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第373号 息子が「鴨ネギ」になる 2

こんばんは。パピーいしがみです。

先週は、 息子が「鴨ネギ」になる1 と題しまして、自分から、興味をもったり、やる気になった子(鴨ネギ状態)が、どんな変化を遂げるのか、というのを、

ドロシーさんからのメールを元にご紹介させて頂きました。

(お読みになっていない方はコチラ↓をご覧ください)

第372号 息子が「鴨ネギ」になる 1

早産で小さく生まれた息子さん。

年長さんなのに、年少さんぐらいしかない体格で、運動は、決して得意ではないし・・・なわとびも、その場跳びができなかったくらい。

自転車などを誘っても、「やらない」「できんもん」って,まったくやる気がなかった。

その子がなんと、本当に短期間で、あれも、これも・・・それから、次は・・・って、嬉々として新しいチャレンジをし、

できなかったことがどんどん、出来るようになる。そんなお話でした。

今日は、その続きをお伝えするのでしたね。それでは、早速始めましょう!
(分かりやすいように、前回の分もちょっと、掲載しておきます)

ココから・・・

翌日からも、

(息子)「今日は自分から赤色にチャレンジしたよ~」

(竹馬の高さによって色が違います。 低←ピンク・赤・青→高 )

・・・この子の口から“チャレンジ”が出たよ・・・

(息子)「明日は青色にしようかな~」

・・・うゎ~!!いよいよこの子がネギを背負ってきた~!♪・・・

(息子)「僕ってエライ~?天才? ねぇ~パピーさんに話してよ~」

時々、娘を褒める時に、「パピーさんがね・・よく頑張ったね~って、言ってたよ」と伝えているので、たぶん息子も、お母さんの先生である、パピーさんに褒めてもらいたいのでしょうね(笑)

幼稚園の参観日の日に掲示されていた“竹馬できた表”には、シールが4つ貼られていました。

4つシールをもらっている子供は3人。そしてその中で、男の子は、息子一人だけだったんです。

正直こんなに早く、しかも男の子では一番上手だったなんて?・・・信じられません。

息子の口からは毎日、前向きな発言ばかりで、それもすごく楽しそうなんです。

そんな息子を見ていると、私まで嬉しいというか・・笑が止まらないというか・・・嬉しくて、先生に手紙を書きました。

先生からの返信には、こうありました。

『初めの頃は、保育士の顔を見ながら、苦手なことがあると人の後に隠れ、何とかやり過ごそうとしていました。

今では困ったことがあると「先生、わからんき教えて」「○○したいけどできんき、一緒にして~」と大きな声で話し、助けを求めてくれるようになりました。』

はじけてしまった息子は、自分のやりたいことに夢中になってしまい周りの状況が見えず、よく注意されているんだとか・・・ (笑)

今は、半年前から中断していた補助輪外しにも挑戦していますしあ!カケッコも速くなりたいそうで、3人でカケッコをしたり・・

夜は、トラクター(足を持ってあげて、手だけで進む)に夢中です。

「今日は○周、回るから~」とか、娘と競争して勝っては喜び・・「筋肉ついたで~?」と、力こぶを見せてくれます。

おそらく生まれた時から、「細い~」「ちっちゃい~」とみんなから言われ続けたので、多少なり身体にコンプレックスがあったと思います。(私も言ってました・・(>_<))

この頃の私は、頑張った後の褒め言葉の一つに「あ!このへん筋肉がついてきたねぇ」「お~!力がついてきたねぇ」とか息子の筋肉やたくましさを褒めるんです。

それも継続してやる気になっている原因の一つかもしれませんね。

先週は、歩くのも辛いほどの筋肉痛で、ふくらはぎにシップをして登園して(笑)

先生をビックリさせ、その日の夕方もまた練習・・・

今朝、体調が悪く病院へ行くと、疲れによる自家中毒だそうで・・・、

点滴をしている息子の横で、医師に疲れの原因と思われるこの話をしました。

先生は大変興味を持ってくれて、「今は無理に止めさせないほうがいいね。これは自信につながるから~」とおっしゃり、息子の頑張りを褒めてくださいました。

“リボン結び”から始まった、息子のやる気の連鎖・・・

「この子は怒ったらつぶれる。他の子とスタートライン(発達度)が違うのだから、人より早くできる事よりも、今の気持ちを大事にしなくては・・・」と思い、私には珍しく、強制せずにできています。少しは進歩したかな? (^_^)v

私は、講座の中で36章の子供が興味をもった事象を比喩し『鴨がネギを背負ってくる』のフレーズが大好きなんです。

娘はよくネギを背負って帰ってきます。

息子にはそれがまったくなかった・・。

いえ・・息子は刻みネギを背負っていたのかもしれませんが、私が気づいてあげられなかったのかもしれません。

今では、刻みネギが長~い長~いネギに生長して「○○の背中に立派なネギが見えるよ~~」と、主人と大笑いしてます。

今は息子がやりたい事を応援する。

幸せなことに一緒にやってくれる娘もいますし、お蔭で、娘にも「ありがとう」と言う機会が増えました。

これからも就学に向け、どんな小さい事でも成功体験を積んで「僕はできるんだ」と、心に育んで欲しいと願っています。

ドロシーより

ココまで・・・

私は、頂いたメールを読んで、驚いたことがありました。

それは、病気を治すお医者さんが、やる気の大事さ、自信の重要さを認識してくれて、自家中毒を起こして点滴を受けている子供を診ている前で、

ドロシーさんのお話にとても興味を持って、「今は無理に止めさせないほうがいいね。これは自信につながるから~」と言って下さり、その上、息子さんの頑張りを褒めてくださった。とあったからです。

自分の体の限界まで、自分から頑張れるって・・・、

もちろんそれを推奨するわけではありませんが、「自分から」「やる気を持って・・・」という意識は、そこまで、駆り立てるんですよね。

素晴らしいじゃないですか?そして、それだけの頑張りがあれば、さまざまな事が、簡単に出来るようになることでしょう。

ですから、私はこんな風にお返事したのです。もちろん、息子さんへのお返事も含めました。

ココから・・・

ドロシーさん、こんにちは。パピーいしがみです。

楽しいメール、ありがとうございました。息子さんの言葉、とっても嬉しいです。

でも、すごいですね。息子さん、やる気になってきていますね!!頼もしいかぎりです。

ひどい筋肉痛になったり、点滴を受けるほど頑張ったなんて、その熱意、やる気はすばらしいです。

もう思いっきり、拍手を送りますよ~(^^)「よくがんばってるぞ~!!すごいぞ~!!」って。

是非、この部分、読んであげてください。

「○○くん、こんにちは。パピーさんです。このごろ、○○くんが、とっても頑張ってるって、お母さんから聞きました。

縄跳びも、竹馬も、ずいぶん上手になったんだってね。そして、うんていも、チャレンジするんだってね。すごいじゃん!!

お母さんも、とってもとっても喜んでたよ!!パピーさんも、そんなお話を聞けて、とっても嬉しいです。

○○くんは、どんな人がカッコイイナ~って思いますか?

パピーさんは、頑張る人、難しくても諦めない人、新しい事にチャレンジできる人の事を、カッコイイナ~、スゴイナ~!!って思います。

そう。○○君のような人です。

○○くん、すごくカッコイイですよ!!これからも、難しい事でもチャレンジして、どんどん、出来るようになってくださいね。

そして、又、お話聞かせてください。○○くんの活躍を聞けて、とっても嬉しかったです。」

ドロシーさんへ、

今日のお返事は、まずは、息子さんに・・・ですが、息子さんへの声の掛け方、

“「あ!このへん筋肉がついてきたねぇ」「お~!力がついてきたねぇ」とか息子の筋肉やたくましさを褒めるんです。”

これもとっても良いですよ!!

まさしく「鴨がねぎ背負って」の状態ですよね。今のやる気、大切にしてあげてくださいね。

ココまで・・・

ドロシーさんの最後の言葉にありました。

“娘はよくネギを背負って帰ってきます。息子にはそれがまったくなかった・・。

いえ・・息子は刻みネギを背負っていたのかもしれませんが、私が気づいてあげられなかったのかもしれません。

今では、刻みネギが長~い長~いネギに生長して「○○の背中に立派なネギが見えるよ~~」と、主人と大笑いしてます。”

娘さんに加えて、息子さんも・・・。ドロシー家での、笑い声が、ココまで聞こえてきそうです(^^)

楽しいメール、そしてご掲載の許可、ありがとうございました。

ご興味のある方はこちらをお読みください。

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