第551号 結果とプロセス
こんばんは。パピーいしがみです。1週間のご無沙汰でした♪お休みをありがとうございました。
連休はいかがでしたか?十分に楽しまれたでしょうか?
おかげさまで私は、結婚以来初めて?ぐらいにゆっくりした連休で、ウチの奥さんと一緒に、いろいろなところに出かけてきました。
ま~、どこに行っても混んでいて、食事をするにも並んだり・・・。でも終始、奥さんのご機嫌が良かったので、「まあ、いいか・・・(^^)」と思っています。
今は(歩き疲れて)ちょっと筋肉痛です。それでは今日から、心機一転、又、頑張っていきますね~♪それでは早速、メールのご紹介です。
ピードルさんから、こんなメールを頂きました。
ココから・・・
パピーさん、こんにちは。ピードルです。このごろ、パピーさんから言われていた「方法じゃないですよ♪」がだんだんわかってきたので、その報告をさせてください。
以前の私は子供が自分の用意したレールを走るように褒めていました。パピーさんの「認める」「褒める」「包む」も結局は、親の都合の良いように子供を導く為のもの、だと考えていたのです。(ですが、その時には、それが間違っている事すらも分かっていませんでした)
・・・注釈・・・
ピードルさんからは約半年位前に、“子供をちゃんと褒め「あなたの事が好きよ」とも言っているのに、事あるごとに「お母さん、僕の事好き?」と聞くのはなぜでしょう?”というメールを頂いていました。
いつも自信なげに、いちいち「お母さん、僕の事好き?」とか「これしていい?」「これ食べていい?」などとお母さんの許可を取ったり、顔色をうかがっていると言うのですね。
いろいろと話を聞いてみると、ピードルさんの考え方に、「こんなにやってあげている」という気持ちがとても強い事が分かったのです。
・・・注釈・・・
いくら「あなたの事が好きよ」と言っても、口で言っても態度がそうでなければ、子供は不信感を持つのは当たり前で、
いつもいつも、子供は、「お母さんは、僕の事を好きって言ってるけど口先だけなんだ」と思っていたのでしょうね。
なぜ、それを感じたか?と言いますと、パピーさんが“「これしていい?」「食べていい?」と聞いてきたら“もちろん”という気持ちを込めて、笑顔で「いいよ」と何度でも言って下さい”と教えてくださった、それを実行し続けていたからです。
私は「そんな事いちいち聞くな!」って思っていたのですが、本当に「好き」だったらそうは思いませんものね。
パピーさんは、“常に笑顔で「YES」という返事をしていれば、子供はあえて細かな事を聞かなくなるはずです”と言って下さって、やり続けていたのです。そうしたら不思議です。
次第に、あれだけ神経質に「あれしていい?」「これしていい?」と聞いてきた細かな事を聞かなくなりました。
「お母さん、僕の事好き?」という質問にも、今までは(はいはい、めんどくさいな~、好きって言ってるだろ?)と思いながら、投げやりに返事をしていましたが、
そう聞かれた時には、しゃがんで目を見て(目線を同じにして)両手を握って「好きよ」と答えるようにしました。
すると、子供はにっこり、安心した表情をするんです。その時に思ったんです。「この子はずっと不安だったんだ・・・」って。
パピーさんにメールをした頃は、まだ、テキストも読み始めで、きっとパピーさんの伝えたい事が分かっていなかったと思います。
テキストを読み進めていくうちに、自分のやっていたことが、「方法・テクニック」であり、パピーさんの伝えたいことが、もっと重要な基本の事かもしれない、と感じた時、「こりゃ、私の今までの考え方を変えなきゃいけないかも?」って思いました。
私は、よく友人や主人にも言われていました。「ちょっとは周りの人の事も考えてよ(笑)」「ちょっと自己中(自己中心的)じゃないの~」って。
私としては「しょうがないじゃない、B型だもん・・・」って笑って答えていましたが、「“しょうがない”じゃ済まされないぞ」と思うと一緒に、「せっかくの機会だから、長年の悩みを改善しよう♪」とも考えるようにしました。
それからは、“子供は未熟で生まれてくる。手が掛って当たり前”(パピーさんの受け売りです)を紙に書いて冷蔵庫に貼ったりして、常に見るようにしました。
又、どうやったら安心できるかな?と考えて、公園の遊具も一緒になって遊んだり、一緒に失敗したり。
偶然できたり、できるようになった事を「すごい~♪」と一緒になって喜んだり、「やったね♪それじゃあ、お母さんも・・・」とチャレンジしたり・・・。
実は、今まではそんな事をせず、公園でも、子供は子供で一人で遊ばせて、私は、井戸端会議で盛り上がっていたんです(反省)
ですが、子供と一緒になって遊んだりしていて、気がついたことがありました。私は自然に、子供を「認め」「褒めて」いたのです。
今までもやっていたはずだった「認め」「褒める」。でも、結果として全く同じ事の「認め」「褒める」なのに、そこまでのプロセスは全く違う。
今までは、私の都合に合うように動かす為の行為。今は、結果として同じ「認め」「褒める」をしていても、そこにあるのは純粋な気持ちだったのです。
そこで、分かったんです。自分は「自分の都合に子供を合わせようとしていたんだ」「パピーさんの言ってる事はこれだ!」って。(遅すぎますよね・笑)
でも、それを気付いてからは、テキストの内容も、メルマガの内容も、とてもよく理解できるようになっている私がいます。
パピーさんが、仰るように、この成功体験を主人にも・・・と思って、今まであまり仲良くなかったのですが、「ねぎらい」から始めてみました。
いってらっしゃい。お帰りなさい。に付け加えて、「気をつけて」や「お疲れ様」「いつもありがとう」という言葉。
そうしたら主人も少しずつ口数が増えてきて、「今日のお弁当、美味しかったよ」なんて、今まででは考えられない事を口にするようになってきました。
パピーマジック・・・すごいです。。。。これからも勉強させていただきます(^^)
ちなみに、息子の事ですが、あんなにおどおどしていた息子は、かなりたくましくなりました。自分の言いたい事も言えるようになってきていますし、(今、妊娠しているのですが)「僕、お兄ちゃんになるんだ!」って、とても誇らしげです。
下の子が生まれたら生まれたで、きっとひと波乱、ふた波乱あると思いますが、その時は是非、又、相談に乗ってください(^^)
以前は、子供なんてめんどくさい、育児なんて苦痛だ!と思っていましたが、今は、育児って面白い、楽しい!って感じています。
そう思わせてくださったパピーさんには、本当に感謝しています。ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
ココまで・・・
ピードルさん、メール、ありがとうございます。こんな言葉がありましたね。
“子供と一緒になって遊んだりしていて、気がついたことがありました。私は自然に子供を「認め」「褒めて」いたのです。
今までもやっていたはずだった「認め」「褒める」。でも、結果として全く同じ事の「認め」「褒める」なのに、そこまでのプロセスは全く違う。
今までは、私の都合に合うように動かす為の行為。今は、結果として「認め」「褒める」をしていて、そこにあるのは純粋な気持ちだったのです。
そこで、分かったんです。自分は「自分の都合に子供を合わせようとしていたんだ」「パピーさんの言ってる事はこれだ!」って。(遅すぎますよね・笑)”
はい、それ!です(笑)でも、遅すぎる事なんてないんですよ。今、気付けたとしたら、きっと(同じ幼稚園の)どのお母さんよりも早いと思います♪
それに、“でも、結果として全く同じ事の「認め」「褒める」なのに、そこまでのプロセスは全く違う。”この気付きは本当に素晴らしいと思います。
結局、結果としてやっている事は「同じ」です。ところがそこまでのプロセスが違う。これは、本当にいいところに気がついたと思います。
「テクニック」として「認める」「褒める」をする場合には、それ以後の変化(見返り)を期待しているわけです。
でも、純粋に喜び「認め」「褒める」をされている時には、「認め」「褒める」をした時点で、終わっているんです。そこに見返りがないからこそ、その喜びが子供に伝わるんですね♪
又、上手くいった今回の経験を、ご主人にやってみよう!とされた事は、とても良かったです。ご主人にも変化が有ったようですし(^-^)これからが楽しみです。
そんな中で、私が一番嬉しかったのはココです。“以前は、子供なんてめんどくさい、育児なんて苦痛だ!と思っていましたが、今は、育児って面白い、楽しい!って感じています。”
この言葉を聞くと、本当に「良かった~」って心から思います。是非、今の感じ、これからもお続け下さいね。きっとピードルさんの周りは笑顔で包まれますよ♪
あ、ちなみに・・・私の周りのB型の人は、自己中の人は少ないかもしれません。私の中学時代からの友達もB型ですし、ウチの奥さまもB型です。おまけに、私の母もB型です♪天真爛漫なB型!私は好きですよ~(^^)
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号数 | 内容 | オススメ度 |
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347 | ■ 褒めて育てられる子は打たれ弱いの? | ★★★ |
483 | ■ 自信が育つ過程 | ★★★★★ |
509 | ■ 子供は一歩ずつ成長する | ★★★★★ |
643 | ■ 子供の成長と親の姿勢 | ★★★★★ |
617 | ■ 根気がない? | ★★★★★ |
653 | ■ 考える力 | ★★★★★ |
789 | ■ 痛い思いをして知る | ★★★★★ |