子育ての悩み、育児の悩みなら「幸せなお母さんになる為の子育て」

幸せなお母さんになるための子育て支援サイト

友だち追加
YouTubeはじめました
毎週1回更新 無料 メルマガ会員登録
その子育ての悩みは解決できるかもしれません

ブログ

第650号 自分で自分を磨く子

こんばんは。パピーいしがみです。

このメルマガを長くお読みの方は、私が「かたづけ」が苦手だと言う事をご存知かもしれません。

もう3年ほど前になるでしょうか?年明けのメルマガで「今年は片付けを頑張ろうと思います」なんて(^^)宣言したかと思います。

「言ったからにはやるんだ!」と頑張っては来ましたが、苦手な事はやっぱり苦痛で“いつも綺麗?”とは言えない状態でした。

でも、今の私の部屋は、仕事部屋もプライベートの部屋も、とても綺麗に片付き、又、その状態をキープできています。

と言うより「かたづけ」が大好きになってしまって、ちょっとはまっているんです。

その理由は(もう皆さん、ご存知かもしれませんが)SMAP中居君の番組「中居正広の金曜日のスマたちへ」で紹介された“コンマリ(近藤麻理恵)さん”の影響だったんです。

少女のような顔立ちの小さな女性“コンマリさん”が、片付けが苦手な女性芸能人のお宅に伺い、片付けの極意を教え、どんどん綺麗にして行くのですが、その教え方がとっても上手。

私が見た回は、南海キャンディーズのしずちゃん、ホームレス漫画家の愛称で有名になった浜田ブリトニ―、スイスから来たタレント、春香クリスティーン・・・ぐらいですが、どれもかなり激しいゴミ屋敷・・・

というより「片付けが苦手」なその性格から来るのでしょうが、コンマリさんと一緒に片付けをしていくうちに、彼女たちが次第に“物”に対する考え方が変わり、整理整頓ができていくようになるんです。

私自身「片付けが苦手」というのは私のずぼらな性格で、これは一生治らないんだろうな・・・と思っていた事なので、

テレビを見ていて激的に綺麗になっていく部屋を見ても、「へ~、綺麗にになって良かったね♪」ぐらいだったのですが、そのコンマリさんの考え方に、強く共感する部分があったので、とても興味を持ったんです。

というのは、本来“片付け”というのは、「不要なものを捨てる」事から始まりますよね。でも、私はそれができなかったんです。

不要な物でも「いつか必要になるかも?」とか「そんなに簡単に捨てるなんてもったいない」という気持ちがありました。

鉛筆だってノートだって、服だって、世界中に買えない人は沢山いる。

いくら物にあふれている日本だからって、そんなに簡単に買っては捨てる・・・をしていいのかな?って。

『断捨離』という言葉も一時、流行りましたが、私には「断つ」「捨てる」と言う事にとても抵抗があったんです。
(それは「めんどくさい」と考えている自分への甘えもあったとも思います)

多くの片付けの先生たちが「汚れた部屋にはマイナスが生まれる」「いらない物に囲まれていると運気が落ちる」と言われても、

自分の為にまだ使えるものを捨てるってどうなんだろう?自分の運気を上げる為にゴミを増やすっていいのかな?という疑問があったり

「不要ならば捨てる」ができず、あれもこれも「いつかは使う、まだ使える」で、それがどんどん溜まり埃がかぶる、と言う状況でした。

結局“物”にあふれて捨てられず、そこに埃がたまっても、「まあ、しょうがない」と見て見ぬふり。

するとだんだん、その“物”に部屋が占領されてくるんですね。それらは「邪魔」「いらない」と思いながらも、「めんどくさい」という自分を正当化している私でした。

そこには確かに「負(物に対する否定)」が充満していました。

そんな私の“物”に対する概念が、変わるきっかけになったコンマリさんの考え方なのですが、

コンマリさんは、捨てるものを選別する際「必要か否か」ではなく、その物が「ときめくか、ときめかないか?」を判断基準にするそうです。

テレビでも出演者の多くはその判断基準に感動されていました。

でも、私が強く共感したのはそこではないんです。「ときめくか、ときめかないか?」で判別したとしても、「ときめきはしないけど捨てられない物」ってありますよね。

例えば、昔好きだった人にもらった○○とか。思い出が詰まった○○とか。

そうやって悩んだ時、コンマリさんは、手放す事ができない愛着のある物を、強制的に、思いを断つかのように「えい、ヤッ」と捨てさせたのではなく、やさしく、ゆっくりと・・・

“今、その思い出に浸ってください。そして十分に思い出を感じたら、「あなたのおかげで今の私が有ります」「今までありがとう」と『物』に言ってお別れしましょう”と言われたのです。

それを聞いて私は「すごい!!」と思ったんですね。

『捨てる』と言う事はある意味『切る』という事でもあり、それはとても冷徹で、厳しく、物に対する「否定」だと思うのです。

でもコンマリさんは、そこに「感謝」「愛情」を持ち、そして今までの、その物の存在を「肯定」したんですね。

その時、私は「あ~、この考え方好きだな~!!」と思ったんです。それから、私は片付けを少しずつするようになりました。

最初は下着や靴下などが入っているタンス。

もう何年も前に買って、奥に突っ込み、見る事の無かった今は絶対にはかない様な物がガサガサ出てきました。

その次にポロシャツやズボン、ブルゾン等のアウター。

「今までありがとう」という気持ちでお別れしたら、びっくりするぐらいに少なくなって、残った物達を色分けして畳んで、並べていくと、ギシギシだった引き出しやクローゼットがとてもすっきり。

何より綺麗で、開けて見るのが楽しくなるぐらいでした。

おまけに何と、今までは服に全く無頓着だった私が、「これは大事にしなくっちゃ」とか、「安いものを無造作に買うのではなく、良い物を選んで買おう」とか、

あれが足りない、これも必要・・・と考えていたのに、「まだ、しばらくは買い物に行く必要はないなぁ」と思えたり。

1つ1つの“物”に対する考え方がかなり変わり、愛着が湧き、大切に扱おうという気持ちが芽生えてきたのです。

そして、もう一つ。つい先日の放送だったのですが、コンマリさんが「これはテレビではやらないのですが」と前置きして、しばらく目をつぶりじっとしている時がありました。

時間にして2・3分でしょうか?タレントさんが「何をされていたんですか?」と聞くと、「このお部屋に挨拶をしていたんです」と。

「私の名前は誰それで、こんな風に育ちました」と自己紹介をするとともに、「今日は○○をする為にここに来ました。しばらくお邪魔する事になりますが、よろしくお願いします」と。

簡単に自己紹介をするのではなく、2~3分もの挨拶と言ったら、人にすると考えてもかなり丁寧ですよね♪

それを聞いた時も「あ、これ好きだな~」でした。

“物”や“部屋”には感情は無いのかもしれません。木材も、壁紙も、さまざまな物質の寄せ集めで、そこには心なんてない・・・と考えるのが普通だと思います。

でもそこで、その「部屋」に対して敬意を持つ。人と接するのと同じようにする。これって『認める』ですよね♪

だからその姿勢が「いいな~」って思ったんです。私も早速やってみました。

すると、要らない物に占領されて、埃まみれにしている部屋に「申し訳ないな・・・」と思うようになったんです。

今までは、多少汚れていたって、誇りにまみれてたって、「別に自分は嫌じゃないし、少々汚くたって生活できる」と思っていた(自分の事しか考えていない)のが

「汚れていたら綺麗にしよう」「埃を見つけたら拭き取ろう」という気持ちになってきて、それから今は、部屋中すっきり綺麗。おかげで私も毎日、気持ちが良いです(^^)。

因みに、私はコンマリさんの本を買い熟読したわけではありません。テレビだけの情報だけなので収納方法などは良く知らないのですが、

考え方が変わったので、片付けが全然苦じゃなくなりましたし、物を大切にするようになったり、大事に扱うようになったり、「片付け」「掃除」に関して全く違う姿勢で向き合っている自分がいます。

冒頭で私はこう言いましたね。

“「片付けが苦手」というのは私のずぼらな性格で、これは一生治らない・・・と考えていた・・・”と。

でもどうやら、それは違ったようです。

実は、私の母も片付けは苦手です。やはり「もったいない」「まだ使える」の人で、家の中や押し入れには捨てられない物でいっぱいでした。

小さい頃の私は「片付け」と言うと出したものをしまう。広げたおもちゃを段ボールに集める・・・。

これが「片付け」だと思っていましたが、考えてみると私は「片付け方」を教えてもらった事が無かったのです。

50歳になって初めて、本当の片付け方、片付けの“考え方”を教えてもらって、そこでやっと「なるほど、片付けってこういう事なんだ♪」と知ったのですね。

そしてそれを知ったとたん、今まで「自分の性格だから治らない」と思っていた事がガラッと、本当にガラッと、まるで世界が変わったように、チェンジしたのです。

やっぱり『教えてもらえば上手になれる♪』んですね。

ちゃんと教えてもらえれば(自分が苦手だった事さえも)上手になるんです(^^)

もちろん、今日のメルマガはこれだけじゃありません。会員さんから頂いた『教えてあげて上手になった』例をご紹介させて頂きたいと思います。
(前置きが長くてすみません)

ぴろさんから、こんなメールを頂きました。

ココから・・・

パピーさん ご無沙汰しております。ぴろです。今日は、とても嬉しいことがありました。

娘が、逆上がりが出来たんです!!(3月10日です)私が講座を始めたのは、息子が年少、娘が入園前のことでした。4月からは、息子は3年生、娘は2年生になります。

息子が年長の時に逆上がりを練習し、娘も同時に始めました。しかし、まだ腕の力が全然なかったのと、幼稚園年中だったので「できるまでやる」ということはなく、それでも半年は練習しました。

その時は、私から見ても「まだタイミングではないのだろうな」と思い、お兄ちゃんだけ特訓し、娘はお休みしました。

(私の中に、お兄ちゃんのメンツを保つため、先にお兄ちゃんからできるようにしてあげたいという気持ちもあり、娘は誘いませんでした。)

その後、娘が年長の夏くらいから「さかあがり練習する~!」と言いだし、幼稚園でも、家でも練習していました。

そこから1年半・・・。

もちろん、さぼりがちな時もありましたが、それでも週に2日は最低練習。頑張っているときは週に6日は練習。ずっとずっと、彼女は続けてきました。

すこし体格がいいので、小柄なお友達に比べ、体を持ち上げるのに筋肉が必要です。

すぐにできるタイプの子ではないので、1日の練習は短くし、多くても30回。3回の日もありました。

後から練習したお友達が先にできるようになっても決していじけない。羨ましい気持ちを、素直に練習へのモチベーションに変えられる。

娘はそんな素晴らしい能力があります。尊敬します。

今日は、先に自分で10回練習した後、「お母さん見てて~」と呼びに来ました。そして 私が見始めてから1回目。クルンと回りました。ついにこの日が来たんです。

娘の頑張りをみて、ずっと「出来るようになるまで続ければ大丈夫だよ」と励ましつつも、早く努力の成果がでれば、と祈っていたので本当にうれしかったです。

娘は、自分の大切なお絵かきノートに2012年3月10日さかあがりができた。おかあさんが「おめでとう」って言ってくれた。と書いてくれました。

「これならできた日を忘れないから。」と言いながらニコニコの娘。

私は、最後の行を読んでジーンとしました。ああ、初めて逆上がりができただけじゃなくて、私の一言も大切に思ってくれているんだと。

そして、昨日お風呂でお兄ちゃんにコツを教えてもらっていたことを明かしてくれました。

そのアドバイスの内容は、私も練習しているときに伝えていたことと同じだったのですが、お兄ちゃんのアドバイスは効果てきめんだったようです。

以前もお兄ちゃんのほうが教え上手だったことがあり、感謝しています。

入園前、恥ずかしがり屋で、幼稚園でも恥ずかしくて気持ちを言えなかった娘は、年長からとても積極的になり、学校では行事のときに鉄琴に立候補したり、しっかりものになりました。

現在の担任の先生には、「〇〇さんは、学校の先生になれるかもしれないね」とお褒めの言葉(?)をいただいたそうです。

娘は帰ってきて「先生がこういってたけど、どういう意味かな?わたしケーキ屋さんになりたいんだけど。」と聞くので、私は、

「〇〇ちゃんは、お友達のお話をよく聞いてあげて、自分と考えがちがうときも、相手の気持ちも大切にできるでしょ。

学校の先生は、みんなのお話をよく聞ける人じゃないとなれないから、きっと向いてるよって先生は言ってくださったんだよ。

でも、ケーキ屋さんになりたかったら、ケーキ屋さんになればいいんだよ。」と言いました。

しかし、娘いわく、人のお話を聞くのは当たり前で、ごく自然なことのようです。私より大人です。

これも、パピーさんのおかげです。きっと自分で自分を磨く子になりつつあると思います。ありがとうございます。

ココまで・・・

実はこれには後日談があって、一度できた逆上がりも、その後はなかなか難しくて、なかなか成功しないようです。

でも、娘さんは以前と同じように毎日練習をしているそうです。そしてぴろさんは、こんな風に言われています。

“実はあの一回だけで、まだ確実に逆上がりはできず、確実にできるようになるために今も練習を続けています。時間はまだかかると思いますが、きっと彼女はやりとげます。”

これを読んで私はさらに「すごいな~」って思ったのです。

というのは、ぴろさんは「逆上がり」だけではなく、頑張る事、続ける事をずっと教えてこられたんだな~と感じたからです。

先ほどの「片付け」からすると、「捨てる」「片付ける」「綺麗にする」だけでなく、姿勢や考え方なども一緒に教えてこられた、という事と同じだと思うのですね。

ただ、できさえすればいい、と言うわけではなく、「今は、できなくても何度も練習するとできるようになるよ」

「できるようになってもそれで終わりじゃないよ。続ける事でさらに上手に、いつでもできるようになるからね♪」って。

“入園前、恥ずかしがり屋で、幼稚園でも恥ずかしくて気持ちを言えなかった娘は、年長からとても積極的になり、学校では行事のときに鉄琴に立候補したり、しっかりものになりました。”

ともありましたが、沢山「認め」て、沢山「褒め」て、沢山「包んで」くださったのだと思います。

この「続け方」「取り組み方」を教えてもらえたぴろさんの娘さん。

きっとこれからもいろんな事に、こうやって取り組んで、時間をかけてでも自分の物にしていくんだろうな~、と思いました。

“自分で自分を磨く子”

ぴろさんのこの言葉、すごく良いですね♪

娘さんは、まだ1年生ですから、これからがさらに楽しみです(^^)又、状況を教えてくださいね。メルマガ掲載のご許可、ありがとうございました。

ご興味のある方はこちらをお読みください。

★★★ 通信講座『幸せなお母さんになる為の子育て』★★★

詳しくはコチラ → クリック

メルマガ会員登録はこちら 無料

 

関連記事

子供への贈り物
ページ上部へ戻る