第365号 ゆっくりゆっくり・・・の成果
こんばんは。パピーいしがみです。
お悩みは人それぞれですね。そして誰でもその悩みを早く解決したいと望みます。
でも、私は、早急の解決を望むあまり、無理をしたり、自分の感情に強制したり、「○○しなくてはいけない」とプレッシャーをかけて欲しくない、と思っています。
というのは、子供さんに何らかの問題行動があって、もしそれが、お母さんに起因する問題だったとしても、お母さんが、ご自分に無理をして改善した時には、必ず反動があるからです。
そう、それはまるでダイエットのリバウンドのようなものです。
「こうしなきゃ、ああしなきゃ」で、子供さんの問題行動が収まってきたとしても、お母さんが過剰なプレッシャーを感じていたり、ストレスを感じて行動していると、
ある時爆発して、元の木阿弥といいますか、今まで以上に悪化する。という事があるからです。
だから、急いで結果を求めたり、テクニックだけに走って欲しくない、というのは、その為なんですね。
すぐに結果を出そうとすれば、その結果が覆されるのも早いんです。だから、一歩・一歩、ゆっくりゆっくり、とにかく続ける事。
それをお願いしています。
今日は、続ける事で成果を出された、
ま~ささんのお話をさせて頂きます。ま~ささんは、とってもマイナス思考だったのだそうですよ。
ココから・・・・
パピーさん、こんにちは。ま~さです。いつもありがとうございます。
今日は、ご報告を兼ねてお礼のメールです。
あれから、半年、私と子供は見違えるほど変わりましたよ!今日はそのご報告です。
自信がない、こんな私はだいっきらい。私の元に生まれてきた子供がかわいそう!子供が積極的でないのは、こんな私のせい。
私に全然、改善がないんですから、子供が変わるわけ無い・・・。
講座を始めたばかりの頃、そうやってパピーさんにメールをしていた私でしたが、ちょうど半分を過ぎた今、はっきり違ってきている事を感じています。
やっぱり、私が原因だったんです。
あの頃、パピーさんは、
「すぐの変化を期待しないで下さいね。ゆっくり一歩、一歩、歩くように進むのです。
すぐに改善するって事は、すぐに悪くなる事でもあるんですよ。だから、ゆっくり・じっくりでいいんです。
続ける事、それだけで、ものすごい力を感じるはずです。続ける事ってそれだけで、すごい事なんですよ!」
と言って下さいましたが、その時の私には、その意味が理解できませんでした。
私はやはり、すぐの見返りばかり求めていたんです。やはりテクニックばかりを追い求めていたんですね。
「こんなにやっているのに、変化がないじゃない」
「わたしばっかり我慢して、努力して、でも、いつまでたっても子供は私の言う事を聞きゃしない」
ずっとそう思っていました。
でも、自分がテクニックばかりを追っていた、又、見返りを求めてばかりいたなんて、その時は、全く気が付かなかったんです。
そんな事ですから、当然なんでしょうね。
子供は何をさせようとしても「イヤ・やらない」それから「どうせできないもん」「だいっきらい!」この3つが口癖でした。
それを聞くたび私は落胆していましたし、「そんな事だから・・・」と、ぐちぐち小言を言っていました。
子供はふてくされ、にらむように私を見て・・・。全く悪循環ですよね。
私は頑張っている。なのにどうして、この子はいつまでも言う事を聞かないの?
旦那も、同居の母も、そんな私を理解してくれない。私だけに子供を押し付けて、協力しようともしない。
そんな不満ばっかりでした。
ところが違ってきているんです。間違いなく子供は変わってきています。息子はとても笑顔が増えました。
幼稚園の先生からは、「このごろ、とっても元気で明るいですよ!」と言われたり、苦手だった、うんていや上り棒にも「見てて」と言って、果敢にチャレンジしているそうです。
何しろ「イヤ・やらない」「どうせできないもん」「だいっきらい」って言わなくなりました。
本当に半年前の、いじけむし、だだっこね、わがまま、ふてくされ、やる気なし・・・、毎日怒られていたあの頃が嘘のように、今は、大粒の汗をかいて、走り回り、目をキラキラさせています。びっくりです。
母親の影響ってこんなに大きいの?って驚いています。
でも、今は、どうして子供がそのようになってきたのか?がはっきり分ります。
原因はやっぱり私だったんです。でも、私は、パピーさんと交わした約束で変わったんです。(パピーさんは“変わる”必要はない!と言われますが、あえて“変わった”と言わせてください)
それは、パピーさんがアドバイスを下さって作ることのできた5章の目標です。
小難しい事をずらずら並べただけだった私の目標から、一つを選んでくださった「偉そうな親にならない」と、今まで続けられない自分が嫌いだったその理由から「続ける事」。
それだけに絞って、目標を「今の私でいい。偉そうな親にはならない」決意を「目標とフォローメールを毎日読む・続ける」にして、たったそれだけを、毎日続けたんです。
私は、自分が大嫌いだった理由に、ちょっとやってすぐに飽きて、何でも中途半端で止めてしまう。
結局今まで、何も、ものにならなかった、なのに人をうらやみ、自分を卑下する・・・。そんな自分がいやでした。最低だと思っていました。
なのに、又今回も、「どうせ私には出来ないんだ」と、同じように途中で投げ出そうとしていました。
でも「続けるだけでもすごい事」と言って下さるパピーさんに、「じゃあ、続けるだけでも」をやろう!と決意したんです。
テキストはなかなか開けないのですが、携帯電話に送ってもらっているフォローメールは、朝、歯磨きの後に、5分だけ、毎日時間を作りました。
そして、「今の私でいい。偉そうな親にはならない」は、紙に書いて、冷蔵庫に張りました。
続けていくと、本当に私は、「偉そうな親」だった事が分ったのです。
片方では、「こんな自分は最低」と言っておきながら、片方では、「親だから偉いんだ」「子供は親に従うもんだ」という態度だったのですから、おかしいですよね。今思うと笑っちゃいます。
でも、それも、続けている今だから思えます。自分では見えていないって事、本当に多いんですね。
1週間、2週間、1ヶ月、2ヶ月・・・と毎日続いていく事で、続ける事が苦でなくなりました。
日課になっているのですから、継続しているという実績は1日、1日、どんどん増えていきます。
それが100日(3ヶ月)を越えたぐらいから「すごい!私、続けられている・・・」って、本当にぞくぞくするほど嬉しくなりました。
(もちろん簡単な目標なんですが、私にとってはすごい事です)
今まで、自分の事で、嬉しいなんて思った事はありません。ですから、その気持ちは、とても感動的だったのです。
セルフイメージでしたっけ?
自分に対する自分の意識が変わってきたら、「偉そうな親」という言葉がすごくストレートに感じて、
『私がこんなでも、この子はちゃんと幼稚園に通っている。嫌な事もあるようだけど、頑張ってるんだな~。』
そう思ったら、なんとなく、「○ちゃん、頑張ってるんだね」って言葉が自然に、口をついていました。
そんな言葉を言えた事に、自分がまずびっくりでした。だって、タイミングも何もありません。
「変な時に変な事、言っちゃったかな?」と思って息子の顔を見ました。
息子も、一瞬、驚いたような顔をしていましたが、次の瞬間、にっこり笑って「うん!」って言ったのです。とても良い笑顔でした。
テクニックじゃない、ってこういう事なんだ、って目からうろこでした!!
多分、それからだと思います。幼稚園の事を楽しそうに話をしてくれたり、今日は、先生とこんな話をした・・・とか。
「僕は頑張ってるよ!お母さん!オーラ(笑)」を積極的に出すようになってきたんです。もう本当に半年前とは全然違います。
それを見て、この子は、本当はこんなに明るい子だったんだ、でも、私がそれに蓋をしていたんだな。って思いました。
あ、でも反省はしませんよ。今、気が付けたこと、自分を褒めちゃいます。(私も別人の様にプラス思考でしょ?(笑))
でも、本当に今、気がつけてよかったです。
それから、パピーさん、私、やっと今、「褒める」をやり始めたところです。
本当にゆっくりゆっくりですが、自発的にやりだしたのが良いのか、スポンジが水を吸うかのようです。
テキストを読んで、知識を吸収するのが面白いし、それを試してみて、子供の反応を見るのがとても楽しいです。
毎日、幸せなお母さんを噛み締めています。
そうしたら、誰も協力してくれない、と思っていた事も、私の被害妄想だったと感じてきました。
この半年は、私にとっては人生の転機のようです。
主人も、そして母も、私の知らないところや見えないところで、随分と力になってくれていたのです。
そう思える私になれたこと、これが本当にうれしいです。
後、半分で講座が終わってしまうのは残念ですが、お母さん初心者の今、子供の小さいこの時期に、パピーさんと出会う事が出来て本当によかったです。
感謝しています。ありがとうございました。
これからも継続!頑張ります。
これから暑くなりますね。お体にはお気をつけくださいね。そして沢山のお母さんたちを幸せに導いてください。
ココまで・・・・
ま~ささん、メルマガ掲載のご許可、ありがとうございます。
第5章の目標は、このメルマガでも時々出てきますが、勉強をし始めて5週目に、ご自分で作った、
「この1年、何を目標として行動するか?」について、私と約束をして頂く、という宿題があります。
メールにありましたように、ま~ささんには、沢山の目標がありました。
ですが、目標を作る上で一番いけないのは、目標を忘れてしまう、って事なんです。
どんなに良い目標だったとしても、忘れてしまっては作った意味がありません。
沢山作ってしまうと、意識し続ける事ができないんですね。
それに目標と言うのは達成する為だけのものではなく、常に方向性を明確にしておく、という意味もあるんです。
だから、シンプルで常に頭に入れて置けるものが良いんです。
続ける事が苦手だと言われていたま~ささんには、『なるべくできそうな事で、続ける事ができるようなものがいいですよ。』とお願いしたのです。
そして最終的に決めたのが、
目標「今の私でいい。偉そうな親にはならない」決意「目標とフォローメールを毎日読む・続ける」だったのです。
そしてこんな文面がありましたね。
“私、やっと今、「褒める」をやり始めたところです。”って。
半年間、ま~ささんは、「褒める」をせず、「認める」だけをされたのです。
「今の私でいいんだ」と「立派な親にならなくていい」毎日、毎日繰り返す事で、今のご自分を認め、これからの自分の有り方をしっかり把握されたようです。
自分の中の芯ができたのでしょうね。こんな言葉に変わっていました。
“テキストを読んで、知識を吸収するのが面白いし、それを試してみて、子供の反応を見るのがとても楽しいです。
毎日、幸せなお母さんを噛み締めています。
そうしたら、誰も協力してくれない、と思っていた事も、私の被害妄想だったと感じてきました。
この半年は、私にとっては人生の転機のようです。主人も、そして母も、私の知らないところや見えないところで、随分と力になってくれていたのです。
そう思える私になれたこと、これが本当にうれしいです。”
どうやらま~ささんは、「ゆっくりゆっくり」で、長年のご自分の悩み・苦しみをも克服してしまったようです。
わたしもお力になれて嬉しく思います(^^)。
これからも是非、ゆっくりゆっくり、継続なさってくださいね。
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