子育ての悩み、育児の悩みなら「幸せなお母さんになる為の子育て」

幸せなお母さんになるための子育て支援サイト

友だち追加
YouTubeはじめました
毎週1回更新 無料 メルマガ会員登録
その子育ての悩みは解決できるかもしれません

ブログ

第818号  やることなすことうまくいかない

こんばんは。パピーいしがみです。

この頃、ムシムシしてきましたね。九州地方では、局地的な豪雨もあったようです。この季節、食品も傷みやすく、体調も壊しやすいようですので、どうぞ、気をつけてお過ごしくださいね。

さて、今日のメルマガは「やることなすことうまくいかない」としました。もしかしたら、同じようにお感じの方・・・多いかもしれませんね。参考になったら嬉しいです。

今回の「やることなすことうまくいかない」は、約9ヶ月ぐらい前に、スピッツさんからご相談を頂いていた、その後のご報告です。

先日、スピッツさんから、こんな風にメールを頂きました。

ここから・・・

いつも、メルマガ、ブログ、フォローメールで、お世話になっています。スピッツです。フォローメール、最終章が届きました。

1年間・・・を大幅にオーバーしましたが、ありがとうございました。

以前、パピーさんに「どうせ、私は何をやってもダメなんです」と相談・・・というより怨み節のようなメールを送ったのですが、その時、頂いたお返事で考え方に変化が生まれ、今も、ナーバスになるとそのお返事を読み返して、元気をもらっています。

今、こうやってパピーさんにお礼とご報告をしたい・・・と思って、メールをさせて頂きました。

今、私、とってもいい感じなんです。

上の子は、運動神経が鈍いし、小さい頃からぐずってばかりで、(こんな事を言ってはいけないのですが)可愛くない!とずっと思っていました。

私の事をわざと困らせているようにも感じて、「いい加減にして!」「あんたなんて生まれなければ良かった!」なんて平気で言っていました。(ひどい親ですよね、最低です)

でも、何をやってもダメな私は、「私の子だもん、どうせ、何をやってもダメだし、努力させたってできるようにははならない」と本気で思っていました。

でも、パピーさんから返事をもらってからは、ちょっとずづ自分が変わって行く実感を感じていました。長男は、私そっくりで「どうせ、僕なんか・・・」が口癖でした。

すぐにいじける、すぐに「どうせ・・・」って言う。後ろ向き、ネガティブ。やる前にあきらめる。考えてみたら、「私そっくり」の様子が、自分を見ているようで、ものすごく嫌だったのです。

それが、昨年の9月ですよね。「スピッツさんは、自分が思っているほど悪くないですよ」「だって、今の状況を“何とかしなきゃ”って思っているじゃない?」「それって、立派な向上心ですよ♪」と言われて、すごく嬉しかったんです。

私は、ずっと素直でなかったので、たまに褒めてもらっても、「そんなこと、思ってもいないくせに」とか、「どうせ、口からでまかせでしょ。お世辞なんて言わないで!」と許否していました。ネガティブの塊でした。

でも、パピーさんの「自分が思っているほど悪くない」が、私にとって、どストライクで、かなり嬉しかったのです。

それで「もしかしたら、自分で、自分を下げてるかも?」と思えるようになったんですね。それまでは、講座の勉強をしていても、「分かっているけどできない」とか「やっても上手くいきっこない」とか、

テキストも、「なんだか嘘っぽい(すみません)」なんていつだってやらない理由ばっかりでした。

が、私が嬉しかったように、長男にも、「私のように響く言葉があるのかも?試してみよう」と思いました。そして、そのチャンスはすぐに来ました。

その時、年中だった息子は、落ち着きが無く、いつもふらふらしているし、先生の話を聞かない。

運動もできない、他の子にちょっかいを出して怒られる・・・そんな状態で、先生に叱られて、「僕は何をやったってできない。僕はバカだからダメなんだ」と大声で泣いていました。

今までの私だったら「うるさい!、静かにしろ」「泣くんだったら外で泣け」「お前なんかいらない出てけ」のように言っていたと思います。

が、パピーさんからメールを頂いて、読むたびに嬉しさを感じていた私は、長男の手を取り、ひざを折り目線を合わせて、こう言いました。

「○○、あんたは、自分のことを僕はバカだ、何もできない、ダメなヤツって言うけど、かあちゃんはそうは思わない。だって、あんたは、剣玉がとても上手でしょ?

車の名前をあんなに沢山知っているでしょ?本当にダメな子なら、そんなことできないんだよ!あんたは、本当はすごい子なんだ、でも、自分でそれに気付いていないだけなんだよ!」と言ってみました。

そうしたら・・・パピーさん、びっくりです。子供の目の色が変わりました。何か覚醒したような感じでした。私は、本当に驚きました。

これがパピーさんが言っていた「認める」の効果か・・・と。

はっきり言って、私は、心から思っていたわけではありません。長男にも響く言葉があるのかな?と思って実験しただけです。いいかげんな気持で、適当に言ったに過ぎないのです。

でも、それが本心であってもなくても、人ってかけられる言葉で、こんなに違うんだな、と驚きました。翌日、長男は、意気揚々と幼稚園に行きました。

その日は初めて「叱られなかった」そうです。

それからです。私がちゃんと勉強をし始めたのは。(本当に申し訳ありません。それまではグダグダでした)ほとんど開かなかったテキストを読みました。

とりあえず私は、“「ありがとう」や「助かる」を増やす”を目標にして、1週間だけ、頑張ってやってみよう!と思いました。

今まで、私は何をやっても上手くいったことがありません。

ですから、仕事をしても上手くいかない、結婚しても、旦那や実家と上手くいかない、子供が生まれても上手に子育てできない。

そんな状態でしたから、わずか1週間でも「できるかな?無理かも?」という気持が強かったです。ですが、その1週間はあっという間でした。

というのは、たった二言「ありがとう」と「助かる」で、長男は、全然違う表情で、私を手伝おうとしてくれて、今までのわざと邪魔をしたり、いじけたり、ぐずる、という事が本当に減ったからです。

長男が手伝ってくれる→私が楽になる→「ありがとう」を言う→長男がにっこりする→私が嬉しい→私の不満が起こりにくい→又、私が「ありがとう」や「助かる」を言いやすくなる・・・そんなサイクルになっているな~と感じました。

でも、私はいつも疑心暗鬼。1週間は上手くいったかもしれないけど、きっとすぐに、前の自分に戻るんだろうな・・・と言う気持と、せっかくよくなった、この雰囲気を続けたいな・・・と言う気持でゆれていました。

でも、もう1週間やってみよう、もう1週間・・・と続けていると、(もちろんアップダウンはありましたが)子供が、幼稚園の先生に褒められたり、

幼稚園に行くと先生が私に「この頃、○○君、すごく良い子なんですよ~」と教えてくれたり、周りが分かるぐらいの変化がありました。

そうなると、欲が出てきて、今までは「どうせ、私なんて、何をやってもだめなんだ」から、「子育てだけは失敗したくない、一生懸命やりたい」と言う気持に変わってきました。

テキストをもっとちゃんと読もう!と毎日、時間を取るようにしました。ブログも毎日読むようにしました。

今まで、気付かなかったいろんなノウハウがいっぱいありました。いえ、本当は、珠玉の言葉が沢山あったのに、私が目をつぶっていただけだったんです。

すごく時間を無駄にしてきてしまいました。もちろん、アップダウンはありましたし、三歩進んで二歩下がる。二歩進んで三歩下がる・・・という事はしょっちゅうでした。

でも、そういう時は、タイムリーにメルマガが届いたり、ブログで紹介されたり、フォローメールが届きました。あ~、これってラッキー?私にも善循環が???なんて、思ったりしました。(考え方が、ずいぶんと違ってきたのです)

そして、先週、ミニ運動会がありました。そこで、とってもいい顔をして大玉ころがしをしている長男がいました。

汗びっしょりになって、途中で転んでも、あきらめず、一生懸命に笑顔で、大玉に悪戦している長男。「あ~、この子、変わったな~」と感じました。

何があったか?と言ったら、やっぱり、「認める、褒める、包む」だと思うのです。

まだぐずることも、後ろ向きの言葉もありますが、でも、目を輝かせる、楽しそうに取り組むことが増えてきました。

そして、嬉しいことがもう一つ。この頃、旦那と会話をするようになりました。これも「ありがとう」や「助かる」の効果だと思います。(子供で練習したので、口にする抵抗が減りました)

去年の運動会の時も、一切関知せず、だった人が、デジタルカメラで撮影してくれました。

まだ「善循環」とまでは行かないかもしれませんが、ちょっと私の周りで変化が起きてる?って感じています。私は、このチャンスを生かさなくちゃ!って思っています。

時々、以前の自分に戻りそうになるときがありますが、油断大敵ですよね。今の、この状態を続けられるように、パピーさん、これからも、ご指導、よろしくお願いします。

又、フォローメールも最初からお願いできますか?よろしくお願いします。

ここまで・・・

スピッツさんからの、このメールを読んで、「スピッツさん、すごく前向きになったな~」
と感じました。

私達は、上手くいかないことが続くと、どうしたって「今回も失敗するのでは?」のように思いますよね。

そして、ちょっと上手くいかなかったり、失敗すると、「ほら、やっぱりだ、私は何をやってもダメ・・・」のように感じて、あきらめてしまうかもしれません。

でも実は、問題がなく上手くいく、という事って、この世の中には、ほぼありません。

例えば、会社を作ろう!と思って起業をしても、5年で85%の会社が倒産したり、解散したりするそうです。10年続く会社って6%ほど。約94%は消えるのですね。

では、残った会社はいつも上手くいっていたのか?と言ったらそんなことは無く、他の会社と同様に、必ずトラブルが起きているはずなのです。

でも、上手くいかなかった時の準備と、その時に、どう対処してきたか?で、結果が変わるのです。

大事なのは「何もせずに、上手くいくことを願う」のではなく、必ずイレギュラーやトラブルは起きるので、それらが起きたら、その原因を考えて、次に同じ失敗をしないように準備したり、今までと違うやり方を試してみるのです。

スピッツさんの場合、最初は「どうせ、上手くいきっこない」と言うお気持で、何かトラブルやイレギュラーがあると、「ほらね、私っていつもそう」のようにお考えでした。

それって(ちょっと厳しい言い方ですが)トラブルやイレギュラーの原因を探さず、次の準備もしないで、そのままにしてしまっていたのです。

だから同じ失敗が何度も起きるのですね。でも「これだけは失敗したくない」という気持になってからは、

“アップダウンはありましたし、三歩進んで二歩下がる。二歩進んで三歩下がる・・・という事はしょっちゅうでした。時々、以前の自分に戻りそうになるときがありますが、油断大敵ですよね。”

などのように「何もせずに、上手くいくことを願う」ではなく、トラブルがあっても、なんとか対処して、自分で、切り開いていこう、とする気持が、高まっているのが感じ取れます。

実は、ここがものすごく大事なところなんですね。

「あきらめなければ夢は叶う」なんて言いません。でも「あきらめたらそこで終わる」これだけは、間違いなく言えるのです。

だから簡単にあきらめないような低い低い目標でいいから、「こうしよう」「これをやってみよう」を持って欲しいのですね。低い目標でも「できた♪」があると、嬉しいんです。満足感があるんです。それが楽しいんです。

それは、子供でも大人でも同じです。一番、最初にスピッツさんにお願いしたのは、「実験してみよう」「試してみよう」でした。

スピッツさんが、最初に試されたのは、「どんな言葉で子供がやる気になるかな?」でした。

それは、今までと違った方法だったのです。(今までのやり方で上手くいかないから、違う方法を試してみた、のです)

そこできっかけを作ったスピッツさんは、その後、“「ありがとう」や「助かる」を増やす”をやってみました。これも、今までやったことが無かったことでした。

「一週間だけやってみよう」と、一週間ずつ、細切れにして、達成感を味わったのも良かったと思います。

今回のメールには書かれていませんでしたが、“「ありがとう」や「助かる」を増やす”の後、スピッツさんは、“子供が「どうせ・・・」と言ったら「そんなこと無い!」を説明する”

“私が「どうせ・・・」と思ったら「本当にそうか?」と自問自答する”という事をやってくださったのだそうです。

「どうせ、私は何をやってもダメなんです」と、上手くいかないことが起きると、すぐに「どうせ・・・」とあきらめて、投げ出していた方?とは思えないぐらい、方向性が変わってきていますよね。

もちろんスピッツさんは、「何もせずに、上手くいくことを願う」ではなく、「工夫をしながら、手ごたえを探る」ように、なっていったのです。

私が会員さんからのご質問にお答えしていると、こんな風に聞かれることがあります。「心がこもっていない言葉が、子供に響くでしょうか?」

その疑問、すごくよく分かるし、とても“もっとも”なご質問ですよね。でも、私は「心をこめる」のは後でも良いと思うのです。
(より良いものを与えようとすれば機会が減るからです)

それよりもまずは「やってみる」「試してみる」なのでは?と思っています。まずやってみて、手ごたえを探り、そこで「いいかも?」と感じたら、精度を高めていく、さらに磨いていけば良いと思うのです。

スピッツさんもこう言われていますよね。

“はっきり言って、私は、心から思っていたわけではありません。長男にも響く言葉があるのかな?と思って実験しただけです。いいかげんな気持で、適当に言ったに過ぎないのです。

でも、それが本心であってもなくても、人ってかけられる言葉で、こんなに違うんだな、と驚きました。翌日、長男は、意気揚々と幼稚園に行きました。その日は初めて「叱られなかった」そうです。”

より良いものを与えたい、その気持は分かります。でも、完璧なものを与えようとしなくてもいいと思うのです。親も立派でなくても良いと思います。不完全な「私」で良いと思います。

どんなに、ご自分でご自分の至らなさを痛感していても、子供にとってお母さんは、希望の光なんですね(^^)

その光に照らされたら、子供は必ず光り輝きます。最初は小さな光で良いじゃないですか?でも、最初から大きな輝きを期待したら、小さな光でさえ見失ってしまいます。

どこでキラッと輝くか・・・いろいろ試してみると、きっと違うと思いますよ(^^)
 
 
 

ご興味がありましたら、ご覧ください。

★★★ 通信講座『幸せなお母さんになる為の子育て』★★★

詳しくはコチラ → クリック

号数 内容 オススメ度
466 ■ 「否定」と「肯定」 ★★★★★
467 ■ 「否定」と「肯定」 2 ★★★★★
530 ■ 親に自信がなくちゃだめ? ★★★★★
591 ■ 肯定の徹底 ★★★★★
727 ■ できるわけない!2 ★★★★★
726 ■ できるわけない! ★★★★★
814 ■ 肯定>否定の重要性 ★★★★★

 

メルマガ会員登録はこちら 無料

 

関連記事

子供への贈り物
ページ上部へ戻る