第525号 新一年生は心配?
こんばんは。パピーいしがみです。
前回お送りしたメルマガ第524号「みんな繋がってる」。かなり長かったので、お疲れになったでしょう(^^)
1週間、お休みを頂いたので、つい力が入ってしまいました。すみません。
でも、反響も大きくて・・・
メールを下さった方々、ありがとうございました。
父の突然の訃報だったのでイレギュラーで発行させて頂きましたが、又、今回から子育てに関連するお話をさせて頂きますね。
今日のお話はキティさんからのご報告です。
キティさんは、2006年12月からのお付き合いで・・・もう丸3年が過ぎて、4年目に突入しているんですね♪
毎年、お子さんの写真が載っている年賀状を頂いて、子供さんの成長の様子を見せて頂いています。
当時4歳だったお兄ちゃんも、今年は小学2年生になるそうです。まあ本当にしっかりした顔つきで、りりしく堂々としています。
でも当時は、キティさんも、とっても悩んでいたんですね。
年が明けて、小学校入学を控えておられる方、又、来年は小学校なのに大丈夫だろうか?ってご不安な方もおられると思います。
その方々の為に、今日は、キティさんからのご報告を紹介したいと思います。
まずは、当初のキティさんから頂いたメールをざっと・・・。
ここから・・・
パピーさん、はじめまして。
4歳8ヶ月ともうすぐ1歳3ヶ月になる息子を保育園に預け、フルタイムで働いています。
パピーさんに出会うきっかけは、保育園での上の子“だけ”に行われた個別の面談でした。
上の子は体が大きく目立ちます。
感情の起伏も激しく、保育園で嫌な事があると部屋から飛び出して、気持ちが落ちつくまで謝りませんでした。
保育園の先生は、“お母さんがフルタイムの仕事を続けると、学童に預けることになる。学校も学童もつまらないとかわいそう。カウンセリングを受けることに抵抗はありますか?”と言われました。
私は完璧主義で、優等生でした。仕事のトラブルも迅速にこなし、自信がありました。
結婚は自分に向かないと思っていたし、周りも生涯独身と思っていたようです(笑)。
主人は家族や大勢の親戚に囲まれて育ってきたので、本能で子供を愛せる人です。
一方私は、育児には自信が無く、頭で考えてしまうタイプ。
はじめて友達の子供を抱っこした時、「落としたらどうしよう?」と息も出来ずに固まっていました。
初めての抱っこはぎこちなく、子供も居心地が悪そうでした。子供を生めば母と呼ばれますが、お母さんになるのは大変です。
今思えば育児を楽しむ余裕が私にはなかったようです。
家事と育児と仕事。自分だけが頑張っている気になって、主人や子供の頑張っている姿への感謝が足りませんでした。
保育園での面談の後、息子が一度だけ“僕なんか生まれてこなければよかった”といった事を思い出し、頭から離れなくなりました。
ここまで・・・
このメールを頂いた当初、キティさんの長男さんは、感情の起伏が激しく、コントロールが難しかったので、幼稚園でもトラブルが絶えなかったそうです。
「僕には友達がいない」と言う事が多かったり、「弟なんかいなくなっちゃえばいい」と言ったり・・・。
又、下の子も、他の子の髪の毛を引っ張って倒したり、まだ2歳にならないのに、眉間にしわまであった?そうです。
でも、子供達の変化はやっぱり、キティさんの決意から始まったんですね。
“子供の苦手はママの苦手。一緒に出来るよう頑張る。子供の呼びかけに、手を止め“なあに”と笑顔で答える。子供のわかりやすい言葉を選んで話す。
感情が高ぶっている時は、落ち着くまで待つ。
子供の気持ちは今もわかりません。でも、子供だった頃嬉しかった事、嫌だった事は覚えています。
“子供といろいろな経験を重ね、子供の気持ちを自然にわかるようになる決意”をパピーさんに約束します。”
この決意以降、本当に一生懸命に、「認め」「褒め」「包む」を続けてくださいました。
それでは・・・今回、頂いたメールです。
ここから・・・
パピーさん、お久しぶりです。
昨日ポストに届いた見知らぬ文字。
パピーさんからの年賀状とわかり驚く反面、すごく満たされた気持ちになりました。今年もパピーさんに良い報告が出来たらいいなぁって思っています。
※ キティさんからは毎年、年賀状を頂いていて、今まではメールでのお返事(手抜き)で失礼していましたが、
「やっぱり、それではまずいだろう」と思い、今年は年賀状を頂いた方に、お礼の賀状をお返ししたのでした。
長男(D)は今年2年生、次男は年中になります。
入学前はカウンセリングを受けたり、就学時検診でも校長先生と面談をして、不安と期待で始まった小学校生活。
初めての学校公開で友達に囲まれて遊ぶDの姿を見て、私の不安は消えました。
「D君のママですか?」と聞かれ、思わず「すみません」と謝ってしまった私。
「うちの子・・・帰ってくると、D君の話ばかりするんです。一緒にいて楽しいし、運動も勉強も出来る。
D君がいるから、学校に行くのが楽しいみたいで、サッカーを一緒にやりたいから、今度体験に行きたいって言ってます」
パピーさんは、Dの前科(?)をご存知なので、私が反射的に謝ってしまう姿が目に浮かぶと思います。他にも同じクラスのお母さんから電話を頂き、
「うちの子が休んだら、D君がプリントを届けてくれました。“Y君の家知ってるから、僕が届ける”と先生に言ってくれたと聞いて、しっかりしてる子だなって思いました。」等。
スイミングの他に、4月から柔道とサッカーを始めました。月・水は柔道、土・日の午後はサッカー、日曜の午前中はスイミングと大人顔負けのハードなスケジュールです。
学童のお迎えに間に合わないので、1人帰りで帰宅すると私の携帯に連絡をくれます。
少し前に、学校で人権標語を作って、先生に褒められた事を話してくれました。
“自分から、周りを変えていきましょう!”“友達が困っていたら聞きましょう!”親馬鹿ですが、思わずスゴイ!っと絶賛して、「よくそんなこと思いついたねぇ」というと、「ママが普段いってる事を思い出して書いた」と言ってくれました。
右から左と通り過ぎているかと思っていた言葉が、心に残っているのが嬉しくなりました。
以前、習っていた柔道教室では、先生もやる気がなく、子供達もサボる事が多かった為、Dの不満の原因の一つでした。
試合に出ても戦い方がわからずに負けている状態で、試合の次の日、市内の別の道場に見学に行きました。
そこはオンボロですが、先生も熱心で、子供達も遊びと練習のけじめがしっかりついています。
見学にいった日は「見るだけでいい・・・」といっていたDが、帰りの車の中では“楽しい、楽しい”の連発でした。
練習は厳しいのですが、家でも弟と柔道ごっこをしています。道場内の試合で初めて勝てた時は、ただでさえ高いテンションが、もっと高くなって興奮してました。
一学期の通信簿には、“友達の嫌がる事をいって、何度か注意されました”とありましたが、
2学期は“自分の事だけではなく、仲間の事も気にかけてアドバイスし、皆でよりよいものを作りあげていこうとする姿勢に関心しました”とあり、成績も生活面も全て「良い」でした。
(通知表を忘れて、次の朝一緒にとりに行くというオチはありましたが・・・)
年賀状の写真は、コミュニティで頂いたチケットで、キッザニアに行った時のものです。今年もよろしくお願い致します。
長い文章を読んで頂き、ありがとうございました。寒い日が続きますので、お体をご自愛下さい。
キティ
ここまで・・・
キティさん、素敵なご報告、ありがとうございます。お兄ちゃんのD君、すごく充実した毎日を送っているようです。
“スイミングの他に、4月から柔道とサッカーを始めました。月・水は柔道、土・日の午後はサッカー、日曜の午前中はスイミングと大人顔負けのハードなスケジュールです。”
とありましたが、これはキティさんがやらせているのではなく、D君が「やりたい!」と言って積極的にやっているんですね。
だからD君には、以前習っていた柔道教室の雰囲気(やる気の無い指導者、サボったりダラダラしている子供達)が納得できなかったのでしょう。
練習は練習できちんとやり、遊びは楽しく遊べる。
メリハリがついて、集中して過ごせる時間が、達成感、満足感を感じさせ、D君には心地よく感じたんでしょうね。
“本当の喜びは「辛い練習や苦しさを乗り越えたところ」にある”って事も、もう分かってくれているようです(^^)
これも「向上したい」という気持ちの表れであり、また、積極性が育っているから!なんですね。
“パピーさんは、Dの前科(?)をご存知なので、私が反射的に謝ってしまう姿が目に浮かぶと思います。”
とありましたが、なんのなんの・・・。それはもう過去の話。今は、どんどんスーパーマンに近づいていますよ♪
そしてキティさんのメールの最後にこうありました。
“明日は9年目の結婚記念日です。これからも、家族仲良く暮らせるように頑張ります。”
はい、とっても良い今の感じ・・・・是非是非、お続け下さいね♪メルマガ紹介のご許可、ありがとうございました。
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