・・
まず娘ですが、ウチの娘はもともとは神経質で人見知りなところがありました。
保育園で、もうだいぶ慣れたと思われるような時期でも、先生に気持ちを自分から言い出すことができず、お迎えの時私の顔を見た途端泣き出し、
私が聞くと「先生が、皆の髪は縛り直してくれたのに私の髪は縛ってくれなかった」 と言うことがありました。
でも、よくよく聞くと他の子供達は自ら「先生、縛って~」と言い、ウチの娘は黙っていたので、先生も気づかなかった、ということだったのです。
それについては、先生や私から「縛って欲しい時は、自分から言わないと気持ちは伝わらない」ということを伝えました。
でも暫くは、それでもなかなか言い出せなかったようでした。
そして年長になって少しした辺りから、嬉しそうに「今日ね、自分から縛ってって言ったんだよ♪」と報告してくれることがようやく増えてきました。
そんな娘が、先日図書館へ行き、読みたい本が探しても見当たらない時に、自分から「〇〇の本ありますか?」と図書館のお姉さんに話しかけているのです。
私にとっては、娘が自分から聞くなんて想像もしていなかったし、しかも「~ですか?」という言葉遣いをし、声もうるさくならない程度の小さな声、
でも相手に伝わる大きさで相手の顔をキチンと見て話しかけていたので、とてもビックリしました。
そして、図書館のお姉さんが「ちゃんと小さな声で話してえらいね」と褒めてくれると「お母さんがそうしてるから、それがいいと思ったの」と言うのです。
『娘は私をよく見てるな~』と思ってはいましたが、
“娘が成長したこと”を感じたのと、“私がやっている行動はちゃんとお手本になれたんだ”と思えたことで、とてもとても嬉しかったんです!
次に息子ですが、
息子はこちらがあまりに「理不尽な・・・」というような理由でも、ちょっと思い通りにならないことで、物凄いカンシャクをおこすような子でした。
いつも周りに頼るような所があり、とっても甘えっ子で、人並みなことをちょっとしただけで「成長したね~!!」と驚かれるくらい(笑)手のかかる子でした。
そしてそんな息子が昨日の朝、「今日は何の日?」と何度も聞いてきて、色々とやり取りをしているうち「卒園式の総練習の日」と答えると
「そう、それ・・・嫌なんだよね。だってお姉ちゃんにプレゼントあげれないから」と言うのです。
卒園式の総練習は2度あり、昨日はその2度目の日でした。
プレゼントというのは、卒園児に在園児が贈り物をする場面が卒園式の時にあり、それが姉ではなく別の年長さんに渡すのが息子は不満だというのです。
これは、1回目の総練習を終えた後にも、私に言っていたのです。
私が「なら、先生に言えば?」というと息子は「だって、先生の言うことは聞かなきゃいけないんだよ」と言うのですが、不満顔。
主人も「先生がそう決めたのなら、あまり先生に言わない方がいいんじゃない?園児一人が〇〇にあげたいと言ったからといって、イチイチ言うことを聞いてはいられないでしょ」と言っていたので、とりあえずその時は、ほっておいたのです。
それが、昨日の朝になって息子は「やっぱり嫌だ!」と不満を表した、という事なのです。
それで「それなら、先生に言うだけ言えば?それでダメなら仕方ないし」「もし一人じゃ言えないなら、お姉ちゃんに付いていててもらえば?」などと私が言っていたのですが、
朝、保育園に送っていった後、姉に頼ることなく自ら職員室の中にいる先生に「先生・・・」と言いに行ったのです。
それだけでも「お姉ちゃんに頼るわけでなく、自分の言葉で気持ちを伝えようとしたんだ、成長したな~」と感動していました。
その日の夕方、お迎えに行ったとき息子の表情がハレバレとした感じに見えたので、息子に「どうだった?ちゃんと先生に気持ち言えた?」と聞くと
「うん。ちゃんと言ったよ!先生ね、お姉ちゃんには別の物をプレゼントしなさいっ、て言ってた。」と言うのです。
それで私が「じゃあ、結局 卒園式の時はもともとの〇〇くんにあげるんだ」と言うと「うん、そうだよ。・・・お姉ちゃん、何が好きかな?」と、
もうスッカリ 『お姉ちゃん以外の子に贈り物を渡す』ということに固執していない様子だったのです。
で、姉が何が好きか?と尋ねられたので「それもお姉ちゃんに直接聞いたほうがいいんじゃない?」と言うと、早速 娘に何が好きかを聞いていました。
娘は「花が好きだよ」と答えると息子は「じゃあ、お姉ちゃんの好きな花や虫の絵を描くね」と言い、家に着いた途端その辺にあったチラシの裏にチューリップやチョウチョウの絵を描いていました。
息子は自分で交渉し、それが思い通りの結果にならなくても本人なりに考えて納得し、更に、自分から相手の喜びそうな物を贈りたいと思い、それを一所懸命にやる・・・
そんなことまで出来るようになり、とてもとても嬉しい出来事でした!
この一年間の子供達の成長は、今までに無いくらいの伸び方を見せてくれました。(T▽T)
春から娘は小学生、息子は保育園で一番お兄ちゃんの年長さんになります。
初めて保育園に入った時は、娘は年少、息子は未満時クラスでした。
当時の娘は弟が居ないと耐えられないくらい精神的に弱い子だと感じていたから(1歳半から入れるのですが)息子が2歳になってから4月に2人同時に入れたのです。
それでも、保育園へ入れたのは間違いだったかな・・・と葛藤する日もありました。
でも今は、今の保育園に通い、素晴らしい先生方やお友達に出会うことが出来たことに感謝でいっぱいです。
ココまで・・・・
もたははさん、メルマガへのご紹介のご許可、ありがとうございます。
年少から保育園に入った娘さん。もたははさんが「弟がいないと耐えられないくらい精神的に弱い」と思っていたのに、
公共の場で、知らない大人の人にも自分の言葉で、ちゃんとお話できた事。
又、甘えん坊でかんしゃく持ちだった弟さん。
自分の思いを自分で伝え、交渉し、又、思い通りにならなくても、自分なりに納得し、できる範囲で自分から行動する。
いい感じですね~。(^^)
もたははさんから頂いたご報告はたくさんあって、それこそ、一歩一歩、子供さんの成長と共に、お母さんご自身の成長をお教え頂いていました。
そんな中でこんなエピソードもあったんです。
( 前 略 )
“ ・・・そして家の中に入ると、なぜか娘と息子で「〇〇してくれて、ありがとう」とお互いに言い合っているんです。
とっても良い雰囲気に嬉しくなって、「2人とも、そんなに優しい気持ちの子に育ってくれてありがとう。お母さん、嬉しい(^^)」と私が言うと・・・
子供達が2人声をそろえ「それはね、お母さんの育て方がいいからだよ♪」と言ってくれたんです!!! とてもとても嬉しかったです(T▽T)”
もたははさんの今年(3年目)の目標はこうでした。
『今の幸せな状態を続ける!』
是非、「認める」「褒める」「包む」継続してくださいね。ご報告、ありがとうございました。
ご興味のある方はこちらをお読みください。
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