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第727号 できるわけない!2

こんばんは。パピーいしがみです。

今日は、前回のメルマガの続きですね♪前回は「私に出来っこない」と思われていたスギっちさんのご相談と、私のお返事をご紹介しました。

今日はその後、スギっちさんが、どんな風にお感じになって、どんな変化が起きたのか?それをご紹介するのでした。

前回のメルマガを読んでおられない方は、どうぞ、下記のページをお読みくださいね♪
https://www.age18.jp/back726.html

それでは、私がお返事をした後に、頂いたメールからご紹介していきますね♪

ココから・・・

パピーさん、スギっちです。お返事ありがとうございます。こんなに丁寧にお返事くださるんですね。パピーさんのお返事でとっても気持ちが軽くなりました。

アフリカへ行った靴のセールスマンのお話。初めて聞きました。でもとても分かりやすかったです。

“アフリカの小さな村に、靴のセールスマンAが訪れたそうです。その村の人達は、みんな裸足。そのセールスマンは、みんなが裸足なのを見て・・・”

たったその3行を読んだだけで、私は「じゃあ、売れなかったでしょうね・・・」と思いました。

“「この村の人たちは1人も靴を履いていない」「そもそも靴を履く習慣が無い人に靴なんか売れっこない」そう言って、別の村に行ってしまいました。”そう読んで「でしょ?無駄足だったのね・・・」と。

でも、“その後、また別の靴のセールスマンBが訪れました。その人は、この村の人たちが靴を履いていない事に驚いて、すぐに本社に連絡を入れました。

「この村の人は全員、靴を履いていない。莫大な規模の市場です」この違い、わかりますか?同じものを見て、全く違う考え方をしたのですね。セールスマンAは「売れっこない」と思ったのに、セールスマンBは「めちゃめちゃ売れるぞ!」と思ったのです。”を読んだ時、

『私とおんなじだ。私は今まで、できる可能性を自分で切り捨てていたんだ』と思いました。こういう気付きって、長い人生の中で一度もなくて、それにパピーさんもそうだったなんて・・・。

なんだかすごく目の前が明るくなった気がします。

そう言えば、パピーさんのメルマガに、「人は光の当たる方だけしか見ようとしない。陰になっている部分を見ようとしないけど、そこにライトを照らしてみると、花が咲いている事がある」のような事をお話くださっていたな~と思い出しました。

その時は「良い話だな♪」とだけしか感じませんでしたが、今回、私にぴったりの話をしていただいて、すごく感激したとともに「私もできる・・・?」『できれば私もパピーさんに良い報告をしたい♪』と思いました。

以前は「自己肯定感を育てる」なんて、「そう育ててもらわなかった私ができるわけない!」と、「できないのが当たり前」のように思い込んでいましたが、それが「できないかもしれないけど、やってみよう♪」と思えるようになったから不思議です。

とにかく動き出してみたくなりました。パピーさんが言われた“良い雰囲気を作る”やってみます。「しよう」とか「しなくちゃ」と思わず、「一緒に笑う」「笑顔で鼻歌♪」ならできそうです。

また、ご報告させてください。とてもステキなお話、ありがとうございました。

PS,最後のお言葉。“お子さんの成長とともに、お母さんも成長していきましょう♪”とても嬉しかったです(@^∇^@)

ココまで・・・

これが、前回のお返事をした直後のメールです。今まで「やってみる」さえ嫌だった、「できるはずがない」と最初から拒否していたスギっちさん。

そのスギっちさんが「動き出したくなった」なんて、何と嬉しい事を言ってくださるのか・・・と。

ただ・・・今まで、最初から無理、と決めつけてしまう事が通常であれば、動き出してもすぐには上手くいかないでしょう。

でも、諦めずに続けてほしい、できることでいいから続けてほしい・・・そんな風に願いました。それから半年、こんなメールを頂いたのです。

ココから・・・

パピーいしがみさま。スギっちと申します。ご無沙汰しています。半年ほど前に、とても親身に相談に乗って頂けて、とても嬉しかったです。

それから、良い事ばっかりで・・・というのは嘘で、やはり上手くいきません。前の自分に戻ってしまう事がよくありました。

でも、そんな時は、プリントアウトしておいた、パピーさんから頂いたメールを(いつも携帯しています)すぐに読むようにしました。

靴を売ろうとすらしなかったAセールスマンのように、「やる前から諦めない」と自分に言い聞かせ、大成功をする前に苦労したBセールスマンのように、「一つや二つの失敗で投げださない」と自分を鼓舞してきました。

いままで、ずっと自分の弱さに負けてきた私ですので、それは簡単な事ではなかったのですが、いつかパピーさんに“私、頑張ったよ”と言いたくて、何とか持ちこたえてきました。

でも、ここ1ヶ月ほど、少し変化が見えてきたのです。パピーさんに言われたのは「一緒に笑う」「笑顔で鼻歌♪」だけでした。

それ以上は私も(できるまでは)やめようと思っていました。(それだけでも私には難しかったです)でも、今、それ以上できちゃっている(かも?)です。

私は、一人息子のぐずぐずがすごく嫌でした。どこに行ってもぐずぐず。誰と会っても目をそむけ私に隠れる。

私の学生時代の友達に会っても、目を合わそうとしません。友人や友人のお子さん(同じ3歳です)が「こんにちは」「いくつ?」なんて聞いてくれても、じっと下を向いて目をつぶっているのです。

「ほら、挨拶してくれているでしょ」と言っても、固くなっているだけ。友達の子はあんなに明るくでにこやかなのに、なぜ、この子はこんなに暗くて頑ななんだろう?といつもイライラさせられていました。

きつく言わなければ動かない、泣かせるまで叱らないと、やろうとしない、やってもぐずぐず。めそめそ。そんな子でしたから、私もいつもイライラ。考えてみれば子供が生まれてから笑った事など、もう何年も無かった様な気がします。

なのでパピーさんに言われた、「一緒に笑う」でさえ、最初はぎこちなく、笑うってどうだっけ?なんて思っていたぐらいです。

そこで効果があったのが「鼻歌」でした。私は、今までで一つだけ、好きだった事が有りました。それがピアノでした。

勉強も運動も苦手でしたが、友達が少ない私には、ピアノだけはいつも友達で、ピアノは大好きでした。

小学校の頃、ピアノを弾いていると、嫌なことを忘れて、楽しくなれた事を思い出しました。

歌謡曲はあまり知らないのですが、モーツアルトのゆっくりな曲、軽快な軽やかな曲。それを口ずさむと、とても懐かしく落ち着けました。

最初、子供は不思議そうに私の顔をのぞきこんできましたが、しだいに「あ、その歌知ってる♪」と言うようになって「ターン・タ・ターン・タ・タターン」って、一緒に口ずさめるようになったのです。

「え、○くん、この曲知ってるの?」と聞くと、「だって、ママがいつも、歌ってるから」との返事。よく聞いているんだな~って驚きました。

それからです。子供との会話のキャッチボールができるようになってきて、急に語彙が増えたり(おしゃべりになりました)、テレビを見て、一緒に、笑ったりするようになりました。

そして先日、検診で病院に行った時、今までは、先生も看護婦さんも見る事ができず、固くなって、私の胸に顔をうずめていたのですが、始めて、椅子にちゃんと座りました。そして私がやるように「お願いします」と言ったのです。

先生も看護婦さんも驚いて、「○くん、急にお兄ちゃんになってすごいね~」って褒めてくださいました。

本人はかなり緊張していましたが、終わったら「ほ~っ」と言っていました。私はなんだか、感動してしまって声にならず、待合室で、頭をごしごししながら「頑張った♪」「すごい」と言うのが精いっぱいでした(^^)

でも、その日の息子は、とてもご機嫌で、ご飯をモリモリ食べて、お風呂にもすぐに入って、すごいおりこうさんでした。

子供はお母さんによって変わる・・・パピーさんのいつものお言葉ですが、この6ヶ月間。頑張って続けてきた今だからこそ、「なるほど、こういう事か」と感じる事ができました。

できない所ばかり見ていた私。可能性を自ら切り捨てていた私。自分を変えようともせず、子供だけを変えようとしていた私。過去の私が、今ははっきり見えています。

それは、ほんの少し、過去とは違う自分になれている、と感じる事ができているからだと思います。これからも、過去の私に戻らないように、できることをコツコツと続けて行きたいです。

こうやってパピーさんにご報告ができる事。本当に嬉しく思います。どうぞ、これからも心のお父さんでいてくださいね♪また、困ったら相談させてください。今後とも、よろしくお願いします。

ココまで・・・

スギっちさん、ステキなご報告、ありがとうございます。頂いたメールの中に「急に」とありましたね。

“それからです。子供との会話のキャッチボールができるようになってきて、急に語彙が増えたり(おしゃべりになりました)、テレビを見て、一緒に、笑ったりするようになりました。先生も看護婦さんも驚いて、「○くん、急にお兄ちゃんになってすごいね~」って褒めてくださいました。”

実は、こういう事って、決して珍しくありません。特に、幼少期というのは、不安が取り除かれることで、それこそ急激に能力が開花する事が有ります。

イライラ、ピリピリしていて、いつも緊張状態だった子が、お母さんが柔らかなオーラを出し始めて、安心を感じた時、頑なだった姿勢がのびのびし始める。

これって・・・何か思いだしませんか?

そう、北風と太陽と同じですよね♪おかあさんって、太陽なんですね。子供に明るい光をさして下さると、子供はぐ~んと伸びてきます。

スギっちさん、そのヒントをつかんだみたいです♪あとは、今のこの感じを続けることですからね(^^)

でも、大丈夫。
“できない所ばかり見ていた私。可能性を自ら切り捨てていた私。自分を変えようともせず、子供だけを変えようとしていた私。過去の私が、今ははっきり見えています。

それは、ほんの少し、過去とは違う自分になれている、と感じる事ができているからだと思います。これからも、過去の私に戻らないように、できることをコツコツと続けて行きたいです。”とありましたもの。

きっと無理せず、続けていけると思います。(でも、困ったことがあったら、自分を追い込む前に、相談してくださいね♪)

貴重なご報告、そしてメルマガ掲載のご許可をありがとうございました。

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