第511号 我が家のスーパーマン
こんばんは。パピーいしがみです。
いよいよ今年も残すところ1か月となりました。日に日に寒さも感じるようになってきました。
とうとう家にも「インフルエンザ」がやってきましたが、(おかげさまで私は感染しなかったみたいです・・・)いかがお過ごしですか?
病院も毎日、とっても混んでいるようです。
さてさて、今日、ご紹介するこまちさんも、
息子さんが幼稚園でもらってきて、それがうつってしまったみたい・・・。でも、とっても嬉しい事があったそうです。
まだ3歳の長男さんですが、とっても頼もしく見えたそうですよ♪
ココから・・・
パピーさんへ
こんにちは。こまちです。
早いもので、もう11月末になり、寒くなってきましたが、風邪などひかれていませんか?
我が家では、いつも相談に乗っていただいている長男(3歳10ヶ月)も次男(1歳半)も、元気いっぱいです!!
先週、53章のフォローメールをいただき、1年間の講座が終了しました。感激です。(涙)本当にありがとうございました。
思えば、1年前、長男(当時2歳)のことで悩んでたなぁ、苦しんでたなぁと思い出します。
繊細で優しくて人の心に敏感で、でも、超頑固で、いったん決めたら絶対動かないし、自分の意見を持っているから、人の意見には絶対素直にうんって言わないし。「やだ」「だめ」「ちがう」ばかり。
素直じゃない長男に、正面からぶつかって、長男も私も、すごく疲れていました。
その上に、実家の母からは、「ちょっと甘やかしすぎたんじゃない?もっと厳しく育てたらどうかな?」と言われ、
だめなことはだめ、と、とても厳しく育ててきたつもりの私には、とてもショックでした。
「これ以上、どう厳しくするんだろう?」
厳しくすることで、自分も息子も疲れている、そんなことにとても違和感を覚えて、いろいろな子育ての本を読んだり、インターネットで調べたりして、そして最後にたどりついたのが、パピーさんでした。
パピーさんの言葉には、とても癒されました。疲れた心がどんどん元気になるのがわかりました。
子供に明るく自信を持って、そして素直な子になってほしいと願うなら、それは決して厳しさや強制では成り立たないんだ!ってことを勉強し、目からうろこでした。
私は、まずはありのままの長男を受け入れようと思いました。
真正面からぶつかって、ある意味、戦っていた長男を、まずは受け入れて、認めたんです。
そして「長男を良い子に育てよう」と肩ひじ張っていたものをやめて、「長男と良い関係になろう」と思いました。
誰かに認めてもらうためじゃなく、長男と良い関係でいつも笑って過ごしたいと心から願いました。
あれから1年、たまにはけんかして、元に戻ることもあるけれど、それでも、とても穏やかな関係になったと思います。
「良い関係が基礎にあれば、これからも大丈夫!」って思えるようになりました。
長男は、今でも、変わらず頑固だし、こだわりが強くて、自分の意見もはっきり持っているので、なかなか大変な部分もあります。(笑)
でも、パピーさんにおっしゃっていただいたように、こういう部分は、すばらしいところでもあるんですよね。
自分の意見をちゃんと持っているところを長所と認めて、どんどん伸ばせるよう、これからも見守っていきたいと思います。
長男が、1年前と違うのは、笑顔がとびっきり明るくて、認めてもらっているって知っているから、とても安心した顔をしていることです。
弟の面倒もよく見てくれるようになりました。
人見知りで、とても行けないんじゃないか?と心配していた幼稚園は、毎日楽しくて仕方ないようだし、クラスでも、みんなを笑わせたりしているようです!!
秋にあった運動会でも、生き生きとした笑顔でお遊戯を披露してくれたり、かけっこをしていました!!輝いた笑顔が本当にうれしかったです。
それに、長男が頼もしく思える出来事があったんです!聞いてください。
先月、長男は大流行中の新型インフルエンザにかかりました。
幼稚園でも流行っていて、もらってきちゃったんです。
2日間は、40度の高熱があってすごく苦しそうで、とても心配しましたが、重症化することなく、元気になりました。
ただ、その2日後に、今度は母の私が、発熱。あ~ぁ(泣)
自分の体が思うように動かない時の2人の育児は、ほんとうにキツかったです。
やっぱり、自分の健康あっての、育児だなぁと思い知りました。だけど、嬉しいこともあったんです!
発熱後、私が病院に行くことになったんですが、そのとき、長男も一緒について来ました。
インフルエンザの検査をするのは、鼻の中に綿棒を突っ込んで、ぐりぐりしてすっごい痛いのですが、
長男は、1週間前に経験済み(笑)なので、私の横にぴたっと寄り添って、
「お母さん、大丈夫だよ。すぐ終わるよ。僕がそばにいてあげるから」って言って、私の肩をとんとんと優しくたたいて、励ましてくれているではありませんか!!
これには、病院の先生(女医さんです)もびっくりして、「うわー、○○ちゃん、優しいなーー!!感動!」と言って、
「見て見てー、この光景、写真撮りたい!!」と、看護婦さんまで呼んで感動してくれたんです。
私は、痛いやら、長男が頼もしいやらで、なんだか涙が出てしまいました。(笑)すごく頼もしく成長してくれているんだなぁと感動でした。
パピーさんがおっしゃる、ちっちゃいスーパーマンでした!
これからも、まだまだいろんなことがあると思います。でも、パピーさんに教えていただいた基本(子育ての礎)があれば、絶対に大丈夫!!って思えるようになりました。
壁にぶつかっても、ぶつかっても、乗り越えられる!って思えます。
こう思えるのは、本当にすごいことです。パピーさんには、本当に感謝しています。
その上に、この1年だけではなくて、まだまだこれからも続けて勉強させていただけるなんて、ありがたいことです。
これからも、またメールさせてくださいね。
1年を振り返っていたら、長くなってしまいました。これからも、どうぞよろしくお願いします。
PS。長男の写真(七夕と運動会)、次男の写真を送ります。どうか見てやってください。
ココまで・・・
こまちさん、ステキなご報告をありがとうございました。
“私の横にぴたっと寄り添って、「お母さん、大丈夫だよ。すぐ終わるよ。僕がそばにいてあげるから」って言って、私の肩をとんとんと優しくたたいて、励ましてくれているではありませんか!!
これには、病院の先生(女医さんです)もびっくりして、「うわー、○○ちゃん、優しいなーー!!感動!」と言って、「見て見てー、この光景、写真撮りたい!!」と、看護婦さんまで呼んで感動してくれたんです。”
ホントですね~♪病院の先生が感動して、写真を撮ってる姿!なんか想像しちゃって思わず笑顔になっちゃいます(^^)
もう一つ、こまちさんからのご報告で、こんな風にありましたね。
“真正面からぶつかって、ある意味、戦っていた長男を、まずは受け入れて、認めたんです。そして「長男を良い子に育てよう」と肩ひじ張っていたものをやめて、「長男と良い関係になろう」と思いました。”
これって本当にそうなんですね。
多くの方はやっぱり「良い子に育てたい!」
「積極的な子に!」「常識が分かる子に」「迷惑をかけない子に」又、できれば「優秀な子に!」って思われます。
だから、知らず知らずの内に“子供と戦って”戦いに勝ち“子供を従わせよう”としてしまうんです。
そうなると、どうしても「従わされる」側の子供には“反発”が生じます。又は、負けた子供は“敗北”を感じるんですね。
反発を感じれば、反抗したり、拒否したり、文句を言うでしょう。敗北を感じれば、イヤイヤ服従し、自己否定をしてしまいます。
戦った後に残るものってマイナスばっかりなんですね。だから戦う事なんかないんです。従わせる事なんかないんです。
一緒のチームなんですから、良い関係を作れば、それだけで、「もっともっと良い関係を続けたい」と子供もしだすんですね。
そうなった時、「これをする事はお母さん好きじゃないよね」「こうした方がうれしいよね」って、お母さんが喜ぶ方、うれしい方を選ぶようになってくれるんです。
その時は「自分から」「自分の意思で」やり始めるんです。
こまちさんがこのメールに添付してくださったお子さんの写真。本当に良い顔をしていました。
「あ~、安心できているな~」って感じる笑顔でした。
“「良い関係が基礎にあれば、これからも大丈夫!」”
はい、私もそう思います。
きっとこれからも山があり、谷があるでしょう。でも、大丈夫。一緒に乗り越えて行けると思いますよ。
それも、軽く飛び越すように・・・。だって、子供達は、我が家のスーパーマン♪ですから(^^)
ご興味のある方はこちらをお読みください。
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