子育ての悩み、育児の悩みなら「幸せなお母さんになる為の子育て」

幸せなお母さんになるための子育て支援サイト

友だち追加
YouTubeはじめました
毎週1回更新 無料 メルマガ会員登録
その子育ての悩みは解決できるかもしれません

ブログ

第681号 マナーを教えるには?

こんばんは。パピーいしがみです。

子供たちの生活習慣など、なかなか言う事を聞かない、

いつまでたってもできない、という事がありますよね。

特に、ルールやマナー。

守らせたい事ができない。

優しく注意しても、厳しく叱ってもやろうとしない。

怒れば怒るほど反発して、わざと逆の事をする。

黙っていた方が良いのかもしれないけど、

それじゃあ、いつまでたってもやるようにならないし、

どうしたらいいんだろう?

そんな風にお悩みの方も多いのではないでしょうか?

今日は、まっしゅぽてとさんから頂いた、

そんなマナーに関するご相談と、お返事の内容、

それから、お子さんの変化について、

ご紹介させていただきたいと思います。

実は、まっしゅぽてとさんはマナー講師を経験されています。

(あ、だからきっと教え方が上手だったのね)と思いますか?

いえ、マナーに詳しいからこそ、上手くいかなかったんです。

ご紹介しますね。

ココから・・・

パピーさん、こんにちは。まっしゅぽてとです。

いつもフォローメールをありがとうございます。

メルマガも楽しく読ませて頂いています。

パピーさんから届くメルマガはとてもタイミングが良く、

「ちょうど困っていたんだ~」

という時に配信される事が多くて助かっています。

もう2年ほど、メルマガを読ませて頂いておりまして、

当時からその充実している内容に、

「これが本当に無料で良いんだろうか?」

と思っていましたが、講座を勉強するようになってから、

その体験談の貴重性がさらに分かるようになってきました。

(本当に沢山の経験をお話して下さるお母様方に感謝です)

おかげで沢山有った問題がどんどん減ってきて、

以前は、いつも怒ってイライラしてばかりだったのに、

この頃は「いい感じ♪」「楽しいな」「嬉しいな」

「あ、子育てって面白いかも?」なんて、

前向きになっている私がいます。

1年前、一度、主人に購入を相談したところ、

あまり良い顔をしなかったので、一旦は諦めたのですが、

【子育ては一度しかない、

取り返しがつかなくなって後悔したらイヤだ!】

と、半年ほど前に、主人に内緒で始めました。

こっそり始めた勉強ですが、少しずつ変わってきた私に

「あんなにイライラして、愚痴っぽかったのに、

この頃は随分楽しそうだね」

って言ってくれたので、

おそるおそる講座の勉強を始めた事を伝えたところ、

あっさりと「へ~、よかったじゃん♪」と。

内緒で始めた事を叱られるかと思っていましたが、

「前に相談した時に反対したから・・・」と言うと、

「え、そうだっけ?」との返事。

悩んで悩んで内緒で始めたのに、

なんだか拍子抜けしてしまいました(笑)。

でも、それもきっと私によい変化があったからだと思います。

そうでなかったらきっと、叱られたのでは?と思います。

パピーさんには、感謝しています。ありがとうございます。

それで、今日は1つ、

ご相談をさせて頂きたいと思いまして、

メールしました。

私は、どちらかと言うと潔癖症で、神経質だと思います。

その為、いろんなものをチェックしたくなって、

できていないと、口うるさく言ってしまいます。

特に、マナーについては、かなりうるさいと思います。

(以前はマナー講師をやっていました)

食事中。病院内で。電車やバス。レストラン。順番を守る・・・

など・・・守るべきマナーは沢山あるのですが、

私は細かすぎるほど、細かく子供に言ってしまいます。

その為でしょうか?

子供が「マナーを守る」のではなく、

マナーを守らなければならない場所に行くと、

わざと私に怒られるような事をするようになってしまいました。

これは「肯定」<「否定」になってしまったからだろうな・・・

と思うのですが、どうしたら改善できるでしょうか?

黙っていればいいとも思うのですが、

それではいつまでたってもできるようにはならないし・・。

かといって、言えば言うほど、反発して、

わざと私を怒らせようとします。

ほとほと困っています。

良いアドバイスがありましたら教えてください♪

よろしくお願いします。

ココまで・・・

このようなメールを頂いたのですが、

この時のまっしゅぽてとさんのお子さんは、

上の子が5歳、下の子が3歳で、どちらも男の子でした。

マナーの講師をされていた事もあり、

「きちんとさせたい」という思いがあったようです。

なので、どうしてもマナーについては、

うるさく言ってしまったようです。

マナーって食事だけを見ても、

「椅子に背中を付けない」とか「食べながら喋らない」とか、

「肘をテーブルに付けない」とか「口をつぐんで噛む」とか。

「箸のいけない使い方」(涙箸・迷い箸・刺し箸・寄せ箸)等々

本当に沢山あるんですね。

又、多くの場合、そんなマナーって、

「○○しない」という否定の形になっていると思います。

ですから、教えようと思うと、否定になりやすく、

それをいっぺんにいくつも言ってしまうと、

どうしたって言われた方は嫌になってしまいます。

マナー講師をされていたとしたら、

もうありとあらゆる(悪い)ケースをご存じで、

それを見る度「こうすべき」「ああすべき」

という事が気がついてしまったのではないかな~?と思います。

そして詳しいからこそ、口に出してしまった。

そういう事が多かったのだと思います。

なので私はこんな風にお返事しました。

ココから・・・

まっしゅぽてとさん、こんにちは。パピーいしがみです。

メール、拝見しました。

そうですか~(^^)

まっしゅぽてとさんは、マナー講師をされていたんですね。

でしたらきっと、いろんな事に気づかれて、

その都度、気になっておられたのだと思います。

でも、頂いたメールにこうありましたね。

> これは「肯定」<「否定」になってしまったからだろうな・・・

はい、多分、そうだったのだろう、と私も思います。

特にマナーについては「○○しない」という否定型が多いので、

どうしてもその時には否定先行になってしまったのでは?

と思います。

でも、まっしゅぽてとさんとしては、

マナーはすでに、ご自分の「常識」になってしまっているので、

黙っていられなかったのかもしれませんね(^^)

まっしゅぽてとさんからは、

> どうしたら改善できるでしょうか?

> 黙っていればいいとも思うのですが、

> それではいつまでたってもできるようにはならないし・・。

> かといって、言えば言うほど、反発して、

> わざと私を怒らせようとします。

という相談だったのですが、

ちょっと似たような事例がありますので、

そのお話をしますね。

私のところには、沢山の相談が入ります。

それは日本だけでなく世界中から届きます。

国際結婚をした方も多く、アメリカ、イギリス、ギリシャ、

オーストラリア、韓国、中国・・・本当にさまざまです。

その中で、すべての国で共通する相談があります。

それは・・・・

「子供に日本語を覚えさせたい。子供と日本語で会話したい。

でも私が頑張れば頑張るほど、子供は日本語を嫌いになり、

わざと現地の言葉で話をしようとする。

“お母さんとは日本語で会話する”

という約束なのに、それを守らない」

こういう相談です。

その相談を詳しくお聞きすると、そこには大体、

お母さんの「日本語を好きになってほしい」

という強い願いがあって、供給(与える)過多になってしまい、

子供がうんざりしてしまう・・・という背景があるのです。

供給過多、という言葉は初めてお聞きになるかもしれませんが、

私たちの興味ややる気など「○○したい」という思いは、

その興味(知りたいと言う気持ち)が与えられる情報よりも

少ない場合に、その欲求が持続できるのです。

供給(きょうきゅう)の反対は需要(じゅよう)ですが、

需要(求めている気持ち)以上に供給(与えられる)が多いと、

需要(求めている気持ち)は急激に冷え込むのです。

(与えられすぎると欲する気持ちが急速に無くなります)

たとえば、もう随分古い話しですが、

たまごっちがはやった事がありましたね。

たまごっちは、最初あまり売れる商品では有りませんでした。

ですが芸能人の「面白い♪」「はまってる!」の声から、

火がついて“手に入らない商品”になりました。

そうしたらさらに希少性が影響してほしい人が急増して、

爆発的なブームとなったのです。

プレミアムがついて、価格も3倍、4倍になりました。

それでも買う人がいたんですね。

あれは需要(求めている気持ち)が供給(与えられる)を

上回った結果だったのです。

でも、その後、大量生産して市場に出回ったら、

いきなり売れなくなって、一時はウハウハだったお店には、

莫大な在庫が残ってしまい値段はどんどん下がり、

原価を割っても売れない。

結果、大きな損失を被ったり、倒産してしまった店もありました。

そう。供給過多になったからなんですね。

供給過多になって、みんな「もう欲しくない」

「もう要らない」となってしまったのです。

様々なブームは、こうやって衰退していきます。

そこには「供給」と「需要」のバランスがあって、

それが崩れると急激にブームは終わるんですね。

そこで先ほどの“日本語を好きになってほしいお母さん”に

照らし合わせてみると・・・

子供が「日本語って面白い」

「お母さんの使っている言葉を自分も使えるようになりたい」

と子供がお母さんの言葉に興味を持ち、その興味が大きくなる前に

お母さんが「もっと使って♪」「もっともっと・・・」

と沢山与えすぎてしまったのです。

最初はお母さんのお国ことばに興味があった子供も、

供給過多で「もう、うんざり」になってしまった・・・

という状態になっている場合がとても多かったんです。

子供の「需要」に対してお母さんの「供給」が多すぎた

結果だったのです。

勉強をされている中で、もう、お気付きかもしれませんが、

私はテキストの中でも「興味」を持つことがとても大事、

とお話していますね。

そして「やる気」を持たせてあげる事が大切ですよ♪とも。

そして、何かを教える時には

「もう少しやりたい♪」という状態で、

「続きは又、今度!」にすると良いともお話しています。

これも「需要」と「供給」のバランスを保ち、

「少し需要を残しておく」「供給を少しだけ少なくする」事で

『興味』や『やる気』を持続させるためだからです。

どんなにすき焼きが好きな人でも、どんなにお寿司が好きでも、

毎日すき焼き、毎日お寿司だとうんざりします。

それと同じです。

時々食べるからすき焼きやお寿司がおいしいんですね。

そして「もっと食べたい♪」と思うのです(^^)

あ、ちょっと脱線してしまいましたが、

まっしゅぽてとさんの例で考えてみますね。

たぶん、まっしゅぽてとさんがマナーの講師になられたのは、

その前に「マナーに興味を持った時」があったからだと思うのです。

子供の時から厳しいマナーを教え込まれて、

その延長でマナー講師になられたのではない、と思うのですね。

そこには、ご自分で「もっと知りたい」という思いがあって、

勉強したり、教えてもらう事で、知識を増やし、

そしてそのメリットや、美しい所作や振る舞い、などを知り、

そこでマナー講師を目指すようになったと思うのですね。

きっとまっしゅぽてとさんは、以前のご自分のように、

「マナーをもっと勉強したい」というモチベーションをお持ちの

大人を対象に教えてこられた方、だと思うのです。

要は、スぺシャリストを育てられてきた方だと思うのですね。

そのまっしゅぽてとさんが、子供にマナーを教えるとしたら、

まずはできるだけ供給を削る事だと思います。

どうしても過剰供給になるでしょうから、あえて減らすのです。

ご自分の知識を削って削って「これなら子供もできる」

と言う物だけに絞られる事がまず必要かと思います。

たくさんを教えるのではなく、ほんのちょっとにするんです。

これさえできれば・・・という物だけに絞るのです。

そして、ムリしてそれを教え込むのではなく、

それができたら、思いっきり喜んであげてください。

「上手だよ」「よくできたね」って褒めてあげてください。

そしてできれば『それがなぜ良いのか』説明してあげてください。

(そこは、まっしゅぽてとさんのお得意の部分だと思います)

供給を絞って絞って、強制や命令をせず、

でも、子供ができたら、肯定し、

なぜそれが良い事なのか教えてあげる。

それをすることで、子供は

「しなければならない」という気持ちから解放されて、

「これって良い事なんだ、こんなに喜んでくれるんだ」

という事がわかります。

そして、お母さんが喜ぶ、その「マナー」について、

興味を持つようになるんですね。

ただ・・・

> 私は細かすぎるほど、細かく子供に言ってしまいます。

> 子供が「マナーを守る」のではなく、

> マナーを守らなければならない場所に行くと、

> わざと私に怒られるような事をするようになってしまいました。

とありましたように、もうすでに、お子さんたちは、

まっしゅぽてとさんのマナーの躾に、

「おなかいっぱい」のようです(^^)

ですからまずはちょっと時間を置きましょう。

「子供たちがわざとお母さんを怒らす事をする」

とありましたから、本当はどうすべきか?は知っていると思います。

ですから今の段階では、

マナーについて指摘するのは、やめましょう。

やってくれなくても、わざと怒らせるような事をしても、

「我、関せず」でいてください(辛いのは分かりますが我慢です)

でも、当然ですがお母さんは、子供のお手本として、

正しいマナーを見せ続けるんですよ♪

(親がやらない事は子供は絶対にやらないので、

『手本を見せ続ける』これは基本です)

このマナー以外では、

親子の良い関係ができつつあるようですから、

その「良い関係」をこれからも深めるように、

「認める・褒める・包む」は続けてください。

マナーへの供給過多を減らして、

お母さんとの良い関係ができてくると、

必ず、今まで教えてもらっていたマナー、

お母さんがいつも見せてくれているマナーを、

子供が自然に表す時があるはずです。

そうしたら、その時がチャンス。

「今のよかったよ~」「お母さん、うれしいな~」

って喜んで下さい。

子供の「マナーを守ることで褒めてもらった」

「マナーができることで喜んでもらった」という実績が、

「マナーって大事だな」という気持ちに変えてくれます。

すると嫌悪感が減り、

できるマナーは守れるようになるはずです。

是非、やってみてくださいね♪

ココまで・・・

こんなメールを送って、すぐにお礼のお返事を頂きましたが、

つい先日、半年ぐらいぶりのメールを頂きました。

そこにはこんな風に書かれていました。

ココから・・・

パピーさん、まっしゅぽてとです。

以前は、心のこもったお返事、ありがとうございました。

前のメールにも書きましたが、

尊敬するパピーさんから直接お返事を頂いた時、

私はアイドルからの返信を読んだ少女のように、

本当に嬉しく、ドキドキしてしまいました。

そして、頂いた内容はまさにその通りで、

すごい!鋭い!!さすが!!!なるほど~!!!!でした。

> まっしゅぽてとさんがマナーの講師になられたのは、

> その前に「マナーに興味を持った時」があったからだと思うのです。

> 子供の時から厳しいマナーを教え込まれて、

> その延長でマナー講師になられたのではない、と思うのですね。

> そこには、ご自分で「もっと知りたい」という思いがあって、

> 勉強したり、教えてもらう事で、知識を増やし、

> そしてそのメリットや、美しい所作や振る舞い、などを知り、

> そこでマナー講師を目指すようになったと思うのですね。

と頂きましたが、これは本当にその通りで、

私は、大学を卒業して希望通りの会社に就職できて、

秘書室に配属されました。

そこでは、とても優秀で美しい先輩が、

とても綺麗なしぐさ、振る舞いで、見とれるほどでした。

配属してすぐに、

その先輩たちが私たち新人への研修をしてくださいました。

マナーはその先輩達に教えて頂いたのでした。

それまで私はマナーなんて、殆ど知らず、興味も無く、

親も特に教えてはくれませんでした。

でも、マナーを知っているだけで、とても上品になり、

とても美しく見え、自分が急に成長したように感じました。

約1ヶ月で、マナーを含めた新人研修は終わりましたが、

私はもっと知りたいと思って先輩にお聞きしたら、

その先輩も、マナーの教室に何年か通ったと教えてくださり、

それから、マナー教室に通い、インストラクター資格など、

を取得するようになっていったのです。

パピーさんからのお返事に、

> きっとまっしゅぽてとさんは、以前のご自分のように、

> 「マナーをもっと勉強したい」というモチベーションをお持ちの

> 大人を対象に教えてこられた方、だと思うのです。

> 要は、スぺシャリストを育てられてきた方だと思うのですね。

> そのまっしゅぽてとさんが、子供にマナーを教えるとしたら、

> まずはできるだけ供給を削る事だと思います。

> どうしても過剰供給になるでしょうから、あえて減らすのです。

> ご自分の知識を削って削って「これなら子供もできる」

> と言う物だけに絞られる事がまず必要かと思います。

とあって、ホントにその通りだ!と思いました。

私は大人の私が知りたかった事、

「学びたい」と集まった、大人に教える内容を、

まだたった5歳の子どもに教え込んでいたんですね。

間違いなく供給過多でした。

恥ずかしい事ですがパピーさんに言われて初めて気がつきました。

それじゃあ「うんざり」になりますよね(汗)

でも、たまごっちの例、すき焼きとお寿司の例、

そして、海外でお悩みになったお母さんの例をお聞きして、

本当に、とても分かりやすく・・・

それでいて、テキストの内容と合致しているお話で、

1つ1つの言葉に、そこまで深い意味があるんだな~と、

改めて感動でした。

その後、私は眠っている子供達に謝りました。

「今まで(マナーの事で)怒ってばかりいたけど、

ママは、ムリを言っていたんだね。ごめんね。」

「あんまり怒らないように頑張るからね」

(そうは言っても時々怒る事はありましたが)

でも、この日から私の中の何かがかわりました。

マナーについては「最低限で良い」という気持ちが生まれ、

子供ができなくても小言を抑えられるようになりましたし、

わざと怒るような事をする時には、

「ちゃんと分かっていて、私の気を引こうとしているんだな」

と冷静に見る事ができるようになりました。

そんなある日、幼稚園に伺った時、

長男が年少さんを相手に滑り台のルールを教えていました。

「すべり台はね、ハシゴから登ってすべって下におりるんだよ、

すべる所から上に登ったらダメなんだよ、

だってぶつかったら危ないからね」

「はしごを登る時は順番だよ。

順番が来るまで、ちゃんと待つんだよ。

引っ張ったり押したりしたら、前の人がおっこっちゃうからね

それができない人はすべり台であそべないんだよ。

みんなで楽しくあそぼうね」

先生のような口調で、ちょっと笑ってしまいましたが、

年少さん達もしっかり聞いてルールを守っていました。

ちゃんと理解させているんだな~、すごいな~、

と感心しました。

それを見ていたら園長先生が声を掛けて下さり、

「○○君、とてもいい子ですね♪

小さい子にも人気があるんですよ~(^^)

ああやって年中・年少さんの子達の面倒見がとてもいいんです。

それに、ただ、決まりだから・・と押し付けるのではなく、

ちゃんと理由も説明してくれます。

だから小さい子も納得してくれるんです。

給食の時にも一番大きな声で「頂きます」を言ってくれますし、

いつも残さず綺麗に、背筋をぴんと伸ばして食べてくれて、

朝もにっこり笑って元気に「おはよう♪」って。

とっても気持ちいいです。

お母さんの躾が良いんですね♪」

なんて言われてしまいました。

私は穴があったら入りたいくらい恥ずかしかったのですが、

パピーさんが言われていたように、本人はちゃんと分かっていて、

私のいないところではしっかりやってくれていました。

家に帰ったら、沢山喜んで、沢山褒めました。

そうしたら何と言ったと思います?

「家でお母さんがやっているのを見てるからね」ですって。

私は、泣きました。うれしくて(涙)

いつもできていたか?口うるささを我慢したか?

と言われると自信はありませんが、

でも、パピーさんが言われた様に、

「言葉よりも姿勢」「言葉よりも姿勢」・・・と、

できるだけ意識しているつもりでした。

パピーさんからのアドバイスをいただきながら、

自分の中では「これでいいのかな~?」という不安もあったので、

子供が「お母さんを見ているから」と言った言葉が、

意識していた私を認めてくれたようで、

とってもとってもうれしかったです。

『子供って、ガミガミ言わなくても、親を見ている!』

だから『親が模範を示し続けなさい!』

パピーさんの仰る通りでした。

“躾なんていらない、躾なんて大っきらい・・・”

パピーさんが良く仰る言葉ですが、

でも、その裏には

「親ができない躾など、子供への押し付けだ」

「その前に親が姿勢を見せなさい」

という、パピーさんの強い信念が見えてきます。

これからも供給過多にならないように気をつけながら、

「口で言うより姿勢を見せ続ける」

そして「良いところを見つけたら褒める」ですね♪

常に意識して頑張っていこうと思います。

本当にいつも勉強になります。ありがとうございます。

朝夕はかなり冷え込む日が増えてきました。

お体に気を付けてお過ごしください。

ココまで・・・

まっしゅぽてとさん、貴重なお話をありがとうございました。

長男くん、

「家でお母さんがやっているのを見てるからね」

って言ってくれたんですね♪

それはそれは・・・感動ですね~(^^)

お母さんの頑張り、ちゃんと見ていてくれたんですね♪

> これからも供給過多にならないように気をつけながら、

> 「口で言うより姿勢を見せ続ける」

> そして「良いところを見つけたら褒める」ですね♪

はい、そうですね♪是非お続け下さい(^^)

今回は「マナー」についてお話しましたが、

これは、まっしゅぽてとさんに限った方法ではありません。

同じ様に、どなたにでも使えます。

どうしても私たちは大人目線で「マナー」を考えます。

でも、そんなマナーは子供たちが大人になってできればいい事です。

それまで、ほんの少し、ちょっとづつ教えてあげればいいんですね。

だから、どうしても口うるさく言ってしまう、という方は、

是非、“これなら子供もできる”

と言う物だけに絞ってみるようにしてください。

(もちろん、ご自分ができている事が前提です)

そして、まっしゅぽてとさんのように、

> 供給過多にならないように気をつけながら、

> 「口で言うより姿勢を見せ続ける」

> そして「良いところを見つけたら褒める」

(なぜ、それが良い事なのか説明ができたら尚いいです)

をやってみてください。

きっと必要なマナーは身に付けてくれると思います。

さて・・・ちょっと余談になりますが、

供給過多になってしまうと、かえってマイナスに転じる、

という事はいろんなケースに当てはまります。

例えば、叱れば叱るほど、悪くなる。

なんていうのもそうですし、

おもちゃを与えすぎると、工夫をしなくなったり、

物を大切にしなって、次々と新しいものを欲しくなる・・・

という事がありますし、

サッカーが大好きだった子に、もっと練習を・・・

もっとボールを蹴る機会を・・・とやってしまうと、

「え~まだやらなくちゃいけないの?」

と、だんだんサッカーへの興味が薄くなってしまいます。

これらもみな、需要と供給のバランスで、

需要に対して、ほんの少しだけ供給が少ない時が、

最もバランスの良い(興味や欲求を持ち続ける)状態なんです。

(完全に釣り合わない事がポイントなんですね)

特にそこに「親の思い」があると、

それが強ければ強いほど供給過多になりやすく、

親の思い入れが強い時ほど、

『意識して減らす』ぐらいがちょうどいいんです(^^)

そしてもちろん、その減らした事をやっていたり、

できている場面を見たら、すぐさま褒めてあげるんですね。

(この「褒める」が需要を増やす事になります)

『意識して減らす』をして供給を少なくし、

『良いところを見つけたら褒める』で需要を増やす。

それで、ほんの少しだけ供給が少ない、

絶妙なバランスが作りだせるのです。

『ただ、叱ればいい』『ただ、褒めればいい』

『何も言わず黙っていればいい・・・』

ではない、絶妙なバランスを作り出す事。

ちょっと難しいかもしれませんが、

知っていると知らないでは大違いです。

ご参考になれば嬉しいです(^^)

ご興味のある方はこちらをお読みください。

★★★ 通信講座『幸せなお母さんになる為の子育て』★★★

詳しくはコチラ → クリック

メルマガ会員登録はこちら 無料

 

関連記事

子供への贈り物
ページ上部へ戻る