第744号 たった1つの共通点
パピーいしがみです。
いよいよ年が明け、2014年が始まりましたね(^^)。
明日から仕事、学校、幼稚園・・・という方も多いと思います。もう少し、ゆっくりしたいけど(^^)又、気を引き締めていきましょう♪
あ、そうそう。私宛に年賀状を下さった方、ありがとうございました。昨日までに届いた分はすべて返信致しましたので、まだ届かない方は、もう少しお待ちくださいね♪
それと・・・昨年末に、今年、消費税が改定されることで、講座のお支払い金額が変わる事をお知らせしましたが、「えっ・・・知らなかった・・・」と言う方がおられないように、これからも何度かアナウンスさせて頂きますのでご了承ください。
私の講座は、今まで値上げをしていません。消費税も内税としておりましたが、こちらでの8%もの負担は、なかなか厳しく、やむなく今後は外税にさせていただこうと考えています。
4月には8%の外税になりますが、いきなり改定するのではなく、まずは現状の5%。そして4月には8%と、段階的に変更していきたいと思っています。
実質的にお支払い金額が増えてしまう結果になるので、もし講座をお考えの方がおられたら改定前にお申込みください。
新年1回目の本日のメルマガを、何にしようかな~と、考えておりました。ですが、やはり、ここは基本に返りたいと思います。
みなさん“子育てって難しいな~”ってお考えの方、多いと思います。私の子どもたちは3人とも、もう成人していますが、「難しいな~」と思ったことは、一度や二度ではありませんでした。
では、なぜ子育ては、これほど難しいものなんでしょうか?
私はやはり「人が人を育てるから」だと思っています。
会社などでの人材育成のように、立場の違いがあったり、金銭や、報酬という利害関係があるものとは違い、家庭ではシンプルに感情と感情が交錯するからなのだと思います。
立場の違いがあったり、金銭や報酬がからんでいると、立場の下の者や、見返りを受ける側が自分の感情を抑えてくれます。
でも、子供と親にはその関係が当てはまりません。子供は自分の感情を親にぶつけ、親も、怒りやイライラを子供にぶつけます。
子供には不満が募り、それが形になって表れます。親は、そんな子どもの不満に憤りを持ったり、過剰な小言や叱責をしてしまって、さらに関係を悪化してしまいます。
関係が悪化すれば、子供は素直に親の言葉を聞き入れる事が減っていきます。
もしくは、大人しく親の言葉を聞いていた子だと思っていたのに、自分で決められなかったり、自分に自信を持てなくなってしまったり、萎縮する子になってしまったり、積極性を失ったり・・・と言う事もあります。
親と子の感情のぶつかり合いが、子供にも家庭にも、さまざまな影響を与えてしまい、問題が発生し、悩みを作り、さらに子育てを難しくしてしまう。そんな風に感じます。
そして問題が発生しても、原因がどこにあるのか分からない。何を改善したら、問題が解決するのか、トラブルが無くなるのか、悩みが消えていくのか分からない・・・。それも又、子育てを難しくしてしまう原因だと思います。
又、真っ白な状態で生まれてきた子供に、「何をどうやって教えて行ったらいいのか?」というその責任が、親の大きなプレッシャーになっている場合もあります。
自分にできるだろうか?という不安。でも逃げる事ができない、という重責。
子育てを難しくしてしまう原因は、考えれば考えるほど、沢山ありそうです。
なるほど、子育ては、難しい。でも、それが苦痛だけか?というとそんな事は有りません。
私が、子育てって素晴らしい!面白い!って思ったのは、長男の幼稚園での運動会や発表会でした。
私の長男は、3月生まれでとても大人しく、人前で固まってしまったり、友達ができず一人でいる事が多かったり、校門でのお母さんとのお別れで、夏になるまで泣いている・・・そんな子でした。
ですが、その秋の運動会では、みんなと同じようにお遊戯をして、走って、転んで・・・それを見ただけで「こんなに成長したんだ」「こんなにできるようになったんだ」とうるうるしてしまいました。
「親にとって、子どもの成長って、こんなに嬉しい事なんだ!」と感動し、涙を我慢するのがやっとでした。
それと一緒に、“ゼロから人を育てるチャンスを頂いた”事に、武者震いするほどの喜びと、大きな感謝を持ちました。
長男の次に、長女、次女・・・子どもが生まれると、それぞれがそれぞれの感情を持っていて、同じ親から生まれたはずなのに、子どもは、一人一人、みんな違うんだ・・・という事も分かりました。
長男で通用した事が、長女、次女に通用しない。男の子、女の子、第一子、第二子、第三子、それぞれの性格も違うし、それぞれの環境も違う。本当に、子育てって難しいです。
でも、それぞれ全く違っているはずなのに、たった1つだけ共通点がありました。
それは“みんな「認めてもらいたい」と思っている、という事だったのです。
自分の存在を認めてもらいたい。自分の頑張りを認めてもらいたい。自分の姿勢を認めてもらいたい。自分の考え方を認めてもらいたい。自分の行動を認めてもらいたい。みんな、自分を認めてもらいたい、のです。
それが、老若男女、誰もが持っている思いなのです。私にもありますし、あなたにもあるでしょう。「認めてもらいたい」これは、すべての人に共通する思いなんですね。
私のテキストも、ご相談に対するお返事も、1年で50通以上、メルマガで紹介している、会員さんの改善のご報告も、すべて、この“誰もが持っている「認めてほしい」と言う気持ち”にアプローチする事がベースになっています。
すべての人が持っている感情に寄り添うからこそ、そこに改善の兆しが見えてくるのだと、私は思っています。
私達が「認めてほしい」と思うのと同じように、人も「認めてほしい」と思っているんですね(^^)子育てでトラブルや問題があると、よくこう言われます。
「怒り過ぎがいけないんだ」「甘やかせるから悪いんだ」「叱らないからいけないんだ」又、安直に「褒めればいい子が育つ!」なんて言う人もいます。
でも、あなたはもうご存知ですよね。「子育てって、そんな単純なものじゃない!」って。
子育ては難しいです。決して単純ではありません。だけど・・・めちゃめちゃ楽しいです。
難しいからこそ、面白く、簡単じゃないからこそ、感動があり、困難があるからこそ、喜びを感じ、上手く回り始めた時、そこに大きな幸せを感じます。
そしてそのキーになるのが「認めてほしい」という、誰もが持っている感情に寄り添う事だと思います。
年の初めにあたり、大きな方向性をお話してみました。 今年1年、あなたと、あなたのまわりの方々に、沢山の幸せが降り注ぎますように(^^)
※ ご興味がありましたら、ご覧ください。
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