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第537号 僕がやるよ!♪

こんばんは。パピーいしがみです。

今、このメルマガをお読みのあなた、あなたは、お姉ちゃん(お兄ちゃん)でしたか?それとも妹さん(弟さん)でしたでしょうか?

もし、お姉ちゃん(お兄ちゃん)だとしたら、小さい頃「お姉ちゃん(お兄ちゃん)なんだから××・・・」と言われていやな気持になったことがあったかもしれません。

もし、妹さん(弟さん)、もしくは一人っ子だったとしても、ご自分の子供たちに「○○なんだから××・・・」のような言い方はしたくない!ってお思いかもしれませんね。

どうしても「お兄ちゃん・お姉ちゃん」という言い方に“抵抗を感じる”とおっしゃる方は結構いらっしゃいます。

このメルマガでも時々、「お兄(姉)ちゃんを、お兄(姉)ちゃんとして褒める」というお話をするのですが、

今日、ご紹介するさくらんぼさんも、やっぱり「お兄ちゃん」という言葉を使いたくない、というお気持ちがあったそうです。

その理由は、「お兄ちゃん」という言葉を使うと、何かの拍子に「お兄ちゃんなんだからガマンしなさい。」「お兄ちゃんのくせにどうして出来ないの」と言ってしまいそうだから・・・だったそうです。

でも、今回、とてもいいタイミングで、お兄ちゃんは「僕に任せて!」「僕がやるよ!♪」のように突然、変身したのだそうです。

さくらんぼさんは、それを、「うちにもスーパーマンがやってきた!」と表現されるほど♪です。

さて、それはどんなきっかけだったのでしょう?早速ご紹介させて頂きますね♪

ここから・・・

パピーさん、お久しぶりです。さくらんぼです。

たいへん遅くなってしまいましたが、お父様のご冥福をお祈りいたします。

メルマガのお休みのお知らせが届いたとき、私はすこぶる体調が悪く寝込んでいました。

そして・・・なんとオメデタでした!

その後に届いたメルマガ「みんな繋がってる」を読んでびっくりしました。

パピーさんのメルマガに私も繋がってました!

オメデタがわかって一番最初に感じたのは、正直なところ「不安」でした。

次男がやっと2歳になるところでまだまだ甘えん坊。

長男もそんな次男に対抗?(笑)してか、よく「抱っこ―!」と甘えてきます。

そして二人とも好奇心旺盛で、外出したときには興味のおもむくままに突進してしまいます。

(長男は以前に比べるとだいぶブレーキもかけてくれるようになりましたが。)

さらに赤ちゃんが加わったら・・・想像の範囲をこえました。

長男に話をしてみました。

「ママ、相談があるんだけど・・・」

「なあに?」

椅子に座って長男を抱っこでゆっくりお話しました。

「ママのお腹に新しい赤ちゃんがきたんだよ。

今までは○○(長男)と□□(次男)を抱っこしてたでしょ。

でも新しい赤ちゃんが産まれたらどうしようか?ママは3人も抱っこできないよ。」

返ってきた長男の言葉は意外でした。

「じゃあ、ぼくが□□(次男)を抱っこする!」

「○○(長男)、ありがとね。さすがお兄ちゃんだね。」

今まで長男を「お兄ちゃん」としてなかなか褒められませんでした。

「お兄ちゃん」という言葉を使うと、

何かの拍子に「お兄ちゃんなんだからガマンしなさい。」「お兄ちゃんのくせにどうして出来ないの」と理不尽なことを言ってしまいそうだったので、わざと使わないようにしていました。

でもこの時は素直な気持ちで

「○○(長男)はお兄ちゃんだね。ありがとう。ママは嬉しいな。弟たちをよろしくね。」と伝えられました。

長男は嬉しそうに笑って私の手をふりほどくと、次男のもとに駆け寄って仲良く遊びはじめました。

それから日々お兄ちゃんぶりを発揮しています。

つわりがキツイときには背中をさすってくれたり、幼稚園からの帰り道では山ほどの荷物を全部持ってくれたり。

先日は家まであと一歩のところで気分が悪くなってしまったら「ぼくが□□(次男)の面倒みるから、ママは先にトイレに行っていいよ!」

その時はどうしても耐えられず一足先に帰宅してトイレに駆け込むと、しばらくして長男は無事に次男を家まで連れてきてくれて「ママ大丈夫?間に合った?」と背中をさすってくれました。

普段は私が「お家に入るよ!」と言っても、なかなか玄関に入ろうとしない次男なのですが、なぜか長男が面倒を見てくれるとすんなり言うことを聞くんです。

つわりはまだキツイですが、長男に支えられてなんとか切り抜けています。わが家にもスーパーマンがやってきました!

次男も私のとなりで「おぇ―おぇ―」とマネをしたり、長男のマネをして私の背中をトントンしてくれたりしてみんなで笑顔になります。

長男は幼稚園では相変わらずフラフラ~とすることもあるようですが、年少のお友達にもお兄ちゃんぶりを発揮して、先生達を驚かせています。

最初に浮かんだ不安はあっという間にどこかにいってしまいました。

「私ひとりがキリキリするわけじゃないんだな。新しい赤ちゃんを家族みんなで迎えればいいんだな」って思えるようになりました。

今はまだ上手くいかない事があっても、赤ちゃんが産まれるまでにはまだ半年も時間があるし、もしその時になって上手くいかないことがあったとしても、まだ5歳と2歳。

「出来なくてもいい、出来ればもっといい」ですよね。

まだ安定期ではないのでオメデタの事は身内とごく親しい人にしか告げてないのですがどの人も反応は

「おめでとう!・・・でも(遠慮がちに)大丈夫?」でした。

「案ずるより産むが易い」やってみてどうしても困ったとしても、パピーさんがついていてくれると思うと心強いです。

通信講座もサボリがちで、特に体調がよくないときに活字をじっと見るとクラクラしてダメだったんですが、だんだん体調も回復してきたので気持ちも新たに勉強を再開しようと思います。

毎日少しずつ書いては消し書いては消したメールなので、まとまりなく長くなってすみません。

お読み下さってありがとうございました。

花の便りが届く季節は体調を崩しやすいので、パピーさんも気をつけて下さいね。

わが家は長男→次男→私と順に風邪をひきました(>_<)

ココまで・・・

さくらんぼさん、ご報告、ありがとうございます。又、メルマガ掲載のご許可もありがとうございました。

さくらんぼさんのメールを見て、「お~、素晴らしい!!」と思いました。

それは、お母さんの不安を、まずお兄ちゃんに話された(相談された)ことです。

私たちって、誰かに相談される時って、ちょっと嬉しかったりしませんか?

だって「相談される」というのは、「相談するにふさわしい」と思われているからですよね。

相談される方にとって「認めて」もらっている、という証拠でもあるわけなんです。

長男さんにとって、お母さんに相談された、と言う事は、「あなたが頼りなんだよ」と言われたと同じ事なんですね。

お母さんに認められ、頼りにしてもらった長男さん。その期待に応えたい!とこう言いました。

「じゃあ、ぼくが□□(次男)を抱っこする!」

そして、その言葉にさくらんぼさんがこう言われました。

「○○(長男)、ありがとね。さすがお兄ちゃんだね。」

「○○はお兄ちゃんだね。ありがとう。ママは嬉しいな。弟たちをよろしくね。」

とても上手にやる気を引き出してるな~♪って、私は「感動!!」しましたよ~(^^)

その後のお兄ちゃんの変化。

“長男は嬉しそうに笑って私の手をふりほどくと、次男のもとに駆け寄って仲良く遊びはじめました。

それから日々お兄ちゃんぶりを発揮しています。

つわりがキツイときには背中をさすってくれたり、幼稚園からの帰り道では山ほどの荷物を全部持ってくれたり。

先日は家まであと一歩のところで気分が悪くなってしまったら「ぼくが□□(次男)の面倒みるから、ママは先にトイレに行っていいよ!」”

お兄ちゃん、すごく自尊心に満ち溢れているな~って感じます。

そしてお兄ちゃん自身も「僕もなかなかやるじゃん」って、“確かな手ごたえ”も感じてくれているようです(^^)。

すご~く上手に「お兄ちゃんをお兄ちゃんとして褒める」をされ、継続されているな~と思います。

そして、メルマガ掲載の許可を頂いた時のお返事に、こんな風にありました。

“「嬉しい」を伝えることも「褒める」なんですね。テキスト29章の内容がストンと落ちました。”

テキスト29章では、数々の輝かしい成績を納め、16歳の時にウインブルドンのシングルスで最年少で優勝した、マルチナヒンギスの、その原動力が、「お母さんが喜ぶ姿だった」というお話をしているんですね。

まさにお母さんが「嬉しい」を伝える事。

その喜んでいる姿を素直に子供に見せることが「褒める」事になるんです。(^^)

さくらんぼさんの言葉です。

“最初に浮かんだ不安はあっという間にどこかにいってしまいました。

「私ひとりがキリキリするわけじゃないんだな。新しい赤ちゃんを家族みんなで迎えればいいんだな」って思えるようになりました。

つわりはまだキツイですが、長男に支えられてなんとか切り抜けています。わが家にもスーパーマンがやってきました!”

嬉しいですね~♪

これからもスーパーマンに助けてもらいながら、このつらい時期、体を大事にされて乗り切ってくださいね。

そして、元気な赤ちゃんを産んでください♪素敵なご報告、ありがとうございました(^^)♪

ご興味のある方はこちらをお読みください。

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