第638号 もう一つの命
こんばんは。パピーいしがみです。いよいよ今日は、今年最後のメルマガとなりました。
ちょうどクリスマスでもあり、今年最後でもあり、どんな内容をお話ししようかな~♪と思っていたのですが、
最後の最後に、とても心温まるメールを頂いて、「2011年の最後はこの内容にしよう!」と決めました。
それは「子育て」とはちょっと違うかもしれませんが、きっとあなたも、優しい気持ちになれると思います(^^)
まずはちびエッティさんからのメールをご紹介します。
ここから・・・
パピーさん、こんにちは。
ちびエッティです。またメールしてすみません。講座をうけてから、よかった事がいくつかありました。
1.子どもと主人との関係がだいぶ良くなった。
2.主人が私に優しくしてくれる。
私が包丁で指を切ってしまったとき、主人が、結婚以来初めて洗い物をしてくれた(高熱や指を切ったことは過去に何回かあります)
3.子どもが何か話を聞かせてくれるとき、「よかった。また話してくれてうれしいな」と思うようになった。
4.しょうもない(くだらない?)ギャグをいう子どもが、とってもチャーミングに見える。
5.先日、犬の散歩にいつものように行きたがらない子供を、2日連続(1日中ではなく、いっとき)声を荒げたら、「お母さん昨日から怒ってばかり。」といわれたんですが、以前は毎日小言が多かったのに、たった2回怒っただけで、“ずっと怒ってる”と思うくらい、小言を言ってなかったんだな~とおどろいた。
6.子どもは暇さえあれば、消しピン(学校で流行っている机の上で消しゴムをはじいて落とし合う遊び)の練習をしているんですが、私も一緒に消しピンをしてみたら、
子どものコントロールがびっくりするくらいスゴい事がわかって、将来何に使うわけでないですけど、机の端から端に狙えるそのコントロールの素晴らしさに本気で感動出来た。
7.“いい子”の概念がすごく変わった。子どもが何かしても「悪い子、とんでもない子になった」と思わなくなった。
8.子どもが大きくなることに「もう私の子育ては終わってしまったのかな」
と寂しく感じての受講でしたが、来年子どもが中学生になっても、きっとこんな感じで仲良くつながっていける!と希望を持てるようになった。
ざっとこんな感じですが、あげるとまだまだ出てきそうです。
それとまた、パピーさんに伺いたいのですが、残り少ないかけがえのない時間と言う気持ちで、日々過ごすようになり、子どものことをよく観察するようになったのか、
“長所がいくつも言えるようになった”と共に、子どもに足りないもの・・・と言うか、これは子供のためにならないんじゃないかとか、気になることもでてきました。
それは、子どもが面倒くさがりなことです。小さいころから(小学生に上がっても)「服きせて」と言いました。
さすがに六年生になると、そんなには言わなくなりましたが、お風呂上がりなど、私が近くで暇そうにしていると、「拭いて」とタオルを私に渡すことがあります。
側を通りかかると、「(パジャマ)着せて」とか「(ズボン)履かせて」といいます。
決して命令口調ではなく、「いいじゃん、やってよ~」と言う感じですが、甘えてるというより、面倒くさいから、というか、あまのじゃくな感じがするのです。
こたつから出たくなくて、手にしたいモノが置いてある場所の近くに私が近づくと、「それとって!」とすかさず言います。待ってたみたいに。
わたしが、立ち上がるのを待って「アレしてコレして」と言ったりします。
持って行ってやることもあれば、「もう!自分で持ってくればいいでしょ」と言うこともあります。
そうすると「いいじゃんかケチ~」といいます。
お茶が飲みたいときも、あからさまに言うと私に「自分でいれて」といわれるので、私が台所に行くのを見計らって「お茶いーれて」と言います。
ほかにも、毎日すると言ったいた犬の散歩も、ちっとも積極的ではありません。
どのくらいならできる?と言ってきめた週二回(たった週二回!)も残り2日となっても「あとで」「ゲームしてから」と、暗くなってから渋々で言われないとしません。
行ったとしても「じゃあ行くから、リード(綱紐)着けて」と言ったりします。どこまでも面倒くさがりです。
それでも“リードつけるくらい”と思い、「散歩おねがいね。○○(犬)喜ぶね」とリードを私がつけてあげることもありますし、
あんまり頻繁だと「全部自分でやりなさい!」と言ってしまうこともあって私の対応も今一つ定まりません。
先日は、夜の8時過ぎても「あとで」「あとで」。散歩に行かず、コタツで寝てしまったので、ついに、「この子(犬)の気持ちも考えて!」と怒鳴ってしまいました。
それでも犬は、子どもの事が一番大好きで、(面倒くさいことはしませんがそれなりに可愛がってはいます)主人や私とは、全然態度が違い、子どもにベッタリです。
それを利用して「こんなに好きなひとに散歩してもらったら、喜ぶよ」とか、「○ちゃんには学校や野球もあるけど、この子には、散歩が一番の楽しみなんだよ」とか言うのですが、心に響いてないみたいです。
本がすきなので、犬の感動的なお話や、犬の十戒の話など聞かせても、ピンとこないみたいです。(何かに感動したり同情して泣いてるのを見たことがありません)
とりあえず週2回はいくらなんでも少なすぎると、「週3回にして、できなかったら、犬にしたのと同様、その週はどこにも出かけません!」と勝手に言ってしまいました。
もしかしたら、こういうことは、犬が死んだとき、初めて後悔と共に思い知るのかもしれませんが・・・。
以前は一緒にやろうと私も散歩したりしましたが、そうすると私をあてにして本当にやらなくなってしまうので、私が手伝うのはもうできません。
いつも、もめるのは犬の散歩のこと。その一点です。放課後や土日は遊びや野球で忙しいのもとってもわかります。
でも、少しと思っても協力しない方が、あの子にはいいですし口うるさく言う以外に方法が思いつきません。
どうにか、犬の気持ちになってあげてほしいとおもうのですが。
こう言ったことは、私の「認める」「包む」などで、変わってくるものでしょうか。前述の「着替えさせて~」「持ってきて~」も、暖かい気持ちでやってやるべきなのか、どうしていいのか気持ちがよくわかりません。
いつもこの事で悩んでいます。やり方が定まりません。また、お時間のあるとき、読んで戴けたらと思います。
お忙しいところ本当にすみません‥。よろしくお願いします。今年は、講座を受講できて、希望をもてた年でした。
来年、子どもは中学生になりますけど、これからも、主人と子どもと幸せになれるよう、ゆっくり歩いていきたいと思います。
ここまで・・・
頂いた内容からもお分かりになるかもしれませんが、ちびエッティさんのお子さんは、今、小学校6年生。
一番最初のメールは、
“私の育児は、不安だらけでした。数年前にいしがみさんの本を手にしましたが、対象が赤ちゃんや小さい子だけと思い遠ざかっていました。”
“先日、ちょっとした出来事がありまして、携帯サイトを見ている時、再びいしがみさんに辿り着きました。子育ては18才まで・・・。少し猶予を貰えた気がしました。”
“間違いだらけの12年だったかもしれませんが、あと6年(その後も続きますが一応の区切りとして)あの子が真に幸せに過ごしてほしいと強く願っています。”
と頂いていたんですね。
それからすると、今回頂いたメールは、その時とはずいぶんと変わり、沢山の喜びが詰まっていて、とても嬉しく思いました(^^)
特に今まで、ご主人さまとお子さんの関係を心配されていましたので、
1.子どもと主人との関係がだいぶ良くなった。
2.主人が私に優しくしてくれる。
なんて、あって、とてもほほえましく、又、
6.の“消しピン”(机の上で消しゴムをはじいて落とし合う遊び)
は学校ではやっているのかな?お母さんも一緒になってやってみて下さったんだな、と嬉しく思いました。
こういう子供のブームって、親は「理解できない」と敬遠される方が多いのですが、一緒に遊んで「こんなに上手なの?」と驚いてくださった事も「子供の目線に合わせてあげているんだな~」と感じ、嬉しくなりました。
ちびエッティさんは、お子さんの事を「めんどくさがり」だと書かれていましたが、12歳といえば、お母さんを毛嫌いし始める時期でもあるのですが、
「お茶いーれて」とか「いいじゃんかケチ~」なんて言えるのも、良い関係ができている、ってことでは?と思いました。
ただ、一つだけ、引っかかることがあったので、私はこんな風にお返事したのです。
ここから・・・
ちびエッティさん、こんにちは。パピーいしがみです。
メール、ありがとうございます。
講座を受けてからの「良かった」が沢山あって嬉しいです♪
特に・・・
1.子どもと主人との関係がだいぶ良くなった。。
4.しょうもない(くだらない?)ギャグをいう子どもがとってもチャーミングに見える。
7.“いい子”の概念がすごく変わった。
子どもが何かしても「悪い子、とんでもない子になった」と思わなくなった。
これらは、とても大きな変化ですね♪これって素晴らしいことだと思いますよ(^^)
又、
“残り少ないかけがえのない時間と言う気持ちで、日々過ごすようになり、子どものことをよく観察するようになった・・・”とあったこともとても良いですね(^^)
ただ・・・ご心配もあるようです。
“それは、子どもが面倒くさがりなことです。小さいころから(小学生に上がっても)「服きせて」と言いました。”
“さすがに六年生になると、そんなには言わなくなりましたが、お風呂上がりなど、私が近くで暇そうにしていると、「拭いて」とタオルを私に渡すことがあります。”
“側を通りかかると「(パジャマ)着せて」とか「(ズボン)履かせて」と言います。決して命令口調ではなく「いいじゃん、やってよ~」”
“と言う感じですが、甘えてるというより、面倒くさいから、というか、あまのじゃくな感じがするのです。”
“こたつから出たくなくて、手にしたいモノが置いてある場所の近くに私が近づくと、「それとって!」とすかさず言います。待ってたみたいに。”
“わたしが、立ち上がるのを待って「アレしてコレして」と言ったりします。”
“持って行ってやることもあれば、「もう!自分で持ってくればいいでしょ」と言うこともあります。”
とありましたが、これらは、小学校6年生という年齢を考えた時、普通だと思います。
小学校6年生ぐらいになりますと、本人はもう親と同等の気持ちでいます。如何に要領よく人を動かそうか?と考えることもありますし、
「だるい」「めんどくさい」という小さな反抗など、男の子はそういう態度をする時期があります。
息子さんの場合は今、そういう時なのでは?と思います。
中学生に入ると、先輩から厳しく言われたりするので、学校ではそういう態度はできないでしょうし、それがすべきかすべきでないかも、すでに分かっているんですね。
「いいじゃんケチ」と言われても、自分でやるべきだ!とお思いになったら「ケチで結構、自分でやりなさい」と言えばいいと思いますよ。
ただ、犬の散歩についてですが、ここには、ちびエッティさんに「子どもが行くのが当たり前」というお気持ちがあるのではないでしょうか?
でも私は、それは間違いだと思うのです。
我が家でも犬を飼っておりますが、犬を飼う時にそのブリーダーに言われました。
「子供に世話をさせようと思うのなら犬を飼ってはいけない」と。
それは、子供は「育てられる」側であり「育てる」側でないからだそうです。私はそれを聞いて、全くその通りだな、と思いました。
犬を飼う、ということは犬を「育てる」のと同じです。
幼少期にもらうなり、買うなりして、飼い始め、その犬に食事を与え、家族の一員として暮らせるように躾もし、上手にできるのなら褒めても上げます。
そのように家族の一員として迎え、育てる事は、育てられる立場の子供に任せるのは非常に難しいことでもあるし、そもそも子供は自分が成長する時期なのに他の成長までを見る事はできない、と言うのですね。これは、私も全く同感なんです。
子供には他の命を「育てる」だけの技量はまだないんです。
それを考えると・・・ちびエッティさんは犬を飼う時、どのようにお考えになったのかな?と思ったのですね。
私としては、犬の事はまず親が責任を持ち、子供の優しい気持ちや思いやりを育てるために、時々の散歩や、可愛がってあげることを『推奨』したらどうだろう?と思っています。
ちなみに、私の家の犬は、長男が8歳の時に購入し、今、15年経ちました。
もうよぼよぼのおじいちゃんで、目も見えず、耳も聞こえないようです。きっともう長くは無いと思います。
トイレも毎日3時間ごとに吠えて、夜中だろうが、雨だろうが、台風だろうが外に連れて行きます。
この頃は、吠える時に力を入れるせいでしょうか、お漏らしも頻繁にするようになり、おむつを付けるようになりました。
15年たって、ブリーダーさんの言葉がとても身にしみます。
犬といっても命があります。小さい頃はかわいらしく餌と散歩だけで、生きていくことはできます。
でも、年齢を経るごとに体力は下がり、病気しがちになり、汚れも目立ち、臭いも強くなります。
汚物でまみれることもあるし、吠えたり、徘徊したりもします。
それは全く「人」と同じであり、それはやはり、私たち「育てる側」しかできないことだと思うのですね。
できますれば、犬の事は私たち「育てられる側」が見てあげて、子供には情操教育の一つとしてお考えいただきたいな・・・と私は思いますが、いかがでしょうか?
ここまで・・・
子供が親に「僕が責任を持ってお世話するから動物を飼いたい」と言う事ってよくあると思います。
もちろん、子供が言い出した時には、約束を守らせることはとても大事だと思います。
でも、その前に「命を預かる」と考えた時、まだそこまで育っていない子供に責任を持たせるのは、少し重すぎるのでは?と思うのです。
子供には犬や動物と一緒に生活することで、一緒に生活しなければ得られない体験をさせてあげる、そんな風にお考えいただきたいな~と思うのですね。
なので、このようなメールをしたのですが、その後すぐに、ちびエッティさんからお返事を頂きました。
ここから・・・
パピーさん、ありがとうございます。本当に感謝します。
細かい事を度々うるさく相談して、なんと思われるかと思いましたが、やっぱりパピーさんに伺って本当によかったです。
頂いたメールを見て、納得、本当にその通りだと思いました。犬の世話については、おっしゃる通り、「子供がやるのが当たり前」と思っていました。
犬を飼うことに大反対だった主人を「絶対毎日散歩に行くから」と早寝早起きを実践し、一年かけて説得した子供でした。
根性あるところをアピールするため、日本地図や県庁所在地を全部覚えたり。
主人は「犬を飼う事は100%ない。大人になったら自分で飼って」ときっぱり言っていましたので本当にあり得ない大逆転だったのです。
(ちなみに主人は犬を飼ったことがありまして、私たちの中では大変さが一番わかっていて反対していたみたいです)
そんな事がありまして当初の「絶対に毎日散歩に行くから」の子供の言葉に縛られていました。
私も主人も、犬の世話は子どもがすべきとは、本当の本当は思ってませんで、本当は“家族の一員として皆で関わっていきたい”と思っています。
ですから、主人も私も子供にわからないようにこっそり散歩をしていました。
私も主人も本当はやりたいのです。でも、このまま“口ばかり”で終わらせていいのだろうか?と葛藤がありました。
毎日とは言いません。本当に時々でよかったのです。一度でも自分で言い出して散歩に行ってくれたら。
でも、飼い始めて2年、自分から散歩に行くことはただの一度もありませんでした。
(犬が来たばかりの頃は、もちろん進んで世話をしましたが、犬の方が散歩を嫌がったのです。)
“ちゃんと世話をするから犬を飼って”と子供が言って、飼い始めたら結局親が世話をする・・・そんな話は星の数ほどあると、聞いてはいても、子供を見ていると悲しくなって、不安になったり焦ったりするのでした。
でも、パピーさんのメールを読ませていただいて、『初めから無理があったんだ』と思いました。
《育てる事は、育てられる立場の子供に任せるのは非常に難しいことでもあるし、そもそも子供は自分が成長する時期なのに他の成長までを見る事はできない、と言うのですね。》
本当にパピーさんの言うとおりです。
いつか、赤ちゃん広場で、妹(赤ちゃん)が危ないことをすると、お姉ちゃん(三歳くらい)をしかる親を見て、スゴく憤りを覚えたのに、私は同じような事を強要してたんだなぁ、と思いました。
散歩は行かないけれど、子どもは犬ととても仲良しです。
犬は、ご飯を作って、こっそり散歩をしてあげてる私よりも、ずっとずっと子どもが大好きなのです。
朝なんて、私や主人が起きてきてもゲージから出てこないのに、子どもの足音がきこえると、戸に飛び付いて、オシッコをほとばしらせます(嬉しいとオシッコ出ちゃうんです。ウレション?)
主人も、「子どもが苦手な犬が多いのになんでこんなにアイツが好きなんだろう」と言います。
パピーさんのメールがすごく心に響いて、しばらく私なりに考えて、「考えてみたら、○ちゃんは、ペロ(←犬です)のことすごく可愛がってくれてたんだね・・・。」
「まだ小学生の子が誰かのお世話をするなんて、スゴく大変な事なのに、お母さんわからなくて、ごめんね」と言いました。
子供は、犬のウンチもちゃんと片付けてくれるし、どこかに行ったときはペロにお土産買おう、といつもペロのこと気にしていました。
子供は学校から帰るとすぐランドセルを放り投げて遊びにいくのに、犬のゲージ(家に誰も居ない時はゲージに入れます)の中には、必ず、朝はなかった玩具が放り込まれていた事にも気が付きました。
夏はゲージの前に扇風機がつけて置いてありました。
子供はちゃんと犬の事を思いやっていたのに、私は、そちらには目を向けず、目に見えて分かりやすい「散歩」ばかりに気をとられていたんですね。
子供のことが一番大好きなのが、何よりの証拠でした。それらを今日やっと、子供に伝えることができました。パピーさんのおかげです。
子どもは、はにかんで、でもうれしそうに、「そうだよ。オレはペロが大好きなんだから。」と言いました。
そして、「いつも遊びにいく時、ペロが淋しそうにするから行くのが辛い」と後ろ髪引かれる思いで出かけていた事を教えてくれました。
そんなことも考えた事ありませんでした。
子どもは私が思ってるよりずっと、いろんな気持ちを抱いてたんですね。
初めに「子どもにも気持ちがある」とパピーさんのCDにあって、そうだ、その通り。と思ったはずなのに、私はまだまだでした・・・。
パピーさんも犬を飼ってらしたんですね。15才・・。どうしたってワンちゃんの方が先に逝ってしまうんですよね。犬のいる暮らしは、本当に幸せですね・・・。
私は、子供の頃、拾った犬をこっそり飼っていて、母親に見つかり、怒られて、容赦なく保健所に連れていかれた事がありました。
私はあの子を飼ってあげたかった。今でも、あの温かい感触と別れた時の事を覚えています。
・・・家の中に、温かいやさしい存在があるだけで、家の中が本当に変わりますよね。
仕事や学校に行ってても、誰かが家で待っててくれるのと、くれないのとでは、全然違います。
あったかくて、やさしいペロの温もりを子供が感じてくれたら、それだけで十分だったんですね。
そして・・・、犬が最後を迎えるときは・・・、そんな温もりをくれたことを皆で感謝して送ってあげたいです。
こうしてメールを打っている今も、その時のことを考えると、涙がこぼれてきますが、大きな悲しみは、大きな幸せをもらった証ですもんね。
その日まで家族四人(私たち+ペロ)で沢山思い出を作りたいです。
パピーさんのワンちゃんもどうか、穏やかに過ごせるようにお祈りしています。
パピーさん、年末のお忙しい時期に、お時間を割いていただいて、本当にありがとうございました。
まだまだご迷惑をおかけしますが、私が色んな事を深く見て考えて成長することが、何よりの恩返しと思って、これからも、毎日コツコツと続けていきます。
本当にありがとうございました。
この件はお返事、大丈夫です。他の悩める会員さんをよろしくお願いします(^m^)。
あと息子の面倒くさがりの事も広い気持ちでやりすごせそうです。パピーさんがついていますから、大丈夫です。
ここまで・・・
ちびエッティさんには、私の思いが伝わったようで良かったです。
一人っ子の息子さんからすると、犬のペロくんは、弟のようなものかもしれませんね。
だとしたら、なおさら私たちが「育てる側」になる必要があると感じます。
頂いたメールに、
“犬のいる暮らしは、本当に幸せですね・・・。私は、子供の頃、拾った犬をこっそり飼っていて、母親に見つかり、怒られて、容赦なく保健所に連れていかれた事がありました。”
“私はあの子を飼ってあげたかった。今でも、あの温かい感触と別れた時の事を覚えています。”
“・・・家の中に、温かいやさしい存在があるだけで、家の中が本当に変わりますよね。仕事や学校に行ってても、誰かが家で待っててくれるのと、くれないのとでは、全然違います。”
“あったかくて、やさしいペロの温もりを子供が感じてくれたら、それだけで十分だったんですね。そして・・・、犬が最後を迎えるときは・・・、そんな温もりをくれたことを皆で感謝して送ってあげたいです。”
とありました。
昨日、テレビの志村動物園という番組で、病院内の子供たちを癒している犬の事を放送していましたが、
柔らかい感触や、温かさを感じる事。その動物を可愛い、優しくしたいと思う、それら沢山の想いは、動物と一緒にいることで得られるのだと思います。
すでに息子さんには優しい気持ちが育っていますし、忙しい中でもいつも犬の事を気にかけてくれているようです。
“いつも、もめるのは犬の散歩のこと。その一点です。”
とあった、その唯一の問題が解決したことで、きっともっとご家族に、温かい空気が流れるのでは?と思いますよ(^^)
息子さんはこれから、中学、高校・・・と成長していきますが、ペロ君との事は、これからもずっと・・・忘れないはずですし、培われた優しさや思いやりは、きっと様々な面で発揮してくれると思います♪
ちびエッティさん、貴重なご報告、ありがとうございます。メルマガ掲載のご許可も、ありがとうございました。
ご興味のある方はこちらをお読みください。
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