第684号 今の位置は?
こんばんは。パピーいしがみです。
このメルマガでも時々お話しますが、近い将来、どんな自分になっていたいか?“目標(や自分のなっていたい姿)を持つ事はとても大切です”とお話していますね。
それは、自分の目指す所が分かっていないと、そこに向かえないからです。(当たり前ですよね♪)
ですから、まず「どこに向かうか?」を明確にすることがアクションを起こす前に必要なのですが、その次に大事なのが「今の位置を確認する事」なんです。
実は、向かう場所さえ明確に分かっていれば、その場所にたどりつく事はできます。でも、今いる自分の位置が分かっていないと、いったい、どの方向に向かえばいいのか・・・分からない、という事になってしまうんですね。
やみくもに自転車を走らせても、同じ場所をぐるぐる回っていたのでは、いつまでたっても目指す場所には到達しません。なので時々、自分の“今の位置”を確認してほしいのです。
実はそれは案外簡単なんです。方法は、過去の状態と、今の状態を比べてみる事です。目標(自分のなっていたい姿)を持って「こうしてみよう」「これを続けよう」と数週間~数カ月やってみて、その結果、前と比べてどうだろう?と時々チェックするんですね。
その時に「あ、ちょっと良くなってきているな」と感じたら、今の方向は正しい、という事になります。
もし「あまり変わって無い」と感じたら、その理由を考えてみてほしいんです。「頑張ってきたかな?」と自問自答してYESだったら、選択したそのやり方が間違っているかもしれません。
又、自問自答してみたら「それほどやってはいなかった」と分かるかも知れません。
どちらにしても、時々、自分の今の位置を確認する、という事がとても大事で、自分の向かう目標を決めて、その為に今、何をするのかを明確にしたら、時々“今の位置”を確認してほしいんです。
今日のメルマガはそんな「今の位置」を確認されて、「ああ、こんなに変化があったんだな~」としみじみお感じになった、クローバーさんからのご報告を紹介したいと思います。
ココから・・・
パピーさん、先日は、相談に丁寧に回答いただき、また再度受講できるようメールを送って頂きまして、有難うございました。
あれから、毎日、とは言えませんが、最低でも5日はメールを読み、また感想を書く事を続けています。
2回目になるので、内容は読めば「以前読んだことがある内容だ」と思い出すとともに、逆にその内容を忘れてしまっているところも多々あることにも気づきました。
感想を書く事も、インプットに効果があるのかな?と改めて実感しているところです。
さて、今回の宿題ですが「1年後幸せなお母さんになっている、その為に・・・」とのことですが、その前に、1回目の受講開始から2年以上経ち、足踏み状態でいた自分を、猛烈に反省しています。
ちゃんと振り返らなくてはいけない時期が来ていましたね。確か、前回の宿題には「怒らないお母さんでいたい」「子供たちと笑顔で過ごせる、明るい家庭を作りたい」のような内容で提出したかと思います。
(提出したメールが携帯にもPCにも残っていなくて・・・、やはり紙に記入して残しておくべきでした。反省・・・。)
パピーさんにはその頃の思いを最初にぶつけていると思いますが、改めて2年前を振り返ってみますと、私も、そしてたぶん子供たちも心が擦り切れ状態でいっぱいいっぱい。負のオーラに包まれていた家族ではなかったかと思います。
私になつかない息子、父さん大好きの息子、それに嫉妬する私、癇癪をすぐにおこす息子、ヒステリックに怒りあげる私、生れたばかりの可愛いはずの妹に気持ちを向ける余裕のない私、息子に手を挙げてしまう自分を責めて責めて追い詰められた毎日。
このままでは、親子共倒れになる。いつかニュースに出てくるような事件を起こしてしまうのではないか?毎日辛くてつらくて。そんな時に、パピーさんに出会い、藁にもすがる思いで勉強を始めたんです。
パピーさんが、こんな母親失格の私を全く否定されることなく、真正面から受け止めてくださったことに、本当に救われました。
「変わらなくていいんだ。新しいことを取り入れる気持ちで。」という、言葉に何度救ってもらったでしょうか。
まさに「私がいけない。私が変わらなきゃ。」と思い込み、自己肯定感が最低の私にとっては、救われる言葉でした。それから2年、「幸せなお母さんになれているか」と考えた時、ちょうど先日寝かしつけの時に、私がしみじみ感じ、子供たちにかけた言葉を思い出しました。
夜、布団に入り、川の字で二人の子供たちに挟まれて、両手に子供たちの手をつなぎ、すり寄ってくる子供達に交互にほほを摺り寄せたりしながら、「あぁ、私、幸せだなぁ。この子たちが私のもとに生まれてきてくれてほんとに幸せだなぁ」としみじみ心から思い、
子供たちをそれぞれ抱きしめながら「お母さん幸せだなぁ、○くん、○ちゃんがお母さんの子供に生まれてきてくれてほんとに幸せ。ありがとうね。お母さんの宝物だよ。」と、なんだか深く考えず、そんな言葉をするすると子供たちにかけていました。
子供たちは、ギュッと私の手を握ってほほに摺り寄せたり、「お母さん!」と可愛くぎゅっと抱きついたりしてくれながら、安心したように眠ってくれました。
思い出しながら、また「なんて幸せな時間なんだろう・・・(涙)」と、改めて子供たちとこう感じながら過ごせていることをありがたく感じました。
今更ながら「気づいた」「気づけた」という感じですが、私の気持ちは大きく変化しているようです。
子供たちひとり一人に目を向けられるようになったり、子どもの顔を見ながら「なんて可愛いんだろう」と思える、子供に対する愛、母性の感情を以前よりも強く感じられるようになったこと。
もちろん、悪いことをすれば怒ることもありますが、感情に任せて手を挙げて怒りあげることもなくなりました。
子供たちは「おかあさん大好き!」と言って毎日抱きついてくれますし、言葉数、会話、笑顔、笑い声も増えました。
兄妹もすごく仲良しです。兄は妹に思いやりがあり、妹はお兄ちゃんが大好き。長男はうそのように癇癪を起さなくなりました。私たち家族は、少しずつ変われているんですね。
普段の生活に追われ、あまり冷静に今の状態を考えることがなかったのですが、2年前に比べると比較にならないくらい落ち着いていると思います。もちろん、日々の生活の中には、思うようにいかない事も多く、
子供たちに振り回されたり、小さなことから大きなことまで悩みもつきないのですが、それなりに、小さいながらも「幸せ」を生活の中で感じることができる様になりました。
「幸せなお母さん」に一歩近づけたような気がします。今、改めて感じ、知ることが出来ました。これも、パピーさんのおかげです。本当にありがとうございます!
さて、改めて、今回の宿題にあります新たな「目標」ですが、「子供に声をかけられたら、いったん手を止め顔を向け話を聞く」にしたいと思います。
小さな「できる一歩から」でよかったですよね?以前に比べると確実に子供たちとの接し方が変わってきていて、子供と話をすることも増えてきましたが、ついつい家事をしながらの「ながら聞き」をしたり、子供の会話をついつい邪険にききながしたりすることもあります。
せっかく、私に「見てほしい」「聞いてほしい」「手伝ってほしい」と話しかけてくれているのに、私の態度は、子供に「話しかけないで」と、接しているようなものですよね。
最近は下の子もおしゃべりをするようになり、上の子と二人でかなりマシンガントークでしゃべり通しです(笑)。にぎやかな笑いの絶えないわが家。私の願っていた家族になりつつあるのに、わがままですよね。
そんな、自分の態度を改めたい。もっと子供と向き合いたい。という気持もあり、今回、この目標を立てました。
1年後に振り返った時に、私と子供たちとの関係がどうなっているのか楽しみです!なんだか、以前と違う前向きな自分にちょっと嬉しくて笑ってしまいますね(笑)・・・。
これからも、勉強を前向きに続けていきたいと思っています。よろしくお願いいたします。
ここまで・・・
クローバーさん、貴重なご報告をありがとうございます。
私がこのメールを頂いた時、あれだけ苦労されていたクローバーさん、本当に良かったな~(^^)と思うと共に、とても良い形で来ていたんだな~♪と感じました。
このメルマガでは、できるだけ皆さんに役立つ情報を送りたい、と言う思いがあって、『この事がきっかけになって、こんな変化がありました・・・』のような内容をご紹介する事が多いのですが、
実は“何かをきっかけに激変する”よりも、ゆっくりゆっくり動き出し、知らないうちに回り続けて、気がついたら「こんなに変わっていた」という形が理想!だと私は思っているんです。
なぜなら、その方が親も子もストレスが少ないからです。
急激な変化を期待して、難しい事、続けるに苦しい事を、頑張って頑張って、もっと頑張って・・・だと、良くなったり、悪くなったり、イライラしたり、カリカリしたり。一喜一憂したり、浮き沈みも激しいでしょうし、いつかぷっつり切れてしまうかも知れません。(それが一番残念な結果です)
ですから、皆さんに「ゆっくりゆっくり」「一歩一歩ですよ」とお話しするのですが、やはりそれですと、なかなか変化が見えてこないのも事実です(^^)。
“気づかない位、ゆっくりな変化”が最も良い形。でも、なかなか気づけないからこそ「今の位置を確認する」事が大事なんですね。
今回、頂いたメールに2年前の辛かった日々について、“私になつかない息子、父さん大好きの息子、それに嫉妬する私、癇癪をすぐにおこす息子、ヒステリックに怒りあげる私、生れたばかりの可愛いはずの妹に気持ちを向ける余裕のない私、息子に手を挙げてしまう自分を責めて責めて追い詰められた毎日。
このままでは、親子共倒れになる。いつかニュースに出てくるような事件を起こしてしまうのではないか?毎日辛くてつらくて。“と書かれていましたが、当時は本当にお悩みで、苦しんで、メールを読んでいた私も切なくなるほどでした(^^;)。
お兄ちゃんもかなりの癇癪持ちでしたから、お母さんのご苦労も相当なものだったとお察しします。それが今や・・・
“子供たちひとり一人に目を向けられるようになったり、子どもの顔を見ながら「なんて可愛いんだろう」と思える、子供に対する愛、母性の感情を以前よりも強く感じられるようになったこと。
もちろん、悪いことをすれば怒ることもありますが、感情に任せて手を挙げて怒りあげることもなくなりました。
子供たちは「おかあさん大好き!」と言って毎日抱きついてくれますし、言葉数、会話、笑顔、笑い声も増えました。兄妹もすごく仲良しです。兄は妹に思いやりがあり、妹はお兄ちゃんが大好き。長男はうそのように癇癪を起さなくなりました。”とありましたね。
メールを頂いて、本当に良かったな~と胸をなでおろし、ちょこっと涙しました(^^)新しい目標についても、
“「子供に声をかけられたら、いったん手を止め顔を向け話を聞く」にしたいと思います。小さな「できる一歩から」でよかったですよね?”と書かれていましたね。
はい、「できる一歩から」で結構です。良い目標ですよ(^^)これをして下さることは、「お母さんは、あなた達を認めているよ♪」という思いを姿勢で表わす!という事です。新たな気持ちで又、スタートしてくださいね。
最後に“1年後に振り返った時に、私と子供たちとの関係がどうなっているのか楽しみです!なんだか、以前と違う前向きな自分にちょっと嬉しくて・・・”とあった一文に、クローバーさんの穏やかな気持ち、落ち着いている雰囲気を感じました。
これなら大丈夫。もう心配はありません。時々今の自分を振り返りながら、「子供に声をかけられたら、いったん手を止め顔を向け話を聞く」を続けてみてください。
きっと、もっと「笑顔にあふれる毎日」になると思います。メルマガへの掲載のご許可をありがとうございました♪
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