第837号 私はもっと幸せになれる
こんばんは。パピーいしがみです。
さて、今日のメルマガは、”私はもっと幸せになれる”としました。メールを頂いたのはEさん。
今まで、ご相談などは頂いたことが無かったのですが、ご夫婦で勉強しながら、1年が過ぎたのだそうです。
Eさんご自身も、コミュニケーションが苦手だったそうで、過去には、いじめられた経験もあって、ご自分に対して強い否定の気持ちが有ったそうです。
でも・・・1年たった今。息子さんも、そして、ご本人のEさんにも、大きな変化があったそうです。早速紹介させて頂きますね♪
ココから・・・
パピーさん、初めてメールを差し上げます。こんな日が来るとは思っていなかったので、とても嬉しいです。
と言いますのも、私は、人とのコミュニケーションがとても苦手で、パピーさんにこうやって、メールを送ったり、相談をしたりなど、できるとは思っていなかったからです。
コミュニケーションが苦手、というのは、小学校のころから感じていて、手も上げられない、発表も出来ない。朝礼の当番の仕事を与えられても、言葉を発することが出来なくて、
やっと発した小さな言葉も「聞こえません」と言われたり。学校に行くのがいやだったのですが、両親が絶対に許してくれず、いつも泣いてばかりいました。
もちろん、イジメも受けました。クラス全員に無視されることもありました。守ってくれる友達もいませんでした。私はいつも一人ぼっちで、親にも相談できず、一人で抱え込むばかりでした。
そんな私でしたが、社会人になって初めて、一人の男性とお付き合いする事になって、その方から「結婚したい」と言われました。
とても誠実な方でしたが、自分自身に全く自信が無い私。「私なんかと結婚したら、絶対にあなたが不幸になる、だから、結婚を希望されているのなら他の方を探してください」とお願いしたのですが、
その方が「それでもいいから」「うまくいかなかったら、その時考えよう」と言ってくださって、そこまで言ってくださるのなら、と結婚することにしました。それが、今の主人です。
ありがたいことに、すぐに子宝に生まれて、その子が、今、4歳になりました。
私も、主人と結婚して、子供も生まれて、幸せを感じていたのですが、私が、コミュニケーションが苦手だったように、息子も、人とのコミュニケーションがとても苦手です。
小さいころから、外に出るのが嫌いで、公園に出て砂場で遊んでいても、元気な子が来ると、すぐに私の影に隠れたり、固まってしまったり。
「一緒に遊ぼう」なんて言われても何も言えません。私は、自分の幼少期を思い出して、そんな息子の姿を見るたびに、胸が締め付けられる思いでした。
この子も私のように一人ぼっちになるのではないか?クラスみんなからいじめられるのではないか?そう考えると、とても苦しくて切なかったです。
でも、私自身が人とのコミュニケーションが苦手なのですから、息子にどう言って良いのかわかりません。以前の私のように、その苦しみを抱えて何日も悩みました。
食欲が減り、体調が悪くなった時、主人が「どうしたんだ?」と聞いてくれました。
私は、悩んでいることを主人に話しました。そうしたら、パピーさんのことを調べてくれたのです。会社のインターネットで調べたり、同僚や友達に聞いてくれたそうです。
それまで、我が家ではネット環境が無かったのですが、回線を引いて、パソコンでも見れるようになって、パピーさんのホームページのメルマガのバックナンバーを次から次から読みました。
毎回毎回、涙なしには読めないお話ばかりでしたが、その中に、「あなたはあなたでよい」という言葉があって、私は、この年になるまで、ずっと悩んでいた「私なんか」「こんな私だからダメなんだ」「なぜできないの!」という自責の気持ちから初めて開放されたのです。
何度も何度も、そのメルマガを読みました。読むたびに、心が癒されました。大好きなその文面、今では完全に暗記しています。
・・・・・・
「こんな私じゃダメだ!」「変わらなくっちゃ!」って。でも、そういう気持ちを持っては『いけない』という事ではありません。
その気持ちはとても前向きです。向上心はとってもいいことです。ですが、私はそんな「変わりたいんです」や「変われないんです」と言うご相談やお悩みを頂くと、あえて「無理して変わる必要はありませんよ」と言います。
あなたはあなたでいいんですよ。子供も子供でいいんです。それぞれ今まで生きてきたその環境や経験があなたを作っているんですね。それは、あなたの足跡であり、あなたの実績でもあるんです。
・・・・・・
中でも“あなたはあなたでいいんですよ。子供も子供でいいんです。”は、本当に私を楽にしてくれました。今でも、読み返すと涙が出てきます。
ですが、それを読んで、初めて、固まってしまう息子、周りに萎縮してしまう息子。友達とうまくコミュニケーションが取れない息子も、「息子は息子でいい」って思えるようになったのです。
もし、息子がいじめられることがあっても、私が守ってあげよう!と気持ちも固まりました。
又、もっと勉強したい、と思い切って主人に相談したところ、主人も「一緒に勉強しよう」と言ってくれ、今に至ります。テキストには、宝物のような言葉が沢山詰まっていました。
そして勉強を進めるたびに自分が変化していく感じがしました。パピーさんに相談するとか、質問するとか、まだまだそんなレベルに無い私でしたから、章を進めるごとに、新鮮な驚きと、新しい情報で納得することばかり。
特に、主人が仕事から帰ってくると、2人で、今日の子供の様子(の良い所)を話し、翌日には、主人が「ママから聞いたよ♪こんな事があったんだってね」と毎日褒めてくれました。
息子は、どんどん明るくなっていきました。
最初は、幼稚園に行きたがらない、行っても誰ともしゃべれない、ちょっとトラブルがあると、泣いてばかりいる、いつも一人でじっとしている、運動はしない出来ない、砂場で一人で砂をいじっている・・・そんな子でしたが、
次第に「今日は○君と、○○したよ」「僕、○○ができるよ」と言えるようになって、いつも取られっぱなしだったおもちゃも、「今日は、おもちゃの取り合いをしていました」と先生に聞かせてもらったり、
「いやな事はいやだ!と言えるようになりましたよ♪」「嬉しい時は、にっこりと、いい笑顔をしますね~」「楽しい事は、全身で表せるようになりました」と、どんどん嬉しい報告を頂く様になりました。
もちろん、その度に「先生がこんなに褒めてたよ~」と、子供に伝える事は忘れませんでした。
幼稚園に行きたくない、と泣いていた息子は、もういません。今は、幼稚園の門で「行ってきま~す」と言って、さっさと、教室に走っていってしまいます。
ちょっと寂しくもありますが、本当に成長したな~♪って嬉しいです。
でも、最も変化があったのは、私自身だと思います。メルマガに有ったことば「あなたはあなたでいい」を読んでから、私は、もう自分自身のマイナスを探すのはやめよう、と思いました。
もちろん、プラスが沢山は無いのですが、マイナスを探しても、いいことは何も無いんですね。
それより、テキストにあったように頑張った自分を褒めることや、今の自分の状態を「有り難い」とか「ツイテル」とか、
パピーさんが言われているように、肯定的に捕らえるほうが、ずっと明るく、健康的にいられる、という事が分かりました。
ネガティブで自虐的な私でしたから、そんな私の変化を見て、主人もとても喜んでくれています。この10月で勉強を始めて1年になりました。
変化を与えてくださったパピーさんにご報告したいと思って、今日は勇気を振り絞ってメールさせて頂きました。1年間、ありがとうございました。
この頃、ちょっと欲が出てきて、私はもっと幸せになれるのではないかな?と感じています。
一歩づつ、少しずつでも、今以上の私になれるように、これからも勉強を続けさせてください。長いメール、お読みくださいましてありがとうございました。
ココまで・・・
Eさん、貴重なご報告をありがとうございます。辛い思いをされていた時期が長かったんですね。でも「私は私でいい」と気づいてくださって、本当によかったな~、と嬉しく思っています。
息子さんも、活発になってくれているみたいですね。「今日は、おもちゃの取り合いをしていました」「いやな事はいやだ!と言えるようになりましたよ♪」そうですか~(^^)嬉しいです。
“この頃、ちょっと欲が出てきて、私はもっと幸せになれるのではないかな?と感じています。”とも書かれていました。大丈夫。きっともっと楽しいことが訪れるはずですよ♪
どうぞ、これからも続けて下さいね。ご報告、そしてメルマガ掲載へのご許可、ありがとうございました。
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