第601号 笑顔を増やそう♪
こんばんは。パピーいしがみです。
震災のチャリティがあちこちで起きていて、すごい活気があるようですね。
サッカーの日本代表対Jリーグ選抜を皮切りに、スポーツ界、芸能界でも沢山のイベントが行われているようです。
先日、ジャニーズの皆さんが一同に会して行われた「Marching J」では、本当に沢山の方が集まったようです。
海外でも沢山のアーチストや有名な方々が、いろんなアイデアを出しているんですね。
昨日はテレビで(私は知らなかったのですが)アメリカの若者に人気を誇るファッションブランド「J.CREW」が
日本人アーティストが作った「LOVE SAVE JAPAN(愛は日本を救う)」のロゴをTシャツにプリントして販売し始め、(その売上の100%が日本に送られるそうです)あの有名な「GAP」も動きつつあるようです。
そして、沢山の方がそのTシャツを買っているらしいです。世界中が日本に向いてくれているんだな~と感じます。
そんな中で、私達の会員さんの中にも、積極的に活動されておられる方もいらっしゃいます。
まずは、震災の後、すぐにSNSを立ち上げられたラピート花五郎さん。
SNSというのはコミニュティサイトの事で、誰もがそのサイトを見れて、それぞれの情報を書き込める。
そんなインターネットホームページです。
実はラピート花五郎さんの事を、他の会員さんから「とても盛り上がっているんですよ♪」と教えて頂きました。
それと、もう一つ。
実際に現場にボランティアに行かれた薬剤師さん、CLARISさんからのご報告も頂きました。
実は、CLARISさんからメールを頂くすぐ前に、ラジオで「被災地では、すべての薬局が津波で流されてしまって薬も全くない状態。
そこに薬剤師のボランティアの方々が薬を持って訪れてくれて薬の必要な人に配布されている。
薬を扱うのには、相応の知識と資格が必要だと言う事で、物資は届けても配布できる人がいなかったのだ・・・」
という内容を聞いていました。
メールを頂いたのが、その話しを聞いたすぐ後だったので、本当に驚いたのです。
CLARISさんからのメールをご紹介します。
ココから・・・
パピーさんこんばんは。CLARISです。28日から、福島県へボランティアに行ってきました。
地震が起きてから、被災地の人達は、家もなく食べ物も満足に食べられないのに、
自分はいつもと変わらない生活を送っていることに違和感があり、
「同じ日本なのにこんなに差があって良いのだろうか?」
「何かできることはないだろうか?」と毎日考えていました。
薬剤師をしているので、その資格をいかして何かできることはないか?と探していたところ、薬剤師のボランティアの募集を見つけました。
ただ、ボランティアに行くためには仕事を休まなければいけません。
お店をまかされている立場なので、もしかしたらダメと言われるかも・・・
思いきって社長に話したところ、全面的に応援してくださると言っていただけました。
それから、他のお店の薬剤師さんにも集まってもらい、私が抜けた穴をどう埋めるか話し合いました。
みなさん快く引き受けていただき、本当にありがたかったです。
いよいよ出発の日、ボランティアの経験がないので役にたてるか不安でしたが、できるだけのことはしようと決めました。
初日は、福島に行くだけで終わってしまいました。
2日目、1400人の方が収容されてる避難所のお手伝いにいきました。
福島市内の避難所でしたが、南相馬市や浪江町から、避難されて来ている方がほとんどでした。
大きな避難所なので、救護所がつくられていて、その横で医師の書いた処方箋の薬をお渡ししたり、市販薬をお渡ししました。
医薬品も入ってくるようになったとはいえ、薬の種類が全然足りず、やむなく医師に処方を変えてもらいお渡しするか、
近くの薬局まで取りに行ってもらう、もしくは時間はかかるが取り寄せるという状態でした。
時間がかかる上に、いつも飲んでいる薬とは違う薬を渡さなければならない方がほとんどで、とても申し訳なくなりました。
もっと薬があれば・・・いつもなら、待たせることなく渡せるのに・・・歯がゆい気持ちでいっぱいでした。
それなのに、嫌な顔をする方は誰一人おらず、逆に愛知県(仕事場が愛知県なので、愛知県でボランティア登録しました)から来たの?大変だね。などと、声をかけていただけるんです。
自分達は、もっと大変だったのに・・・
もっとびっくりしたのは、終了時間間際に1人の男性が近づいてきて
片付け(テーブルとイスを廊下の隅によせて帰ります)は、「やっておくからそのままにして帰っていいよ」「いつもお世話になってるから、それくらいするよ」と言ってくださったんです。
ボランティアに来てるんだから、もっとわがままを言ってくれていいし、甘えてくれていいと思っていたので、驚きました。
いつまで続くかわからない避難生活の中で、少しでも恩返しをしたいという思いに
「なんでそんなふうに思えるの?」「自分達の方が大変なのにどうして他人に優しくなれるの?」と、気づいたら涙が出ていました。
以前パピーさんに「私は感謝することができない」と相談させていただいたことを覚えてみえるでしょうか?
私は、この数日に出会った方々から本当に多くのことを教えていただきました。
その中でも「感謝する」ということがどういうことなのか目の前で見せていただいた気がします。
どんな状況でも、感謝することを忘れないこの人達なら、きっと復興できると思います。
避難所のみなさん、福島でお世話になった方々、ボランティアへ行かせてくれた社長やスタッフのみんな、
原発が心配なはずなのに反対せずに送りだしてくれた家族・・・。本当に感謝しています。
帰ってきて、改めてパピーさんが言われる「有ることが難しい」という意味を思い知ることができました。
まだまだ、復興が始まったばかりです。
避難所では、眠れない方や体調を崩してしまう方、食生活が変わり便秘や下痢になる方がたくさんみえます。
食料もパンがメインで、夕飯がオールブラン一箱という日もありました。
それでも、まだ良いほうだと思います。
きっと、本当はあたたかいご飯が食べたいはずなのに・・・早く、みなさんが落ち着いて生活できるように、安心して暮らせるように魔法の言葉を唱え続けたいと思います。
そしてまた、福島へボランティアに行き。勉強させていただいた恩返しをしたいと思います。
先ほど帰ってきて、思ったことをそのまま書いたので乱文になってしまいすいません。
ボランティアに行くことを迷っていた時に、パピーさんのメルマガが背中を押してくれました。
祈ることしかできなくて、歯がゆく思っている人達がいる。
でも、私は現地へ行って役にたてる資格を持っている。だったら、行けばいいじゃん。と思えることができました。
本当に有難うございましたm(_ _)m
ココまで・・・
ラピート花五郎さんがSNSを立ち上げたと聞いた時、CLARISさんから「行ってきました」とメールを頂いた時、私は「すごい行動力だな~」って感動しました。
それは簡単な事ではないですし、きっと辛い事にも直面します。
現地を目の当たりにすることで強いショックも受けるでしょう。
だから、それを皆さんにして下さい♪と言っているのではないんです。
「なにかしてさしあげたい」その気持ちで十分なんです(^^)
CLARISさんから頂いたお返事のメールには、
「あくまでボランティアは影で支えるだけ、主人公になってはいけない」と言われたドクターの言葉を添えられていましたが、
行動を起す事も素晴らしい、でも、見守る事もだいじ。このあたりは子育てととても良く似ていますよね(^^)
沢山の方々が動き出してくれています。その動きは世界的な動きです。
プロフェッショナルと言われる方々が最前線に立ってくれています。
そんな中で、私達が今できることは、「見守ること」そして「早く通常に戻ること」だと私は思うのです。
日本中が今、自粛ムードで、多くの方が「こんな事をしていていいのだろうか?」と自責の念をお持ちのような気がします。
でも、こんな時だからこそ元気になりたい。被災地が笑顔になる為に、その回りから笑顔で包んであげたい。そう思います。
皆さんに魔法の言葉を唱えて欲しい、とお願いしましたね。沢山の方にご協力を頂きました。ありがとうございます。
おかげで原発も沈静の方向に向かっているように感じます。段階は今、次のステージに来ているような気がします。
次のステージ。それは「私達から笑顔を発信しよう」です。
以前もお話しした事がありましたが、喜びは伝染します。同じ様に悲しみも苦しみも伝染します。
だからどうでしょう?
今度は私達一人一人から、笑顔を増やしていきませんか?
「笑顔を増やす」それなら現地に行けない私にもできます。私達一人ひとりが笑顔を発信していけば、それがだんだん周りに伝わってきっと被災地にも届くと思います。
ラピート花五郎さん、CLARISさん、
メルマガ掲載のご許可を、ありがとうございました♪
きっと活動はまだまだお続けになると思いますが、どうぞ、無理を無さらないでくださいね。
(笑顔が減ってきたかな?と思ったら休んでくださいね♪)貴重なお話を、ありがとうございました。
ご興味のある方はこちらをお読みください。
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