第749号 僕は前からいい子だよ。
こんばんは。パピーいしがみです。
金曜日はすごい雪でしたね。気温もぐっと低くなったので、体調を崩されてる方もいらっしゃるかもしれません。どうぞ、お気をつけくださいね(^^)
さて、今日は、3人のお子さんがいらっしゃる、NONOMIさんからのご報告を紹介したいと思います。「うちは子供が一人だから・・・二人だから・・・」という方にも参考になると思います。
では始めましょう。こんなメールをいただきました。(NONOMIさんのお子さんは、長男さん6歳、次男さん4歳、長女さん2歳です)
ココから・・・・・・
こんにちは、パピーさん。いつもお世話になってます。
今日は嬉しいご報告をさせていただきます。以前から相談させていただいていた、真ん中のK介ですが、この頃とてもいい感じなんです。
転機になったのは、やはりパピーさんからのお返事でした。
当時、本当に聞き分けが悪い次男。ぐずりや、わがまま、いたずら、嫌がらせ。どんなに丁寧に説明しても、叱っても、褒めても、全く効果ないので相談させていただいたのですが、
パピーさんから、「真ん中の子は、どうしても我慢の方が多くなっている」という事を丁寧にお話しいただいて、次男の状態が理解できました。
また、叱っても叱っても良くならない、という理由も、詳しく教えていただいて「なるほどなぁ」と目から鱗でした。
自分の中でパピーさんからの説明がストンと落ちたとき、今までとてもイライラしていた自分が、少しずつ冷静な対処ができるようになってきました。
また、メールマガジンで、物事には二面性があって「悪い」と思う裏には、「いいこと」が隠れている、というお話にも感銘を受け、できるだけ隠れている「いいこと」を探すように努めてきました。
そうしますと、次男にも優しい面や、思いやりなど、私が口酸っぱくして言っていたことが身に付いているんだ、と気がつくようになってきました。
つい先日、こんなことがあったんです。私の母と、私、主人、子供たち3人の6人で、大きなショッピングセンターに行った時のことです。
ご飯を食べて、駐車場に戻る時、いつものようにお兄ちゃんと弟がじゃれ合っていました。(以前は、ご飯中にも兄弟喧嘩が始まったりして、ゆっくり食べたことがないほど険悪でした)
1番小さい2歳の妹も、その楽しそうな雰囲気に交わりたかったのでしょう。一緒にふざけていて、駐車場の車が通る道まで出そうになってしまいました。
私と主人は荷物を持っていたので、それを見てもすぐに動けず「あ、危ない。待って」と大声で注意するしかありませんでした。そうしたら、次男は、パッと走って娘のフードをつかみ、娘を止めました。
娘は尻餅をついて、転がり、びっくりして泣きそうになりました。
それを見ていたおばあちゃん(私の母)が、「なんて乱暴なことするの!」と怒りました。でも、次男は乱暴なことをしたのではなく、妹の身を案じて、危険から救ってくれたのですね。
なので私は母に「違うよ、K介は、○ちゃんを止めてくれたんだよ」「お母さんもお父さんも荷物持ってたから」といい、
次男には「K介、ナイスプレーだったよ。ありがとう」と言いました。おばあちゃんから強く叱られたK介は、バツが悪そうでしたが、パッと顔色変わり、安堵の表情を浮かべていました。
母も「あ、そうだったんだね。バアバ、怒っちゃってごめんね」「K介、いい子になったね」
と言ってくれました。
そうしたら長男が「違うよ、K介、もともといい子だよ」と言ってくれて、それを聞いた次男が、「そうだよ。バアバ」「僕は前からいい子だよ。バ~バ(^^)」とにっこり笑って、母のちょっと出てるお腹をポンポンと叩きました。
その仕草が、とっても面白くて、ばあばも大笑い。私も主人も長男も笑い、つられて泣きそうだった妹も、泣くのをやめて笑っていました。
車でいっぱいの無機質な駐車場が、私たち家族の笑い声で響きました。
その笑い声の中で思ったんです。「今、私、すごく“幸せ”を感じてる」って。こう体の芯が暖かくなるようなジンワリした思いがこみ上げました。
パピーさんとめぐり合う前は、いつもイライラで、こんな気持ちになったことはないのです。でも、今は、こんなふうに、心から「幸せ」をジンワリ感じることが、よくあるのです。
そして、その度に「パピーさん、ありがとうございます」って思うのです。
まだ、勉強を始めて半年ですが、半年前と、今と、全く違う自分がいます。もちろん「私が変わった」のではないと思うのです。
パピーさんは、よく言われていますよね。「自分が変わらなくとも、周りが変わってくれる」って。ほんと、そんな感じです。
これからも、この気持ちがいつも感じられるように、続けて勉強していきたいです。毎週のメルマガ、毎日のブログ。そして、相談へのお返事。
大変だとは思いますが、とても助かっています。(その裏にはパピーさんの莫大な努力が隠れていると思います)
パピーさんが「嬉しい報告が力をくれる」と書いておられたので、今日は「今、我が家はこんな感じです~♪」と送ってみました。
いつもありがとうございます。これからも、よろしくお願いします(^^)
ここまで・・・
NONOMIさん、素敵なご報告、ありがとうございます。頂いたメールを読んで、とても嬉しかったです(^^)
“母も「あ、そうだったんだね。バアバ、怒っちゃってごめんね」「K介、いい子になったね」と言ってくれました。
そうしたら長男が「違うよ、K介、もともといい子だよ」と言ってくれて、それを聞いた次男が、「そうだよ。バアバ」「僕は前からいい子だよ。バ~バ(^^)」とにっこり笑って、母のちょっと出てるお腹をポンポンと叩きました。
その仕草が、とっても面白くて、バアバも大笑い。私も主人も長男も笑い、つられて泣きそうだった妹も、泣くのをやめて笑っていました。”のところでは、私も、なんだかウルッときてしまいました。
お兄ちゃんのフォローも良かったですね~。以前は、険悪な様子でしたが、今は「仲良し」でいてくれているようです(^^)
そして、NONOMIさんのこの言葉。
“「違うよ、K介は、○ちゃんを止めてくれたんだよ」「お母さんもお父さんも荷物持ってたから」といい、次男には「K介、ナイスプレーだったよ。ありがとう」と言いました。”
せっかく良かれと思ってしてくれたことも、叱られちゃったら凹みます。確かに、乱暴だったかもしれませんが、その本質をしっかり見てくださったこと。これは、素晴らしいと思います。
でも~♪K介くん、楽しい子ですね~(^^)
“「そうだよ。バアバ」「僕は前からいい子だよ。バ~バ(^^)」とにっこり笑って、母のちょっと出てるお腹をポンポンと叩きました。”いい雰囲気を作ってくれますね~。いい子だな~♪
又、NONOMIさんの言葉にこうもありましたね。
“パピーさんは、よく言われていますよね。「自分が変わらなくとも、周りが変わってくれる」って。ほんと、そんな感じです。これからも、この気持ちがいつも感じられるように、続けて勉強していきたいです。”
はい、是非、お続けくださいね。私たちは、変化を求めて、最も効率の良い方法を選びたくなります。
そうやって選ぶのが「方法」なんですね。「こうすれば・・・こうなるのでは?」「ああすればいいのでは?」って。
でも、最短距離での変化を求め、効果的な「方法」だけをやっていると、人は(その裏に理由があることにある事に)気づくのです。そうなると、人は猜疑心を持って見るようになります。
当然、良い結果は現れにくくなるんですね。そう、人の感情って、方法には影響されにくいんです。だから、私たちの「考え方」や「理解」が必要なんです。(理解をすることで、方法が無理なく継続できます)
そんな「なるほど~」や「そういうことね♪」があると、私たちが無理したり、方法に頼らなくても、やはり私たちの雰囲気の違いを、子供は感じます。
今まで不安だったものが「安心」に変われば、いろんなもの(問題)が影を潜めていくんですね。
“今は、こんなふうに、心から「幸せ」をジンワリ感じることが、よくあるのです。これからも、この気持ちがいつも感じられるように、続けて勉強していきたいです。”
はい、どうぞご継続くださいね。相乗効果できっともっと素敵なことが起きると思います(^^)
ご報告、そしてメルマガ掲載へのご許可、ありがとうございました。
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