第437号 楽しい親子関係
こんばんは。パピーいしがみです。
「子育てって難しい!」「どうしてこんなにうまく行かないんだろう?」そうお考えの方も多いですよね。
でも、多分・・・、面白くって楽しくって・・・という方はやっぱり少ないと思います。問題が1つ終ったら、又、新たな問題が出て・・・そういう風に感じている方もおありかと思います。
でも、それってある意味当たり前で、子供達は、日々成長して、いろんな学びを、体験しながら積み重ねているんですね。今までやった事のない事って沢山あるんですから、新しい学びにぶつかるたびに問題って生じて来るんだと思います。
でもね。『積極的な行動から起きる新たな問題』ではなく、子供の態度が悪い、とか、子供のイライラ、ひどいグズリ、わがままなどから、“同じ問題が何度も起きる”という事もありますよね。
そして、どんな本を読んでも、誰に方法を聞いても、一向に解決しない、という事があります。
又それこそが、お悩みの最も大きな原因になっている事が多いです。実はこれって、根本的な問題が解決しなければ、改善しない、って事も多いんです。
根本的な問題の中に、よくあるのが、「子供との良い関係が作れない」です。実際、子供との良い関係が築く事ができないと、“今起きている問題行動が収まる”というのはまずありえない、と私は考えています。
「小さい時には、可愛かったのに、今は、憎らしさしかない」「いちいち口答えをするし、気に障ることを言われるとイライラする」「こんな子・・・産むんじゃなかった・・・」頂いたメールにそう書かれていた方が、1年後、
「あの時が嘘のようです。もう可愛くて可愛くて・・・」とご報告くださると、私も本当に嬉しくなります。ホッとします。ただ、そのようになるには、簡単ではありません。
時間が掛かる、と理解して頂きたいですし、お母さんご自身の覚悟だって必要です。だから、私の講座を学ぶにあたっても、「そこがムリな方には、お力になれません」とお断りする事もあるんです。
今、私は「その様になるには、簡単ではありません」と申しましたが、実は、やるべきこと事態は、それほど難しくないんです。
難しくないからこそ、これを「テクニック」として簡単に始めて、「やっぱりダメだった」などとすぐに決め付けて欲しくないので、「あまり言いたくないな~」というのが本音なのです。
でも、ちゃんとした考えと続けるぞ!という決意を持って、取り入れて下さると、とっても効果が高く、又、軌道修正の時にも応用が利くので、今日は1つ、お話させて頂こうと思います。
そこで、ぴろさんから、頂いたメールをちょっとご紹介しますね。
ココから・・・
( 前 略 )実は、やはり油断は出てくるもので、今年に入ってから子供達の素直さが減ったと感じたことがあったんです。
自分の意見を言う反抗ではなくて、ただダラダラ文句をいう・・・と感じてました。そして私はイライラ・・・・。
でも、うちの子供達はそんなわけはない!と我が身を振り返ると、私、自分のことに手一杯でちゃんと子供のことを見つめてなかったんです。
子供達は『母からの関心が薄れた』と思っていたのでしょうね。そこで、子供の良い所を毎日ノートに書く、というアイデアを真似させてもらいました。
もちろん「テクニックを真似るんじゃないのだ」と、「気付くきっかけをもらうだけだよ」と自分に言い聞かせて!です。
そうしたら、書き始めて翌日には、すっかり素直でやんちゃで元気に遊ぶ我が子たちに戻ってました。
ちゃんと見て欲しかったんですね。かわいそうな事をしてしまいました。
書き出してみると、毎日 違う良い所があるんです。講座を始めた頃には、きっと気付かなかったような行動も長所として目に映るんです。パピーさんの講座のお陰です。ありがとうございます。これからもよろしくおねがいします。
ココまで・・・
「子供の良い所を毎日ノートに書く」とありましたね。単純なことですが、これがとっても良いんです。
私がご相談をお受けして、親子関係が良くないな・・・と感じたらまずこれをお願いしています。
ぴろさんは、勉強を始めて1年と半年ぐらいでしょうか?そういう方でも、やっぱり「あれ?」っと思う事はあって、でも、思ったら直ぐにやってみると、簡単に修正もできるんですね。
こんな風に書かれていましたね。“書き始めて翌日には、すっかり素直でやんちゃで、元気に遊ぶ我が子たちに戻ってました。ちゃんと見て欲しかったんですね。かわいそうな事をしてしまいました。”
早く見つければ、早く対処ができて、早く結果が出る。見本のようなメールでした。「子供の良い所を毎日ノートに書く」これは、とても簡単ですよね。
沢山書かなくてもいいんです。1日、1個でもいいんです。もちろん、最初の日は10個、次の日は5個、その後は1個ずつ・・・。でもいいんです。
前回のメルマガでもお話しましたね。「考える」だけでなく、それにプラスして、「書く」又は「言う」「伝える」というアクションが、より記憶させる・・・って。
それにね。毎日ノートに書く、という事は、書くたびにノートを開きますよね。すると、今まで書いた“子供達のいい所”が目に入ってくるんです。
気づいて書き、書くたびに読み・・・。そうやって、アクションを起こす度、記憶に刻まれていくわけです。
すると、続けることさえ出来れば、自分が思っていた子供の憎らしさ、可愛げの無さ、わがまま・・・などよりも、ずっとずっと良い事の方が増えていくんですね。
自分の考えているマイナスよりも、ノートに書かれているプラスの方が多いのですから、自然に自分の気持ちに変化が表れるんです。
ただ“続けることさえ出来れば・・・”ココが難しい所なんです。
ぴろさんは、“書き出してみると、毎日 違う良い所があるんです。講座を始めた頃には、きっと気付かなかったような行動も長所として目に映るんです。”と書いてくださいましたが、
「いい所を見つける」というのは、1つの力です。力っていう事は“誰でも高められる”ってことでもあるんですね。歩けば足や腰の筋肉が発達するように、プールを泳げば心配機能が高まるように。
そう。「いい所を見つける」も、練習(トレーニング)をすれば、誰でも出来るようになるんです。でも、そのトレーニングって続けるのが大変ですよね。
ダイエットも1日、2日ならできるけど、続けるのが難しい。「いい所を見つける」も同じです。
「毎回、同じところしか探せない」だから「やっていてもつまらない」そして「1日くらいサボっちゃえ」「今日もやらなくていいや」そんなパターンに陥って・・・という、とても、もったいない結果(^^)になってしまうんです。
でも、トレーニング、って一人でやるのは辛いけど、
トレーナーがいたり、仲間がいると続けられますよね。さしずめ私は、そんな専属トレーナーかな?って思っています。
でも、考えてみてください。私たちは、自分が気がつかないような「良い所」を見つけてもらうと、どうでしょうね?「ええっ?そうなの?!!(^^)」って、とても大きな喜びを感じませんか?
そして気持ちは前向きになると思うのです。あなたが子供さんだとしましょう。親であるあなた、お母さんに、新しい「良い所」を沢山見つけてもらえたら・・・、これは、嬉しいですよね。
思わず、鼻歌でも歌いたくなってしまいます。そんな親子の関係だとしたら、絶対楽しい(^^)!と思いませんか?“楽しい親子関係”これが、問題解決のキーポイントなんです。
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