第452号 何か良い事あったの?
こんばんは。パピーいしがみです。
連休、ゆっくり楽しめましたか?高速道路は、すごい渋滞だったようですね。
又、いろんな場所で、とても混んだようです。遠出をされた方、ご旅行に行かれた方、お疲れ様でした。
さて、今日は、小さい頃から手がかかり、物を投げ、癇癪を起こし、友達に噛み付いたり、気に入らないと蹴ったり、叩いたり・・・
そういう状態だった子が、「随分、変わりましたよ~♪」というご報告です。
でも実は、一番変わったのは子供さんではなく、お母さん自身だったんだそうです。
そんなご報告をご紹介させて頂きますね。
ココから・・・
初めてメールをさせて頂きます。
ご相談をさせて頂こうと思いながらも、なかなかメールをするのも勇気がいることで・・・。
ですが、悩みながらも、勉強させていただいた事を続けて1年。
驚く事や嬉しい事が、1つや2つではなく、あの頃から比べると本当に見違えるようになった息子を感じて、一度、お礼をしなくちゃいけない、と思って今日に至りました。
私の息子は、現在、小学校2年生です。この子は、小さい頃から手がかかり、気に入らないと物を投げ、癇癪を起こし、はげしい駄々こねがありました。
幼稚園では、先生や親を蹴ったり叩いたり、友達に噛み付いたり、先生が見ていない隙に脱走したり・・・。
問題を起こす度に頭を下げて、ご迷惑をお掛けするたびに謝りに行きました。もうほとほと疲れていました。
その都度、厳しく叱ってきましたが、全く治らず、どうしたら良いかわからずにおりました。
元来、私は「人に物を聞いたり、相談したり、頼ったり」がとても苦手で、分からなければ本を読んだり、自分で調べたり・・・
そうやって解決をするタイプでしたが、事、子供に関しては、解決方法が見つけられない状態でした。
今、考えれば当たり前ですよね。子供は機械じゃないし、犬や猫でもない。私たちと同じ人間で、私たちと同じ感情がありますものね。
(これは、パピーさんも、何度も言われていましたね)
ですが、私は違っていました。常に、私が上、子供が下。親が子供を躾けるのが当たり前。
親が子供に教えるんだ。子供がダメなのは親の責任だ。
悪い事は厳しく、もう二度とやらないように叱るんだ!!何度も何度も、何度も叱れば必ずこの子は変わる!!
そう信じて疑いませんでした。
ですが、周りはこう言っていたのです。「この子がこんなに手が掛かるのは、甘やかしているからだ!」「母親がしっかりしないから・・・」
これを聞いて、違和感を覚えました。私は相当厳しいはず。
でも、変わらないって事は、「厳しく接する」が正しく無いのでは?って。
そこで見つけたのがパピーさんのホームページでした。
パピーさんのおっしゃることは、私の考え方の正反対でした。
ホームページにあった、メルマガのバックナンバーも全部読み返しました。・・・目から鱗でした。
いけない子だから「厳しく叱って治す」それが正しいと思っていたのに、いけない子だから・・・ではなく、私が「いけない子」にしていたんです。
それも、私が甘える事を拒否していたから、その裏返しだったのかもしれない、と思いました。
ショックでした。そんな事、考えた事もありませんでした。
今からでは遅いかもしれない。と思いながら、申込みをして、勉強させていただくようになりましたが、学べば学ぶほど、この6年もの間、
私が良かれと思ってやってきた事が、ことごとく反対だった事が分かりました。
それと一緒に「甘えさせていいんだ」と分かった時、とても嬉しくなりました。安心しました。
ですが、今まで、「厳しく、厳しく、叱って、叱って育てる」を信念としていた私にとって、認めること、褒めることは、とてもとても難しく、最初は、鏡に向かって笑う練習をしたほどです。
叱る事ばかりしていると、笑う時に使う筋肉が劣るんですね。笑い顔が引きつっているんです。(笑)
いかに、私が笑っていなかったか、と改めて知りました。
やろうとしても出来ない。うまく行かない。そんな時に力になってくれたのは、週2回のメルマガでした。(現在は週1回になっています)
困っている時や落ち込んでいる時に、届く内容は、なぜか私にぴったりで、いつも“必要にして善”を感じていました。
特に「できなくてもいい、できればもっといい」という言葉には、本当に暖かさを感じました。
ふと、「パピーさんの子供達は、こうやって育っていったんだな~、私も、パピーさんちの子供に生まれたかったな~」なんて思った程でした。
でも、こうも思ったんです。「私がそう感じるのなら、子供もそう感じるはず。私も、この気持ちでやってみよう!!」って。
テキストで学びながら、実践しながら・・・でも、「できなくてもいい、できればもっといい」常に自分自身に言い聞かせてきました。
そうしたら、勉強をし始めて2ヶ月、3ヶ月・・・驚く事に、よそ様にお詫びに行く回数が減ってきたのです。
もちろん、いたずらもありますし、癇癪もあります。ですが、同居している姑が、こう言ったんです。
「この頃、〇〇のことで謝りに行かなくなったみたいだね・・・」
そこで改めて気がついたんです。本当だ、この頃・・・問題を起こしていない・・・って。
そして、姑は、こうも言っていました。「時々、私のところへ来て、学校の話をしてくれるんだよ」って。
これは、今まで無かった事でした。びっくりしました。
「すごい・・・、6年間、変化の無かった子が、たった数ヶ月でこんなに違うんだ・・・」って。
それから、意識して子供の様子を見ていると、やっぱり、違ってきているようでした。
「褒める」が苦手な私も、嬉しくて、せっせと、良いところを見つけて伝えるように努めてきました。
そして、2年生になった今、いつもふてくされていて、口も重かった子だったのに、自分から喋る事が増えてきたり、笑う事が増えています。
以前は、毛嫌いをされていた子と遊んでいる姿を見たり・・・。先生からも「随分、落ち着いてきましたね」と言われたり。
まさに1年前とは雲泥の差です。
もっと前に、パピーさんに知り合っていたら・・・とも思いますが、私にとっては、このタイミングが、“必要にして善”だったんですね。
でも、今の時点で「厳しい躾け」で起きる状態と、「認める」「褒める」「包む」で起きる状態。両方を知っている私は、すごく良い経験をしたと思っています。
「正しい」を知る為には「間違い」も知らなければならない。
これもパピーさんの言葉ですが、実際に体験して、本当にそう痛感しています。
そして、もう1つ大きく変わったことがあります。それは、私自身です。
先日、1年ぶりで友達と会ったのですが、開口一番、こう言われました。
「何か良い事あったの?随分雰囲気が変わったけど・・・」
その日は、今までの出来事を全部、その友達に話しました。返り際にこう言われたのです。
「あなたがこんなに明るかったなんて知らなかった」
パピーさん、私、毎日がとっても楽しいです。“子供の為”にと始めた講座ですが、一番変わったのは私でした。
ですから、一度、お礼したかったんです。遅くなってすみません。本当にありがとうございました。
これからも、勉強を続けさせていただくつもりです。長いメール、お読みいただきましてありがとうございました。
ココまで・・・
okataさん、メルマガご紹介のご許可もありがとうございました。
息子さんの変化もそうですが、ここの所が良かったですね♪
“1年ぶりで友達と会ったのですが、開口一番こう言われました。「何か良い事あったの?随分雰囲気が変わったけど・・・」その日は、今までの出来事を全部、その友達に話しました。
返り際にこう言われたのです。「あなたがこんなに明るかったなんて知らなかった」”
お母さんの変化、実は、それが一番子供に影響を与えるんですね。子供達はとても敏感ですから(^^)
でも、子供の為に・・・が実は、自分の為になったなんて、やっぱり、子供達は、親を育ててくれますね。ご報告、ありがとうございます。
ご興味のある方はこちらをお読みください。
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