子育ての悩み、育児の悩みなら「幸せなお母さんになる為の子育て」

幸せなお母さんになるための子育て支援サイト

友だち追加
YouTubeはじめました
毎週1回更新 無料 メルマガ会員登録
その子育ての悩みは解決できるかもしれません

ブログ

第776号 叱られなければ何もできない子

こんばんは。パピーいしがみです。夏休み、最後の日曜日でしょうか?皆さん、どうお過ごしでしょう?

もしかしたら、宿題がたまってしまって、親子で缶詰状態でがんばっておられるかもしれませんね。

実は、今日、ご紹介するMKさんは、昨年まで「この子は、強く叱られなければ何もできない子」と思っていたそうです。

もちろん、夏休みの宿題も、全くやろうとせず、いつもいつも尻を叩き、ガミガミ言っていたのに、結局、毎回、夏休みの最終週は、親が付きっ切りで宿題を終わらせていたそうです。

でも、本当に「強く叱られなければ何もできない子」だったのでしょうか?

私は、息子さんの様子をお聞かせいただいて、「決してそうではない!」と思っていました。なので、お母さんの接し方を少し変えてみて下さい。とお願いしていました。

今日は、先日頂いた、長男さんの変化をご紹介したいと思います。

ここから・・・

パピーさん、こんにちは。MKです。ちょっとびっくりしてメールしています。

以前、お話しましたように、長男のマイペースぶりには、本当に頭を抱えていまして、今年はどうだろう?と半信半疑でした。

パピーさんから「親主導で、親があれこれ 指示を出し、子供を従わせている限り、子供は自分から行動するようにはならない」のアドバイスがすごくショックで・・・

せっかくパピーさんがアドバイスをしてくださったのに、「私に原因があるって言うの?」と強い反発心を持ちました。(本当にすみません)

ですが、そう思っている限り、変わらないんならと、「一度騙されたつもりで、やってみようじゃないか!」と、(この表現もとても失礼だと分かっていますが、当時は、本当にそうだったので正直に書きます)

私があれこれ言うのではなく、パピーさんが言うとおり、少々遅くても、少々穴があっても、完璧をもとめず、出来たことでよし としよう!と頑張ってきました。

やってみて・・・・

これが本当に辛かった、苦しかったです。やってみて分かったのですが、いかに私が自分本位で、自分の都合に子供を合わせようとしていたのか、嫌と言うほど分かった1年でした。

「これは私に原因があったんだ」と理解したのは、抑えても抑えても抑えられない自己中心的な意識が、私の中には確実に有る!と分かったからでした。

自分自身では、私は、人の事も思いやれるし、分別もわきまえている、子供を「認め」「褒め」ているし、足りないのは「包む」がちょっとかな?なんて考えていました。

私はできている。私は正しい。子供が劣 っているんだ!だから、私は「怒らずにはいられないんだ」と思っていました。

私の怒りも「正しい」と思い、疑う気持ちもありませんでした。せっかくアドバイスを下さるパピーさんにも憤りを持ち、本当に傲慢だったと反省しています。

でも、そこに気づいてから、素直に人の意見を聞けるようにもなりました。主人は今まで、私にあまり文句を言わない人でした。

ですが、私が「私って、自己中心的だと思う?」と聞きましたら、ニコッと笑って、「すごいじゃん、自分を客観的に見れるようになったんだね」と言われました。

主人は、パピーさんと同じことを言いたかったようです。でも、聞く耳を持たない私に、苦言を呈しても、私が機嫌が悪くなり、さらに家庭がギクシャクするのが嫌だった、のだそうです。

なんと・・・家族みんなに毒を撒いていたのに、私は、気づかずフォローされていたとは・・・
もう、情けなくて涙がでました。

でも、主人はそんな私に、「でも、それは過去のこと、今は、とても柔らかくなったよ」「だって、こうやって自分を省みて、改善しよう、という気持ちが生まれているジャン。これってすごいことだよ」って言ってくれました。

私は、子供のころから、運動も勉強も困ったことが無く、正義感も強く、いじめられている子がいれ ば、いじめっ子をやっつける、そんな強気の女の子でした。

高校・大学(共に女子校)でも生徒会や学園祭の役員に立候補し、自分の考えで強引に突き進み、人を引っ張り指導するタイプでした。

残念ながらそのせいか、私に直接、苦言を言う人は、ほとんどいなくなりました。それが私をどんどん傲慢にさせて行ったようです。

そんな私ですから、マイペースな長男が許せませんでした。ゆっくり、のんびりしているとイライラして、「早くして」「もっと××!」「どんどんしなさい!」と怒ってばかりいました。

叱れてばかりいれば、やる気を失いますよね。

長男のそんな「やる気が無い」態度も又、 私をイライラさせました。「このままじゃダメだ、長男も家庭も私もダメになる」そう思ってパピーさんの門を叩き、勉強をさせて頂いたのでした。

勉強をはじめると、長男のやる気の無さの理由がよく分かりました。

パピーさんから頂いたメールも、今、読み直しても、又、あらたに気づかされることが多く、勉強を決意して、本当によかったと思います。

長男の件ですが、私が自分の傲慢さに気づいて、パピーさんが言われた“親よりも優れた子供はいません。ですから、親が子供を見ると「遅い・足りない・できてない」と思うかも知れませんが、それで良いんです。”

“まだ、発展途上だから、完璧にはできなくていい。でも、自分が行動を起こした、それだけでいいから、しっかり褒めてあげてください。”を意識してから・・・長男は、少しずつ自分で考え、行動するようになって行きました。

1年、2年、3年生までは、いつも夏休みの宿題を残し、私に怒られながら泣いて最終日に帳尻を合わせていたのですが、4年生の今年は、スケジュールを自分で作って、自分なりの時間割でやりきったのです。

それも・・・2週間も残して・・・。当初、長男が作ったスケジュールを見て、思いました。「なんてルーズなスケジュールなんだろう?」「勉強時間が少なすぎ、自由時間と遊びが多すぎ、もう・・・自分に甘すぎる!」って。

そして、再び口を挟みたくなったの ですが、パピーさんは言われましたよね。“でも、自分が行動を起こした、それだけでいいから、しっかり褒めてあげてください。”

それを何度も心の中で繰り返して、「自分で考えたんだから、これでいいんだ」「自分でここまで作った、頑張ったんだ」「甘いスケジュールでも、宿題が終わればいいじゃない」って。

そして、引きつった笑顔で「自分で作ったんだ、すごいじゃん、これで頑張ろう♪」って、やっと肯定の言葉が言えました。

結果は、長男は、一度も投げ出すことなく、きちんきちんと宿題をかたずけました。私には信じられない結果となりましたが、この結果は、パピーさんの、“息子さんは決して「怒られなければ行動できない子」ではないと思いますよ♪”の言葉通りでした。

私は本当に驚いて、たくさん、たくさん、褒めました。長男は、すごく良い顔をしていましたよ♪もっともっと、子供を信じてあげなくてはいけませんよね。

でも、今回の件で、子供は大きな自信を得たようです。「自分にもできる」って感じてくれたようです。

体も大きくなったこともあるかもしれませんが、「将来、こんなことをやってみたい」「こんな風になりたいな~」などと、自分の意思や考えを自分から話すようになってきています。

パピーさんの勉強は不思議です。子育ての勉強、親としての勉強、ももちろんですが、子育てを通じ て、人としても成長できる様に感じています。

確かに、今までやっていなかった事をし続けるのは、楽ではありません。はっきり言うと苦しいです。

でも、結果が付いてくると、その苦しみも、「将来の楽しみ、喜びのため」とがんばれます。楽ではありませんが、以前ほどの辛さはかなり軽減しました。これからも続けて行きたいです。

53章のメールもとても嬉しかったです。又、継続して勉強させていただきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。

ここまで・・・

MKさん、メールありがとうございました。

長男さん、すごいですね~(^^)2週間も残して 、宿題完了!ですか~♪じゃあ、今、思いっきり遊べているのかな?メールを拝見して、MKさんの葛藤の様子が、とても感じられました。

でも、こうやって結果が出た、と言う事は、相当、意識して努力されたんだな~と思います。

““でも、自分が行動を起こした、それだけでいいから、しっかり褒めてあげてください。””“それを何度も心の中で繰り返して、「自分で考えたんだから、いいんだ」「自分でここまで作った、頑張ったんだ」「甘いスケジュールでも、宿題が終わればいいじゃない」って。

そして、引きつった笑顔で「自分で作ったんだ、すごいじゃん、これで頑張ろう♪」って、やっと肯定の言葉が言えました。”

はい、その時の気持ち、すごく良く分かります。でも、そんなご自分に打ち勝ってこられたんですね。

頂いたメールにも、“でも、結果が付いてくると、その苦しみも、「将来の楽しみ、喜びのため」とがんばれます。楽ではありませんが、以前ほどの辛さはかなり軽減しました。”

とありましたように、努力を続けているからこそ、少しずつそれが苦痛でなくなるんですね。きっと、もっとストレスなく、出来るようになると思います。

そして、私はMKさんの“この子は決して「怒られなければ行動できない子」ではない”と分かってくださったことが、とても嬉しいです。

“今回の件で、子供は大きな自信を得たようです。「自分にもできる」って感じてくれたようです。体も大きくなったこともあるかもしれませんが、「将来、こんなことをやってみたい」「こんな風になりたいな~」などと、自分の意思や考えを自分から話すようになってきています。”

いいですね~(^^)息子さんは、4年生、もう10歳になりますよね。これから、もっと自分の考えを持つ年齢になります。

その中には「それは違うだろう」と思うことも有ると思いますが、是非、失敗してもいいから、子供の選択を優先してあげてください。子供はその失敗の中から、学びますからね。これからが楽しみです。又、新たな気持ちでがんばって行きましょう(^^)

 

ご興味のある方はこちらをお読みください。

★★★ 通信講座『幸せなお母さんになる為の子育て』★★★

詳しくはコチラ → クリック

号数 内容 オススメ度
375 ■ 子供にぴったりのお母さんになる ★★★
483 ■ 自信が育つ過程 ★★★★★
565 ■ 夏休みの勉強 ★★★★★
726 ■ できるわけない! ★★★★★
727 ■ できるわけない!2 ★★★★★
728 ■ 夏休みの宿題 ★★★★★
729 ■ 夏休みの宿題2 ★★★★★
731 ■ 肯定の言葉 ★★★
752 ■ 感情的に怒ってしまう自分を止めたい ★★★★★
774 ■ 「叱られる」ことのストレス ★★★★★

 

メルマガ会員登録はこちら 無料

 

関連記事

子供への贈り物
ページ上部へ戻る