第653号 考える力
こんばんは。パピーいしがみです。
皆さんの地域の桜の咲き加減はどうでしょう?こちら静岡では、昨日・今日と最高の状態でした(^^)。お天気が良かった事も有って各地の桜の名所には大勢の方が訪れたそうです。
又、先週末が入学式だった所も多くて、桜の花が満開の下、沢山の新入生が学校に、幼稚園に入学・入園できたようですね。
みんな、新しい環境で思いっきり楽しい毎日を過ごしてほしいです♪
さて、今日のメルマガは「考える力」としました。
これまでも「認める」「褒める」「包む」について、皆さんにお話してきましたが、「認める」「褒める」「包む」をお願するには複数の目的があります。
その目的の1つには「自分で考え行動できる」子供たちがそんな人に成長してほしい事があります。
特にこの「考える」という事ができる子が、今はとても少ないです。
マニュアル世代と言われて久しいですが、『いつでも答が用意されている』『常に誰かから指示される』『いちいち親から「こうしなさい」と言われる』
こういう事が多いと“考える”“工夫する”“自分であみ出す”という事をしなくなります。“考える”“工夫する”をしない子がどうなるか?というと、
問題があっても自分で解決できない。すぐにあきらめる、自分にはムリだと結論付ける。小さな挫折や失敗から這い上がれない。指導者や親に指示されないと何も出来ない。という事になってしまいます。
今日、皆さんにご紹介したいのは、会員のぽやんさんからのメールです。ぽやんさんからはこんなメールを頂いていたのでした。
ココから・・・
ご無沙汰しております。パピーさん、お元気でしょうか?ぽやんです。
二度目の勉強もスタートしたばかりなのに、相談のメールで心苦しいのですが・・・
実は昨日の夕方から4年生の息子と口をきいていません。それどころか目も合わせてません。
原因は学校の集金です。昨日先生からのメモを持って帰って来ました。先日のいくらいくらの集金は提出ずみですか?と。
ここの所何度か集金がありましたが、集金袋に金額を書いて持って来るので、何の分かは分からないけど、その金額を入れて渡していました。
本当は集金がある際は学年便りでお知らせがあるのですが、お便りもまともに出さないので・・・
集金袋はどうしたのか聞きましたが、学校かも知れない・・・と。もう2週間以上前の締め切りです。
きっと今日まで何度も先生に聞かれていたはずです。
私は何も知りません。こんな事が今年だけで何度目か・・・。頭にきて「配られた物を持って帰って来て渡すだけだよ」「何でそんな事ができないんだ」っと怒鳴りました。
それから話していません。今朝も黙って食事をし、黙って会社へ来ました。
無視は一番いけないって分かっていても、息子を見たらとんでもない事を言ってしまいそうで・・・
少しは良くなったと思っていたことが全く自信が無くなって、3歩進んで2歩下がるどころか1歩も進んでなかったのか・・・
この事だけじゃなくて、今週1/2成人式で学校に行った時には、今まで息子に寄り添い励まし一緒に乗り越えて来たと思っていた事が、結局は何も変わってなかったんだと思わされることが重なって・・・
悔しくて悲しくて息子の母親でいることがつらく感じて・・・私の育て方が間違っていたのかな、何でこんなに努力しない子になっちゃったのかな、と息子の姿を見たく無くなっています。母親失格です。
ココまで・・・
ぽやんさんは、今まで努力をされてきて、“いい感じ”を掴めて来てはいたのですが、集金について先生からご指摘を頂いたのをきっかけに、
「学校からの学年便りはまともに出さないし、いつだってお金をきちんと用意しているのに出し忘れて・・・」という気持ちが高まってしまいました。
それがかなりぽやんさんとしてはショックだったようで、上記のメール内容になってしまっていたのですね。
なので、私はこんな風にお返事しました。
ココから・・・
ぽやんさん、こんにちは。パピーいしがみです。メール、拝見しました。
“原因は学校の集金です。昨日先生からのメモを持って帰って来ました。先日のいくらいくらの集金は提出ずみですか?と。
ここの所何度か集金がありましたが、集金袋に金額を書いて持って来るので、何の分かは分からないけど、その金額を入れて渡していました。
本当は集金がある際は学年便りでお知らせがあるのですが、お便りもまともに出さないので・・・集金袋はどうしたのか聞きましたが、学校かも知れない・・・と。
もう2週間以上前の締め切りです。きっと今日まで何度も先生に聞かれていたはずです。私は何も知りません。こんな事が今年だけで何度目か・・・。”
とありましたね。なるほどなるほど・・・それは頭に来ますよね(^^)
でもたったこの一件だけで「少しは良くなったと思っていたことが全く自信が無くなって、3歩進んで2歩下がるどころか1歩も進んでなかったのか・・・」と思う事は違うと思いますよ(^^)
学校の集金についての理由がお便りに書かれていて、それを親に見せない。でも集金があると言う事で集金袋を渡されて、お金はその都度入れていた・・・
とすると、その対処の仕方は、ちょっとまずかったかもしれませんね。
というのは、別の見方をすると、そのあいまいさが子供に悪意を抱かせる温床になりかねないからです。
例えば、集金袋に金額を記入して親に渡せば親は内容も確かめずお金を入れてくれる。それは、もし着服しようと思えば“いつだって悪用できる”という事でもあるんですね。
ぽやんさんとしては、子供に不憫な思いをさせたくない、という気持ちがあって、今までお金を入れて渡していたと思いますが、やはりそれはやるべきでなかったと思うのです。
又、お金の入った集金袋を学校に忘れたりしたら、もしかして誰かがそれを失敬する事もありえます。
もちろんそれはやってはいけない事なのですが、そういう温床を作ってしまう事が罪を作る原因になるんですね。
「配られたものを持って帰ってきて渡すだけ」確かにそうなのですが、そこにはいろんな危険性をはらんでいて、
これがしっかりできないといけないんだ、と言う事を子供に説明して分からせる必要があるんですね。
そこでどうでしょう?先生にご連絡して、今まで集金が滞ってはいなかったか?という事をお伺いし、
とりあえず着服や滞りが無いのであれば、今後、集金があった際には“きちんと何のお金なのかはっきりさせてから渡す”
もしくは“学校からのお便りを一緒に渡す”事を徹底なさった方が良いと思いますよ。
お便りを見せても見せなくてもいい・・・となってしまえば、子供は見せなくなります。が、見せなければ困る・・・となれば、必ず見せるようになるはずです。
それは「叱る」ことではありません。「失敗を失敗として経験させる事」なんですね♪そんな風にされるといいと思いますよ(^^)
ココまで・・・
ぽやんさんとしては今回の件の事で、ご自身が落胆してしまっていたのですが、今までもちゃんと努力され積み上げてこられていました。
でもこの一件で、すべてを否定されたような気になってしまったので、
“この事だけじゃなくて、今週1/2成人式で学校に行った時には、今まで息子に寄り添い励まし一緒に乗り越えて来たと思っていた事が、結局は何も変わってなかったんだ・・・
少しは良くなったと思っていたことが全く自信が無くなって、3歩進んで2歩下がるどころか1歩も進んでなかったのか・・・”
と書かれていたのですが、いえいえ、そんな事はありません。息子さんもちゃーんと素晴らしく成長されていたのです。
ぽやんさんからのお返事にはこんな風に有りました。
ココから・・・
パピーさん、お元気でしょうか?先日はお返事ありがとうございました。私の拙い文章で、事の成り行きや私や息子の様子など、ちゃんと伝わるのかとても不安でしたが、
バッチリピッタリのアドバイスに、感激と感心と感謝でいっぱいでした。
まず、集金のこと。パピーさんからお返事いただいたとき、私は息子の非ばかりを見ていて、自分の至らなさには全然気づいていませんでした。
はっと思わされると同時に、自分が一番イライラしていたのは、お金に絡むことはそういう危険性があるからなのに、一番肝心なその部分をちゃんと息子が理解できるように説明していなかった、と思いました。
もちろん、パピーさんからお返事が来るまで息子と冷戦状態を続ける訳には行かないので、その頃には普通にしゃべっていましたが、
「かーちゃんが何であんなに怒ったか分かる?」と聞くと、「んー、お便りとかちゃんと持って帰ってこないから?」と言ってました。
やっぱり、ちゃんと伝わっていなかったんだな。。。その時、以前のパピーさんからのメールの返事の言葉を思い出しました。
“ぽやんさんからすると、長男さんは、頼りなく、物足りなく思えるでしょう。ですが、いくら叱っても逞しくなることは絶対に有りません。絶対!です。”
やっぱり、感情的に叱ってもしっかりしたり逞しくなるわけはなく、そんなこと分かっていたはずなのに、、、、何度言っても同じことの繰り返しって、私もそうじゃん。。。
でも、パピーさんも言ってくださいましたよね、
“たったこの一件だけで「一歩も進んでいなかったのか」と思う事は違うと思いますよ”と。
その後集金はもうありませんでしたが、この一件の後、息子はその日の配布物をお便り袋に入れ、必ず出すようになりました (^^)
ただ、そんな中、またも白紙の作文用紙を見つけ、これどうしたの?と聞くと、「“心が動いた事”って言う題で書くんだけど、何を書いていいかわからない、心が動いたことなんてない」と言うのです。
その言葉に少し悲しくなりながら、「なんでもいいんだよ、心が動くって、、、例えば今年初めて逆上がりが出来るようになって、それまでにはいろいろ努力したり工夫したり、
それで出来たときどんな風に思ったかとか、
あるいはずっと続けているスイミングだって辞めたくなる時もあるし、でも頑張って続けてると出来なかったことが出来るようになったり 、そういう気持ちとか。。。」
すると、息子は「そうだ、逆上がり、あれは嬉しかったな・・・」といってそれを題材にすることに決めました。
息子は4年生ですが、夏まで逆上がりが出来ませんでした。私たちも休みの日には鉄棒のある公園まで出かけ、一緒に練習しましたが、週に1回くらいではなかなか上達しません。
今、学校は土日は鍵がかかって校庭に入ることも出来ないし、鉄棒のある公園もネットで探さなければならないほど少ないんです。
息子の誕生日が近かったので、思い切って室内鉄棒を買って、プレゼントすることにしました。
「OO(息子)専用の鉄棒だよ、これでいつでも練習できるね」と。その後の息子の頑張りはすばらしかったです。
登校前のわずかな時間や、帰ってきてから遊びに行くまでの時間、夜ご飯の後私たちと一緒に、、、毎日鉄棒に触っていました。
でも、私たちから、早く練習しなさい、と言うことはありません。本人がやり出したら徹底的に応援することに徹しました。
すると、鉄棒が届いて2週間後には逆上がりを成功させました。それも『自分なりに考えた練習法』で!
このことはとっても自信になったようです。
そして、私の職場に息子より1歳年下のお子さんのいる方がいるのですが、やっぱり逆上がりが出来ない、
でもマンション住まいなので室内鉄棒も買えない、とおっしゃっていて、息子のあみ出した方法を教えてあげると、その後すぐ、近くの公園で出来るようになったと、喜びの報告を受けました。
その方のことを息子に、『OOのやり方でやったら、「あんなに出来なかった子が出来るようになった!」と、とっても喜んでいたよ。
「OOにありがとうって伝えてね」って言ってたよ』と言うと、本当に嬉しそうで、これもまた自信につながったように思います。
そんなこんなのエピソードを思い出し作文にまとめていくうちに、息子なりに感じることがあったようです。
春休み前にいろいろな作品を持ち帰ってきた中にその作文もありました。
作文は主に、私たち両親と息子とのやり取りが書かれていて、私たちが息子のために逆上がりのコツをネットで調べたり、室内鉄棒をプレゼントしたり、
そのたびに息子のやる気ゲージが上がったと、そして出来たときは私たちへの感謝の気持ちが綴られていました。
この作文を書いたのが3月の前半で、ちょうどその頃から3学期&4年生のまとめのテストが連日行われていたのですが、息子のやる気と自信は凄かったです。
今日やったテストは100点の自信がある、とか、明日は漢字200問テストがあるから今日練習しとく、とか・・・。今までは無かった言葉をたくさん聞けました。
それでもなかなか100点は取れず、うっかりミスで90点とか、200問テストも185点とか。。。
でも腐ることなく「俺って惜しいんだよなー、でも5年ではもっとうっかりを無くしていく!」なんて言っています。
クラスには塾に通ってもっと出来る子もいるようですが、「俺は友達と遊ぶ時間もほしいから塾には行かない、塾に行かなくても学校で授業をちゃんと聞いてればできるから!」ですって。
パピーさん、4年生の初めのころの息子からは想像できないです。
勉強を始めた頃からはもっと信じられないです(^-^)作文には担任の先生から赤ペンで、お誉めの言葉と共に、“本当にいい家族だね!”って(^o^;)。
成績も学期毎に確実にアップしましたし、何より嬉しかったのは、生活面の「返事や挨拶ができる」と、「人の話しをしっかり聞ける」が、“もう少し”から“よい”になっていました。
先生からは、「自分の課題を克服しようととても頑張っていました。暗記をしてくるなど積極的に授業に取り組んで、色々な面で力を発揮しています。」と書いてありました。
今は5年生になるのをとても楽しみにしています。スイミングでもバタフライを習得してノリノリです。そんな息子を見ている私もとっても幸せです。
本当にスローペースで出来の悪い生徒ですが、繰り返し勉強させていただいて、本当にありがたいです。
初めて相談以外の良い報告のメールが出来たので、とても長くなってしまいました。ありがとうございました。
成長すれば、また別の悩みもあると思います。これからも勉強を続けていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
パピーさんもお身体をご自愛下さい、そしてずっとお母さんたちを見守っていて下さいね。
ココまで・・・
ぽやんさんからメールをいただいて、「お~すばらしい!」って思いました。
“「“心が動いた事”って言う題で書くんだけど、何を書いていいかわからない、心が動いたことなんてない」
「なんでもいいんだよ、心が動くって、、、例えば今年初めて逆上がりが出来るようになって、それまでにはいろいろ努力したり工夫したり、
それで出来たときどんな風に思ったかとか、あるいはずっと続けているスイミングだって辞めたくなる時もあるし、でも頑張って続けてると出来なかったことが出来るようになったり、そういう気持ちとか。。。」”
このぽやんさんの説明もとっても上手ですし、又、息子さんのその後の「自分で考えた」その姿勢が本当に素晴らしいです。
冒頭に私は、
“ “考える”“工夫する”をしない子がどうなるか?というと、問題があっても自分で解決できない。すぐにあきらめる、自分にはムリだと結論付ける。小さな挫折や失敗から這い上がれない。指導者や親に指示されないと何も出来ない。という事になってしまいます。”
と言いましたよね。でも、ぽやんさんの息子さんは、できない逆上がりを何とかする為に、
自分でオリジナルのやり方を考えて、たった2週間でできるようになってしまった。
この「自分で考えた事」そしてそれが上手く行った。成果が出た事。この経験がすごく、ものすご~く大事なんですね。
この後、ぽやんさんに「その方法、是非、教えて♪」とお願しましたら、
“やり方は、道着の帯(柔道とか空手とか、息子は合気道)を自分の体の後ろに回して、余った両端を鉄棒にグルグル巻き付けます。
結ぶと堅く締められなくて回った時すぐ緩むそうで、この巻き付けるのが、ポイントらしいです。
ともかく、鉄棒から体が離れちゃうと、絶対成功しないので、グルグル巻いた帯に手を置いて回るそうです。タオルより帯の方が堅い分、体が離れなくていいそうです。
これだとすぐ回れるようになって、コツがわかるんですって!何度か繰り返していると、帯なしでも出来るようになっちゃうそうです。”
と教えてくれました。
息子さんも協力してくれて、実際に画像も付けて下さったので、是非、又、ホームページにアップしたいと思いますが、
・・・ここで1つ、大切なお願いです・・・
この方法は、1つのアイデアです。あなたの子供さんに教える前に、ご自分で実際にやってみるなど、必ず“ご自分の判断”と“ご自分の責任”の上でお試し下さいね。
・・・大切なお願い・・でした・・・
私が特筆したいと思うのは、息子さんのこの「何度も試行錯誤(工夫)をしてオリジナルの方法を考えた」という事にあるんです。
まずは「やり方」。どうやったらうまく行くかその方法をあみだす。そこには“ひらめき”や“アイデア”が不可欠です。
そして、次に、それをする為の道具選びです。最終的に道着の帯を選ばれたようですが、きっとそこに到達するまでにもいろいろ試行錯誤があったと思います。
浴用タオルや、バスタオル。もしかしたら紐などでも試してみたかも知れません。さらにそれから、最も効率的な使い方です。
“ともかく、鉄棒から体が離れちゃうと、絶対成功しないので、グルグル巻いた帯に手を置いて回るそうです。”
何度も何度も、何度も何度も繰り返して、このコツをつかんだはずです。
このように1つのやり方を生み出す事は簡単ではありません。「こうやったらどうかな?」「こうやったら良いんじゃない?」と“自分で”考えて“何度も何度も”やってみた。
その繰り返しの工夫が問題解決をする力になり、いろんな場面で応用できるようになります。
様々な面で「工夫」し「アイデア」をひねり出す。また、それを組み合わせる。何度も試してみる。
これは、困った時、悩んだ時、失敗した時、挫折した時。こういうピンチの時に大きな助けになるとともに、
「ピンチの時でも切り抜けられる!」という気持ちが自分の余裕になり、そして自信になるんですね。
≪ここで強く言いたいのですが≫
これらは強制や命令、萎縮の中では“絶対に生まれない”のです。だから「認める」「褒める」「包む」が必要なんですね。
ぽやんさんからのメールの最後に“4年生の初めのころの息子からは想像できないです。勉強を始めた頃からはもっと信じられないです(^-^)作文には担任の先生から赤ペンで、お誉めの言葉と共に、“本当にいい家族だね!”って(^o^;)。
成績も学期毎に確実にアップしましたし、何より嬉しかったのは、生活面の「返事や挨拶ができる」と、「人の話しをしっかり聞ける」が、 “もう少し”から“よい”になっていました。
先生からは、「自分の課題を克服しようととても頑張っていました。暗記をしてくるなど積極的に授業に取り組んで、色々な面で力を発揮しています。」と書いてありました。”
とありましたね。これってぽやんさんの努力の成果でもあると思いますよ♪嬉しいな~。本当にうれしい(^^)
息子さんの「自信」はどんどんいい結果を残しているようですね。すごいな~、今後がさらに楽しみです(^^)
これからも是非、今の感じを続けてくださいね♪息子さん、きっと秘めた力をもっと発揮してくれるはずです。
素敵なご報告、そしてメルマガ掲載のご許可、ありがとうごいました。
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