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第444号 アドバイスという名の「指摘」2

こんばんは。パピーいしがみです。

先週、日曜日にお送りした号外で紹介しましたテレビ番組、“プロフェッショナル 仕事の流儀『プロに学べ!脳活用法スペシャル』これが“育て”の極意だ!”ご覧になりましたか?

すごかったですね~(^^)

このメルマガをお読みの方、すでに講座を学ばれている方、皆さん、「そうそう!」「そうなんだよ~!」って、うなづきっぱなし・・・だったと思います。

ご覧になった方からは、「茂木さんは、パピーさんですか?」「パピーさんが茂木さんですか?」とか、「何度も何度も見直しています・・・」とか、

「実際にやっている子育てが、第一人者に証明されて自信が付いた」などなど、いろんな声を頂きました。ありがとうございました。

今回のテレビ放送は深夜でもあり、見れなかった方もおられるでしょうし、海外にお住まいの方は当然、ご覧になれない方の方が多いので、

近いうちに、このメルマガで放送された内容について、私なりにご紹介しますね。

日本でもっとも有名な脳科学者が、私たちがやっていることを推奨してくださっているのですから、安心して「認める」「褒める」「包む」をやって下さいね。

さてさて、今日は、前回の続きです。

前回お送りしたメルマガは“アドバイスという名の指摘”と題しまして、お話したんですね。

「どうしても、アドバイスしてしまいたくなる。」でも、アドバイスすると子供が、不機嫌になったり、怒り出したり、練習する意欲をなくしたり・・・。

そこで“アドバイスという名の指摘”をやめてみた、という所までお話しました。

お読みでない方はコチラをどうぞ https://www.age18.jp/back443.html
今日は、その結果、どうなったか、というご報告です。

ココから・・・

パピーさん、こんばんは!さとこです。

( 中 略 )

さて、先日相談していた件のその後です。

パピーさんにご意見をいただいて、私なりにいろいろと考えてみました。

その中で、「どんな理由があっても『うそ』は絶対にいけない」という思い込みを、「相手を幸せにする『うそ』ならやってもいい」という考えに変えることにしてみました。

どうしても『うそ』には抵抗があるのですが、“『うそ』=人を悲しませること、絶対にやってはいけないこと”という思い込みをなくしたかったので、こう思うことにしました。

(人を喜ばせることのできる『うそ』なら、いいわけですからね^^)

それから、「出来」にこだわるのではなく、「最後までやりとげた」ということに視点を変えて、褒めるようにしました。

今は、アドバイス等は基本的にしません。ちょっと位間違っていても、目をつぶりました。

今までは「一度間違って覚えてしまうと、間違いを直すのは難しい」と思いこんでいたのですが、

間違って、なかなか修正できず、悩んだりすることも経験の一つだ!と思い、練習も娘主導にすることにしたんです。

まだやっていない曲をやりたがれば、それをやらせたり、やりたくない曲は無理強いさせない、ということも決めて実行し始めました。

(無理強いさせたり、強制させても、全然上達しないのは今までの経験からわかりきっていることなので・・・。↑半年以上かかって学んだことです^^;)

正直言って、今までのやり方を変えるのはとても抵抗がありましたし、「またオチこぼれてしまうのではないか・・・」と思うと不安もありました。

でも、今までのやり方でうまくいかなかったのなら、別のやり方をやってみるしかないですよね。

パピーさんが、いつも仰っている“失敗も含めた沢山の経験の機会”を奪わず、沢山体験させてあげようと思って、口出ししそうになるのをこらえる日々。

その結果、たった1週間ほどで、以前よりもピアノに対して意欲的になりました。

音楽教室でも、「私に怒られるのではない・・・、」と顔色を伺うことの多かった娘が、私の顔色を伺うことも少なかったです。

間違っていても注意しないでいた曲については、先生の目に付きやすい一番前の席に座って、先生に指摘してもらうことで解消し、今では正しく弾けるようになりました。

(私の話には耳を傾けなくても、先生から言われると素直に聞いてくれるのです)

そして、時々ですが、どうしても自分だけで解決できない場合に限っては、私に「この曲のこの部分はどうやるの?」と娘の方から聞いてくれるようになりました。

今でも口出ししたくなることは結構ありますが、音楽は“楽しむ”ことが大事ですし、意欲的になってきた娘のやる気を奪わないようにして、とにかく“見守るように”心がけています。

私は今までずっと、娘の手が小さいことを“ハンデ”だと思っていました。

実際、ピアノを弾く上で、他の子と比べて苦労していることも多いかもしれない。

でも、天才でもない、手も小さい、そんな娘だからこそ、沢山の小さな挫折と失敗を経験できているし、

いくつもの壁を乗り越えてきたことで「やるからできる!」という言葉が、娘の口から出ることも多くなり、自信も出てきたようです。

新しい曲が出てくるたびに、挫折して「やりたくない」と拒否することがありながらも頑張る姿。

今年に入って、一度も休むことなく練習し続けているピアノの練習。

その頑張りを知っているからこそ、より一層「やる気」を大事にしてあげたいと思います。

今、ピアノと同じくらい、縄跳びの練習を頑張っています。

先日まで5回の壁が越えられず、泣きながら「もう、縄跳びなんかやらない!」と言っていました。

でも、気分転換をさせたり、保育園に迎えに行った帰りに園庭で10分限定で自由に縄跳びをさせたり・・・・としていたら、連続8回まで飛べるようになりました。

本当は、いろいろとアドバイスしたいこともあるのですが、本人のやる気を尊重して、自由にやらせています。

そのせいか、とっても楽しそうです^^その姿をみていると、見守ることがいかに大事かを実感します。

ココまで・・・

さとこさんの言葉にこうありましたね。

“今までのやり方を変えるのはとても抵抗がありました・・・。”

これは本当にその通り。素直なお気持ちだと思います。

でも、“『プロに学べ!脳活用法スペシャル』これが“育て”の極意だ!”の中で、茂木健一郎さんも言われていましたね。

「“自発性”が育つ上で、最大の効果がある!」「その為に“あえて教えない”んです」って。

(この「教えない」というのは「過剰に教えない」自分で「考える機会を与える」という意味です)

でもね。今までのご報告は、さとこさんが1週間やってみた結果です。約1ヵ月、経過した時点で頂いたメールには、さらに、こうあったんです。

ココから・・・

ふとしたことから、娘は「“出来”はともかく“頑張っていること”を認めてほしいのだ」と気がつきまして。。。

そのことに気がついてからは、今まで以上に結果よりも過程に目を向けて、褒めてあげられるようになってきました。

ちなみに、娘は“頑張っている”ことを認めてもらえると、予想以上に聞きわけがよくなります(笑)

今まで、いかに“強制”してきたのか、結果をもとめすぎていたのか、が良くわかります。

ずっと“できるようにさせることで、自信をつけさせられる”と思っていましたが、この考えが間違っていました。

「命令・強制では、人の心までは動かせない。」

それがわかっただけでも、音楽教室に通うことで、たくさんの悩みを抱えたことも無駄ではなかった気がします。

これからは、“失敗しても安心していられる(帰れる)居場所作り”をしていこうと思います。

講座をはじめてから、3ヶ月半ほどたちましたが、少しずつ子育てに関して自信が出てきました。

“いい子に育てられる”などという自信はないです!“子育てがうまくいかないことがあっても、必ず解決できる”という自信です(笑)

私の中で、子育てに関しての考えに“ブレ”がなくなってきた気もします。

失敗したのは、行動したからこそ。頑張っている証拠なんですよね。

そう思ってからは、失敗も以前よりは怖くなくなってきました。

まだまだいろいろあって落ち込むこともあるかと思いますが、ゆっくり親子の関係を深めていこうと思います。

ココまで・・・

さとこさん、2回に渡っての、メルマガのご掲載、ありがとうございました。

こんな文面がありましたね。

“講座をはじめてから、3ヶ月半ほどたちましたが、少しずつ子育てに関して自信が出てきました。

“いい子に育てられる”などという自信はないです!“子育てがうまくいかないことがあっても、必ず解決できる”という自信です(笑)”

そうそう。そうなんです。これから子育ての中で、何が起きるかなんて誰も分かりません。

でも、“子育てがうまくいかないことがあっても、必ず解決できる”という気持ちがあれば、どんな問題も必ず乗り越えられます。

“失敗しても安心していられる(帰れる)居場所作り”もとっても良いですよ(^^)沢山失敗して、沢山包んであげて、沢山褒めてあげてくださいね。

※ ご興味がありましたら、ご覧ください。

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