第799号 自信と成長
こんばんは。パピーいしがみです。
先日の雪は、どうでしたか?交通網が麻痺するほどの積雪は無く、ほっとしましたが、急激に冷えたので、体調を崩した方もおられるかも知れませんね。
今年初めての雪でしたが・・・静岡では、残念ながら今回も降りませんでした。(特に、私の住む地域は海岸線に近いので、ほとんど雪を見ることはなく・・・ちょっと残念です)
さて、もう2月になりましたね。卒業・入学・・・と、せわしなくなってきそうです♪今年、幼稚園入園や、小学校入学のお子さんをお持ちのお母さんは、そろそろ焦ってきたり、不安をお感じなのでは?と思います。
また、まだ入学ではないけど・・・や、入学はしたけれど・・・と心配、ご不安をお持ちのお母さんも多いと思いますので、今日は、そんな不安を解消してもらえるような、お話をしたいと思います。
先日、会員のみきたろうさんから、久しぶりにメールをいただきました。
みきたろうさんとのお付き合いは、2008年10月からになりますので、早いもので、もう7年目になります。
当時、小学1年生だった長男さんも、中学1年生になって、それはそれは、立派に育ってくれたそうです。
その当時のことを振り返ってのメールでした。
当時、どれだけ、不安になっていたか?も一緒に教えて下さったので、きっとお役に立つと思います。では、早速紹介しますね。こんな内容でした。
ココから・・・
大変大変ご無沙汰しています。みきたろうです。
メルマガを拝見して、これまた素晴らしい座右の銘だなと感じました。早いもので母歴13年になりますが、改めてパピーさんの教えの普遍性にすごいなぁと感じます。
なぜなら昨日、中高生の母4人で話していた内容がまさに「子供の成長に親が合わせる大切さ」だったから。
子どもはどんどん成長し変化する。問題の中身も質も変化する。それは楽しみでもあり、常に親も成長しなくては、と感じる毎日です。でも大切なことは同じなのですね。
おかげさまで、3人の子どもたちは皆、元気に明るく育っています。
もちろんいろいろ悩みもありましたが、パピーさんに芯を作っていただいているから怖くありません(笑)長男のこと覚えていらっしゃるかしら?
何をするにものんびり。何を考えているのかもわからない。ことばもハッキリしない。軽い障害を疑ったこともありました。
私は常に他の子と比べて、イライラし、子育ての自信をなくしていました。この子を上手く育てられない。私なんかがお母さんでなんて可哀想な子・・・。
そんな時、長男が意識不明の重体で緊急入院。
待合室で、神様に「なわとびができなくてもいい。逆上がりができなくてもいい。勉強ができなくてもいい。生かして下さい」と涙ながらに祈りました。
幸い一命をとりとめ、元気になり、いまは中学1年生。早いものです。あのときの入院をきっかけに、小児病棟に絵本を寄付する活動をはじめて6年になります。
毎年、クリスマスの時期になると、絵本を選びながら、我が子の命が当たり前ではないことに気づかされたあの日を思い出し、自分の子育てをリセットしています。
長男はね。いまでは自慢の息子です。成績が良く、明るくて、たくさん友人がおり、部活でも1年生ながら選手に抜擢。
何より自分に自信があるようで、「こんなことができるようになった!」と嬉しそうに報告にきます。少し幼さはありますが、それも成長差かなと思っています。
・・・ 注 釈 ・・・
みきたろうさんは、さらっと「すごく心配→自慢の息子」とおっしゃったのですが、その時の心情をこんな風に、教えてくださいました。
・・・ココから・・・
長男は、我が家の方針で、あえて文字・数を教えないまま小学生になりました。
入学後、最初は差ができることはわかっていたことですが、いざ入学すると、割り算までできる同級生もいることにビックリ。
いつの間にか、長男への「できないこと探し」が始まってしまいました。なわとびもできない、ブランコもできない、水泳もなかなか上達しない。計算もなんとかこなす程度。
どれも小学校で習い始めたばかりだから、すぐにできなくて当たり前なのですが、比較をし始めた私の心には全く余裕がありませんでした。
長男は小さい頃から、木登りや造形や料理は抜群に上手だったし、穏やかで優しく、成績に表せない部分でのいいところは、たくさんあったはずなのに。あの日の私には見えてませんでした。
でも長男は、5年生の後半と中1でガラッと変わりました。そうそう、変わるときはいつも「自信」がありました。
僕ってすごい、という自信。長男の場合は、部活でレギュラーになれたこと。これも、パピーさんがいつもおっしゃってる通りですね??
6歳の頃の「何してもできない子」から、13歳の「なんでもこなす子」になった長男は確かに素晴らしいですが、一番嬉しいのは自信を取り戻してくれたことです。
多分私は、心の余裕のなさで彼の自信を潰しまくっていたと思います。
私が偉かったことがあるとすれば、その時また芽吹いた小さな自信を、今度は潰さないように認めて褒めて・・・寄り添えたことかな?。
そうしたら飛躍してしまってビックリ、がいまの私です。
・・・注釈ココまで・・・
長い目で見る大切さを長男から教わった気がします。早熟な子が目立ちがちな集団生活のなか、他の子と比較すると親は焦ります。
我が子なりの成長を信じ、ゆっくり見守ればいいのに、簡単そうで難しい。つい焦って親子ともに無理をし失敗してしまったことも何度もありました・・・。
でものんびり屋の成長は突然くるのですね。亀の歩みは次々とウサギたちを追いこし、親の想像を超える成長ぶり。これからまた壁があるでしょう。
でも、その度に、自分の立ち位置や優先順位を見極めていきたいなと思います。
幼児期は過ぎましたが、どの年齢にも通じるパピーさんの言葉をバイブルに、これからも過ごしていきたいです。ありがとうございました。しあわせなお母さんの1人 より
ココまで・・・
みきたろうさん、貴重なご報告をありがとうございます。
子供はみんな、成長の種を持っています。みんな発芽のスピードは違います。でも、私達は、どうしても周りと比べて、不安になって、水をあげすぎたり、発芽したばかりの芽を引っ張ったりしてしましまいます。
みきたろうさんも、やはり、最初は失敗したんですね。でも、その失敗から、学んだのです。こうありましたね。
“また芽吹いた小さな自信を、今度は潰さないように認めて褒めて・・・寄り添えたこと”はい、そうなんですね。失敗してもいいんです。
波はなんどでもやってきますから、全部うまくいく必要はありません。失敗をしながらタイミングを練習して、ここぞ、という時に、発芽した芽を上手に伸ばしてあげてほしいんですね♪
“のんびり屋の成長は突然くるのですね。亀の歩みは次々とウサギたちを追いこし、親の想像を超える成長ぶり。これからまた壁があるでしょう。でも、その度に、自分の立ち位置や優先順位を見極めていきたいなと思います。”
はい、中学1年生としたら、まだまだ伸びますからね♪きっとこれからも驚きが続くと思います。これからがさらに・・・楽しみです。素敵なご報告、そしてメルマガのご許可をありがとうございました。
ご興味がありましたら、ご覧ください。
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