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第565号 夏休みの勉強

こんばんは。パピーいしがみです。いよいよ夏休みですね。夏休みになると、多くの親御さんがこの「勉強」について頭を抱えます。

ですから、今日のメルマガは「夏休みの勉強」についてのお話しです。

夏休みに限らず、多くの方が「ウチの子は勉強をしなくて困ります」と言われます。もちろん、勉強嫌いの子が“コロッ”と勉強好きになる。そんな魔法は無いのでしょうが、私は、勉強好きになる子も、勉強嫌いになる子も、それには理由がある、と思うのです。

そして勉強も同じ「ハードル」「階段」ですから、同じように乗り越えてほしい、と思っています。

なので、今日はその「勉強」について、ちょっとでも取り組めるようになるお話しをしたいと思います。

これをこの休みに活かして下さると、夏休みの宿題や、これからの学校生活に大きく関わってくると思いますよ♪

さて、まずは『勉強をしたくない』というのには、いろんな理由が有ると思いますが、その理由を考えてみましょう。

私達に置き換えてみましょうか?あなたが嫌いな事、嫌な事をする時について考えてほしいです。例えば、私は、片付けが苦手です。掃除も好きではありません。

片付けはたぶん、1年間に2回程度、多くて3回ぐらい。いつも妻に「いい加減・・・片付けたら・・・」と言われます。

私は「仕事が忙しいんだから・・・」と言いますが、眠る暇はあるのですから、明らかに「仕事のせい」では有りません。やっぱり“片付けたくない”のには理由が有るんです。

「めんどくさい」「気が乗らない」「他にやりたい事がある」「楽しくない、飽きてしまう」「人の命令や指示に従うのがイヤ」・・・とそんな所ではないでしょうか?

ですが、これらを「勉強」に置き換えた時、「環境」を整えることで、ある程度は、クリア出来るのではないかな?と思うのです。

例えば、誰だって「○○しなさい」と言われれば、「なんだよ、うるせーな」と思いますよね。「勉強しなさい」と言われれば、「命令や指示に従うのがイヤ」と言う気持ちは明らかに生まれます。

又、自分より小さい子がいて、その子たちが周りで遊んでいたり、テレビを見ていたりしたら、どうしたって、「自分だけ嫌な事をするなんておかしい」「なぜ、僕だけ勉強しなくちゃいけないの?」って思います。

それは「他にやりたい事がある」や「気が乗らない」にも結びつきますよね♪

そして、問題が分からなくて、難しかったりすると「楽しくない。飽きてしまう」という事になると思います。

長い夏休みで、今やらなくても、明日だってあるし・・・と思えば「めんどくさい」という気持ちにもなるでしょう。

暑いからこそ、涼しいうちに、それも毎日コツコツやれば、「夏休みの宿題なんて、大変じゃない!」って私達は知っています。だから、「どんどんやっちゃって、思いっきり遊べばいいじゃない!」と、思いますよね。

ですから、どうしても、「朝起きたらすぐにやっちゃえばいいでしょ!」「どんどんやってから遊びに行きなさい!!」って、多くの方は仰るのだと思います。

ところが、子供からすると・・・朝からすでに暑いし、だるいし、だんだん気温が上がってきて、汗ばんでべたべたするし、「あ~、プール行ってすっきりしたい・・・」なんて思っているところに「やりなさい!」って言われて「あ~勉強なんて大嫌い」って思います。

やりたくない時に、追い打ちを掛けるようにあれこれ言われたら、余計にやる気を無くしますよね。当然、効率も落ちるでしょうし、何より楽しくない。

ですから私は「これをやめてみよう!」と思いました。先ほどあった「めんどくさい」「気が乗らない」「他にやりたい事がある」「楽しくない、飽きてしまう」「人の命令や指示に従うのがイヤ」これらの気持ちがなるべく起きないようにしたんです。

もし、やらなきゃならない、すご~く嫌な事があったら、ひとりでやるより、2人でやった方がまし・・・ですよね♪

例えば「1人で肝試し」ってイヤでしょう?「1人で罰ゲーム、便所掃除」もイヤですよね。でも、もし肝試しも2人だったらどうでしょう?

遊園地の幽霊屋敷に1人で入る人は少ないでしょうが、2人だったら「入ってみる?」になったりしますよね。

罰ゲームの便所掃除でも、2人だったら文句を言いながらでもやりますよね♪
(もちろん、それが大好きで大好きで・・・という方なら一人でも喜んでするでしょうが、そういう方なら、黙っていても勉強しますよ♪)

私もやっぱり、そうです。一人で勉強するのは苦手なタイプでした。でももし、誰かが「一緒にやろう」と言ってくれたらどうでしょう?

「まあ、しょうがないかな?」とは思わないでしょうか?いえいえ、子供の勉強を見てあげてほしいのではありません。親も、子供と一緒に苦しみ?(喜び?)を味わうんです。

親は親なりの勉強を一緒にするんです。だから私はこう言いました。「お父さん、○○の資格を取らなきゃならないんだ。でも、一人で勉強するのは嫌だから、30分だけ、一緒に付き合ってくれる?」って。

この「30分」は最初は「15分」でも良いと思います。

ほんの30分でも、15分でも、家族皆に協力してもらいます。その時間だけは、テレビも消してもらって、静かにして、『お父さんの為の勉強する時間』を作ってもらいました。

でも実は「お父さんの勉強する時間を作ってもらう」と言いながら、本当は、子供が勉強をしやすい「最適な環境」を作ったのです。

子供には「やらなければならない宿題」があります。本人も「やらなくちゃならないんだよな」とは思っています。

でも、先ほどの「めんどくさい」「他にやりたい事がある」「楽しくない、飽きてしまう」「命令や指示に従うのがイヤ」「気が乗らない」が有る為に後手後手に回っているだけなんですね。

もし、誰かが勉強をやっていて、自分も静かにしていなければならない・・・としたら、出来ることは限られてきます。これは勉強の絶好のチャンスです。

そこで「僕はお父さんの勉強に付き合ってあげる」というおぜん立てもあったのなら、子供が勉強をする為の最高のシチュエーションになるのでは?と思ったんですね。

又、親が勉強をしている姿を見せる、というのは、「僕だけやらされているんじゃないんだ」という事を分からせるにも最適ですし、最初はいやいや付き合っていた勉強も、歩くようにゆっくりとでもやり続ける事で、少しずつ理解します。

理解できてくると、勉強に対する嫌悪感も減ってくるし、ハードルもどんどん低くなるんですね。

その上、もし親がその勉強を「苦しみ」だけでなく「知識が増えて喜んでいる」という姿を見せる事ができたとしたら、「もしかして勉強(知識を得る)って、面白いのかも?」という事まで教えられるかもしれません。
(本当は、知識を増やすって面白んですけどね・笑)

実際に私はこれを、長男が小学2年生の時に始めました。その時に私が、勉強せざるを得なかったのは、営業部から総務部に異動になって、自分自身、簿記が良く分かっていない事に「まずいな~」と感じ、せめて「簿記の3級ぐらいは取らなきゃ」と思っていたからでした。

ですが、資格試験は結果が出るまでに時間が掛りますので、今、もし「やらなきゃならない勉強」が目の前に無い方は、漢検や脳トレや、ヘキサゴンドリルなんかがお勧めかと思います。(書店に行くと“大人のための常識問題”なんてのもあります)

実際に、私はどうやったか?と言いますと、毎日7時なら7時に、ご飯を食べ終わったら、それぞれの勉強道具を机に出して(テレビは消えています)じゃあ7時15分~7時45分まで、頑張ろう!と、私と息子が始めます。

妻は、ご飯の後の片付けをし、娘達は(その当時、年長と年少でした)静かに(内緒話をしながら)2人で遊んでいました。

テレビの点いていない、空間はとても静かで落ち着いていました。約15分ほど経つと、妻が洗い物を終え、一緒のテーブルで、家計簿を付け始めます。(これで、2人+1人で3人になりました)

すると、それを見ていた妹達のお姉ちゃんの方が、「私も、来年は小学生だから、勉強しなきゃ」と言い出して、テーブルに着き始めました。

長男のまねをして絵本を持ってきて、これで3人+1人で4人になりました。すると、一人残った末娘も、一人になるのが嫌だったのでしょう。読めない絵本を持ってきて、テーブルについて、活字を追うのです。

すると、食事後にそうやってみんなでテーブルに着くことが、習慣になって行ったんです。習慣になってしまうと、机に向かう事が苦でなくなります。「自分だけ」とか「やらなければならない」という意識は消えます。

「○時~のテレビは絶対に見たい!」ではなく、「○時~はテレビは見れないから、録画だな」となります。強制する必要も有りません、怒る必要も有りません。

親が、皆がやっているから、やるのが当たり前になるんです。その時に思ったのですね。
「あ~、やっぱり勉強も同じだ」「環境を作ってあげれば、自分からやり始めるんだな~」って。

無理したり、強制したり、やらせようとしなくても、環境さえ作れば、誰だって自然にそうなるんです。

私は先ほど、30分と言いましたが、これは、半分の15分でも良いですし、最初は10分でも、5分でも良いと思います。

それが、最初は成果に繋がらなくても、勉強の時間を作ってみる、一緒に勉強をしてみる。テレビが点いていない時間を作ってみる、それと・・・“続ける”事なんです。

もちろん、絶対に外してはならないのは、『親が』勉強をする事です。『子供に勉強をさせる方法』としてやってはなりません。

それをやったとたん、「なんだ、僕を騙したんだな」となります。くれぐれも、「自分(親)が勉強する」と言う事。

子供を教えるためにやるのでは無いのですから、「字が汚いからきれいに書きなさい」とか、「間違っているからやり直しなさい」なんて言わなくていいんです。

子供から「質問」があったり、「教えてほしい」と言われてから、説明をするんです。長い夏休み、たった5分、10分で良いから、是非やって、続けてみてほしいな~と思います。必ず、必ず、成果は有ると思いますよ。是非、是非、お試しくださいね♪

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483 ■ 自信が育つ過程 ★★★★★
490 ■ 預ける責任・預かる責任 ★★★
776 ■ 叱られなければ何もできない子 ★★★★★

 

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