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その子育ての悩みは解決できるかもしれません

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第730号 相性が悪い?

こんばんは。パピーいしがみです。日に日に過ごしやすくなって、朝晩はちょっと寒いぐらいですね♪どうやら風邪を引いてる人が多いようです。お気をつけくださいね。

さて、あなたは「相性」ってどう思われますか?よく言いますよね。「私は、あの人と相性が悪い」って。相性が合わない人と一緒にいても苦しいだけ。だったら、避けたり、離れたりするのが一番♪

はい、私もそう思います。絶対に相容れない人であれば、一緒にいない方がいい、と思います。

が、子育てにおいて「相性が悪い」と言われると・・・私はそれを聞いてちょっと違和感を感じるんですね。今日はそんな「相性」についてお話ししてみたいと思います。今から約半年前、yuuyuさんからこんなメールを頂きました。

ココから・・・

パピーさん、おはようございます。この度、新しく勉強を始めさせて頂きましたyuuyuです。5章の宿題の提出と一緒に悩みも書いていい、とありましたので、パピーさんの勉強をさせて頂こうと思った理由を書きたいと思います。

私は2歳と、4歳の娘の母です。そしてこの4歳の娘にとても手を焼いています。長女が生まれた時「子育てってこんなに大変なの?」と思ったのですが、次女がとても育てやすい子で、長女は特別手がかかるんだ、という事がわかりました。

それでも次女が生まれるまでは、可愛いと感じる事もありましたし、癇癪を起しても、わがままを言ってもなんとか接する事ができていました。

ですが、次女が生まれてからは、わがままが酷くなり、妹をいじめたり、突き飛ばしたり、スーパーでいろんなものを触り、落し、壊す。言っても言っても直らない。わざと私の嫌がることをする。

かと思えば、赤ちゃんのように甘えてみたり、要求が通らないと大声で泣き、癇癪を起して物を投げたり、ちょっと強くしかればいじけてみたり・・・。もう本当に手がつけられません。

そんな時、古くからの友人にこう言われたのです。「あなたと○○ちゃん(長女)は相性が悪いんだよ」と。言われて調べてみたら、星占いも、姓名判断も、血液型も、「相性最悪」と出てしまいました。

そんなばかばかしい・・・と思うかもしれませんが、それからは、何か上手くいかない事があるとこれは「相性が悪いから」だ・・・と自己暗示のようになってしまい、

いつもにこにこしている次女は、愛おしい、可愛いいと思っても、いつも不機嫌で、気難しくて、手がかかる長女は「ちっとも可愛くない!」「いなけりゃいいのに」と思うようになってしまいました。

これではいけない!絶対に悪い方向に向かってしまう!と分かっていても、自分の感情を抑えられないでいます。

パピーさんからしたら「占いなんて、そんな非科学的な事・・・」と笑われるかもしれませんが、子供との相性が合わないと、悩んでいるお母さんはおられませんか?又、私のような悩みは解決できるのでしょうか?(後 略)

ココまで・・・

確かに「占い」って非科学的だと思いますよね。でも、全く外れているか?というとそうでもないし、悩んでいる方にとっては、やはり気になります。

それに、昔から(今でも)国を動かすような大統領や政治家でも、大きな判断をする時には占いをしてもらっていた(いる)・・・という現実もあるようです。

私は「占い」や「占星術」って統計学だと思っていますし、その信ぴょう性を否定はしていません。でも、全部が全部、その通り、ということは無いと思います。(統計学やデータって“割合”ですから“完全”ではないのです)なので、私はこんな風にお返事しました。

ココから・・・

yuuyuさん、こんにちは。パピーいしがみです。メール、拝見しました。“そんな時、古くからの友人にこう言われたのです。「あなたと○○ちゃん(長女)は相性が悪いんだよ」と。言われて調べてみたら、星占いも、姓名判断も、血液型も、「相性最悪」と出てしまいました。

そんなばかばかしい・・・と思うかもしれませんが、それからは、何か上手くいかない事があるとこれは「相性が悪いから」だ・・・と自己暗示のようになってしまい、いつもにこにこしている次女は、愛おしい、可愛いいと思っても、

いつも不機嫌で、気難しくて、手がかかる長女は「ちっとも可愛くない!」「いなけりゃいいのに」と思うようになってしまいました。これではいけない!絶対に悪い方向に向かってしまう!と分かっていても、自分の感情を抑えられないでいます。“

はい、その気持ち、すごくよくわかります。朝のテレビ番組を見ていると、私もその占いが目に入り「あ、今日は、何かいい事があるかも?」とか「え~、今日は、気を付けた方がいいのかな?」と気になります。

特に、長女さんと上手く行っていない時に、調べた結果、どれも「相性最悪」と出たとしたら、それはそれは気になるでしょうし、何か悪い事があると「やっぱり・・・」と考えてしまうとも思います。

ただ、私がちょっと心配するのは、それを「相性」として結論づけるのではなく、きちんとした状況判断をしてくださっているかな?と思う事です。

「相性が悪い」というのは今の「結果」だけを見ての結論ですね。でも、そう思う前に、何が「相性が悪い」と思うのか?それを一度、きちんと箇条書きをしてもらって、そこに何らかの共通性がないかどうかを見てほしいのです。

もしかしたら起きている問題には、ただ「相性」でけではなく、何らかの原因があるのでは?という事を分析してみてほしいんですね。

それをやってみると、ただ単に「相性の問題」と結論付けるのではなく、明確な理由が見えてくるし、その理由が見えてきたら、対処方法も分かってくる、という事なんです。

例えば、今、お悩みの状態として、(本当はもうちょっと詳しくお聞きしたいのですが)
1、次女が生まれてからは、わがままが酷くなった。2、妹をいじめたり、突き飛ばしたりする。3、スーパーでいろんなものを触り、落し、壊す。

4、言っても言っても直らない。わざと私の嫌がることをする。5、赤ちゃんのように甘える事がある。6、要求が通らないと大声で泣き、癇癪を起して物を投げたりする。7、ちょっと強く叱ればいじける。ざっと書いてみると、こんな感じでしたね。

そういうご相談を頂くと、私はこんな風にお返事します。

・生まれた時の、体重と、何週と何日で生まれたかを教えてください。・生まれた後、食欲や睡眠についてはどうだったでしょうか?・物音に敏感だったり、食が細かったりしませんでしたか?・首の座り、寝返り、はいはいの時期はどうでしたか?・癇癪はどんな感じだったでしょうか?・幼稚園へ行く前に同年代の子とは上手に遊べましたか?

他にも、いくつかお聞きしますが、なぜ、私がこういうご質問をするか?というと、子供たちは、みんな違う状態で生まれてくるからです。

お母さんのお腹の中で充分な時間が経過して生まれて子と、ちょっと早めに世に出てきた子では違いますし、生まれながらにして繊細な子は、ちょっとの物音で起きたり、なかなか寝付いてくれなかったり、食欲がなかったりもします。

もちろん第一子は、みんなが気を使ってくれるので、さらに繊細になりやすい、という事も有ります。

次女さんがとても育てやすかったので、比較してみて「長女さんは特別手がかかるんだ」と感じた、とありましたが、もしかしたら、次女さんが、特別育てやすかったのかもしれないんです。

そんな風に考えてみると「相性」だけではなく、本人が持っている資質の問題や、接し方であるとも考えられますよね。子供はみんなそれぞれ持っている資質が違うので、親は、その子に合わせた接し方が必要になってきます。

なので、一度、今感じている問題を箇条書きにしてみて、それと一緒に、幼少期や生まれた時はどうであったか?も一緒に書き出してみてくださいますか?

もし、私が見た方がよろしければ、一度、書き出した内容をメールで送ってくだされば、娘さんの傾向と、これからどんな風に接していけばいいか?がお返事できると思います。私は単に「相性」なのではないと思いますよ(^^)

ココまで・・・

この後、yuuyuさんは、私がお願いしたように、今、感じている問題を箇条書きにして頂いて、又、小さいころの様子を書きだして、わたしにご報告くださいました。

そうしたら、やはり長女さんは、繊細な部分があって、不安になりやすい傾向がある・・・という事がわかりました。

子供たちの問題って、この「不安」が原因になる事がとても多いです。

なので、不安になりやすい子の場合、お母さんからの小言や叱責、イライラはもちろん、下の子と自分への対応の違いなどから、「お母さん、私の事、嫌いなの?」という不安を持ち、それが様々な確認動作として現れ易くなります。

下の子をいじめたり、わがままを言ったり、ぐずったり、赤ちゃん返りをしたり・・・などは、やはりそういう部分から現れてきていたんですね。

yuuyuさんとはその後、何度もやり取りをして、お姉ちゃんの気持ち、癇癪への対応、甘えが自立を育てる事。お姉ちゃんをお姉ちゃんとして褒める事。(スキンシップが減っているでしょうから)お風呂に入る時、眠る前などにしてほしいお話しなど、いろいろお伝えして、先日、こんな風にお返事頂きました。

ココから・・・

パピーさん、いつもいつもありがとうございます。今日は、ちょっと嬉しいご報告をさせてください。

いつもご相談させて頂いていた長女が昨日、「ママ、私、ママの子で良かった♪」って言って、幼稚園の正門ですっと私から離れたのです。

幼稚園の先生に子供を預ける時も、なかなか私から離れず、先生に手を引かれたり、友達が誘いに来てくれないと、教室に入っていけないような子だったのですが、こうやって自分からサッと私から離れてくれたのは、以前、教えて頂いた「自立」の気持ちが生まれたのかな?と嬉しくなりました。

パピーさんから頂くお返事は、すごくわかりやすかったのですが、なかなか自分自身を変えることができず、私も葛藤がありました。

ですが、しつこい相談にも嫌がることなく何度もお返事くださり、いつもとても丁寧にご説明してくださるので、固くなっていた私の心も、少しずつ、固さが取れて行った(まだまだですが)のかもしれないと思います。

以前は「許せない」という気持ちが強かったのですが、今はそれほどまでの憤りやイライラは無くなりました。

昨日、珍しく早く帰って来たパパにその話をしたら「そうだね。○○(長女)はこの頃すごく成長したと思うよ。前は○(次女)が寄ってくると怖い顔をして威嚇していたのに、仲良く遊ぶようになってきたもの」と言っていました。

あまり子供と接する事がないパパだからこそ、私よりも、その変化が分かったのかもしれません。そして「ママも怒らなくなったしね」って言われました。

思わず「え、私ってそんなに怒ってたかな?」というと、矢継ぎ早に「怒ってたよ~」と返答がありました。(笑)

以前、私がパピーさんにした「相性が悪い親子の場合、どうしたらいいですか?」のようなメールをした時、「相性ではないと思いますよ」と言ってもらえて、それまで、そこだけしか見ていなかった自分を、恥ずかしく思いました。

でも、それを「非科学的」と決めつけずに、“もしかしたら違うかも?”“ちゃんと分析してみましょう”と言ってくださった事が、とても嬉しかったです。

今、考えると、パパに似ている次女に比べて、私に似てしまった長女が不憫で、「なんとか、私のようにしたくない」と思いながら、口答えや、可愛くないところまで私にそっくりな長女に、感情的にぶつかっていたのだと思います。

やっと今、私の気持ちが変わってきて「親の都合に子供を合わせる」ではなく、「子供の成長に親が合わせる」という事がわかりつつあって、私もちょっと「認める」「褒める」ができるようになりました。

すると、いつもぶっちょう面だった長女も、笑う事が増えてきたり、聞きわけが良くなりました。幼稚園での友達も1人、また1人、と増えてきているようです。

私もまだまだだと思いますが、これからも勉強を続けて、長女も次女も、そしてパパも、もちろん私も、いつも、にこにこ、キラキラしているような、そんな家庭にしていきたいと思います。できますよね(⌒-⌒)パピーさん。これからもよろしくお願いします。

ココまで・・・

“長女も次女も、そしてパパも、もちろん私も、いつも、にこにこ、キラキラしているような、そんな家庭にしていきたいと思います。できますよね(⌒-⌒)パピーさん。”はい♪今の、良いイメージと「こうなりたい」という気持ちをお持ちくだされば、きっとできると思います(^^)

それはそうと、“いつもご相談させて頂いていた長女が今日、「ママ、私、ママの子で良かった♪」って言って、幼稚園の正門ですっと私から離れたのです。”これは前日に何かあったのかな?(^^)

褒めてもらった事がつぼにはまったとか・・・。もしかしたら、今までのyuuyuさんの頑張った蓄積が、溜まっていた不安を解消してくれたのかもしれません。

まあ、どちらにしても、長女さんが落ち着いて、安定してきたことは、本当に良かったと思います。私からすると「やっぱり相性じゃなかったんだ」と、思えた事も嬉しかったです。

ちなみに、私も「占い」はけっこう好き?かもしれません。でも、自分の中で決めている事があって、それは「悪い占い結果は見ない」「良い占い結果だけ参考にする」なんです。

これはやはり、たとえ占いであっても、それが活字になっていたりすると、印象に残りやすいし、マイナスに影響するからです。「環境を整える」という意味で、自分をマイナスに傾かせるものは、できるだけ取り入れないようにしているんです。

そんな話をしたら、yuuyuさんも「今は、もう相性判断はしないけど、私もパピーさんを真似して環境を整えるようにしようと思います♪」って言っておられました。

私たちって、いろんなところでマイナスの影響を受けます。でも、それって「拾わない」ようにするだけで、自分の状態を保つ事ができるんですね。ご参考になれば、嬉しいです。

yuuyuさん、メルマガ掲載のご許可、ありがとうございました。是非、キラキラの家庭、作って下さいね♪

 

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号数 内容 オススメ度
181 ■ 見返りを求めたら・・・「褒める」じゃない! ★★★
472 ■ “きっかけ”と“やる気” ★★★
782 ■ やるの?やらないの? ★★★★★
783 ■ やるの?やらないの?2 ★★★★★

 

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