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第400号 自分と向き合う

こんばんは。パピーいしがみです。

「子育ては自分育て」っていう言葉。だれでも一度は聞いたことがあると思います。

そして、子育てをしていると、「本当にそうだよな~」ってお感じになった事。きっと一度や二度ではないと思うのです。

子育てをしていて、自分の嫌な面と向き合わなければならなかったり、自分の苦手な所や弱い部分をさらけ出さなくてはならなかったり、自分自身の克服しなければならない事が見つかったり・・・。

出来れば逃げ出したい。でも、逃げられない・・・。そんな時、とても苦しみ、辛く、涙を流してしまう事もあります。

以前は、ほとんどテレビを見ることがない私でしたが、この頃は、とても心温まる番組や、感銘を与えてくれる、私好みの番組が増えてきて、毎週チェックするようになりました。

ある番組で、子育てによって親が変わっていったという番組の内容から、あるタレントがこう言ったんです。

「子育てが最も人間を成長させるのかもしれませんね・・・」

私たちは、子供に「教える」「育てる」という立場にあるのですが、一緒に教えられるという事ってとても多いです。

子供を「育て」ながら、それと同時に育てられるんですね。親が教えられ、育てられながら、子供も育つんです。

だから、今、辛い思いをされたり、苦しんでおられる方には、「それは必ず自分の身になって返ってくるよ!」って言いたいのです。

「投げ出さず、諦めず、自分の信念を貫いて!」って。

今日、ご紹介させて頂く、キラキラママさんは、「子育てを通じて、さまざまな事を学びました」とご報告下さいました。

それこそ、キラキラママさんは、人に弱みを見せる事ができなかったそうです。自分さえ我慢すれば・・・ってがんばっちゃうことも多かったみたい。

でも、無理をすれば、必ずどこかにしわ寄せが来ますよね。

今日は、そんなキラキラママさんに、どんな気付きがあって、どのような変化が起きていったのかについて、ご紹介させて頂きます。

ココから・・・

パピーさん、こんにちは。キラキラママです。

今年に入ってから初メールです。なんと9ヵ月もご無沙汰してしまいました。

テキスト(なんとか3期終了しました)やメルマガ、パピーさんのCDや本、さらにはメルマガで紹介されていた、いくつかの本も読ませていただきなから、自分なりに勉強して過ごしていました。

AERA Kidsも買いましたよ~。ホームページのパピーさんより、ふっくらされたようですね(笑)

さてちょうど昨年の今頃、講座を進められない・・・とご相談した時、「ムリに進まなくていいですよ」とパピーさんに言っていただいた事で、肩の力が抜けたというか、私が頑張らなくちゃ!という力みがなくなったように思います。

早く結果を出す事を求めず、ゆっくり自分と向き合い、「いいカンジ~」と思えてきたのでお知らせしたくなりました。

私自身、人に弱みを見せるのがイヤで強がって生きてきたと思います。

ですから、謝る事・感情を表に出す事が苦手でした。そして、頑張る自分をよしとしてきたとも思います。

しかしこの1年、いくつも転機があったように思います。

例えば・・・ある時、主人とケンカになりました。

いつもなら自分の言いたい事も言わずに溜め込んでしまい、逆に「なんで解ってくれないの?」といつまでもイヤな気持ちを引きずってしまうのですが、

その時は自分の気持ちをしっかり伝える事ができ、自分の悪かった所は謝る事もできました。

またある時、とてもイヤな事があり、8歳の息子相手に私は泣きながら自分の思いを聞いてもらいました。

またある時は、義母が入院し、知らない人ばかりの病室は淋しいだろうな・・・という思いから、私のできる範囲で少しの時間でも面会に行くようにしていました。

退院後、義母が「入院中何回も来てくれてありがとう」と、ネックレスをプレゼントしてくれました。

今まで、私に優しい言葉をかける事など無かった義母だったので、驚きと同時に私が行った事、喜んでくれてたんだ・・・と思い、本当に嬉しかったです。

自分さえ我慢すれば・・・と胸にしまっていた思いを誰かに聞いてもらったり、自分の正直な気持ちを伝える事も、

かっこ悪い自分をさらけ出す事も、恥ずかしい事ではなく、相手さえも正直な気持ちにさせるんだと気付きました。

どうしてできるようになったのかは、よく分かりませんが、以前より楽に生きられるようになってきたと思います。自分で自分を「認めて」あげる事ができたように思います。

息子は、9月で9歳になり、色んな事に対して、自分の考え・意見を持つようになってきました。

脳が完成してきた証拠ですよね。

私は今、たとえ私の考え・意見と一致しなくても、それを否定せず、丸ごと受けとめるようにしています。

そのためか、楽しかった事、嬉しかった事、頑張った事、悔しかった事、腹のたった事、悲しかった事、我慢した事など、自分の感じた事をたくさん話してくれます。

「お母さん大好き!」と言って抱きついてくる事もあり、『とっても幸せ~』と思います。

以前は小さな息子に対してでも、間違いであれば、間違いだとハッキリ伝え、私が正しいと思う事に従わせようとしていたと思います。

でも否定や強制される事を繰り返すと、以前の私のように、本音を隠したり、相手を選んだり、認めてもらえる事しか話さなくなったりするんでしょうね。

1年前も勉強していたつもりでしたが、パピーさんがよく言われる「テクニックではなく考え方」をまだ理解できていなかったなと思います。

メルマガで紹介された事を次から次と自分でも試して、実行する事で安心していたところがあったように思います。

もちろん成果もあり、私の自信になる事も多々ありました。でも、どんな言葉も行動も、ただ真似をしただけでは、自分にも相手にも心底響かないんですよね。

過去、私が色々真似して試した事に、私の心が入っていなかったとは思いませんが、

“自分なりに思う事あってとった行動は、特別な事でなくても、相手にちゃんとその思いが伝わる”という事がこの1年で分かってきました。

受講し始めた頃より、格段に穏やかな空気が、家の中に流れているのが分かります。

息子は、以前より頑張り屋さんになったと思います。一生懸命さに本当に心打たれます。

息子は色んな事にチャレンジし、それを頑張る事で、絶対的な自信を持ち始めたと感じます。親として、息子の成長が楽しみです。

久しぶりのメールでつい、あれもこれもパピーさんに伝えたくて、長~くなってしまいました。すいません。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

お忙しいようですが、お体ご自愛下さいね。

ココまで・・・

私は『善循環』という言葉を良く使います。

善循環とは、悪循環の反対。

良い事が良い事を連れてくる、良い事がキッカケでどんどん良い事が起きだしていく。そんな状態の事を言うのですが・・・、

まさに、キラキラママさんのお話には、その善循環の始まりを感じます。

ご自分と向き合って、今の自分をそして、周りを認めたときから、善循環に向かい始めたのかもしれません。

子供さんのことだけでなく、様々な面で良い事が起りだしている。そんな雰囲気を感じます。

そしてとても重要な事が1つあります。それはココです。

“以前は小さな息子に対してでも、間違いであれば、間違いだとハッキリ伝え、私が正しいと思う事に従わせようとしていたと思います。

でも否定や強制される事を繰り返すと、以前の私のように、本音を隠したり、相手を選んだり、認めてもらえる事しか話さなくなったりするんでしょうね。”

キラキラママさんは今、努めて子供さんの意見を受け止めてくださって、子供さんは何でも話せる状況にあるようです。

でも、以前は違ったんですね。

誰でもそうですが、言えば怒られる、指摘される、注意される、強制して止めさせられる・・・。そう思えば、そうなりそうなことを口にすることはありません。

又、何を言っても口うるさく言われる・・・と感じれば、口を開くことさえしなくなります。それは、非常に怖いことなのです。

子供から情報が入ってこないと、今、子供がどういう状態なのか?全く分かりません。問題があっても、悩みを抱えていても、気がついてあげられないのです。

そして取り返しが付かなくなってから思うのです。「こんなはずじゃなかった」って。

でも、早いうちに、そんなご自分の失敗を省みて、沢山の気付きを得たキラキラママさん。

“受講し始めた頃より、格段に穏やかな空気が、家の中に流れているのが分かります。

息子は、以前より頑張り屋さんになったと思います。一生懸命さに本当に心打たれます。

息子は色んな事にチャレンジし、それを頑張る事で、絶対的な自信を持ち始めたと感じます。親として、息子の成長が楽しみです。”

とありました。

子供さんとの壁がなく、何でも話せてお母さんも応援されている。そんな雰囲気を感じます。これからがますます楽しみです。

是非、今後の活躍も教えてくださいね。ご報告、ありがとうございました。(^^)

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